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Yamareco

記録ID: 8149567
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山滑走
飯豊山

飯豊山 ほん石転び沢滑走2025

2025年05月10日(土) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 山形県 新潟県
 - 拍手
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
10:16
距離
29.6km
登り
1,937m
下り
1,933m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:59
休憩
1:18
合計
10:17
距離 29.6km 登り 1,937m 下り 1,933m
6:29
19
梅花皮荘駐車場
6:48
34
7:22
7:25
3
7:28
7:30
30
8:00
8:04
19
10:00
10:01
170
12:51
13:23
22
13:45
13:51
11
14:02
14:11
51
15:15
15:27
28
15:55
15:59
1
16:00
16:01
39
16:40
6
16:46
梅花皮荘駐車場
天候 雨のち曇り
午前中は強風だが、午後には風収まる
過去天気図(気象庁) 2025年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 自転車
梅花皮荘の駐車場を利用。
飯豊山荘へ続く町道は梅花皮荘の先で閉鎖中なので、徒歩や自転車でアプローチ。
現在では除雪は3キロほど先まで進んでおり、そこまで自転車で行けた。
コース状況/
危険箇所等
状況は前回レコとほぼ一緒。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-8136969.html
だが、融雪が進んでおり、雪渓状況はやや悪化。
特に下つぶて石手前のスノーブリッジは崩壊間近なので、来週末は危険かもしれない。
登山ルートの下の方では虫が湧くようになってきたので、そろそろ虫よけ準備を。
石転び沢は、北股沢から新たにデブリが発生している。
このデブリにより、ほん石転び出合から上部の滑走面が狭まっている。
雪渓端部にクラックも出来始めているので、デブリを避けて端を滑っていると落ちる。
デブリ帯近傍を滑走する際は、フォールラインの先を注視して滑走を。

●ほん石転び沢(梅花皮岳〜ほん石転び出合)・・・滑走
石転び沢以上の斜度を誇る、飯豊連峰きっての急斜面滑走ルート。
ドロップポイントとなる梅花皮岳山頂まで雪は続いており、山頂からドロップ可。
梅花皮岳直下が50°以上の急斜面(55°位あるらしい)
山頂から滑降を開始し、雪渓に乗るまでが核心となる。
現状ではドロップポイントに滑走を妨げるようなクラックは無く、状態は良い。
雪渓本体も斜面状態は良好。
デブリ跡は見られるが、殆ど溶けているので滑走の邪魔にはならない。
だが、雪の中に小石が混じっているので、たまに板の下で嫌な音がするかも。
雪は全面ザラメで滑り良し。
ストップスノーは無かったが、翌日5/11にみぞれ混じりの雪が降る予報なので週明け後は悪雪に悩まされるかもしれない。
朝の梅花皮荘駐車場。
雨が降り続いており、登山者の車は1台も無かった。
2025年05月10日 06:37撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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5/10 6:37
朝の梅花皮荘駐車場。
雨が降り続いており、登山者の車は1台も無かった。
先週と同じ位置で通行止め。
せめて倉手山駐車場まで車で行ければ楽なのだが。。。
2025年05月10日 06:39撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
5/10 6:39
先週と同じ位置で通行止め。
せめて倉手山駐車場まで車で行ければ楽なのだが。。。
3キロほど自転車で進んだ先で除雪終点。
ここから先は歩きで飯豊山荘へ向かう。
2025年05月10日 07:05撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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5/10 7:05
3キロほど自転車で進んだ先で除雪終点。
ここから先は歩きで飯豊山荘へ向かう。
前回と同じく、天狗橋の手前で積雪が安定してくる。
ここからはスキーで進む。
2025年05月10日 07:16撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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5/10 7:16
前回と同じく、天狗橋の手前で積雪が安定してくる。
ここからはスキーで進む。
天狗橋で一時雪が途切れる。
2025年05月10日 07:20撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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5/10 7:20
天狗橋で一時雪が途切れる。
橋から眺める渓流。
雨が降り続いているせいで濁流。
水は茶色く濁っている。
2025年05月10日 07:20撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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5/10 7:20
橋から眺める渓流。
雨が降り続いているせいで濁流。
水は茶色く濁っている。
雨脚が強まったので、飯豊山荘で一時雨宿り。
2025年05月10日 07:26撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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5/10 7:26
雨脚が強まったので、飯豊山荘で一時雨宿り。
飯豊山荘の先は雪崩跡。
倒木や枯れ木が多く歩きにくい。
2025年05月10日 07:33撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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5/10 7:33
飯豊山荘の先は雪崩跡。
倒木や枯れ木が多く歩きにくい。
登山届提出所
4日前から20cm位雪が下がったかな。
2025年05月10日 07:34撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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5/10 7:34
登山届提出所
4日前から20cm位雪が下がったかな。
温身平へ向かう。
2025年05月10日 07:57撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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5/10 7:57
温身平へ向かう。
温身平
2025年05月10日 08:00撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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5/10 8:00
温身平
稜線は雲で覆われており見えない。
だが、午後から雲が薄くなる予報。
滑走チャンスはありそうだ。
2025年05月10日 08:00撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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5/10 8:00
稜線は雲で覆われており見えない。
だが、午後から雲が薄くなる予報。
滑走チャンスはありそうだ。
砂防堰堤を越えて登山道へ。
2025年05月10日 08:22撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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5/10 8:22
砂防堰堤を越えて登山道へ。
登山道上部が不自然に開けている。
雪崩で木々が薙ぎ倒されたようだ。
今年はホント、雪が多いね。
2025年05月10日 08:28撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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5/10 8:28
登山道上部が不自然に開けている。
雪崩で木々が薙ぎ倒されたようだ。
今年はホント、雪が多いね。
下つぶて石の下流から雪渓に乗る。
2025年05月10日 08:49撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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5/10 8:49
下つぶて石の下流から雪渓に乗る。
下つぶて岩はまだ雪の中。
2025年05月10日 08:51撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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5/10 8:51
下つぶて岩はまだ雪の中。
登山道方面はデブリと土砂だらけ。
婆マクレ付近は、道が崩壊してそうな予感。
今年の夏道状態は酷い事になりそうだ。
2025年05月10日 08:51撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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5/10 8:51
登山道方面はデブリと土砂だらけ。
婆マクレ付近は、道が崩壊してそうな予感。
今年の夏道状態は酷い事になりそうだ。
上つぶて石の手前で左岸トラバース。
沢への滑落に注意。
2025年05月10日 08:54撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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5/10 8:54
上つぶて石の手前で左岸トラバース。
沢への滑落に注意。
結構急なトラバース。
念のため、クトーを装着して通過。
上つぶて石へ抜けるまで気が抜けない。
2025年05月10日 09:02撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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5/10 9:02
結構急なトラバース。
念のため、クトーを装着して通過。
上つぶて石へ抜けるまで気が抜けない。
上つぶて石を越えて、雪渓を進む。
ガスの中に滝沢出合が見えてきた。
2025年05月10日 09:06撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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5/10 9:06
上つぶて石を越えて、雪渓を進む。
ガスの中に滝沢出合が見えてきた。
滝沢出合で小休憩。
谷はガスで覆われており視界が悪い。
上からの落石・落雪が見えないので少し怖い。
2025年05月10日 09:26撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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5/10 9:26
滝沢出合で小休憩。
谷はガスで覆われており視界が悪い。
上からの落石・落雪が見えないので少し怖い。
石転び出合に到着。
この辺は視界明瞭。
上空は雲がかかっているが、梅花皮小屋の稜線は見えていた。
2025年05月10日 09:56撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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5/10 9:56
石転び出合に到着。
この辺は視界明瞭。
上空は雲がかかっているが、梅花皮小屋の稜線は見えていた。
石転び沢、拡大。
中央部にデブリ帯が新たに発生している。
あの辺、滑走面が狭く滑りにくそう。
2025年05月10日 09:56撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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5/10 9:56
石転び沢、拡大。
中央部にデブリ帯が新たに発生している。
あの辺、滑走面が狭く滑りにくそう。
谷の下部はガスに包まれている。
さっきまではこのガスのせいで視界が悪かった。
2025年05月10日 09:57撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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5/10 9:57
谷の下部はガスに包まれている。
さっきまではこのガスのせいで視界が悪かった。
石転び沢を登る。
雪渓上には雪塊が散乱している。
2025年05月10日 10:06撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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5/10 10:06
石転び沢を登る。
雪渓上には雪塊が散乱している。
久しぶりに自撮りしてみよう。
石転び沢を背景に記念撮影。
2025年05月10日 10:12撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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5/10 10:12
久しぶりに自撮りしてみよう。
石転び沢を背景に記念撮影。
振り返ると朝日連峰が見えた。
稜線上は雲がかかっているようで、大朝日や以東岳等のピークは見えない。
2025年05月10日 10:46撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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5/10 10:46
振り返ると朝日連峰が見えた。
稜線上は雲がかかっているようで、大朝日や以東岳等のピークは見えない。
ほん石転び出合に到着。
2025年05月10日 10:51撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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5/10 10:51
ほん石転び出合に到着。
ほん石転び沢出合から眺めるほん石転び沢。
上の方はガスっており、ドロップポイントの状態は判らない。
2025年05月10日 10:51撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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5/10 10:51
ほん石転び沢出合から眺めるほん石転び沢。
上の方はガスっており、ドロップポイントの状態は判らない。
ほん石転び出合から上はデブリ帯。
2025年05月10日 10:55撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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5/10 10:55
ほん石転び出合から上はデブリ帯。
まだ新しいデブリだ。
4日前は無かったので、最近崩れたようだ。
2025年05月10日 10:57撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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5/10 10:57
まだ新しいデブリだ。
4日前は無かったので、最近崩れたようだ。
左側の雪渓端を滑り抜けられそうだが…
2025年05月10日 11:15撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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5/10 11:15
左側の雪渓端を滑り抜けられそうだが…
雪渓の端にはクラックが出来ている。
デブリを避けて滑走してると、このクラックに落ちる、という罠。
石転び沢滑走の際は注意しよう。
2025年05月10日 11:18撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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5/10 11:18
雪渓の端にはクラックが出来ている。
デブリを避けて滑走してると、このクラックに落ちる、という罠。
石転び沢滑走の際は注意しよう。
デブリの発生源は北股沢。
この沢はよく崩れる。
2025年05月10日 11:36撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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5/10 11:36
デブリの発生源は北股沢。
この沢はよく崩れる。
北股沢、拡大
クラックが多く、真横に長い範囲割れている。
2025年05月10日 11:44撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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5/10 11:44
北股沢、拡大
クラックが多く、真横に長い範囲割れている。
石転び沢の登行が佳境に入る。
この先は、雪渓の最大傾斜部。
ここの登りは毎回大変
2025年05月10日 11:53撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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5/10 11:53
石転び沢の登行が佳境に入る。
この先は、雪渓の最大傾斜部。
ここの登りは毎回大変
北股岳の稜線には雪庇がずらりと並んでいる。
北股砲台は今年も健在。
あれが崩れたら石転び沢めがけて落ちてくる。
登行中は上部にも注意。
2025年05月10日 12:08撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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5/10 12:08
北股岳の稜線には雪庇がずらりと並んでいる。
北股砲台は今年も健在。
あれが崩れたら石転び沢めがけて落ちてくる。
登行中は上部にも注意。
H1700m付近が一番つらい。
なかなか足が進まない。
2025年05月10日 12:25撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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5/10 12:25
H1700m付近が一番つらい。
なかなか足が進まない。
ようやく梅花皮小屋が見えた。
2025年05月10日 12:44撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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5/10 12:44
ようやく梅花皮小屋が見えた。
振り返り、石転び沢を眺める。
天気が悪いので誰も登って居ない。
今日の石転び沢は貸し切りになりそうだ。
2025年05月10日 12:44撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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5/10 12:44
振り返り、石転び沢を眺める。
天気が悪いので誰も登って居ない。
今日の石転び沢は貸し切りになりそうだ。
ガスが晴れて北股岳が見えるようになった。
予報通り、午後からは視界良好、強風も収まった。
WINDY先生、今日も冴えてるね。
2025年05月10日 12:45撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4
5/10 12:45
ガスが晴れて北股岳が見えるようになった。
予報通り、午後からは視界良好、強風も収まった。
WINDY先生、今日も冴えてるね。
梅花皮小屋に到着。
今日も泊まっていきたいけど、明日は大荒れ。
夕方から荒れる予報なので早めに下山しよう。
2025年05月10日 12:50撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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5/10 12:50
梅花皮小屋に到着。
今日も泊まっていきたいけど、明日は大荒れ。
夕方から荒れる予報なので早めに下山しよう。
朝日連峰方面
稜線の雲が取れて、大朝日岳や以東岳がはっきり見える。
2025年05月10日 13:14撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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5/10 13:14
朝日連峰方面
稜線の雲が取れて、大朝日岳や以東岳がはっきり見える。
大日岳方面。
2025年05月10日 13:23撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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5/10 13:23
大日岳方面。
標高2000mから上は雲。
大日岳の山頂は見えない。
2025年05月10日 13:23撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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5/10 13:23
標高2000mから上は雲。
大日岳の山頂は見えない。
梅花皮小屋を後にし、ほん石転び沢のドロップポイントへ。
梅花皮岳へ向かう。
2025年05月10日 13:23撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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5/10 13:23
梅花皮小屋を後にし、ほん石転び沢のドロップポイントへ。
梅花皮岳へ向かう。
梅花皮岳の登山道は雪が無く、夏道が出ていた。
2025年05月10日 13:29撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
5/10 13:29
梅花皮岳の登山道は雪が無く、夏道が出ていた。
振り返ると北股岳。
その向こうには日本海が見える。
2025年05月10日 13:31撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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5/10 13:31
振り返ると北股岳。
その向こうには日本海が見える。
梅花皮岳山頂が見えてきた。
あの頂から、ほん石転び沢へドロップ。
直下は55度くらいあるので、遠目で見るとまるで壁の様だ。
2025年05月10日 13:41撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4
5/10 13:41
梅花皮岳山頂が見えてきた。
あの頂から、ほん石転び沢へドロップ。
直下は55度くらいあるので、遠目で見るとまるで壁の様だ。
梅花皮岳に到着。
山頂で滑走準備。
2025年05月10日 13:45撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4
5/10 13:45
梅花皮岳に到着。
山頂で滑走準備。
では、ほん石転び沢滑走スタート。
ドロップ直後が核心だが、直下はクラック無しの好条件。
これなら行ける!
2025年05月10日 13:45撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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5/10 13:45
では、ほん石転び沢滑走スタート。
ドロップ直後が核心だが、直下はクラック無しの好条件。
これなら行ける!
直下を落として雪渓に乗った。
多少のクラックは見られるが、滑走の支障となるようなクラックは無し。
とりあえず、核心を越えて一息つく。
2025年05月10日 13:52撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
3
5/10 13:52
直下を落として雪渓に乗った。
多少のクラックは見られるが、滑走の支障となるようなクラックは無し。
とりあえず、核心を越えて一息つく。
雪は全面ザラメで滑り良し。
連休中はストップスノーに悩まされたが、新雪は全てザラメに変わった模様。
今日の雪質は良好だ。
2025年05月10日 13:52撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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5/10 13:52
雪は全面ザラメで滑り良し。
連休中はストップスノーに悩まされたが、新雪は全てザラメに変わった模様。
今日の雪質は良好だ。
振り返り、ほん石転び沢を眺める。
面はフラットで縦溝やスプーンカットも無し。
スラフが流れる事も無く、今回のほん石転び沢は過去一番安定していた。
2025年05月10日 13:54撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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5/10 13:54
振り返り、ほん石転び沢を眺める。
面はフラットで縦溝やスプーンカットも無し。
スラフが流れる事も無く、今回のほん石転び沢は過去一番安定していた。
ほん石転び出合が見えてきた。
2025年05月10日 13:54撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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5/10 13:54
ほん石転び出合が見えてきた。
石転び沢に抜けて、ほん石転び沢滑走終了。
あとは、石転び沢を滑って下山。
2025年05月10日 13:57撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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5/10 13:57
石転び沢に抜けて、ほん石転び沢滑走終了。
あとは、石転び沢を滑って下山。
石転び沢出合まで滑り降りた。
稜線はまだ見えているが、これから曇る。
良いタイミングで滑走できた。
2025年05月10日 14:10撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4
5/10 14:10
石転び沢出合まで滑り降りた。
稜線はまだ見えているが、これから曇る。
良いタイミングで滑走できた。
ここから下も、しばらく滑走は続く。
ルート上には枝や小石が散乱しており滑りにくい。
たまに板下からガリッて音が聞こえるが、気にしたら負けだ。
2025年05月10日 14:14撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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5/10 14:14
ここから下も、しばらく滑走は続く。
ルート上には枝や小石が散乱しており滑りにくい。
たまに板下からガリッて音が聞こえるが、気にしたら負けだ。
上つぶて石手前。
この辺は穴やクラックが多くて気味が悪い。
下の方は雪渓崩壊が進んでいる。
そろそろ夏道利用を検討した方が良さそうな感じだ。
2025年05月10日 14:23撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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5/10 14:23
上つぶて石手前。
この辺は穴やクラックが多くて気味が悪い。
下の方は雪渓崩壊が進んでいる。
そろそろ夏道利用を検討した方が良さそうな感じだ。
スノーブリッジを渡る。
ブリッジは薄くなっており崩壊間近。
来週には通れなくなりそう。
2025年05月10日 14:28撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
5/10 14:28
スノーブリッジを渡る。
ブリッジは薄くなっており崩壊間近。
来週には通れなくなりそう。
ぶなじゅりんまで滑り降り、一休み。
いつもここで休憩してるな。
2025年05月10日 14:38撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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5/10 14:38
ぶなじゅりんまで滑り降り、一休み。
いつもここで休憩してるな。
新緑眩しいブナ樹林。
束の間、日差しが入って良い感じ。
2025年05月10日 14:46撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
5
5/10 14:46
新緑眩しいブナ樹林。
束の間、日差しが入って良い感じ。
砂防堰堤まで下山。
融雪が進み、テーブルと椅子が出ていた。
2025年05月10日 15:03撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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5/10 15:03
砂防堰堤まで下山。
融雪が進み、テーブルと椅子が出ていた。
デブリ帯を抜けて温身平へ。
2025年05月10日 15:04撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
5/10 15:04
デブリ帯を抜けて温身平へ。
雪解け進む梅花皮沢。
朝は濁流だったけど、今は少し落ち着いたようだ。
2025年05月10日 15:07撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
5/10 15:07
雪解け進む梅花皮沢。
朝は濁流だったけど、今は少し落ち着いたようだ。
稜線上はもう見えない。
やはり天気は下り坂。
夕方からは再び暴風雨になるらしい。
2025年05月10日 15:15撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
5/10 15:15
稜線上はもう見えない。
やはり天気は下り坂。
夕方からは再び暴風雨になるらしい。
ちょっと寄り道、クサイグラ尾根の取り付きを確認。
雪が多い今シーズンでも、尾根の下部は黒々としてる。
やはり最初は藪漕ぎか。
いや、私は行かないけど気になってる人もいるかと思ってさ。
2025年05月10日 15:18撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
5
5/10 15:18
ちょっと寄り道、クサイグラ尾根の取り付きを確認。
雪が多い今シーズンでも、尾根の下部は黒々としてる。
やはり最初は藪漕ぎか。
いや、私は行かないけど気になってる人もいるかと思ってさ。
クサイグラ尾根の取り付き脇は雰囲気の良い平地。
雪のある時期に限られるが、ここで幕営してる人をたまに見かける。
前日ここで幕営して、翌日早朝にクサイグラ尾根を登る、という戦略らしい。
2025年05月10日 15:19撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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5/10 15:19
クサイグラ尾根の取り付き脇は雰囲気の良い平地。
雪のある時期に限られるが、ここで幕営してる人をたまに見かける。
前日ここで幕営して、翌日早朝にクサイグラ尾根を登る、という戦略らしい。
堰堤の脇に咲くフキノトウ。
2025年05月10日 15:29撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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5/10 15:29
堰堤の脇に咲くフキノトウ。
温身平のぶなじゅりんを散策。
森林散策してから下山するのが最近のマイトレンド。
2025年05月10日 15:34撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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5/10 15:34
温身平のぶなじゅりんを散策。
森林散策してから下山するのが最近のマイトレンド。
水芭蕉園
いくつか花が咲いてるが、殆どは閉じていた。
2025年05月10日 15:40撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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5/10 15:40
水芭蕉園
いくつか花が咲いてるが、殆どは閉じていた。
イワウチワもあちこちに咲いている。
2025年05月10日 15:49撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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5/10 15:49
イワウチワもあちこちに咲いている。
飯豊山荘に下山。
2025年05月10日 16:00撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
5/10 16:00
飯豊山荘に下山。
天狗橋の先まで滑って滑走終了。
ここからは板を担いで下山。
2025年05月10日 16:09撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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5/10 16:09
天狗橋の先まで滑って滑走終了。
ここからは板を担いで下山。
除雪終点まで降りてきた。
重機は朝の位置のまま。
土日は作業が行われないようだ。
2025年05月10日 16:30撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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5/10 16:30
除雪終点まで降りてきた。
重機は朝の位置のまま。
土日は作業が行われないようだ。
除雪終点の雪壁。
今年の雪壁は高い。
5m以上はありそう。
2025年05月10日 16:30撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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5/10 16:30
除雪終点の雪壁。
今年の雪壁は高い。
5m以上はありそう。
最後は自転車で町道を下る。
2025年05月10日 16:33撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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5/10 16:33
最後は自転車で町道を下る。
西俣の尾根も、黒うなり申したな。
2025年05月10日 16:35撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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西俣の尾根も、黒うなり申したな。
梅花皮荘へ続く吊り橋。
残念ながら通行禁止となっている。
2025年05月10日 16:42撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
5/10 16:42
梅花皮荘へ続く吊り橋。
残念ながら通行禁止となっている。
梅花皮荘駐車場へ帰還。
2025年05月10日 16:45撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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5/10 16:45
梅花皮荘駐車場へ帰還。
撮影機器:

感想

前夜からの雨が降り続き、朝の梅花皮荘は雨だった。
雨降る中、駐車場を出発し、町道を進んでゆく。
こんな雨の中なので登山者は居らず、駐車場に他の車は見られない。
当然、山中には誰も居らず、雨脚は時折、強くなり周囲の景色は暗い。
濁流と化した梅花皮沢と、ガスで真っ白な雪渓と、なんとも陰鬱な光景が続き、これからほん石転び沢を滑走するというのにローテンションで先へと進んでいく。
しかし、9時を過ぎると雨は止み、石転び出合に抜けるとガスも晴れる。
空は高曇りで、出合からは石転び沢の白き雪渓・・・
う〜ん、デブリで汚れているので白いとは言い難いが、見事な雪渓が見えており、気分は昂った。
稜線上は強風のようで大きな風の音が聞こえてくるが、谷部は平穏。
予報では午後には風は収まり、稜線上は一時的にガスも晴れるようなので、13時頃に稜線に到達するよう、ややペースを落として時間調整しながら石転び沢を登って行った。
予定通り、13時には梅花皮小屋に到着し、いよいよ今回の本命、ほん石転び沢の滑走へと取り掛かる。
ほん石転び沢は、2022年を最後に滑走して以来3年ぶり。
滑走チャンスがあまり無い雪渓なのでこの3年間は様子見となったが、雪の多い本年は絶好の好機。
直下が50度を越える狭路なので、なかなかスリリングで滑走するには気合がいる。
私にとっては、今シーズンのBCの中では最も難度の高い滑走ルートとなる。
小屋を後にしてドロップポイントの梅花皮岳山頂へと向かうも、やや緊張気味で足が微かに震える始末。
「びびってねーし、石転び沢の登りで疲れてるだけだし。」
と、言い訳しながら登山道を進んでゆく。
梅花皮岳山頂に着くと、周囲はガスで微かに白く。
視界不良で滑走できないのでは?
と、危ぶまれたが、何とかドロップポイントの状態は見える程度にガスは薄い。
山頂から直下を覗き込んでみると、最大の懸念項目であるドロップポイントのクラックは成りを潜めており、問題なくドロップできそうだ。
山頂周辺の雪質を確認すると、程よく緩んだザラメで雪質も問題なし。
滑走条件は完全に揃ったので、これはもう滑るしかない。

意を決して、梅花皮岳山頂からドロップ。
「ドロップ」と言う言葉、なんだかエクストリームスキーヤーの真似事をしているみたいで私はあまり好きではないのだが、梅花皮岳からほん石転び沢への滑降は正にドロップ、という言葉が似合う。
滑ると言うよりは落ちる、と言う感覚で稜線から谷へと、雪渓へと滑り抜ける。
無事、雪渓に乗った後は、滑っては止まってを数回繰り返し、スラフの出具合を確認。
過去にほん石転び沢を滑走した際に大量に流れ出たスラフに襲われてヒヤリとした経験があるので、まずはその確認である。
そして、危険なスラフが出ないことが判ったら、本滑走開始。
斜面状態はこの上なく良好で、特に連休中に降った雪が好条件を演出している。
連休中に降られた時はストップスノーになるから迷惑だ、と思った新雪が、今はこうして良いザラメとなって楽しませてくれるとは。
あの時は文句言ってすまんね、と新雪殿に謝りながら、ほん石転び沢を滑って行く。
今回が3度目となるほん石転び沢滑走だが、その中でも最上と言えるような斜面状態、雪質に恵まれて、気分は上々。
下の方へ行くとデブリ跡の中に混じった小石のせいで、時々ガリっと。
何度か嫌な音を聞くことになるが、とにかく、斜面状態と雪が良いので気にならない。
石転び沢へと抜けるまでは至福の滑走が続き、2025年度のほん石転び沢滑走は、過去一番と言えるような素晴らしい滑走で幕を閉じた。

ほん石転び沢滑走後の充実感に浸りつつ下山して家路につくと、夕方からは予報通り雨。
悪天候の一日だったが、そのわずかな好機を狙って、ほん石転び沢を滑走できた。
我ながら見事な滑走計画であったと、今こうして自画自賛するのであった。


◆ほん石転び沢滑走(梅花皮岳〜石転び出合)

2025年5月10日13:51撮影

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