赤城山(地蔵岳、鈴ヶ岳)。侮るなかれ、鈴ヶ岳
- GPS
- 08:45
- 距離
- 12.0km
- 登り
- 928m
- 下り
- 930m
コースタイム
- 山行
- 7:56
- 休憩
- 0:48
- 合計
- 8:44
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
赤城山への道は雪があり、スタッドレスかチェーンの用意が必要です 私はノーマルタイヤでおのこ駐車場まで行ってしまいましたが、これは無謀です(一応AWDでオールシーズン用タイヤ) 帰りもチェーンを装着せずのろのろと下りてしまいました。後続車がくると左端に停車し、抜いてもらいました(10台くらい) |
コース状況/ 危険箇所等 |
おのこ駐車場から地蔵岳: おのこ駐車場にはトイレあり 湖畔の食事処、土産物屋さんの間の道を旧赤城神社の鳥居まで進み、そこから赤城山第一スキー場へ左手の斜面を登ります。スキー場の左端をしばらく登り、車道のヘアピンカーブに出る。さらに進むと八丁峠Pに出て地蔵への登山道にでる。よく踏まれており問題なし。途中からアイゼンを使用したが、なくても登れる。ここから鈴ヶ岳までずっとアイゼンのまま 地蔵岳から新坂平駐車場: こちらもそれなりに踏まれており、迷うことはない。途中で見晴らし方面への分岐にでるので、左に進んで新坂平へむかう。分岐には標識がある 新坂平駐車場から鍬柄山: 駐車場から道路に出ると、道路の向かい側に鈴ヶ岳への登山口がある。牧場への入り口の左側で標識もある。基本的に尾根伝いに進む。途中からは有刺鉄線沿いに進む 鍬柄山から鈴ヶ岳: 尾根伝いに進む。細い尾根があるので、左右に落ちないように注意する。そこそこ下り、鞍部(大ダオ)に出た後に鈴ヶ岳への急登になる。お助けトラロープが数か所ある。木の根や岩が完全に埋まっていないところがあり、アイゼンなどをひっかけないよう注意 鈴ヶ岳鞍部からキャンプ場への北回り: 大ダオからは踏み跡がないのでスノーシューに履き替えて適当に下りた。リボンや樹幹への赤印は少なく道が分かりづらい。GPSで位置を確認しながら沢まで下りた。大ダオから出張峠までの登り返しまで、ずっとスノーシューで新雪を踏んだ 沢から出張峠: 沢を渡って登り返す道を選んだが、沢を渡らず沢沿いに進むのが正解だったか。結構な登り返しで体力と時間を消費した。基本的に「関東ふれあいの道」をたどるのだが、ところどころ看板が出てくるものの、ピンクリボンがなかなか見つからない個所が数か所あり、GPSで確認しながら進んだ 出張峠から大沼: 緩やかな下りで問題なし。ここは踏み跡があった 大沼 全面的に凍っているが、赤城神社あたりの湖の真中がいかにもドボンと行きそうな感じ。両端はワカサギ釣りの人たちのテントが多数 |
その他周辺情報 | 富士見温泉ふれあいの湯を利用しました。510円 http://www.michi-fujimi.com/main_02.htm 汗を流すには十分ですが、温泉という雰囲気では・・ |
写真
感想
前回の鳳凰山で新調した雪山用の靴を使用したが、どうにも馴染まず途中撤退した。その後、自宅周辺のウォーキングで履き慣らし、今回は再トライ。結果はまずまず。かかとのマメはできず、小指の爪も問題なし。ただし、くるぶしだけは相変わらず違和感があり痛かった。万一、前回のような事態になりそうなら、駐車場へ戻って履きなれた靴に変えるつもりだったが、そこまでの必要はなかった
さて今回は、49日の法要が終わり喪が明けたので、ここ数年の恒例となっている赤城神社への初詣を兼ねて赤城山へ出かけることに。土日に出かけるつもりだったが、天気が悪そう。前日の木曜日に埼玉北部に出張で出かけ、快晴の赤城を見たら、いてもたってもいられず、金曜の休暇を即決(笑)。金曜日だったためと、歩いたルートがマイナールートだったため、おのこ駐車場を出てから駐車場に戻るまで、登山者には一人も会わなかった。というか、登山道では全く誰とも遭遇しなかった
今回は、Jimny-Hikerさんにお薦めいただいた赤城山周回に挑むつもりだった。本当は昨秋やるつもりが、天候や仕事の都合で実現せず、結局雪山のシーズンになってしまった。周回は鈴ヶ岳も入れて登るルートを計画したが、これがちょっと無理だった
到着時には黒檜方面がガスっていたので、地蔵からスタートしたが、これは正解だった。万一、黒檜からスタートしていたら、午後になってから鈴ヶ岳に突入することになり、うす暗がりの中でルーファイをしながら出張峠へ登り返しをすることになり、一つ間違えば遭難まがいになるところであった
それにしても誰も踏んでいない雪面をスノーシューで十分楽しむことができた。うさぎ、キツネ、カモシカ、それに熊(寝てないのかよ)、ケモノたちの足跡だけだったが、彼らも登山道を選んで歩くことが分かった。時々、きまぐれに外れるのはご愛嬌だが、かならずまた登山道に戻ってくる。斜面の道は雪で埋もれ分からないが、よく見るとここが登山道かなと分かる程度。そこを山の住人たちが通っている。彼らも歩きやすいところを歩くということか・・。この足跡のおかげでルーファイする上で助かったし、一方で一度は完全につられてコースを大きく外れてしまった(笑)
いつもと違う山の歩き方で、楽しい一日だった。それにしても、鈴ヶ岳はなかなか良い山だ。静かな赤城を楽しむには持って来いだと思う。尾根歩きが続き、黒檜や浅間、八つなどの眺望もあり、変化に富んでいる。標高は低い方なので、頑張れば行けると踏んで周回コースに組み込んでみたが、位置的にも距離的にも、私の足ではちと周回は無理だった。鈴ヶ岳、侮るなかれ、でした。鈴ヶ岳に行かれる方は、新坂平Pに駐車してピストンされるのが良いかと。
今回は期せずしてしずかな雪歩きを満喫でき、感謝感謝
コメント
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Pinballさんと赤城山でお会いして1年が経ちましたね
まさか冬山の赤城山縦走コースを計画されているとは思いませんでした
冬季鈴ヶ岳は未踏ですが、笹薮がなくていいですね。無雪期は藪漕ぎが大変
大ダオから赤城山北側のルート、関東ふれあいの道もこの時期かなりラッセルだったのでは。
私は冬季は鈴ヶ岳と北部外輪山を除いた周回を考えていました
しかし雪が降らず、降ったと思ったら豪雪でラッセルとまだ周回で歩けていません。
登山道は雪が締まって歩きやすくなったかな。
ようやく大沼も凍ったようなので訪問したいと思います(^^)/
鈴ヶ岳の夏道は藪漕ぎなんですね。雪でとても歩きやすかったです
大ダオからの下りはあまりに気持ちの良い新雪下りだったので、一気にどんどん下りましたが、あんなに下ってしまうとは思ってもみませんでした(笑、調査不足です)
鈴ヶ岳からの下りはショートカットしようとして適当に下りられる斜面を探しましたが、なかなか良さげな斜面がなく、結局大ダオから下りました
沢まで下りて関東ふれあいの道を登り始めてすぐに、熊の足跡をしばらくたどりましたが、ルートを完全に外れてしまいました。あわてて戻って軌道修正しましたが、熊の足跡を追うなんてどうかしてますよね。慌てて熊鈴をつけました(笑)
Blue-Greenさんがやっていたように、鈴ヶ岳を外して周回していれば、今回は黒檜に登ったころには雲が取れて、霧氷と青空が楽しめたと思われます
次回は鈴ヶ岳をやめて、小黒檜を組み込んで周回チャレンジしてみたいと思います
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