雨氷の高尾山 4つの目的を達成するのだ!!
- GPS
- --:--
- 距離
- 5.6km
- 登り
- 143m
- 下り
- 423m
コースタイム
天候 | 曇り 雨氷が多くそれらが融けかかってきており、まるで雨のようだ。木がないところでは降らぬ、木があるところで降る、場合によっては氷のまま・・・。傘をさして歩いている人が多かった。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
自宅最寄駅→(京急)→仲木戸→(徒歩)→東神奈川→(JR)→八王子→高尾→(京王)→高尾山口 帰り 高尾山口→(京王)→高尾→(JR)→東京→自宅最寄駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
高尾山にも雪が降ったらしい。それらの雪は残ってあるが基本的には雪かきがされていて観光客でも歩いて行ける。しかし、木道箇所のみ雪があり滑る。その時点で引き返した方も多かったようだ。 薬王院まではそれなりに観光客がいるが、山頂は人がほとんどいなかった。雨が降っていない土曜日、13時ぐらいで誰もいない高尾山・・・。 |
その他周辺情報 | 京王高尾山温泉「極楽湯」 アルカリ性単純温泉 湧泉量は300リットル/分 繁忙期ではないので料金は1000円。 温泉のぬる湯、あつ湯、マイクロバブルの檜風呂、人口炭酸温泉、それらが基本的には露天風呂(屋根ありの所もある)となっており、洗い場とサウナ、替わり湯が内風呂、結構な広さもあるがロッカーのカギの使用状況などを見てみると今日は半数程度だったようだ。登山者が殺到すると、この浴場も殺到しそうだ。 |
写真
感想
高尾山は4回目である。前回高尾山に到着してから10か月ほど経っている。ちなみに前回の記録は、
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-602935.html
(3つの「会いたかった」 城山高校前BS→南高尾山稜→高尾山 赤線とhamburgさんとハナネコノメ)
である。それから10か月の間に2つの大きなことがあった。一つは「高尾山ビジターセンター」が完成したこと。もう一つは「京王高尾山温泉 極楽湯」ができ、高尾山口駅もリニューアルされたこと。ですから、高尾山にはまた行きたいと思っていた。
そして、高尾山と言えば「とろろそば」、結構値段も張るので高尾山には行ったけどとろろそばは食べなかったことが多い。そして日本一の急勾配を誇る「高尾山ケーブルカー」にも未乗である。
よって、4つの目的として「ケーブルカーに乗る」「高尾山ビジターセンターに行き展示内容を見る」「高尾山のとろろそばを食べる」「京王高尾山温泉 極楽湯に入る」を挙げた。まるでテレビ東京がやっている典型的な観光番組のノリである。
高尾山に雪が降って2週間、そしてこの土曜日は雨の予報が出ていた。予定していたハイキングは延期し、午後は降水確率が下がるということもあり、かねてから行きたかった高尾山に午後から行くこととしたのだ。
奇しくも、前日の飲み会、結構痛飲した私は朝6時半ごろに目覚める。自宅近くは先ほどまで雨が降っているような雰囲気を醸し出している。気象庁のHPを見てみると神奈川県南部のみ曇りでまだ雨が降っているという観測内容、12時台からの入山を目指して高尾山に向かうこととする。
今日は京急で仲木戸まででて東神奈川で乗り換ええる。京急仲木戸駅と東神奈川駅は100m以内で徒歩乗り換えができる。そして、朝食兼昼食で、東神奈川日栄軒の立ち食いそば店へ・・・今日はそばを食べる予定があるのでうどんをいただく、そして値段が一番高い鶏肉うどんにする。ひょっとして、巨大な鶏肉天ぷらを予想したが(代表は我孫子駅の弥生軒でしょうか)、そんなことはなく、煮込んだ鶏肉が3切れ入っていた。結構大きいがこれだったらてんぶらの方がいいなと思う。次回は天ぷらかたぬきにしよう。
八王子までは読書タイム、そして高尾駅で大天狗さんに挨拶し、京王に乗り換えた。高尾駅から歩く人もいるが、今日はその気にはならない、冬期間の午後入山じゃ時間を稼ぎたいからである。
まずは、4つの目的の一つ目「高尾山ケーブルカーに乗る」。片道480円だ、しかもSuicaで払えるというのがすごい。乗り込んでみると、動く前から床が相当傾いていることに驚く、これが動いていくと水平になるのだろうなあ。確かに、最後のあたりは急こう配だった。子どもや鉄道おたくはとても喜ぶだろうなあ、でも私はこれでもういいや。次高尾山に来る時には歩いて登ろう、そうだ「稲荷山コース」はまだ私の赤線の中に入っていないのだ。
高尾駅に着くと、そこは雨氷天国でした。ほぼすべての木に霧氷、それが融けて水滴となってまるで雨のように降ってくる、場合によっては氷のかけらで落ちてくる、雨は降っていないが持っている人は傘をさしている人が多かった。残念ながら私は傘を家に忘れて来たので、帽子をかぶり頭をガードする。そして、それにしても人が少ない。もう午後だからであろうか・・・。
一応、「雨氷」とは、過冷却状態にある雨水が何かに触れることで一瞬にして凍り付き、着氷する現象のこと。雨氷は、物体表面に硬く滑らかで透明な氷の層を作るそうです。樹氷は白色不透明、粗氷は半透明なのに対して、雨氷は透明であり、また樹氷も粗氷も手で触れば崩れる程度の硬さであるのに対して、雨氷は固く手で触った程度では崩れません。雨氷は気泡の含有率が低いため透明であり、氷が形成されるとき水滴同士が融合しあうので表面が滑らかになります。雨氷の密度は約0.9であり、純粋な氷とほぼ同じです。
薬王院を通過すると木道部分である。そこはしっかりと氷が残っていた。しかも融けかけの0度の氷である。一番滑りやすい状況だ、ベテランさんがその前で行こうか行かないか迷っていた。私が行った後について来ようとしていたがどうやらあきらめて戻ったようだ。チェーンアイゼンをつけていた人が1人、あとは登山靴や普通のスニーカーの人が多かった。落ち着いていけば大丈夫であったが、一度滑ると止まらない、1歩1歩でどれだけグリップさせられるかというところであろう。木道地帯を通過したら後はアスファルト道だ、しかも除雪されていてアスファルトが見えている。どうやら積雪量は10cmといったところでしょうか。
そして、山頂へ・・・。
そこは、誰もいなかった。
山頂にたどり着き逆を見ると、四阿の中でクッキングしているカップルがいた。パッと見それだけだ・・・。ここで、山頂に放送が流れてくる。「ビジターセンターで学芸員による高尾山の自然の解説をしますので、ビジターセンターへお越しください」というような内容だった。とりあえず興味があるので、ビジターセンターに向かった。そう、今日の目的の1つ「高尾山ビジターセンターの展示を見る」である。展示を見て、学芸員によるキツツキの話を聞いた。高尾山にいる3種類のキツツキの話、キツツキが木をつつく目的について、キツツキの観察方法などをマンツーマンで教えていただいた。帰り道、キツツキの音を聞こうと思いながら下ったが、結局キツツキの音はわからなかった。
山頂で再び撮影を行う、展望はまったくないので、石碑などを中心とする。十三州見晴台に「登るな危険」という表示を見つけて残念だった、「そうか・・・登ったやつがいたんだなあ・・・。」
なお、1号路以外は下山に適さないそうで、1号路以外であれば泥でぬかるみ、かなり汚れるという話も聞きました。
その後は一目散に下山、あと2つの目的のために・・・。
「高尾山冬そばを食べること」、清滝駅近くの「麦とろ つたや」さんでとろろざるそば大盛りをいただく。温かい蕎麦も好きだが私は基本的には冷たい蕎麦が好きだ。少々太めのそばで歯触り、つるつる感、喉ごし、あとから追いかけてくるツユととろろ、いい味であった。この店の大盛りは2枚盛りと同じ量、純粋に2倍であることも私のような人間からするとうれしいものだ。
「京王高尾山温泉 極楽湯に入ること」、今日は非常にすいていた。温泉は柔らかで特に露天風呂の天然温泉ぬる湯は、いつまでも入っていたくなるようなお湯であった。設備も新しいし、非常に気持ちの良い温泉だった。混んでいるときに入るとまた印象が変わると思いますが・・・。
その後、高尾駅で「あさかわ食堂」探し、京王の方から高尾駅北口の方に出るのは結構難しい、結局駅員さんに聞いてしまった。そんなこんなで無事に踏切を渡りあさかわ食堂を発見、しかし中には入らず。中にいる人はもう数名だと思うが一人が立ち上がったところ怖そうと思ったので、やっぱり最初は誰かと一緒がいいなと思い、立ち去った。
その後は、JRを乗り継ぎ帰宅しました。
前回行った高尾山とはまた違った一面を見せてくれました。ですから、こぞってこの山に出かけるんでしょうね。私も今回で4回目、今までで行った回数が一番多い山になりました。(3回はなく、2回は多数)そして、毎回違った山の姿を楽しませてくださいます。「いい旅、夢気分」の出演者のような気分になって帰宅しました。
で、帰宅後・・・「高尾山599ミュージアムに行くのを忘れた・・・。5つの目的にすべきだった」と後悔・・・。また、高尾山に行く理由が増えてしまった・・・。
ビジターセンターで、一対一の会話はきついよね
この日、HBとTZをお誘いして頂ければ?
同行できたと、思います・・・
フロッピー・あさかわ食堂・599ミュージアムへ行く時は、いつでもご案内しますよ
ズッキー
takaozukiさん、コメントありがとうございます。
木曜日の時点で、この日の降水確率が70%であったため三浦半島山行は延期になりました。そして、当日の朝にこの山行実施を決めました。また、天気予報の関係で午後入山で傘さしハイクを予定しており、ケーブルカー乗車(初)も予定していたので連絡はしませんでした。
それにしても、高尾山は毎回違った顔を見せてくれますね。1月から3月に登ることが多いのですけど、毎回「この山は初めてかな?」と思うような変化を見せてくれますね。
初夏や秋の高尾山も登ってみたいなあと思いました。その時は、また違ったコースを歩いてみたいと思います。その時ご一緒できれば、素晴らしいですね。また、takaozukiさんの方でも、高尾山で参加できるイベントなどありましたら教えてください、それに合わせて高尾山方面に出没することもできると思います。
午後からの短時間ハイクでしたが、その後も含めて満足度の高い1日でした。
takaozukiさんが、高尾山を自分のHNにしてしまうほどはまってしまうのも納得できます。また、よろしくお願いいたします。
aideieiさん、こん○×は(^o^)/
4つの目的達成、おめでとうございます
雨がそぼ降る中では正装はしなかったんでしょうね
かの高尾山もこのような天気では人も少ないんですね…でも歩くのは少し厳しそう お嬢隊は山頂付近は近寄らないで歩くしかないなぁ…
高尾山のこんな雰囲気、いいなぁ…
mamepapa
mamepapaさん、ご訪問ありがとうございます。
半袖にはなりませんでしたね。温泉後少々のみでしょうか。誰もいない高尾山頂は初めてです。薬王院まではそこそこ人がいたのですが、山頂に向かう途中で滑り、断念する人が多かったのではないかと思っています。
本当に、手軽に登れるのにさまざまな顔を見せてくれるので、何度も通う人がいるのでしょうね。そんな人の気持ちが少しわかったような気がしました。
aideieiでした〜。
aiさん
の高尾山に来られていたのですね。
ビジターセンター、599ミュージアム、高尾山 いずれもまだ行っていません。
この土日はお互いの地元の行っていないルート巡りとは、笑えました。
あさかわ食堂・・早く行かないと無くなってしまうので、天候不良時プランで入れましょう!
hamburg
渋描き隊長様、ご訪問ありがとうございます。
たしかにそうですね、この土日はそれぞれの地元に出向いていますね。それにしても、高尾山マスターの隊長が(ズッキーさんはスーパーマスターですね)、これらの施設に行っていないということに驚きました。とても面白かったでですよ。温泉はすいていたからこそと思いますが・・・。
また、機会を作って高尾山に行くこともあると思います、あさかわについては、早急に行きたいですね。中央線沿線に出没した時ですね・・・。
aideieiでした。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する