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Yamareco

記録ID: 807165
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
谷川・武尊

リベンジした武尊山は360度の絶景が待っていた

2016年02月04日(木) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
4.9km
登り
484m
下り
484m

コースタイム

日帰り
山行
5:27
休憩
0:20
合計
5:47
10:10
10:00
145
12:25
12:45
95
14:20
14:20
17
14:37
ゴール地点 ゲレンデトップ
天候 文句のない晴れ
過去天気図(気象庁) 2016年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
スキー場のリフト2基を乗り継いでゲレンデトップへ
コース状況/
危険箇所等
○ゲレンデトップの取り付きはいつも雪が深くてカンジキかスノーシューが必要。稜線に出たらアイゼン、ピッケルが歩きやすい。
○先行者がいてトレースをつけてくれるととっても歩きやすいが、平日はそれをあてにしないほうがよい。
その他周辺情報 川場村には日帰り温泉が多数あり。この日は、道の駅白沢「望郷の湯」560円とお食事処を利用する。
関越道赤城SAから見た武尊山。このときはちょっぴり雲がかかっていました
2016年02月04日 07:01撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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関越道赤城SAから見た武尊山。このときはちょっぴり雲がかかっていました
モルゲンロートの谷川岳
2016年02月04日 07:02撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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モルゲンロートの谷川岳
子持山の眺めもいいですね
2016年02月04日 07:04撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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子持山の眺めもいいですね
展望板があるので山座同定がしやすいです
2016年02月04日 07:04撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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展望板があるので山座同定がしやすいです
関越道に戻って走り出したら武尊山の雲も取れて快晴です
2016年02月04日 07:16撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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関越道に戻って走り出したら武尊山の雲も取れて快晴です
この日は川場スキー場までノーチェーンで行けました
2016年02月04日 07:45撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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この日は川場スキー場までノーチェーンで行けました
平日のリフトは8時30分から運行開始です
2016年01月26日 08:22撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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平日のリフトは8時30分から運行開始です
カプセルカバーの付いたクリスタルエクスプレスリフトでゲレンデトップへ
2016年01月26日 09:02撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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カプセルカバーの付いたクリスタルエクスプレスリフトでゲレンデトップへ
ゲレンデトップの展望も最高です
2016年01月26日 09:07撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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ゲレンデトップの展望も最高です
リフトを乗り継いでゲレンデトップからスノーシューを履いてスタートです
2016年02月04日 09:17撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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リフトを乗り継いでゲレンデトップからスノーシューを履いてスタートです
稜線に出ると早くも絶景が待っていました
2016年02月04日 09:16撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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稜線に出ると早くも絶景が待っていました
これは同じ場所で一週間前に撮った写真です
2016年01月26日 09:35撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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これは同じ場所で一週間前に撮った写真です
富士山まで見えました
2016年02月04日 09:16撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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富士山まで見えました
谷川岳もバッチリ
2016年02月04日 09:16撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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谷川岳もバッチリ
アイゼンに履き替えて早速急登です
2016年02月04日 09:17撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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アイゼンに履き替えて早速急登です
絶景の連続で何度もカメラを出してしまいます
2016年02月04日 09:46撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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絶景の連続で何度もカメラを出してしまいます
スノーモンスターと日光白根山
2016年02月04日 09:51撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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スノーモンスターと日光白根山
振り返るとこんな景色です
2016年02月04日 09:51撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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振り返るとこんな景色です
剣ヶ峰山に到着です。ここからの景色も絶景です
2016年02月04日 10:12撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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剣ヶ峰山に到着です。ここからの景色も絶景です
武尊山側へ下って剣ヶ峰山を振り返るとこんなです
2016年02月04日 10:21撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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武尊山側へ下って剣ヶ峰山を振り返るとこんなです
この景色、最高ですね。
2016年02月04日 10:32撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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この景色、最高ですね。
何度も振り返って写真を撮ってしまいます
2016年02月04日 10:42撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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何度も振り返って写真を撮ってしまいます
谷川岳方面も絶景です
2016年02月04日 10:42撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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谷川岳方面も絶景です
武尊山山頂はまだまだ遠いです
2016年02月04日 11:10撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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武尊山山頂はまだまだ遠いです
またまた振り返って写真を撮ってしまいました
2016年02月04日 11:41撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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またまた振り返って写真を撮ってしまいました
苦しい登りを終えて山頂稜線に出ると尾瀬の至仏山、燧ヶ岳が見えました
2016年02月04日 12:15撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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苦しい登りを終えて山頂稜線に出ると尾瀬の至仏山、燧ヶ岳が見えました
至仏山と平ヶ岳です
2016年02月04日 12:16撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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至仏山と平ヶ岳です
燧ヶ岳です
2016年02月04日 12:16撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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燧ヶ岳です
これは越後三山方面です
2016年02月04日 12:16撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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これは越後三山方面です
やっと武尊山山頂に着きました
2016年02月04日 12:24撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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やっと武尊山山頂に着きました
おなじみの看板です。意外と大きいのですね
2016年02月04日 12:25撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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おなじみの看板です。意外と大きいのですね
早速、記念写真です。最高の気分です。頑張って登ってきてよかった!!!
2016年02月04日 12:34撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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早速、記念写真です。最高の気分です。頑張って登ってきてよかった!!!
東北方面の山々ですがよくわかりません
2016年02月04日 12:26撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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東北方面の山々ですがよくわかりません
谷川岳方面です
2016年02月04日 12:36撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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谷川岳方面です
帰りもこんな景色を見ながら歩きました。
2016年02月04日 13:17撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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帰りもこんな景色を見ながら歩きました。
剣ヶ峰山の登り返しも自然が造ったこんなモニュメントを楽しみながら登りました
2016年02月04日 13:50撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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剣ヶ峰山の登り返しも自然が造ったこんなモニュメントを楽しみながら登りました
どなたかの記事を見たので私もピッケルの穴の写真を撮ってきました。日差しが青色で綺麗です
2016年02月04日 13:02撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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どなたかの記事を見たので私もピッケルの穴の写真を撮ってきました。日差しが青色で綺麗です
剣ヶ峰山に戻ってきました
2016年02月04日 14:23撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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剣ヶ峰山に戻ってきました
この先は、あっというまにゲレンデに戻れました
2016年02月04日 14:22撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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この先は、あっというまにゲレンデに戻れました

装備

個人装備
スノーシュー ストック 12本爪アイゼン ピッケル

感想

 スキー場のリフトを利用した積雪期の武尊山登頂は今年の目標のひとつになっていたので、先週、買ったまま使う機会に恵まれないスノーシューを持って出かけた。

 インターネットの投稿サイトを見ていると、いとも簡単に登っている様子なので念入りな準備と心構えがないまま出かけてしまった。その結果、雪は深いし風は強くて寒いし、すっかり登る気が失せてしまい、またとない好天を尻目に登山口からさほど登らない地点で早々に撤退してしまった。

 登り損ねた山というのはどうも気になってしょうがない。3月下旬ともなれば雪もしまって登りやすいし天候も安定しているはずだがどうもそれまで待てない。天気予報とにらめっこをしながら登る機会を狙っていたところ、早くも好天が期待できる日が一週間後にやってきた。

 今度こそはと事前準備を念入りにやって意気揚々と出かけた。登山口の川場スキー場は山の中にあるのでタイヤチェーンは必携だが、ここ一週間は里には新雪がなかったようでノーチェーンでスキー場まで行けた。さい先がいい。
 一週間前に来たばかりなので勝手知ったるスキー場で、リフトを乗り間違えることもなく(前回は最初から乗り間違えて別のピークへ行ってしまった)スムースに登山口へ行けた。

 相変わらず取り付き地点は深雪でトレースがないのでスノーシューを履いて登り始める。今日の登山者はスタート時点では私を含めて3人。私がゆっくり準備している間にさっさと登り始めてトレースをつけてくれたのでありがたい。そのトレースをたどって稜線まで出ると早速急登が始まる。稜線の雪はしまっているしストックとスノーシューでは急登は歩きずらい。早々にアイゼンとピッケルに変更する。

 先週同様天気は良い。立ち止まっては何枚も写真を撮る。今回は、手袋をしたままでもカメラのスイッチを入れられるよう工夫をしてきたし、指先が凍えないよう小さなホッカイロを手袋に入れてきたのでここまでは快調だ。

 先行者とはかなり離れてしまったが剣ヶ峰山の登りも何とかこなせた。ただ、アイゼンを着けた山スキーブーツはやっぱり登山靴に比べると歩きずらい。

 剣ヶ峰山から景色も絶景である。谷川岳から赤城山に至るまで、上州の山々が一望だ。武尊山まで行けばさらに至仏山や燧ヶ岳など、東北の山々も見えるようだが山頂まではかなり遠い。午後からのスキーも楽しみたいので先を急ぐことにした。

 武尊山までの稜線には小さなアップダウンがいくつかあった。さらに山頂稜線に出るまでの登りがきつい。何度も「もう帰ろうか」と思ったことか。目の前に見えるのが武尊山山頂のはずだが、もし山頂がまだその先だったらその時点が引き返すつもりで登り続けた。 登山道が右に大きく曲がる地点で早くも途中で追い越された登山者が下山してきた。私とさほど変わらぬ年齢のようだがみなさん元気である。

 景色を楽しむ余裕もなく、息も絶えだえで風の強くなった稜線を黙々と歩き続けたら突然山頂に着いた。見慣れた山頂の看板が目に入った。誰もいない。さえぎるものもない360度の大展望が待っていた。あわてて写真を撮ったりビデオを撮ったり忙しい。

 見えている山のほとんどは登っているはずなのに、なかなか山座同定が出来ない。特に巻機山から越後三山方面の山がよくわからなかった。やや遅れて登ってきた若者もかなり登っている様子だったが曖昧だった。お互いに写真を撮り合いながらわからない山は適当に「あれはたぶん○○山だろう」などと勝手に決め込んで納得することにした。

 いくら見ていても飽きることのない景色だが山頂まで3時間以上かかっている。帰りは剣ヶ峰山の登り返しがあるので簡単には戻れない。早く戻らなければスキーの時間がなくなるのだ。なごり惜しい山頂ではあるが30分ほどで下山することにした。

 武尊山側から見る剣ヶ峰山は素晴らしい。絵になる景色である。登ってくるときには何度も振り返って写真を撮ったが、陰影が強くなった午後の日差しで見る剣ヶ峰山はいっそう険しさが際立って見える。ここを登るのかと思うと一気に疲れが吹き出してくる。と言ってもここを登らないことには帰れないのだ。

 スピードは無視してバテないように一歩一歩、ゆっくりと確実に歩を進めて何とか剣ヶ峰山に戻ってきた。谷川方面の山は日差しがなくなって暗くなっていた。武尊山に登頂したときが今日一番の天気のようだった。

 登山口のゲレンデトップに着いたときにはすでに午後2時半を過ぎていた。スノーボートを楽しむギャルが、アイゼンを履いてリュックを担いだ場違いな小父さんを怪訝な目で見ていた。

 途中で何度も挫けそうになった武尊山だが何とか登頂を果たした満足感は大きい。ここしばらくは山に行かなくてもいいかもしれない。

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コメント

山頂で出会った者で〜す!
スキーブーツだったんですね。それは歩き難いでしょう。
山頂まで3時間ちょっとならいい方です。
私などは登山靴で3時間25分かかりました。
お互いに満足感を味わえた良い山行でしたね。
2016/2/6 17:57
Re: 山頂で出会った者で〜す!
はじめまして。コメントありがとうございます。
そーですか。あのときの方ですね。
とても良い天気で、お互いにいい思い出が出来ましたね。

あのとき履いていた靴は、スキーブーツと言っても
山スキー用なので、スキーモードとウォーキングモードがあります。
今年初めて購入したので試験的に使ったのですが、
登山靴ほど歩き易くはない感じでした。

それにしてもみなさんお元気ですね。
先輩もすごいですよ。
これからも元気に山を楽しんでください。
2016/2/7 2:07
プロフィール画像
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技術レベル
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