「固形燃料で テーブル燃やす ド顰蹙」丹沢の大山


- GPS
- 04:33
- 距離
- 7.6km
- 登り
- 576m
- 下り
- 1,035m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2025年05月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
●固形燃料(こけねん)で テーブル燃やす ド顰蹙
バスでヤビツ峠→大山→見晴台という、ありがちなコースだが大山山頂で「これは酷い」に遭遇。一瞬「前衛的な芸術作品?」と思いきや、何と真新しい、プラスチック製と思われるテーブルにポケットストーブがメルトダウンしているではないか。百均で売ってる折り畳み式の物を使っている事から、登山者ではなく観光客と思われる。
固形燃料にせよアルストにせよ燃やせば底が熱くなるから、金属製のテーブルの上で使うとか、軽量化を求めるなら岩や地面に置いて使うべきたと知らないのか…
※ストームクッカー等、底から距離を取っている構造の物もある
すぐ近くにコンクリの土止めがあるのだから、そこで使えば良かったのに。
よく見ると、しっかりテーブルに食い込んでいで引っ張っても取れなさそうなのと、私が犯人と誤解されそうなので手を触れなかったが、煤が異様に多い。百均の固形燃料はたまたエスビット燃料でも、ここまで煤だらけにはなるまい。となると…この煤の発生源は、プラスチック製のテーブルではないか? つまりテーブルの表面部分が燃えた。
犯人は、コーヒーでも入れるつもりでテーブル燃やして、あわてて水をぶっ掛けて逃げたのではないか?
せっかく、腐らないようにとプラスチック製のテーブルを関係方面の方々が用意してくださった、まだ新しい物なのに、哀れ。
犯人め、早く自首して関係各方面にお詫びの上でテーブルを弁償しろ!
●山行に便利な定食屋
・秦野駅前の松屋。
https://pkg.navitime.co.jp/matsuyafoods/spot/detail?code=0000000271
店内は清潔。カウンター席のみ。荷物を置く場所は特に無く隣の椅子に置かさせて貰った。朝8時前後だったが混んではおらず。朝特は400円でコスパ良し。特盛無料だがお代わり無料は無し。冷たいお茶も登山前なのでカパカパ飲む。
今回は stoveless なので、「お持ち帰り」で牛丼つゆ抜きも頼み、昼の弁当とする。並盛りで460円。朝得は持ち帰りメニューに無いんだよね。
・伊勢原の松屋
https://pkg.navitime.co.jp/matsuyafoods/spot/detail?code=0000000552
早めの夕食はここでプルコギ定食と称する牛肉を甘く煮た韓国で食べたのとは違う物を890円。今、松の屋だと500店達成記念のクーポン見せるとチキンカツ定食が500円なのだが…
秦野店で買った持ち帰りの牛丼の空き容器を「捨てておいてもらえませんか?」と申し出たら、快く引き受けてくださいました。登山中ってゴミ捨てる場所に困るんですよね。今はどこの山域も「ゴミは持ち帰りましょう」だから。でも街中とか駅チカで、有料でいいからゴミを捨てられないかね。ゴミ持って別の山に登りに行くのも。泊まりなのに持ち帰りを頼んだから空き容器が出たわけだけど。
●ヤビツ峠へのバスの様子
秦野駅前は初見殺しみたく訳わからなくて「松屋はどう行くんだ?」「ヤビツ峠へのバス停は?」と右往左往してしまう。平日の水曜でバスはざっと80人以上は並んでた。神奈中なら積み残しが出ないように臨時便を出すなと思ったが、その案内が不十分だと言っている人もいて、前の便は寿司詰めだったと思う。増発で幸い座れたがたちまち混んできて身動き取れず。荷物抱えて立ってる人達も。これで山道をくるんくるん回りながら運ばれるので登山口に着く前に力を使い果たしそう。大山ケーブルへのバスより明らかに人気。今後、ヤビツ峠行きに乗るべきか止めるべきか、それが問題だ。登山者が減る時期ならいいかも、と思う。
●ヤビツ峠レストハウスは水・木休業
https://tanzawamon.jp/yabitsutouge-resthouse/
レストハウスでまったりと食事やコーヒーなどしてから登山、なんてゴージャスな身分になる日が来るのだろうかと思っていたが休業ね。水でも飲むか。
●山行記録
ヤビツ峠から登る登山者達は、客層が違っていて、登山しない人達が行事でグループで登山してる、という感じが多い。他の山道では抜かされまくりの私でも、ヤビツ峠から大山のルートだと、速い部類になるのでびっくり。ヤビツ峠から大山は、ちょっと鎖場もあったけど、登りやすいですね。大山は、ケーブルで上がって山頂を目指すより、ヤビツ峠の方が断然易しい。
ただ、あの満員バスがねぇ。滅多に登山しない知人らに「大山登るならヤビツ峠がお勧め!」とも言い切れない。座れなかったら恨まれそうで。
◯見晴台経由の下山道
前に降りたときは鹿にしか会わなかったのに、ここも今や人気コース化してますね。グループも多い。それにしても、去年は疲れてノロノロになり、阿夫利神社下社まで行ったらケーブルが終わってて、暗い女坂を降りて、コマ参道では土産物店の人に心配していただくという情けなさでしたが、まぁ真っ当な時間に下山したから去年より進歩というかマシになりましたね。
●大山登頂を目指す人に
靴はトレックシューズアジム、4,500円、位で大丈夫ては。
https://workman.jp/shop/g/g2300053579057/
丹沢・大山フリーパス
https://cdn.sotetsu.co.jp/media/2023/train/tickets/tour/tanzawa_ooyama_freepass2023.pdf
横浜から相鉄で、ケーブル無しのB切符で1520円、2日有効。
・安いB切符でヤビツ峠にバスで行ける
・ヤビツ峠の標高は、実はケーブルで行ける地点より高い
・ケーブルだと、降りてから「表参道」という名前とは裏腹の岩だらけのハードな道になるが、ヤビツ峠から山頂に登る方が易しい。
ただし公共交通機関だとバスが悩みどころで、秦野駅から神奈中バスのヤビツ峠行きは、このような有様。平日は1日2本で始発が8:25と遅い。
https://www.kanachu.co.jp/dia/diagram/timetable01/cs:0000801327-1/nid:00127715
帰りもバスだと大変で、平日だと15:46 までにバス停に戻れないと立ち往生してしまう。
https://www.kanachu.co.jp/dia/diagram/timetable/cs:0000803380-1/nid:00127853
「いつか大山に登頂してみたい」な不慣れな人は、12時になったら登頂できなくても引き返す、など工夫が必要。
私が切符の元を取るために連チャンで山に行った様子は以下をご覧ください。
ズルして「丹トン」で絶景の丹沢主脈線を堪能
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-8171182.html
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