北方稜線完結編【後編】 (東又谷から僧ヶ岳・越中駒ヶ岳・滝倉山 1day ソロ 周回

2025年05月03日(土) [日帰り]

• GPS: 12:09
• 距離: 35.6km
• 登り: 2,943m
• 下り: 2,942m

コースタイム

日帰り

• 山行: 11:07
• 休憩: 1:02
• 合計: 12:09

0:08 スタート地点
0:26 東又谷・南又谷分岐
0:32 片貝第四発電所
1:07 片貝山荘
1:18 1:28 東又第五発電所登山口
2:45 伊折山
3:24 成谷山
4:26 4:29 僧ヶ岳
5:18 北駒ヶ岳
5:42 6:08 越中駒ヶ岳
8:01 赤倉の頭
9:14 9:32 滝倉山
10:11 平杭谷出合
10:22 作之丞谷出合
10:28 10:33 三階棚滝
11:45 東又第五発電所登山口
12:17 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車 自転車

冬季閉鎖ゲートにある広めの駐車スペース(スタート地点)に車を止めました。片貝山荘手前の除雪終点に自転車をデポしました。

コース状況／危険箇所等

片貝山荘〜僧ヶ岳〜滝倉山
残雪は標高1350mから概ね繋がるが、越中駒ヶ岳まで露出した登山道を歩くことも。僧ヶ岳からの北方稜線は残雪の危険箇所の見極めたルーファイ＆アイゼン・ピッケル＆藪漕ぎをある程度以上こなせる人向けのルートです。

※ 滝倉山〜片貝山荘
緩い谷 (名前が不明) から東又谷へ降る。三階棚滝は雪に埋もれているが右岸は崩落し、左岸にはクラックあり。林道ではトンネルの出口がデブリで塞がっている箇所があり、残雪を利用し対岸から回り込んでいる。

使用装備
アイゼン・ダブルピッケル。携行したロープ(30m)は未使用。

写真

5/3 0:05

雨あがり、自転車で片貝山荘手前まで向う。雨の影響が不安でたまらないスタート。

5/3 4:25

雨のお陰で空気が澄んでる。雪面もカチコチだぁ。

5/3 4:32

北駒ケ岳へ降る

5/3 4:45

毛勝山＆大明神山

5/3 4:51

これぞ残雪期 ! ! (笑)

5/3 5:13

夜が明ける

5/3 5:15

後立山連峰

5/3 5:16

北駒ヶ岳を越えると越中駒ケ岳がドン ! ! とくる。

5/3 5:17

日本海まで絶景

5/3 5:20

毛勝山

5/3 5:24

天気は最高

5/3 5:38

リーゼント！！(だったもの)

5/3 5:39

重さに耐えかねそれでも折れずに…。このリーゼントは粘り強いです。

5/3 5:41

カチコチの雪面

5/3 5:45

越中駒ヶ岳に登頂

5/3 5:45

ここから滝倉山まで歩く事が出来たら北方稜線が完結します。

5/3 5:47

北方稜線！！北アルプス！！

5/3 5:47

毛勝山＆剱岳

5/3 5:48

凄い迫力

5/3 5:49

美しいしかない日でした

5/3 5:50

滝倉山＆ウドの頭

5/3 5:58

シャキーン！！

5/3 6:06

北アルプス最北部の朝日岳方面！！

5/3 6:05

貸し切り状態、シーズンオフ最高！

5/3 6:10

北方稜線(滝倉山)レッツラゴー

5/3 6:11

美しい

5/3 6:12

わたしでーす

5/3 6:19

何処を見ても美しい

5/3 6:22

予想以上に雪渓を歩ける

5/3 6:23

五竜岳＆鹿島槍ヶ岳

5/3 6:24

毛勝山

5/3 6:28

激藪ですが「人がそこそこ歩いている激藪」でした。

5/3 6:32

藪の隙間からは毛勝山

5/3 6:47

ずっと毛勝山！！

5/3 6:48

わぁ…！！(毛勝山)。とにかく毛勝山が見える。

5/3 7:06

残雪が豊富で順調

5/3 7:09

歩きやすい

5/3 7:14

自由だぁー！！

5/3 7:27

ここは藪漕ぎ「掴んで引き寄せる腕力」の出番です。

5/3 7:37

歩きやすいとこが多いので助かる。

5/3 7:43

地形の露出もある

5/3 7:53

何処を歩こうかなぁ？？

5/3 8:07

道がある…。

5/3 8:09

なんて立派な伐採痕跡 ! !

5/3 8:14

毛勝山には癒され続けました。

5/3 9:24

出発から9時間程で滝倉山に登頂です。

5/3 9:21

北方稜線が完結した満面の笑み！！((笑))

5/3 9:54

さらばじゃ北方稜線！！谷へ降ります。

5/3 10:04

残雪豊富な谷でした。

5/3 10:46

春だなぁ

5/3 12:21

出発から12時間で無事下山となりました。ノンアルビールで乾杯です ! !

撮影機器：

TG-7 OM Digital Solutions

感想

ナオト

北方稜線完結編とは、北方稜線 (剱岳から僧ヶ岳)を少しずつ繋いできまして、最後の越中駒ヶ岳から毛勝山となりこのタイトルにしました。この記録はその区間を日帰りで分割した「後編」本当の完結編になります。

富山県で車中泊、打ちつける雨音に「もう降らないでぇ…」と眠につきました。晴れたけど残雪のコンディションが心配でした。蓋を開けてみたらカチコチで「寒い日の雨だとこうなるのかぁ…」と勉強になりました。

伊折山を過ぎるとテントが2つ！！この冬は人に会うことが少なかったので嬉しい気持ちになりました。しかし、起こしてしまったようでごめんなさい…。

夜明けには僧ヶ岳に登頂。そこからの絶景は激藪が苦にならないほどで、ルーファイに神経をすり減らしつつも感動の連続でした。そして、滝倉山に登頂したことで念願だった北方稜線の完結となりました。

目的達成のために山で経験を積み、登山講習を受講して、独学で懸垂下降を覚え…。簡単ではなかったぶん嬉しかった。登山は追い求めている瞬間が一番楽しいです。