積雪期限定【堂津岳】紺碧の空の下で＊

2025年05月08日(木) [日帰り]

• GPS: 07:46
• 距離: 17.6km
• 登り: 1,049m
• 下り: 1,051m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:07
• 休憩: 1:15
• 合計: 10:22

距離 17.6km 登り 1,049m 下り 1,051m

5:39 スタート地点
5:44 5:45 奥裾花観光センター
6:09 自然園入口バス停
6:24 6:31 平成の森広場
6:31 6:32 奥裾花自然園
7:26 7:28 水場
7:59 8:01 東山・堂津岳分岐
8:43 8:45 奥西山
10:58 11:52 堂津岳
13:21 奥西山
14:02 14:03 東山・堂津岳分岐
14:16 14:17 水場
14:58 14:59 奥裾花自然園
15:08 15:11 平成の森広場
15:27 自然園入口バス停
15:59 奥裾花観光センター
16:01 ゴール地点

天候

文句なしの超快晴☀️‼️ 無風　朝5℃山頂10℃

アクセス

利用交通機関：

自家用車

奥裾花自然園の駐車場🅿️無料(300台)
入園料大人410円

コース状況／危険箇所等

<<秘峰　堂津岳に挑戦>>

【追記】　
★ヤフーニュースより
林道で土砂崩落　全面通行止めに　ミズバショウの名所「奥裾花自然園」当面の間、休園の見通し　孤立はなし
5 月16日、長野市鬼無里の奥裾花自然園に通じる林道で土砂崩落があり、全面通行止めとなっています。
土砂崩落があったのは、長野市鬼無里上土倉の林道大川線です。
長野市鬼無里支所によりますと、午後4時ごろ、奥裾花自然園から支所に向かっていた職員が発見しました。
巻き込まれた人はおらず、孤立も発生していないということです。
崩落の影響で、林道は全面通行止めとなっていて、奥裾花自然園は、当面の間、休園となる見通しです。
★鬼無里観光振興会　https://kinasa.jp/road_closed20250516/


【奥裾花自然園から往復登山】

【堂津岳】は残雪期にのみ登山可能で、奥裾花自然への道が開通する4月下旬から5月上旬までの間のみ登頂可能(残雪期)で、それ以外は猛烈な薮に覆われて登頂が困難になる
この期間は、多くのハイカーが駆けつけて山は賑わう
堂津岳の累積標高は1000m以上もあり、登りが約5時間、下りは約4時間かかり、往復約18kmの距離を歩く
常に残雪上を歩くので雪山装備が必要
【ピッケル⛏️、アイゼン(軽アイゼン10本爪)、チェーンスパ、ストック】個人差はあるが、天気に気温や雪質で装備を決める
今回、この装備全て持って歩いた


★奥裾花自然園🅿️から登山口(休憩舎)までは除雪した舗装路

★登山口から稜線分岐まで
登山口からは暫く林の中の雪原を歩く
この日は先日の雨の為、トレースは皆無。
途中、川に掛けられた橋を渡るが、雪に隠れて何処にあるか確認出来ず、結局は浅瀬を渡渉した(帰りはトレースのお陰で無事に橋を渡れた。夏道を忠実に行けば橋がほんの少し見える状態)

今回、ヤマレコのGPSアプリがかなり役に立った
稜線分岐までは、かなりの急斜面なのでアイゼン装置
稜線分岐には大きな雪庇が張り出していたが、上がる箇所にはステップが薄くきってあったので、楽に上がることが出来た
この辺り気温が低く雪が締まっていたらピッケル必須だろう

★稜線分岐から堂津岳まで
山頂直下の藪漕ぎまで、雪は殆ど途切れることなく稜線上を歩く事が出来た
堂津岳まで、奥西山を含めて幾つかゆるいアップダウンある(疲れが出てくる下山時は登り返しが辛い💦k)
山頂直下の藪漕ぎは、踏み跡は明瞭
藪漕ぎを突破したら、危険な細い露岩地帯を登る
しかもザレているので、足を滑らせての滑落には注意したい(帰りの下りは特に注意⚠️)
落ちたら命は無いだろう
最後の薮を抜けたら、山頂まで問題無く歩ける
山頂端にある薮の中には三角点が出ていました

この日は6名の方(内3名は途中テント泊の様)が先に歩かれていたので、帰りはトレースもあり迷わず下山できた。

以上

終始、雪の表面は腐っていたが下部は締まって踏み抜きはなかった
天気の良い日は快適だが、万が一悪天候やホワイトアウト等になると迷いやすく気温も低下するので注意⚠️

写真

奥裾花自然園駐車場からの堂津岳
素晴らしい天気に恵まれて、元気いっぱい頑張るぞぉ〜

登山口の休憩舎まで車道歩き
ウォーミングアップにちょうど良い

林道脇に🌸ニリンソウ、エイレンソウ、キクザキイチゲ🌸

40分歩いて休憩舎に到着
トイレ🚽(半ボットン)有り
手洗いの水は出ません

平成の森の標柱から出発=3
ここからアイゼン装着
昨日の雨でトレースは最初だけ後は全滅、稜線分岐へ向けてGPSを確認しながら前へ進む

次第に傾斜が増して激急登になる💦
適度に休憩を入れながら

標高を上げると、周りの山々が良く見えてきた
後方の山は【高妻山】

稜線が近づくと超激急登(コレ本当)
雪質のおかげでストックで行けたが、もっと締っていたらピッケル⛏️必須

あまりの傾斜に加えて緩んだ雪質で、アイゼンでも滑る
途中から前爪で蹴り入れ登ったk
稜線まであと少しなのに辛い

大きな雪庇に付けられたステップのお陰で

なんとか稜線に出れた😊✌️

前方を見ただけで溜息が😮‍💨
あんなに遠いんか、堂津岳！
大佐飛より長いかも〜

青空とタゲカンバ＊

雪原に美しい影がリフレクション＊
撮影k
tにこのセンスは無い(笑)

緩やかに登ると【奥西山】に到着
標識が無いのでkが山ポーズ♪

＊天空回廊の稜線＊
緩いアップダウンが続く

【高妻山】を横目に見ながら

稜線が広くなった場所(奥西山との鞍部)
だんだん近くなってきた

雪が途切れた先に藪漕ぎ地点がはっきり見える

藪に突入する前に、バナナでエネチャージ🍌

突っ込むよ〜！
手で払いながら藪を漕ぐが、足元は意外と踏み込まれていて明瞭

露岩の痩せた稜線⚠️
僅かな距離だが、写真の右下が奈落の底になってて落ちたらチ〜ン⤵

ココにはこの🌸キンバイソウかな
癒されるぅ〜

しかもザレているので、登りはいいが、帰りは足元を滑らないよう細心の注意⚠️

また藪やん😁
でも向かって左側は超危険なので漕ぐ漕ぐ

踏み跡がしっかり付いてるので、多少の藪漕ぎは問題無い
藪漕ぎと危険地帯は15分あれば突破できる

突破後は最後の急登💦
それにしても凄い空の色！

後方には素晴らしい景色が広がる

目指す山頂と、右奥には妙高山

左手に白馬を見ながらラスト急登💦
凍っていたらピッケル⛏️必須

これぞ紺碧の空！
雲一つない快晴☀️

アルプスも誰か歩いているね
寒くも暑くもなく風も殆ど無い

どんなもんじゃい♪ 堂津岳ちゃん😄
バックは妙高・火打編

ワイルドだぜ〜♪ 堂津岳ちゃん😆
バックは白馬三山編

ここまで素晴らしいとシャッターが止まらない
脳裏に焼き付ける

北アルプスを見ながら至福のランチタイム☕️

後立山連峰✨

東山に、槍・穂高連峰、常念山脈✨

針ノ木岳から唐松岳✨

鹿島槍ヶ岳→五竜岳→唐松岳✨

白馬三山✨
いやぁ〜日帰りがキツかった
あの頃は若かった😅k

雨飾山✨
前に歩いた時はガスで白馬側は見えなかった

頸城アルプス✨

高妻山(左) 戸隠山と西岳(右)
西岳ルートは過去の栄光😆k

紺碧の空と北アと私✨

白馬に向かってジャンプ♪
意外に飛べてる💪😊

山頂にある藪の中には二等三角点
タッチ♡

白馬に行く事はもう無いかな
他に沢山行きたい山があってね🤭

帰りも長いので下山開始💨

絶景を見ながら😄

露岩地帯の下り坂は細心の注意を⚠️
薮に掴まりビビりながら降りるt
私にもあーしろこーしろと煩く指示を出す
気が散るから少し黙ってて欲しかったk

こんな良い天気☀️は一年に数回かな〜
良い日に当たった♪

急斜面を一気に下る
表面は腐っているので蹴りこんで！

帰りはトレースばっちり！
おかげで川に掛けられた橋を発見👀
これは行きでは気づかないわ

自然園のミズバショウ🌸
近くまで寄れない

登山口には綺麗に咲く山桜🌸
お疲れちゃん♪

帰りの林道も🌸や美しい新緑と桜で楽しい

🌸山桜はハラハラと散り始め一番良い時に来れた

上山田温泉♨️に宿泊
昭和レトロな温泉宿
掃除は行き届き布団のシーツもバッチリ👍

大好きな硫黄泉😍
い〜い湯だな♨️ あははん🤣
しかも系列の宿へ湯巡りもできるサービス

素泊まり
買いだした弁当🍱🍺で打ち上げ！
翌日は珍しくラーメン食べてそのまま帰宅

4/25 7:22

《おまけ》t
15年前の堂津岳
往復5時間20分て、どんだけ早いんや
今回もkが足手まといやった(笑）

おnewの爪研ぎにまたたび付けたら
必死にかぶり付き(=^ェ^=)

撮影機器：

COOLPIX P6000 NIKON

装備

備考

この日は雪は表面のみ腐り下部は締まり踏み抜き無し。ピッケル、チェンスパは使用せず。終始10本軽アイゼンとストックのみ。tは下山時薮以降全てつぼ足。

感想

かこღmido

数年前から狙っていた積雪期限定の堂津岳
歩く予定だったこの日は快晴予報

雲や霞もなく感激で涙が出そうなくらい最高の天気と眺望＊
また素晴らしい山を心に刻む事が出来た
そして、出会った方々が皆満面の笑み
本当に素晴らしい一日

大佐飛、日留賀岳より楽だろうと思ったけれど、下山時の緩く長い登り返しはキツかった😅
まだまだ、体力つけなくちゃね

感謝。

tomuzoo

10年以上ぶりの堂津岳
kを連れて再び訪れたようとは
前回同様に今回も快晴☀️に恵まれて素晴らしい1日になった
山頂からは360度の大パノラマに加えて、雪山登山も存分に楽しめて、もうサイコー😆

そやけどホンマにしんどかった
下山したら2人ともヘロヘロ状態
まあ、無事に終われたし良かったんちゃうん

ということで、山の後は温泉♨️じゃ～
上山田温泉♨️は大好きな硫黄泉😍
い～い湯だな♨️ あははん🤣