旭岳、板納め完了


- GPS
- 06:40
- 距離
- 12.9km
- 登り
- 1,313m
- 下り
- 1,312m
コースタイム
- 山行
- 5:04
- 休憩
- 1:34
- 合計
- 6:38
天候 | 爆風極寒から無風快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
8-9号目付近はクラストしてたのでアイゼンを装着した |
その他周辺情報 | 東神楽町の「もりの湯」へ。今日も最高だった。 |
写真
感想
休みと天気が合わなくて滑り納めができてなかった。この日は天気が良いので、どこか滑り納めに行きましょう。暑寒別岳を予定してたけど、前日に、さいととさんのブログを見たら、旭岳付近の情報が上がってたので、急遽旭岳へ行くことにした。まんまと釣られました。
ビジターセンターに到着すると、車の腹が擦れるほど積もってた。スタックしないかヒィヒィした。心臓に悪いわ。4時ぐらいに何人かスタートしてた。僕は全く焦ることなく、優雅にコーヒーを喉に流し飲み込み、パンのビニールを素早く開け口に突っ込む。準備もパパッとして夜明けとともに出発。中岳温泉へ入りに行く二人組のパーティーと抜きつ抜かれつのペースで進んだ。
ロープウェイ姿見駅付近まで登ったら、強風で寒い。十勝岳とか他の山は晴れてるけど、旭岳には邪悪な雲がかかってる。ラスボスみたい。ずっとマヒャドを受けてる感じで、あまりにも寒いので、石室の横で少し装備を整える。先行していたボーダーとスキーのパーティーも停滞していたけど、一度滑ってロープウェイで上がるかと話していた。それもありっすね。予報では晴れるはずだ。早く晴れてほしい。
稜線の少し南側を登ってみたけど、風が吹き下ろして超寒い。泣きそうになる。下を見ると良さげだったので少し滑ってみる。サラッとしてそこそこ良い雪質だった。まだ邪悪な風が吹いてたけど、シールを貼り直して、暖かい装備で登る。稜線に上がると嘘のように風がやんだ。日頃の行いが良いのだろうか。それにしても日射が強い。サウナスーツのような暖かい装備は解除。8号目付近でクラストして微妙なところは迷わずシートラアイゼンに換装した。安心安全で突破。
山頂は誰もおらず貸切状態。2Πラジアン素晴らしい景色だ。トムラウシ山、十勝岳連峰まで真っ白。安足間岳も真っ白くてツヤツヤだ。さて、どこを滑ろうか。先行者のボーダーは金庫岩からエントリーしてた。ってか、先行者はあの風でよく登ったな。超人かよ。登ってきた稜線の反対側が良さげだったので、そこから地獄谷へエントリー。さあどうなるやら。1ターンすると、超絶重いパック気味の雪。モナ王。何もさせてもらえない最悪の雪だった。転けたら地獄なので慎重に「ああああぉぉぉ」と悶絶したながら降りた。滑りはクソ中のクソだったけど、谷の底から見る景色は素晴らしかった。登り返すアレもないので、ゆっくり景色を見ながら、登ってくる方々とこの素晴らしい景色を共有した。大阪から来たご夫婦は白い旭岳に感動してた。二人組で、1人はボーダーで、もう1人はアルペンスキーを担いで気合い入った兄ちゃんたちも楽しそうだ。
さあ景色も見たし帰りますか。滑ってると左のスネがズキズキ痛む。もうスキーも限界だな。駐車場まで戻ってきて今シーズンは終了とした。今日が板納めだ。悔いはなし!
今シーズンも大きな怪我もなく無事に終えることができました。一緒に登ってくれた皆様、山で会話できた方々、本当に素晴らしく楽しかったです。感謝です。また来シーズンもよろしくお願いします。それでは!
コメント
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ファーストのボーダーです。
爆風だったので地獄谷から登りました、時折強風ありましたが概ね良好で快適に登れました。
ボードにとっては滑りやすいパウダーでしたよ。
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