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Yamareco

記録ID: 8071867
全員に公開
ハイキング
甲信越

茅ヶ岳 駐車場→女岩→山頂→尾根道→駐車場

2025年04月27日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
06:35
距離
6.8km
登り
765m
下り
766m
歩くペース
標準
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:23
休憩
1:12
合計
6:35
距離 6.8km 登り 765m 下り 766m
8:29
2
スタート地点
8:37
8:38
34
9:12
9:16
54
10:10
10:23
52
11:15
11:21
28
11:49
12:29
8
12:37
12:43
107
14:30
28
14:58
15:00
4
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2025年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
深田公園駐車場 20台ほど。
コース状況/
危険箇所等
よく整備されている。女岩の岩場、頂上直下の岩場は若干難所。
その他周辺情報 旭温泉。源泉掛け流し。休憩所から富士山が見える。
8:30 出発。ギリギリ車を停められた。
8:30 出発。ギリギリ車を停められた。
登山ポストあり。
登山ポストあり。
クサボケ?
タチツボスミレ
ニリンソウ
9:12 道路に出た。沢道と尾根道の分岐。
9:12 道路に出た。沢道と尾根道の分岐。
しばらくは平坦
9:14 小休憩
ネコノメソウ
クロモジ?枝をちゃんと見ればよかった
クロモジ?枝をちゃんと見ればよかった
ハシリドコロ
一生懸命支えている
一生懸命支えている
ヒトリシズカ
エイザンスミレかヒゴスミレ
エイザンスミレかヒゴスミレ
10:10 女岩の手前。ここから少々難所。
10:10 女岩の手前。ここから少々難所。
シダの芽
岩場を抜けたところ。ハシリドコロが群生していた
岩場を抜けたところ。ハシリドコロが群生していた
アカヤシオ×→トウゴクミツバツツジ⚪︎
アカヤシオ×→トウゴクミツバツツジ⚪︎
11:08 稜線に出た
11:15 深田久弥終焉の地。手を合わせる。
ここから先、山頂まで岩場が続く。
11:15 深田久弥終焉の地。手を合わせる。
ここから先、山頂まで岩場が続く。
11:43 山頂。晴天!人もたくさん。
お昼を食べる。
11:43 山頂。晴天!人もたくさん。
お昼を食べる。
山頂標識がいくつかある
山頂標識がいくつかある
三角点タッチ
山座同定ができる
山座同定ができる
深田先生にちなんで、あんぱんを食べる
深田先生にちなんで、あんぱんを食べる
八ヶ岳と北アルプス
1
八ヶ岳と北アルプス
南アルプス。よく見える。
南アルプス。よく見える。
仙丈ヶ岳、甲斐駒ヶ岳アップ
仙丈ヶ岳、甲斐駒ヶ岳アップ
12:23 帰りは尾根道を降りる
12:23 帰りは尾根道を降りる
12:36 千本桜との分岐
12:36 千本桜との分岐
こちらの道の方がアカヤシオ×→トウゴクミツバツツジ⚪︎が多い
こちらの道の方がアカヤシオ×→トウゴクミツバツツジ⚪︎が多い
14:24 道路に出た
フデリンドウかハルリンドウ
1
フデリンドウかハルリンドウ
14:55 下山。百名山の碑。
14:55 下山。百名山の碑。

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 レジャーシート 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ガイド地図(ブック) ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ

感想

 筆者の古くからの友人に我らがリーダーも加えて、茅ヶ岳に登ろうということになった。茅ヶ岳といえば、深田久弥ゆかりの山で、我々が行った前の週に深田祭も開催されている。NHKラジオの「山カフェ」でも「山からおはよう」と言いつつ、職場の市役所「から」市の職員の方がいろいろ解説してくださっていた。由緒ある山なのに、一方で「ニセ八ツ」とか言われて、ちょっと気の毒な山でもある。別に山が悪いわけではなく、八ヶ岳に形が似ているのを人間様が勝手に「ニセ」と言っているだけである。かく言う筆者も登山を始める前には区別がつかなかった一人である。加えて、茅ヶ岳、と言う正式名称の前に「ニセ八ツ」の方を先に覚えたことを告白する。この「ニセ八ツ」の名称は、最近付けられたものかと思ったが、調べてみると、江戸時代後期の甲斐国志などにはその呼び名が出ているらしく、昔から間違えていたらしい。
 さて、前回、この山に登ったのは2019年のGWだったので、実に6年ぶりということになる。前日の予定があって、朝早くは出発できなかったので、駐車場の混雑が心配だったが、ほぼ車でいっぱいだったものの、なんとか隅の方に停めることができた。
 と言うことで、総勢5名のパティーでいざ出発。しようとしたら、筆者のお尻のあたりがなんか冷たい。なんと、ハイドレーションが漏れているではないか。もう10年使っているから限界かな、と思いつつ、ジップロックに入れて漏れても大丈夫なようにして、気は取り直せないけど、取り直して出発。最初はなだらかな樹林帯を30分ほど行くと林道にぶつかり、ここから本格的登山道である。ここからも道はなだらかである。しばらく追い越されることもなかったので、我々が最後かなあ、と思っていたら、女岩に近づくあたりから後続のパーティーが増えてきた。ちなみに女岩がどこにあるかは分からなかったのだが、後でリーダーが調べたところでは、奥の方にあって立ち入り禁止になっていたそうだ。
 いずれにしてもこの辺りから岩場になって、傾斜も急になる。岩場を越えても、傾斜は急で、九十九折りを登っていく。今日は暑いから結構体力を消耗する。と、登山久しぶりのA氏が軽い体調不良となった。傾斜が急なので滑落したら大変だ。ここでしばらく休止することにした。
バスの時間の関係だろうか、このあたりで後続のパーティが俄かに増えて、猛者っぽい人たちが次々に登ってくる。A氏の回復を待って登山再開したが、なかなかこの急登はきつい。そんな中、ミツバツツジが咲いているではないか、と嬉しくなったのだが、リーダーによるとアカヤシオらしい。ミツバツツジはもっと低い標高で咲くようだ。相変わらず筆者は花の種類と犬の種類を覚えられない。若いアイドルの名前は覚える気がない。
 と、ついに稜線に出た。どん、と金峰山が目に飛び込んでくる。ここで一休みしてから、深田久弥終焉の地の碑があるところまで登る。皆で手を合わせて、各々思いを馳せていたが、ふと見ると碑にはお賽銭まで添えられてある。ううむ、ついに深田久弥氏もついに神になったか。と言っても、古代ローマのカエサルもアウグストゥスも、日本の徳川家康も神になったので、多神教の世界ではよくある話ではある。もっとも深田氏がお賽銭を欲しいとは思っていないと確信する。
 さて、この深田久弥終焉の地の碑をすぎるとすぐに山頂という記憶だったのだが、岩場の急騰は続き、なかなか山頂につかない。ねえ、まだー。しかし、振り返れば奴がいる。奴とはもちろん富士山である。程よく山頂に雪が残った雄大な姿を見せている。筆者はパーティの一番後ろだったので、時々立ち止まって、木々の間から見える富士山を堪能することができた。
 ところでテレビドラマの方の「振り返れば・・・」だが、実に30年以上前の1993年の放送で、脚本は三谷幸喜氏だったんですね。中村草田男が「降る雪や明治は遠くになりにけり」と詠んだのは、1931年で、明治が終わってから30年も経っていない。昭和どころか平成もどんどん遠くになっていきますなあ。
 閑話休題。細い尾根道を岩や木の枝を掴みながらまだかまだかと登っていくと、ようやく山頂に到着した。そして360度の展望!特に富士山が予想以上に綺麗に見えた。ここで昼食を取ることにして、前日仕入れておいた深田久弥ゆかりのあんぱんをメンバーに配り、30分ほど休憩した。天気もいいので山頂はなかなかの混雑であったが、皆譲り合いながら、写真を撮ったり食事をしたりして各々に楽しんでいたようだった。
 さて、下りは尾根道を降りる。降り始めた頃からなんとなく、左足首のくるぶしの後ろに違和感が・・・。続いて足の裏にも違和感が・・・。どうやら足の裏が攣りそうになっているようだ。しばらく我慢していたが、いざ攣ってしまうと皆に迷惑をかけるので、リーダー推奨の芍薬甘草湯をもらって飲むことにした。まあ、気休めだろうと思っていたが、驚いたことに結構効いたのだ。飲んで間も無く、攣りそうな嫌な感じは解消し、あまりそのことを意識しないで歩けるようになってきた。と言っても疲労が溜まっていることは変わりなく、6年前はこんなに疲れたかなあ、と6歳トシをとったことを忘れたかのように呟きながら、ひたすら下った。途中、アカヤシオがたくさん咲いており、癒しと励みになった。
 ようやく、林道まで到着し、深田公園への道に合流し、ゆるゆると降り、最後は深田公園の「百の頂に百の喜びあり」の石碑にも寄って本日の登山を終了した。
 登山の後は、もちろん温泉である。今回は車なので、ちょっと足を伸ばして、筆者お気に入りの韮崎旭温泉に行くことにした。ここは露天風呂もサウナもないが、独特の炭酸泉で湯温もぬるめで気に入っている。ここにゆっくり浸かって、湯上がりの富士山を見て、この日の山行を終えた。(完)

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