南高尾ハイキング


- GPS
- 07:14
- 距離
- 16.6km
- 登り
- 729m
- 下り
- 809m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
帰り: JR・高尾駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・全体的にいいコースで、危険箇所はありません。 ・”関東ふれあいの道”道標が多く、コースに迷う心配もありません。 |
写真
装備
個人装備 |
レインウェア(雨具)
マグカップ
水筒(飲料水)
着替え
防寒着
|
---|---|
共同装備 |
レインウェア(雨具)
マグカップ
水筒(飲料水)
着替え
防寒着
すのこ
シングルバーナー
カセットコンロ
紙皿(中)
紙皿(小)
紙椀
割り箸
ウェットティッシュ
ゴミ袋
まな板
包丁
サハラ
ケトル
アルミ鍋(20cm)
水
酒類
食材
|
備考 | 高尾山(特に裏高尾のこの時期の必須アイテム):スパッツ(ゲーター) |
感想
高尾山から南高尾山稜をたっぷり歩くこの回は、毎年冬季に実施し、今年で4回目。高尾山と甲州街道を隔てていくつかの峠が連なり、アップダウンしながら稜線を歩きます。津久井湖や城山湖を眼下におさめ、所々に休憩ベンチや見晴台もあり、”関東ふれあいの道”として行き届いたコースになっています。
我等は高尾山口駅から出発し、反時計周りでループします。今回高尾山は稲荷山コースを採りました。そして、久しぶりに、T副部長が戻ってきました。近況などを楽しくお喋りしながら登ります。
今日は曇り空で、午後からは雨の可能性もある予報。稲荷山の展望からは、どんよりと重苦しい眺めが広がっています。気温が高めで、スタート地点ではレイヤードを最低限にしてきましたが、それでも背中に汗がにじんできます。
霜が溶け、道がぬかるんでいて歩きにくい高尾林道近辺を抜け、山頂手前の分岐でモミジ台方面へ。高尾山頂には寄らずに裏高尾へ巻いて、”学習の歩道”から大垂水峠に出ます。ずっと緩い下り道のせいか、すっかり身体も冷えてしまい、手が悴むようになってきます。大垂水峠は高尾山口駅から梅ノ木平までの約16kmのちょうど中間地点にあります。
南高尾山稜に入ると、トレイルランニングのランナーとたびたびすれ違いました。残雪が張り付く不安定な坂を滑りもせずに走っていくので感心しました。大垂水峠から大洞山までは約140mのアップとなり、再び身体が火照ってきました。
更にコンピラ山、中沢峠を一気に通過し、津久井湖を眼下に見下ろすビューポイントで休憩。一息ついて、西山峠、泰光寺山(巻き道)を経て三沢峠まで歩きます。お昼に近づくにつれてすれ違うハイカーも多くなってきました。三沢峠には11時に到着。高尾山口駅出発が7時半だったので、約11kmを3時間半かけて歩いたことになります。ここで山ごはん。
三沢峠で食べる山ごはんは、お餅が恒例です。焼餅に甘い牡蠣醤油をつけて食べます。鮭スモークを挟むと茨城県筑西市のソウルフード”しょーびき餅”のよう。また、絹厚揚げを炙って、九条葱を散らし、これにも牡蠣醤油をかけます。
身体が冷めてきて、現実の寒さが凍みてきました...。豚汁を作ります。具材は大根、にんじん、ゴボウ、蒟蒻、刻み油揚げ、そして四元豚のしゃぶ肉。お出汁入りの味噌を溶きまぜ、アッツアツのうちにいただきます。いささか具材多めとなり、胃袋が重たくなりつつも4人で平らげました...。
ここ三沢峠は”関東ふれあいの道”の第14番目コース。城山高校から峰の薬師、そして三沢峠から梅ノ木平に至る7kmの途中にあります。
食後は、榎窪山を超え、城山湖を望む”ふれあい休憩所”を経て草戸山(松見平休憩所)を通過して進みます。高尾山案内のインストラクターが引率する熟年ハイカーご一行様3団体を追い抜いて四辻分岐へ。ここから高尾山口駅まで僅かな距離ですが、まだ時間と余力があるので高尾駅まで歩くことにしました。
高尾霊園の犬猫墓地に着地し下山。道なりに高尾駅へ。久しぶりに筋肉を使ったハイキングとなり満足でした...。
〔感想〕
ゆるゆるハイクをのんびりと歩くのも、優雅な”大人の散歩”です。花鳥風月、雪月風花を愉しむのは都会の喧騒を忘れさせ、生気を取り戻してくれます。
が、もう一方で、たまには筋肉を酷使し、息を弾ませて汗を掻き、ただ土と根っことゴロ石の地面を見つめてストイックに傾斜を上り下りするのも、日ごろの疲れを発散させてくれます。
南高尾山稜は、そんな近所のスポットのひとつです。
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