雪の大岳山 千足から滝本へ
- GPS
- 09:31
- 距離
- 15.0km
- 登り
- 1,320m
- 下り
- 1,175m
コースタイム
天候 | 午前中は日が差すも、午後は曇り。御岳山付近は雪が降っていた。 |
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過去天気図(気象庁) | 2016年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
綾滝から御岳集落付近までは、ほとんどの場所に雪があった。馬頭刈尾根が最も積もっていて、深いところでは膝まで踏み抜く。凍結箇所はなかった。 |
その他周辺情報 | 御岳集落の店も、かなり休んでいる模様。 |
感想
御岳登山鉄道のケーブルカーが設備交換で止まっているため、人が少ないであろう大岳山に行くことにした。まだ雪は残っているだろうかと心配していたが、残っているどころではなかった。これは当分消えそうにない。
今日は少し寝坊したため、藤原行きのバスに間に合わず、数馬行きバスに乗り払沢の滝で下車し、そこから千足まで歩く羽目になった。バスにはちょうど座席が埋まるぐらいは乗っていた。雪好きが多いものだ。
払沢の滝で下りたのは3人。千足に向かったのは私だけだった。この時間はまだ霧氷が美しい。天狗の滝は飛ばして、綾滝を見て馬頭刈尾根に登る。雪はあるが、アイゼンはまだ不要。登り詰めてつづら岩へ。
やはり雪があると岩場は登りにくい。つづら岩の頂上からは360度の絶景が拝めるが、今日はガスが出ている。面白い景色だが眺望は良くない。大岳山方面は雲が覆っているように見えるが、大丈夫だろうか。
馬頭刈尾根を歩いていると、何かの足跡を見つけた。しばらくすると犬が4頭歩いてきた。こいつらか。どうも猟犬のようだが、飼い主は見当たらない。
富士見台までは完全に一人で、今日のトレースはまったく無かった。ここで昼食を食べていると、犬連れの人がやってきた。先ほどの4頭の犬と鉢合わせして、かなり吠えられたらしい。
富士見台から大岳山に向かう辺りが、最も雪が多い。トレースを外れると膝ぐらいまで踏み抜くことがあった。
大岳神社を過ぎて大岳山頂へ。山頂は数人程度。いつも山頂は意外に雪が少ないのだが、今日はそんなことはない。完全な銀世界だ。眺望はまあまあ。富士山は見えないが、雪を被った付近の山々を見物できる。そしてなんと、ここにも犬がいた。先ほどの4頭とは多分別の犬で、GPSを付けている。これがまたなれなれしく、餌をねだってくる。この犬は後で御岳集落の店の人が連れているのを見かけたから、あそこで飼われているのだろう。
下山時には念のためにアイゼンを着けた。一部を除いて、御岳集落まで雪道が続いている。こんなに積もった時期に来たのは初めてだ。集落内はさすがに除雪されている。しかし、やはりケーブルカーが動いていないので、閑散としている。
当然、ケーブルカー沿いの舗装道を自力で下りなくてはならない。しかし実は、この道は嫌いではない。周囲の巨大な杉の木は見物だし、そして何より、ケーブルカーの軌道が杉林を横切っているのが見られる。これがものすごい迫力で、最初に来たときにかなり驚いた記憶がある。構造物マニアには、たまらない場所だろうと思う。
こんな時でもケーブルカーの麓の駅の売店は営業していたが、ちょうど閉まるところだった。バスはそれからすぐにやってきた。
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