残雪期の涸沢カールへ



- GPS
- 12:28
- 距離
- 26.1km
- 登り
- 864m
- 下り
- 921m
コースタイム
- 山行
- 4:50
- 休憩
- 0:22
- 合計
- 5:12
- 山行
- 5:20
- 休憩
- 1:46
- 合計
- 7:06
天候 | 初日、2日目は晴れ、3日目はお昼から雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
横尾から先は積雪ありアイゼン装着、本谷橋はまだ撤去されたまま、夏道とは違い沢を登っていく |
予約できる山小屋 |
横尾山荘
|
写真
感想
一度は行ってみたかった涸沢カール、訪れる機会がやってきたけれど、なんと残雪期!
グリーンシーズンにも行ったことがないのに大丈夫かしら?と不安を抱えつつ、信頼できるガイドさんと一緒にチャレンジすることに!
初日は徳沢ロッヂで優雅に前泊、翌朝涸沢を目指して出発です。
横尾を過ぎたら登山道にも雪が出現、斜度がキツくなる辺りでアイゼンを装着、本谷橋までは細い雪道をトラバースしていきます。
夏道も歩いたことのない私は、積雪した地形の理解が難しいのですが、どうやら谷底を歩くような状況で地味に登っていきます。
両側からは融雪による落石の危険もあるとのことでヘルメット着用、なるべく速く通り過ぎるように、と指示がありますが、そこは春の雪山、足元の踏み抜きも多く油断なりません。
顔を上げれば奥穂高、北穂高が唆り立ち、抱かれるようにして建つヒュッテが見えてからが長かった。
無事に到着してからは、憧れのテラスでのんびりまったり。目の前の斜面をスキーで降りてくる強者がいたり、自分が登ってきた深い谷底にあらためて感銘を受けたり、その向こうに見える常念から先に続く尾根に見惚れたり、夢のような時間が過ぎていきました。
夕刻には涸沢小屋まで遠征、名物のテント場の風景を眺めてきました。
翌日は午後から天候が荒れるとの予報、早朝から山岳救助隊が見守る中、北穂、奥穂にアタックする登山者の姿を見上げて感動しました。
上高地への下山もお昼までに、とのことで、ガイドさんの指示でアイゼンはつけずツボ足で下山開始、途中でシリセードにもトライしながらあっという間に徳沢まで降りてきました。
雨が降り始めたのでロッヂでピザを食べたり、五千尺ホテルでコーヒータイム、優雅な休日となりました。
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