日本百名山!鳥取 大山~残雪とガス~


- GPS
- 06:29
- 距離
- 8.3km
- 登り
- 1,009m
- 下り
- 1,005m
コースタイム
- 山行
- 4:50
- 休憩
- 1:39
- 合計
- 6:29
天候 | 曇り→晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2025年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
6合目より残雪が見られます。チェーンスパイクはほぼ必須でしょう。なくても、まあいけますが。 |
その他周辺情報 | 登山口に何でもあります。ただ激混みなので、早めに入浴・食事ができない場合は避けたほうが吉かもしれません。 |
写真
装備
個人装備 |
チェーンスパイク
防寒着
|
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感想
鳥取の大山(だいせん)は、昨年一度計画したのですが、非常に天気が悪く延期となっていました。そこで、今年のGWは大山を含め鳥取の観光に訪れることにしていました。
ちなみに昨年は屋久島の宮之浦岳に登っていました。
前日は大山の駐車場にほど近いところにある川床屋さんにて宿泊させていただきました。大変古さ感じる宿で、モノは最低限だったものの快適に過ごすことができました。予算に余裕がある場合は、夕食をつけても良いと思います。
登山者でも車の移動が求められるため、そこは注意が必要です。そのまま登山に活かせてくれると思っていたので少し残念でした。
朝5時半前に起床、準備を整えて玄関でおにぎりをいただき、第五駐車場に移動しました。最終的に大山寺のほうから下山してくるためこちらのほうが都合が良いと考えました。ここはトイレも有るので車中泊もしやすいと思います。
6時辺りに登山開始、モンベル前を通過し、写真で見たことがある夏山登山口から登山開始。
同行者がペースダウンしつつも6合目までまずは順調に登りました。
我々が6合目の避難小屋に到着した際にはあまり多くの人はいませんでした。ここでおにぎりでエナジーチャージし、そこから残雪を踏みながら登っていくと木道が現れます。ここまで来るともうすぐです。
昨日の夜の時点の予報だとAM9時あたりから晴れ間が見えそうな予感、12時では全域が晴れる見込みだったので避難小屋で長めの休憩を採りました。
しかしながら晴れ間は見えず、山頂を拝んで下山しました。
下山はせっかくなので行者道分岐から大神山神社・大山寺を参拝することにしていました。途中から観光客と混ざりつつ、参道を下って下山しました。
また、この日は美保関までドライブし、夕日と大山を拝むことができました。
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やはり大山はこのあたりでも特に目立つ山で、カールと残雪からその高さがよくわかります。
深田氏は、「中国地方は高い山がないのみならず、顕著な峰も少ない。個性的なのは、大山と島根県の三瓶山、この二つの火山だけである」と記しています。あとは、日本百名山から漏れた氷ノ山くらいでしょうか。大山の山は「セン」と呼びますが、これは山陰地方の特徴のようです。深田氏はさらに、大山の山頂が崩れた様子に対して感嘆している。
他の古い書籍(1982年刊行)によると、縦走路として、現夏山登山口→弥山(現山頂)→剣ヶ峰→ユートピア避難小屋→天狗が峰→上宝珠越→宝珠山→大神山神社→大山寺が掲載されていました。その古い書籍によると、雪山・夏山とハードな登山ができるこの地方では他にない貴重な山だったことが窺い知れました。
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まだ残雪が残っており、あと少しで解けると思います。ですがこの時期が滑りやすく、特に晴れている日はぐずぐずになると思われます。念の為軽アイゼンやチェーンスパイクは持っておくことをおすすめします。
ちなみに、大山 剣ヶ峰はよくある登山禁止のものとは異なり、この辺りを自主的に管理する団体による「立ち入り禁止推奨」エリアに該当するようで、特に弥山~剣ヶ峰は崩落が激しく、事実上通行が困難なようで現在に至るまで歩く人はいないようです。
ですが、他のログにもある通り厳冬期はきっちり積雪し、雪庇に気をつけると歩行できるようになるとのこと。
現在剣ヶ峰に行きたい場合は、南壁の三の沢から入るのが一般的なようです。ただし、こちらも正式に良しとは言えないものの、自己責任の範囲で登ることができるようです。
そちらは馬の背や、切り立った細い道を登るようですが,その分達成感は一際だとか。
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