北股岳 石転び沢

2025年05月03日(土) 〜 2025年05月05日(月)

• GPS: 16:12
• 距離: 26.2km
• 登り: 1,864m
• 下り: 1,864m

コースタイム

1日目

• 山行: 9:20
• 休憩: 0:33
• 合計: 9:53

距離 13.0km 登り 1,672m 下り 112m

7:17 国民宿舎梅花皮山荘
7:46 倉手山登山口
9:14 9:15 天狗平ロッジ
9:18 9:30 飯豊山荘
9:38 9:45 飯豊山荘上駐車場
10:12 10:13 温身平
10:42 10:54 梅花皮沢第4号砂防堰堤
12:10 石転び沢出合い
17:10 梅花皮避難小屋

2日目

• 山行: 9:00
• 休憩: 0:00
• 合計: 9:00

距離 61m 登り 2m 下り 2m

8:00 梅花皮小屋
17:00 停滞

3日目

• 山行: 5:56
• 休憩: 0:15
• 合計: 6:11

距離 13.1km 登り 191m 下り 1,750m

8:47 梅花皮避難小屋
10:33 石転びの出合
11:50 11:51 梅花皮沢第4号砂防堰堤
12:46 12:52 飯豊山荘上駐車場
12:52 12:59 飯豊山荘
13:03 天狗平ロッジ
14:29 14:30 倉手山登山口
14:58 国民宿舎梅花皮山荘

天候

5月3日曇り。時々晴れ。
5月4日暴風みぞれ
5月5日曇りのち晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

千葉からのTさんとは、国民宿舎梅花皮山荘の駐車場にて集合。

コース状況／危険箇所等

梅花皮山荘から飯豊山荘までの林道は、雪崩などで崩落個所数か所あり。滑落注意。
砂防ダム先の梅花皮沢沿いは、登山道ではなく雪渓沿いに渡ることができた。
砂防ダム以降は、雪塊や岩などの崩落が常時あるので注意。

その他周辺情報

梅花皮山荘の水場は水量豊富。山荘は綺麗でトイレ付きで便利。有料2,000円/泊

写真

5/3 6:14

荒川胎内ICから、荒川沿いの国道を抜け、上流の玉川沿いに向かう。片貝の山里あたりから飯豊の山々が見えてきた。

5/3 6:14

国民宿舎の梅花皮山荘は、あの山のふもとあたりか。

5/3 7:25

梅花皮山荘と駐車場が見える

5/3 7:25

着いた。

5/3 7:19

千葉のTさんと無事再会し、梅花皮山荘を出発進行。

5/3 7:27

この時期は、まだ梅花皮山荘から歩き。

5/3 8:14

すぐにこの景色。例年よりかなり雪が多いようだ。

5/3 8:26

林道沿いは各処でこんな感じで埋まってます。

5/3 8:34

天気は良く、気温は低めで最適。

5/3 8:46

玉川は水量豊富。

5/3 9:17

飯豊山荘に到着。まだ営業はしておりません。

5/3 9:30

温身平のブナが新緑の季節。

5/3 10:14

温身平から北股岳方面が見えてくる。

5/3 10:14

気持ちいい。

5/3 10:40

砂防ダムの右の階段を上がる。

5/3 10:45

砂防ダムの上もしっかり雪がある。

5/3 11:10

ついに北股岳登場。しかし遠い。

5/3 11:10

例年だと、藪漕ぎの道のようですが今年はご覧の通り。

5/3 11:19

例年は写真上部の険しい登山道ですが、今年は雪渓を渡れます。

5/3 11:20

こんな感じで雪渓を歩いて右岸に渡る。

5/3 11:28

結構な水流です。

5/3 11:29

トラバースで谷に落ちないように油断禁物。

5/3 11:29

落ちたら出てこれない。慎重に。

5/3 11:37

ダイナミック、雄大な景色です。

5/3 11:39

左奥の峡谷が、滝沢です。余裕あれば見に行きたい。

5/3 12:42

この景色が見たかった。石転び沢分岐です。左が石転び沢。右が門内沢。どちらも白馬大雪渓ほどの長大な雪渓です。見事。

5/3 13:54

梅花皮避難小屋まで1,000m標高差の登り開始。

5/3 13:54

最初は快調。

5/3 13:54

どこまでもつづく。

5/3 13:59

延々と

5/3 14:59

最後の急斜面が見えた。

5/3 14:59

晴れてきた、朝日連峰が綺麗。

5/3 17:05

5/3 17:05

長大です。

5/3 17:06

広大な急斜面

5/3 17:06

北股岳の北面です。

5/3 17:06

ついに梅花皮小屋をとらえた。
もう両足が攣りそう。

5/3 17:18

りっぱな避難小屋です。トイレ付2階。

5/3 17:18

景色最高

5/3 17:18

北股岳への稜線沿いは、
さすがに風に雪が飛ばされて少ない。

5/4 13:11

小屋の2階は広くて清潔で快適。
昨晩からの強風と、雨あられが建物を叩く音で何度も目が覚めた。5/4は一日悪天気のため小屋の中でずっと停滞です。

5/5 8:53

5/5朝にようやく強風が止み、いよいよ下山。

5/5 8:53

予想はしていたものの、低温下の強風でアイスバーンに。

5/5 8:54

Tさんは、安全をみて急斜面はアイゼンに切り替え。
私は、そのまま山スキー。

5/5 9:40

本来一番楽しい石転び沢上部の斜面が、全面アイスバーン化。

5/5 9:40

上は40度前後あるか。

5/5 9:40

1500mから上はちょうどガスで視界悪し。

5/5 9:41

ここらからは見通しもよく滑れそうかなぁ。

5/5 10:00

さあ滑降モードへ。

5/5 10:03

なかなか手ごわい雪質ですね、

5/5 10:20

広い雪渓ですが、雪や岩の塊が音もなく落ちてくる。

5/5 10:21

両岸から、落石注意

5/5 10:21

だいぶ降りたか。

5/5 10:25

まだまだ雪は底堅く滑る。

5/5 10:25

どこまでも。

5/5 10:25

デブリ跡も慎重に

5/5 10:27

5/5 10:27

ところどころ見えないクラックもあり。

5/5 10:31

5/5 10:31

長大な雪渓です。

5/5 10:32

まだまだ続く。

5/5 10:32

石転び沢出会いまで降りてきました。

5/5 10:34

デブリ跡の折れた木や岩が雪解けで出てきてます。

5/5 10:35

この景色ともお別れ。　

5/5 10:38

今日は上空寒気のせいか、頂上付近は予想より天候回復が遅い。

5/5 10:38

まだまだスキーで滑れます。

5/5 10:41

強風で飛んだ木の枝を避けながら、、

5/5 10:49

5/5 10:49

へつりが、近くなると凸凹や、クラック注意。

5/5 10:55

こんなところも超えながら。

5/5 10:56

登りの時は怖かったが、帰りは雪が緩んで斜滑降で余裕。

5/5 10:59

ここの雪渓が渡れる間は、険しい登山道を通らずに済みます。

5/5 11:01

一息。

5/5 11:52

砂防ダムまで降りてきました。

5/5 12:03

おちてきた雪塊がだいぶ溶けた。

5/5 12:10

温身平の緩斜面も、雪がしまってて何とか滑る。

5/5 12:10

北股岳方面にお別れ。

5/5 12:10

ブナの新緑は、陽が射すと綺麗。

5/5 12:59

飯豊山荘到着

5/5 13:00

ここからもまだ滑れる。

5/5 13:05

橋の雪は解けた。

5/5 13:15

ここからも、樹林帯の日陰はまだ雪が残って滑れます。

5/5 13:15

この辺でスキーを担いでシートラ。

5/5 13:21

景色を楽しみながら降りると、疲れも忘れます、

5/5 13:42

ガタガタになったガードレール、お疲れ様。

5/5 13:22

春　満載。

5/5 13:42

今年は、飯豊山荘まで開通は大変そう。

5/5 13:44

山菜がいろいろ芽吹いてる。

5/5 13:59

記念撮影。

5/5 14:01

飯豊の春。　山々の雪解けは豪快です。

5/5 14:39

この雪壁も5mくらいありそう。

5/5 14:52

玉川の流れ。

5/5 16:08

やーお疲れさまでした。

5/5 16:18

梅花皮山荘でひとっ風呂、

撮影機器：

iPhone 8 Apple

装備

個人装備

長袖シャツ ズボン グローブ アウター手袋 日よけ帽子 ブーツ ザック ビーコン スコップ ゾンデ 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 針金 ガムテープ 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック ナイフ カメラ ビンディング スキー板 シール シュラフ 防寒具

共同装備

火器 コッヘル

備考

雨天後はアイスバーンになる可能性あり。

感想

shikokuokada

今回は千葉のTさんの飯豊山（石転び沢）山スキーの計画に四国から参戦。
行程は長く大変でしたが、初めての山域で小屋泊りなので新鮮でワクワクでした。
雪深い飯豊山系の豊かで奥深い自然を堪能できたことが何よりです。釣り好きの方には鮭で有名な日本海にそそぐ「荒川」の支流「玉川」の源流を遡上してゆく探検的な楽しさでした。1日目は石転び沢登りでヘロヘロ、2日目は暴風雨の小屋泊りでまったり、3日めはアイスバーン滑走で滑落体験と話題満載でした。　Tさんお世話になりました。