蝶ヶ岳〜常念岳(三股から周回)


- GPS
- 11:12
- 距離
- 15.9km
- 登り
- 2,113m
- 下り
- 2,115m
コースタイム
- 山行
- 10:14
- 休憩
- 0:59
- 合計
- 11:13
天候 | 薄曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
■残雪状況 以下は本日(5/14)時点の状況です。今後状況はどんどん変化していくと思われますので参考程度に願います。 【三股登山口 → まめうち平】 無雪、完全に夏道です。 【まめうち平 → 蝶ヶ岳】 まめうち平(約1,900m)を過ぎると雪が現れ、その後完全に繋がります。今日は早い時間に通過したためか、心配していた踏み抜き・ズボりはあまりありませんでした。 【蝶ヶ岳 → 常念岳】 蝶槍を越えて下った先(林で雪が出てくる)までは無雪、完全な夏道。林から2,512m峰手前まで雪が繋がります。林間は踏み抜き率高し。 2,512m峰から常念ピークまでは夏道で歩けます。 【常念岳 → 前常念岳】 夏道を歩く部分と雪上を歩く部分が半々、今後は前者が増えてくると思われます。 【前常念岳 → 三股登山口】 アルミ梯子までの岩稜部は雪なし。アルミ梯子から雪が現れ、2,000mあたりまで切れたり繋がったり。1,900mを越える(下がる)と夏道です。 |
予約できる山小屋 |
蝶ヶ岳ヒュッテ
|
写真
感想
昨年9月に冷沢から蝶ヶ岳に登った際に「三股からの三角周回、久しくやってないなあ」と思い、レコを見直してみると前回は2018年!7年ぶりに周回してみました。
過去2度とも「常念岳 → 蝶ヶ岳」の反時計周りだったので、今回は「蝶ヶ岳 → 常念岳」で歩いてみます。
まめうち平を過ぎると雪が現れ、すぐに繋がりました。トラバースを挟みながら、林間をグングン登って高度を上げていきます。踏み抜きを心配しましたが早い時間だったせいか、それほど苦戦することもなく蝶ヶ岳に着くことができました。今日は薄曇りの天候で、正面の穂高や槍ヶ岳もうっすらと霞んだ印象。
ここから常念へ。7年前の記憶はまったく残っておらず、さらには反対向きだったので、今日はほぼ「初めて」の感じです(積雪期ということも含め)。蝶槍を越えた先までは夏道、そこからは雪が繋がって再びアイゼンを履きました。2,592m峰を越え、2,512m峰ピークで夏道に。なかなかの傾斜を見上げ、大岩をよじ登っていきます。見覚えのある山頂の祠が見えたとき、手前の雪上にライチョウがいました。薄曇りの天候だったので「出てきてくれたらいいなぁ」と思っていましたが、まだ冬毛の残るその姿に嬉しくなります。
山頂で写真を撮ったりおにぎりを食べたりしていると近くで鳴き声、見ると先ほどとは違う2羽、さらには飛び回るペアや別の場所にも。今日は思いのほかたくさんのライチョウに会えました。
常念 ↔ 前常念間が踏み抜くかとワカンを背負っていきましたが、それほどでもなく、また既に夏道を歩く区間もあって、結局ツボ足のまま進みました。
前常念からは大岩エリアを降り、アルミ梯子からしばらく雪の林間。こちらもやはり1,900mあたりを境に夏道となり、九十九折を下って三股に戻りました。
ほぼ夏道の稜線、まだまだ雪たっぷりの林間とアイゼンなどの換装に手間はかかりましたが満足度は高い山行でした。
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