西滝ヶ谷↑紅葉谷↓白石谷↑瑞宝寺谷↓


- GPS
- 09:59
- 距離
- 13.4km
- 登り
- 1,247m
- 下り
- 1,053m
コースタイム
- 山行
- 9:00
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 10:00
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
あとでよく調べたらコミュニティーバスらしきくるくるバスというのでもっと近いところまで行けたようで、時間のかかる五助谷や西滝ヶ谷などやるので出来るだけ近くからスタートしたいなどという場合は一考の余地あり。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
水晶大滝の上半分に数年前は無かった虎ロープあり。 ただし、まだ新しそうだったが岩角にこすれる場所でもあり、もし切れた場合はそこそこな高さの岩場を落ちることになり、文字通りただではすまないので全体重をかけるような使い方は厳に慎むべき。 逆に数年前にはあった白石滝の虎ロープは切れていて上の方に少しと小さい滝壺に少し残ってるのみだった。 帰りに使った瑞宝寺谷道では六甲Pコースとクロスする場所の瑞宝寺谷西尾根斜面に今まで記憶に無い登路とおぼしき道らしきものが出来ており、実際どこにつながってるのか興味あり。 なお、今回谷繋ぎにもかかわらずヒルは全く見なかったが、帽子に虫除け振っといたにもかかわらず顔と頭3カ所刺されて二日経っても腫れてる。 時期的にまだアブや蚊ではないと思うがいったい何に刺されたのか。 |
写真
このバス停からスタートする場合は分かりにくくても住宅街の中の道下調べして行くか、あるいは時間調べてくるくるバスというコミュニティーバスでもっと登山口近くまで行くかしないと出だしで足削られてびっくりするハメに。
少なくとも数年はそのままかなといった感じで、中には上って行ったら途中切れかけて細くなってるところも。
当たり前だけどロープはあくまで安心のための補助と考え、できる限り全体重かけないよう注意した方がいい。
以前来た時は時間が押してたので大滝は登るけどこっちは巻きでいいかと手前の梯子で上ってしまって以来心に引っかかってたところ。
今回こそは左が上れると聞く小滝直登に挑戦。
でも上りだしてみると手足共にガッチリ豊富なだけでなく順層なので安心感があり、おかげで濡れたところも滑るような足の置き方しなければなんということもなく通過。
やってみればなんということもなかったが、何年もの個人的懸案が終わってすっきりした。
ここはこれ通らないとだいぶ上を巻く必要あったはずで、今回は全く足濡らさずに通れるギリギリだったか。
ところが見てびっくり。
以前も左側上ったけどなんと上の方に虎ロープ掛けられてる。
前は確か前半左下から上って途中のバンドに上がったところで次の手足が見つからなくて左に逃げて岩ではないところを上ったと思うが、この虎ロープがあると左に逃げずにそのまま岩を上っていける。
左に逃げたところもそんなに安定はしてなかった覚えがあるのでガッチリした岩を上っていける方が確かに安心かもしれないが、少し手前に巻き道もあるのに上の方に掛かったロープ見て滝を上ろうとしてしまう人が増えるとどうなんだろうか。
そしてこのロープが古くなった時、万が一この高さの岩場で落ちたら文字通りただではすまないと思うが。
ここにはなんの標記も無いので下りるのに使う人は限られてると思う。
もしかすると大滝に掛けられてたロープは下りでこそ威力発揮するのかもと思うが、自分にはここを下る気力も技術も無い。
予定では一番頑張ってここから紅葉谷下りて白石谷登り返して宝塚までと思ってたが、この時点ですでに宝塚は無理かなと思うどころかもうここから縦走路で最高峰寄って宝塚でもいいかななどと。
でもここで長く休憩取ったおかげでちょっと回復した気がして気を取り直して紅葉谷に。
その時は上から長いロープ掛けられてて、滝身直登は無理でも脇の草付きを上れるのかななどと思ってて、でもその時の靴が基部だけでも結構滑ったので断念。
今回は新しいメガグリップの靴で来たので、もしまだロープ掛かってたら上ってみようかななどと思ってたが、なんとロープは途中で切れてた。
あのお姉さんは水線脇を上ってたが、こうやって目の前に見ても自分には上れる気はしない。
やはりクライミングや沢登り相当なレベルでやってる人の真似は出来ないと、無理は禁物と諦めていつも通り巻き道から上ることに。
正直あまり面白味はなかった。
まだあまり時間経ってないけど腹に力入らないので飯食べたくて早々に下の東屋に。
でも魚屋道では面白くないので安定の瑞宝寺谷道を下る。
この道が登山道として認知されてないのはひとえに途中のスリット堰堤通る所と最後公園に下りてきたところが増水してると通れない可能性があるからと思われるが、増水さえしてなければ有馬と山頂を結ぶ一番楽で面白い道と思う。
この道で今回驚いたのは例の六甲Pコースのここから瑞宝寺谷西尾根への上り斜面に道らしきものが出来てたこと。
いつもこの上りが最後の関門で、途中どこ上っていいのか分からず毎度迷うが、この新しく出来上がってるような道で上って行くとどうなるのか気になる。
なお、山頂道路から谷道に入るところには以前は名札があった気がするが、今回は何も無かったので初めて下りに使う場合は要注意。
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
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感想
この週はこの日しか都合が付かず、かつ晴れだったので久しぶりに近場に出かけることに。
何年か前から苦しんでる内反小趾(小指側の外反母趾)で靴に迷走し、たくさん買ったあげくに安いには理由があって不満も多々あるもののシリオなら痛くはならないことが分かり、冬靴、メガグリップのローカットと買って最後に岩場やテン泊用にメガグリップのミッドカット買ったところなのでそれ試したく、岩登りがあるところと考えてて思い出したのが小さいながら六甲山西滝ヶ谷から水晶谷の水晶小滝。
初めて行った時に他にも回り道して時間押してしまったのでメインの水晶大滝は登るけどこれも上れるとレポのある小滝の方はいいかと巻きから上ってしまって以来、ずっと気にはなってた。
濡れてるけどしっかりした岩なのでローカットより固めのミッドのメガグリップならちょうどいいかと、しかも六甲山は嫌いなヒルの話もあまり聞かないので行くことに。
初めて履く靴は岩稜用というよりは歩きやすさ優先といった硬さながらメガグリップのおかげか岩や滑りやすそうなところも安心感があり、結果として水晶谷の大小の滝も不安無く上れたし最後まで足も痛くならなかったので、ちょっと甲が高いのをスペーサー考えるかソックス厚くするかで対応しようと思った以外は満足。
でもメガグリップは柔らかいので今回のように段差のような大きい足があるところでは安心だが細かい突起などに乗ろうとしてもグニャッとしてしまって無理っぽい。
まあ自分はそんな怖い登攀っぽいことは出来ないのであとはテン泊装備背負ってどうかをそのうち試そうかと。
ただこの日は前に鈴鹿行ってから間3日しか開いておらず、疲れ取り切れてなくて西滝ヶ谷上った時点でもうヨレヨレだったが、時間は早いのでお昼食べて少し回復したところで頑張って紅葉谷下りて白石滝に。
じつはここも以前来た時ロープが付けられてるの知って以来、滑らない靴で来たら試したいと思ってて、今回も密かにもう一本とか思ってたり。
ところがロープが無い。
近づいてよく見ると途中で切れてるようで上の方と下の小さい滝壺にそれぞれ残骸のように。
以前来た時かっこいいお姉さんがロープなどスルーして水線脇をするする上って見せてくれたが、ここは西滝ヶ谷と違って手足も少し小さいし全面的に濡れてるのでやはり自分には怖いと思うし、横の草付きならロープがあればその安心感で行けるかもと思ってたわけだがそれも無いのでは無理する理由も無く降参。
まあそれ以前にこの時点でもう疲れてもいたのでいつも通り巻きから谷に入ってこんなに長かったっけって思うくらいしんどい最後の尾根道を山頂まで休み休み息切らして上り、来る前は考えてた宝塚まで下りるのも諦めて安定の瑞宝寺谷を下りて明るいうちに山下りたけど、帰りの電車で乗り換え寝過ごして結局帰りは遅くなってしまいました。
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