残雪の燕岳

2025年05月13日(火) 〜 2025年05月14日(水)

• GPS: 11:17
• 距離: 10.0km
• 登り: 1,416m
• 下り: 1,415m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:55
• 休憩: 1:45
• 合計: 7:40

距離 6.0km 登り 1,409m 下り 164m

8:01 中房温泉バス停
8:47 8:55 第１ベンチ
9:34 第２ベンチ
10:18 10:37 第３ベンチ
11:19 11:26 富士見ベンチ
12:00 12:31 合戦小屋
12:55 12:56 合戦山
14:09 14:29 燕山荘
14:34 14:35 いるか岩
14:53 14:55 めがね岩
15:03 15:20 燕岳
15:26 めがね岩
15:39 いるか岩
15:46 燕山荘

2日目

• 山行: 2:55
• 休憩: 0:38
• 合計: 3:33

距離 4.0km 登り 6m 下り 1,251m

15:46 燕山荘
7:49 7:50 合戦山
8:03 8:17 合戦小屋
8:36 8:37 富士見ベンチ
8:57 9:18 第３ベンチ
9:42 第２ベンチ
10:09 10:12 第１ベンチ
10:40 中房温泉登山口
10:41 ゴール地点

天候

快晴　抜群の絶景に加え、山頂も燕山荘のテラスも風も無くゆっくり過ごすことができました

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

林道崩落によって通行止め箇所のある中線でしたが、ばすが観音峠まで、そこから徒歩で崩落箇所を越え、燕山荘グループの送迎車に乗って中房温泉まで行くことができました。
（今は時間帯によって通行可能？）
https://www.city.azumino.nagano.jp/soshiki/32/66871.html

コース状況／危険箇所等

第3ベンチから上に残雪あり（5月13日）12本爪アイゼンとピッケル利用

その他周辺情報

下山後に中房温泉で汗を流す。素晴らしいお湯でした

写真

5/13 7:27

観音峠から徒歩で崩落箇所を越える。修復工事済みに見えました。

5/13 7:46

中房温泉登山口に到着するまでが遠く、感慨無量！

5/13 8:46

ゆっくり樹林帯を登る

5/13 9:29

キツイと思う頃にベンチが現れる！

5/13 10:16

木々の間から雪山が見えてきたら

5/13 10:16

第3ベンチ到着

5/13 10:58

アイゼン装着

5/13 11:52

稜線見えてきましたよ！

5/13 12:01

合戦小屋はまだ雪の中でした

5/13 12:52

合戦の沢の頭！最後の登りがキツかった！

5/13 13:22

燕岳見えてきました

5/13 14:03

槍も見えてきた

5/13 14:06

これがみたかった！向こう側！

5/13 14:10

燕山荘到着！

5/13 14:12

ザックをデポして燕岳に向かいます

5/13 14:34

定番すぎるイルカ岩と槍

5/13 14:34

白くて幻想的な山頂への道

5/13 14:39

うーん！これが見たかった

5/13 14:53

定番すぎるメガネ岩

5/13 15:04

登頂！

5/13 15:05

何度も同じ写真

5/13 15:13

燕山荘を振り返って。花崗岩と雪の白が美しい

5/13 16:40

燕山荘名物山男さんと燕岳のコラボ

5/13 18:39

野口五郎岳に沈む夕陽

5/13 21:19

この夜はちょうど満月！その分、星は見えませんでしたが

5/14 4:50

朝焼けは雲の中でほんのり

5/14 11:20

バスまでの時間、汗を流すことができました。いいお湯でした！

5/14 11:31

下りはあっという間でした

送迎バスを降りて崩落地は徒歩で。

5/14 12:16

法面に咲いていた一輪のイワカガミ

撮影機器：

iPhone 13 Pro Apple

iPhone SE (3rd generation) Apple

感想

koala

林道中房線崩落のためバスは観音峠まで、そこから徒歩で崩落箇所を通り抜ければ中房温泉までは無料バスで送迎をしてもらえる。しかし1日に2便、それを逃したら延々と林道を歩くことになる…
今回の1番の課題は、中房温泉11:55発の送迎バスに間に合うように降りてくること。
北アルプス三大急登、しかも重い冬靴だし、第3ベンチから上は12本爪アイゼンつけて、初めての燕岳は不安がいっぱいだった。

ところが幸運にも天気に恵まれて、合戦小屋の上に出てからの絶景で不安も疲れも吹き飛んだ！
憧れの表銀座の縦走路、槍の穂先が目の前に。
そして燕山荘も見えてきた！見えてからが長い！やっとの思いで登頂！
見えた、見えた、深い谷の向こう側に裏銀座の山々が。いつも安曇野から見上げる常念山脈、「その向こう側を見たい」とずっと憧れていた。
ザックを燕山荘に置いて山頂まで往復。こんな絶景を見ながら歩けるなんて！と感動で胸がいっぱいだった。
山頂からは槍穂高から裏銀座、後立山、鹿島槍、北信五岳、八ヶ岳、南アルプスまで360度の大展望！ガイドさんも「こんなに見えて風もなく穏やかなの初めてかも」と。
燕山荘の展望テラスからは日の入り、満月の夜景、日の出まで見られて大満足！
翌朝は苦手の下りを慎重に乗り切って、バスの1時間前に下山、中房温泉のお風呂にまで入れて感激でした。
今回特筆すべきことは、御歳88歳の女性と出会ったこと。コースタイムの倍くらいの時間をかけて慎重に歩いていらっしゃる、そのお姿は神々しくさえある。その素敵な笑顔に、健康さえあればまだしばらく山を楽しめるぞ！と励まされたのでした。