北八甲田縦走2025 (酸ヶ湯-大岳-小岳-高田-井戸-赤倉-酸ヶ湯)


- GPS
- 06:47
- 距離
- 14.5km
- 登り
- 1,408m
- 下り
- 1,421m
コースタイム
- 山行
- 6:09
- 休憩
- 0:36
- 合計
- 6:45
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
大雪の影響で残雪が未だ多い場所もありますが山頂付近や西向き斜面などでは消雪している所もあります。 今回歩いたルートは比較的残雪を上手く利用できたと感じました。 今回は雪質に恵まれ長靴歩きで3cm前後足が雪に沈むくらいの程良いクッション歩行ができて持参の軽アイゼンの出番はありませんでした。 |
その他周辺情報 | 酸ヶ湯温泉の一部(食堂?)に足場を組み修繕工事している様でした。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
雨具
長靴
ザック
昼食
行動食
スマホ
スマート時計
ストック
軽アイゼン
救急用品
|
---|
感想
今回の北八甲田縦走ルートは3年前とほぼ同じルートを歩きました。
雪山歩きでは雪面を自由に歩ける点が魅力的です。
但し以下の3点で注意が必要だと感じます。
・樹木の密集している場所の通過
・急傾斜面などの危険地帯の回避
・沢などの安全な通過
今回の北八甲田縦走ルートでは直接沢を横切る場所はありません。
但し後半に赤倉岳からの下りで沢上部を巻く様に回避して歩く場所があります。
樹木の密集地帯通過では3年前の縦走で小岳や高田大岳で少し手こずりました。
また高田大岳中腹や最後の酸ヶ湯までの下り急斜面が時期により少し難儀です。
3年前の縦走時と今回を比較しながら今回感じた点を記したいと思います。
酸ヶ湯から地獄湯沢前までは緩斜面の歩行が続きます。
基本的に前の登山者の踏み跡を辿りますが無駄の少ないルートを選びたいです。
今回はルート選びで少しだけ無駄歩きがあった様に感じました。
地獄湯沢の斜面登りを終えると左側の雪壁が樹林帯に変わります。
今回も3年前と同様に樹林帯の切れ目から大岳への短縮ルートを登りました。
3年前はある程度雪面を登った後に右手樹林帯を抜け夏道登山道に合流しました。
ただ右手樹林帯を抜ける場所選定が少し不適当で抜けるのに多少手間どりました。
今回は3年前より少し上に登り樹林帯が減った地点を選び容易に合流できました。
夏道に合流した後は既にある足跡を辿り山頂まで容易に到着できました。
大岳山頂からはなるべく最短ルートで小岳〜高田大岳を目指します。
ただ小岳も高田大岳も8合目から山頂まではほぼ雪が消えています。
3年前はルート選びが不適切で少しヤブ歩きする羽目になりました。
今回は登山道8合目前後で合流できる様にルートを選びながら進みました。
幸い小岳も高田大岳も上手い具合に夏道に合流できてヤブ歩き回避しました。
ただ高田大岳に関しては8合目手前は樹林帯と積雪が混在しています。
歩き易い場所選びはその時期の積雪具合で変わると思われます。
今回も樹木を回避しつつ歩き易いルート選びには少し難しさを感じました。
高田大岳から井戸岳へ向うトラバース歩行は今回は比較的良かったと思います。
トラバース歩行では谷側の足が伸びて山側の足が曲がる状態が長く続きます。
なのでなるべく緩傾斜面をトラバースできれば歩行は楽になります。
井戸岳から赤倉岳までは特に問題なく歩行できました。
ただ井戸岳登山道は昨年整備したばかりの木柱が複数倒壊していました。
今冬の大雪の影響と思われますが木柱の埋め込み深さが浅い様に感じました。
赤倉岳を過ぎた後は途中の大雪斜面を初めて下りました。
3年前は今回より少し先で進路変更しましたが今回は手前での進路変更です。
結果的にはこちらで進路変更した方が楽に歩ける様に感じられました。
その後の樹林帯や沢筋上部での沢筋回避も比較的良好に感じました。
最後に酸ヶ湯へ下る道選定でミスしてしまいました。
前登山者の足跡を辿っていたつもりが何時の間にかルートロスしていた様です。
更にルートを外れた後のルート復帰にも又ミスして無駄歩きしました。
それでも最終的には無事酸ヶ湯温泉に到着できました。
残雪期歩行は注意さえ怠らなければ様々な場所を歩ける事がとても魅力です。
ただ今回は最後に注意を怠りミスした事で良い教訓が得られました。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する