記録ID: 810109
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雪山ハイキング
氷ノ山
雪の用瀬アルプス(因幡のご当地アルプスは結構シビア)
2016年02月11日(木) [日帰り]
体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 07:37
- 距離
- 16.0km
- 登り
- 1,032m
- 下り
- 1,034m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 7:04
- 休憩
- 0:33
- 合計
- 7:37
16:23
ゴール地点
天候 | 快晴 -2℃〜6℃ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
帰り:JR因美線「鷹狩駅(たかがり)駅」 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■三角山へのピストンは急坂のため雪があるとやや困難 ■鬼ヶ𡴭から洗足山への岩場はかなりシビア。雪が貼り付いていて露岩もベルグラ状態になっている。アイゼンをしっかり使い、立ち木など掴めるものがあるルートを選んで登る。トラロープが張ってあるが滑るし頼りきるには心もとない。 ここを下るのはかなり難しいと思われる。 ■板井原への下りは下山ルートが地図に無い林道に遮られている。谷は急で倒木だらけなので少し林道を南進してから降りれそうなところを選んで降りる。林道を進み続けても最終的には板井原集落に到達すると思われるが、膝ラッセルを延々することになり得策ではない。 |
写真
撮影機器:
装備
個人装備 |
ストーブ・ライター(1)
ダウンジャケット(1)
ハードシェル(1)
アルパインパンツ
バラクラバ(1)
アイゼン(1)
ヘッドライト(1)
スマホ(1)
地図(1)
シェルター(1)
カイロ(3)
サングラス(1)
グローブ(2)
携行食(1)
熊鈴
笛(1)
救急セット(1)
ストック(1)
|
---|
感想
■ネットでウロウロしていたら鳥取県のウェブサイトにご当地アルプス「用瀬アルプス」の地図が。これは面白そうと思い色々調べてみたが積雪期に縦走した記録が見当たらず、それじゃあ、と思い行ってみた。
■無雪期でもそれなりのアップダウンと岩場や痩せ尾根でスリリングそうだったが、雪があると一層シビアなルートに変貌する。特に鬼ヶ𡴭から洗足山への岩場の登りは危険。計画時点では智頭側から北進するつもりをしていたが、これだと洗足山からの下りで進退窮まっていたかもしれない。今回、南進で正解だった。
■また、南に行けば積雪は少なくなると考えていたが全くの逆で、どんどん雪は深くなり重く湿った雪の膝ラッセルが続く。つぼ足だと一歩一歩がかなり堪えた。しかしルート全体を考えるとスノーシューは使えるところはほとんど無く、ワカンも付けたり外したりでたいへんだろう。
■今回あえて板井原集落に降りてみた。帰りの駅までは相当大回りになるが、集落のひなびた雰囲気を味わったり、甌穴を携えた渓流を楽しみながら歩けるので苦にならない。
■今回の山行にあたっての基本ルートはADVさんのレコを参考にさせて頂きました。
P.S.
リス君クラブのみなさんへ。
今回、飯盒炊爨纏リスを4匹ゲットしました〜。
鳥取県は纏リス大放出かもしれません。
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コメント
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nanfutsuさん、お疲れ様です。
ご当地、といっても本場アルプスに見劣りしないレコをじっくり堪能させていただきました。 ありがとうございます。
私は素人なので、雪山は怖くて行けないのですが憧れはいっぱいあります。
雪深い道、凍った岩場の斜面の様子はハラハラドキドキしながらかっこいいなあと感心して見てしまいます。
44番の膝まで雪に埋まっている状況、こりゃあ脚力がものを言いそうですね!!
追伸:オレンジザックに黄色いリス君バッジ、とってもいいですね
ザックの前後につけるのは、常識!!になると思います。
takatukimakiさん、こんばんは。
なかなか面白い山域でした。
雪が有ると普段は簡単な縦走路も別物に変わりますが、
天気が良ければ独特の輝きと静けさを味わえるので好きです
バッジいいでしょう
さらに、ウエストベルトにさりげなく付けるのもいいかも
相変わらず、健脚振り発揮ですね。
膝ラッセルはマネ出来んがや
その馬力は普段の鍛え方なんだろうな
鳥取の雪山ハイクは楽しかったようですね。
次回が楽しみです。
寅より
寅さん、こんばんは。
なかなかシビアな縦走路で、膝ラッセルはきつかったですね〜
山陰の湿った雪に加え、気温が高くて重〜い雪でした。
ツボ足で一歩ずつ進みました。
ヘタにワカンなどを履くと埋もれたら抜け出せない感じの雪質でした。
nanfutsuさん こんにちは
播磨アルプスに雪が積もったようなものだろうか
と思って、見ましたけれど、だいぶ違うようですね
標高はそれほどでもないようですが、
得体が知れず、少し怪しげな雰囲気が漂った山のように
感じましたが、気のせいでしょうか
冬の冷たい水を流しているせせらぎが
よい風情です
雪の山を下ってきて、やさしい眺めに会うと
ほっとしますね
リス君もやさしく出迎えてくれたようですね
tebukuroさん、こんにちは。
感想コメントありがとうございます。
標高はたいしたことのない山でしたが、
やせ尾根や急峻な岩場に雪が貼り付いているのと、
山陰の重く湿った雪に随分やられました
板井原の集落に降りたときにはホッとしました。
シビアな山行のあと、辿って来た雪山のことを反芻しながら、
駅までのんびり歩くのが心地いいです
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