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Yamareco

記録ID: 8168378
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

蝶ヶ岳〜常念岳(三股から周回)

2025年05月14日(水) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
11:12
距離
15.9km
登り
2,113m
下り
2,115m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
10:14
休憩
0:59
合計
11:13
距離 15.9km 登り 2,113m 下り 2,115m
2:57
10
3:07
3:08
19
3:27
3:28
3
3:31
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17
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6:16
6
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19
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5
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10:28
1
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41
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11:16
59
12:15
12:16
104
14:00
10
天候 薄曇り
過去天気図(気象庁) 2025年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
三股登山口駐車場(75台/無料/トイレあり)
コース状況/
危険箇所等
■残雪状況
以下は本日(5/14)時点の状況です。今後状況はどんどん変化していくと思われますので参考程度に願います。

【三股登山口 → まめうち平】
無雪、完全に夏道です。

【まめうち平 → 蝶ヶ岳】
まめうち平(約1,900m)を過ぎると雪が現れ、その後完全に繋がります。今日は早い時間に通過したためか、心配していた踏み抜き・ズボりはあまりありませんでした。

【蝶ヶ岳 → 常念岳】
蝶槍を越えて下った先(林で雪が出てくる)までは無雪、完全な夏道。林から2,512m峰手前まで雪が繋がります。林間は踏み抜き率高し。
2,512m峰から常念ピークまでは夏道で歩けます。

【常念岳 → 前常念岳】
夏道を歩く部分と雪上を歩く部分が半々、今後は前者が増えてくると思われます。

【前常念岳 → 三股登山口】
アルミ梯子までの岩稜部は雪なし。アルミ梯子から雪が現れ、2,000mあたりまで切れたり繋がったり。1,900mを越える(下がる)と夏道です。
予約できる山小屋
蝶ヶ岳ヒュッテ
今日は左へ進んで、右から降りてくる予定
2025年05月14日 03:14撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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5/14 3:14
今日は左へ進んで、右から降りてくる予定
ゴジラ君に会うのは、2020年に奥さんと蝶ヶ岳に登って以来・・・5年ぶり!
2025年05月14日 03:37撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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5/14 3:37
ゴジラ君に会うのは、2020年に奥さんと蝶ヶ岳に登って以来・・・5年ぶり!
標高1,900mを過ぎると雪が現れ、やがて繋がります。
2025年05月14日 04:27撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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5/14 4:27
標高1,900mを過ぎると雪が現れ、やがて繋がります。
トラバース箇所もしっかりトレースあり
2025年05月14日 05:17撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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5/14 5:17
トラバース箇所もしっかりトレースあり
蝶ヶ岳に向かって、最後の登り(なかなかの壁)
2025年05月14日 06:05撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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5/14 6:05
蝶ヶ岳に向かって、最後の登り(なかなかの壁)
振り返ると常念岳、そして前常念までの稜線
2025年05月14日 06:09撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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5/14 6:09
振り返ると常念岳、そして前常念までの稜線
昨年9月に冷沢から登った記憶がまだ新しい
2025年05月14日 06:34撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
6
5/14 6:34
昨年9月に冷沢から登った記憶がまだ新しい
正面に穂高連峰
2025年05月14日 06:39撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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5/14 6:39
正面に穂高連峰
奥穂高岳〜涸沢岳〜北穂高岳と涸沢カール。昨日北穂高岳で雪崩・遭難事故が起きてしまったとニュースで知りました。
2025年05月14日 06:39撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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5/14 6:39
奥穂高岳〜涸沢岳〜北穂高岳と涸沢カール。昨日北穂高岳で雪崩・遭難事故が起きてしまったとニュースで知りました。
槍ヶ岳方面はうっすら霞み気味
2025年05月14日 06:39撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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5/14 6:39
槍ヶ岳方面はうっすら霞み気味
手前は蝶ヶ岳ヒュッテ、奥に見える常念岳に向かって進みます。
2025年05月14日 06:40撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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5/14 6:40
手前は蝶ヶ岳ヒュッテ、奥に見える常念岳に向かって進みます。
稜線は夏道
2025年05月14日 06:52撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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5/14 6:52
稜線は夏道
手前:蝶槍 奥:常念岳
2025年05月14日 07:13撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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5/14 7:13
手前:蝶槍 奥:常念岳
蝶槍を越えて下ったところ、林に入ると雪が繋がります。
2025年05月14日 07:33撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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5/14 7:33
蝶槍を越えて下ったところ、林に入ると雪が繋がります。
振り返って蝶槍、こうして眺めると「山を越えてきた」感
2025年05月14日 08:06撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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5/14 8:06
振り返って蝶槍、こうして眺めると「山を越えてきた」感
2,592m峰からコルへはかなりの斜度を落とします。
2025年05月14日 08:18撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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5/14 8:18
2,592m峰からコルへはかなりの斜度を落とします。
2,512m峰から先は夏道
2025年05月14日 08:50撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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5/14 8:50
2,512m峰から先は夏道
大きな岩を乗り越えていきます。
2025年05月14日 09:11撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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5/14 9:11
大きな岩を乗り越えていきます。
常念のピークまであと一息
2025年05月14日 09:26撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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5/14 9:26
常念のピークまであと一息
先ほどより槍ヶ岳あたりも見えてきました。
2025年05月14日 09:29撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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5/14 9:29
先ほどより槍ヶ岳あたりも見えてきました。
「百高山2巡目」で中岳も南岳もいずれ再訪します。前回と違うルート、どのように行こうか考え中
2025年05月14日 09:29撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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5/14 9:29
「百高山2巡目」で中岳も南岳もいずれ再訪します。前回と違うルート、どのように行こうか考え中
越えてきた蝶ヶ岳(中央)と蝶槍。左奥は昨年登った大滝山
2025年05月14日 09:43撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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5/14 9:43
越えてきた蝶ヶ岳(中央)と蝶槍。左奥は昨年登った大滝山
「頂上すぐそこ」のタイミングで雪上に・・・
2025年05月14日 10:03撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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5/14 10:03
「頂上すぐそこ」のタイミングで雪上に・・・
ライチョウが登場してくれました。
2025年05月14日 10:03撮影 by  TG-6, OLYMPUS CORPORATION
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5/14 10:03
ライチョウが登場してくれました。
3年ぶりの登頂
2025年05月14日 10:12撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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5/14 10:12
3年ぶりの登頂
穂高連峰〜大キレット〜槍ヶ岳
2025年05月14日 10:12撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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5/14 10:12
穂高連峰〜大キレット〜槍ヶ岳
横通岳〜大天井岳、さらに燕岳へと続く稜線。その左は先月登った蓮華や針ノ木かなぁ?
2025年05月14日 10:12撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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5/14 10:12
横通岳〜大天井岳、さらに燕岳へと続く稜線。その左は先月登った蓮華や針ノ木かなぁ?
山頂でおにぎりを食べていたらオスの1羽が近くまで遊びに来てくれました。
2025年05月14日 10:14撮影 by  TG-6, OLYMPUS CORPORATION
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5/14 10:14
山頂でおにぎりを食べていたらオスの1羽が近くまで遊びに来てくれました。
さらに前常念へ下っていく途中では雌雄のカップルにも
2025年05月14日 10:36撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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5/14 10:36
さらに前常念へ下っていく途中では雌雄のカップルにも
オスは飛んでいってしまいましたが、メスは「私撮りなさいよ」とポーズを取ってくれたのでパチリ&代表写真に
2025年05月14日 10:36撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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5/14 10:36
オスは飛んでいってしまいましたが、メスは「私撮りなさいよ」とポーズを取ってくれたのでパチリ&代表写真に
前常念までは夏道を歩く区間と雪上を歩く区間が半々くらいです。
2025年05月14日 10:47撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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5/14 10:47
前常念までは夏道を歩く区間と雪上を歩く区間が半々くらいです。
降りてきた常念を振り返って
2025年05月14日 11:02撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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5/14 11:02
降りてきた常念を振り返って
ここまで歩いてきた稜線。左から蝶ヶ岳〜蝶槍〜2,592m峰〜2,512m峰
2025年05月14日 11:02撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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5/14 11:02
ここまで歩いてきた稜線。左から蝶ヶ岳〜蝶槍〜2,592m峰〜2,512m峰
前常念岳、今年1月(東尾根から)はここまでで力尽き、常念に届きませんでした。
2025年05月14日 11:13撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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5/14 11:13
前常念岳、今年1月(東尾根から)はここまでで力尽き、常念に届きませんでした。
前常念からアルミ梯子までは大岩の連続、下りが苦手&嫌いな私には試練です。
2025年05月14日 11:15撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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5/14 11:15
前常念からアルミ梯子までは大岩の連続、下りが苦手&嫌いな私には試練です。
アルミ梯子から先(下)雪が現れます。
2025年05月14日 11:49撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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5/14 11:49
アルミ梯子から先(下)雪が現れます。
雪は繋がったり切れたり・・・
2025年05月14日 12:02撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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5/14 12:02
雪は繋がったり切れたり・・・
こちらもやはり1,900mあたりを境に無雪、夏道になります。
2025年05月14日 12:56撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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5/14 12:56
こちらもやはり1,900mあたりを境に無雪、夏道になります。
オオカメノキの花が咲いていました。
2025年05月14日 13:38撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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5/14 13:38
オオカメノキの花が咲いていました。
三股へ戻る直前(上りで使う場合は蝶ヶ岳との分岐からすぐ)倒木あり。谷側へ迂回します。
2025年05月14日 13:54撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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5/14 13:54
三股へ戻る直前(上りで使う場合は蝶ヶ岳との分岐からすぐ)倒木あり。谷側へ迂回します。
撮影機器:

感想

昨年9月に冷沢から蝶ヶ岳に登った際に「三股からの三角周回、久しくやってないなあ」と思い、レコを見直してみると前回は2018年!7年ぶりに周回してみました。

過去2度とも「常念岳 → 蝶ヶ岳」の反時計周りだったので、今回は「蝶ヶ岳 → 常念岳」で歩いてみます。
まめうち平を過ぎると雪が現れ、すぐに繋がりました。トラバースを挟みながら、林間をグングン登って高度を上げていきます。踏み抜きを心配しましたが早い時間だったせいか、それほど苦戦することもなく蝶ヶ岳に着くことができました。今日は薄曇りの天候で、正面の穂高や槍ヶ岳もうっすらと霞んだ印象。
ここから常念へ。7年前の記憶はまったく残っておらず、さらには反対向きだったので、今日はほぼ「初めて」の感じです(積雪期ということも含め)。蝶槍を越えた先までは夏道、そこからは雪が繋がって再びアイゼンを履きました。2,592m峰を越え、2,512m峰ピークで夏道に。なかなかの傾斜を見上げ、大岩をよじ登っていきます。見覚えのある山頂の祠が見えたとき、手前の雪上にライチョウがいました。薄曇りの天候だったので「出てきてくれたらいいなぁ」と思っていましたが、まだ冬毛の残るその姿に嬉しくなります。
山頂で写真を撮ったりおにぎりを食べたりしていると近くで鳴き声、見ると先ほどとは違う2羽、さらには飛び回るペアや別の場所にも。今日は思いのほかたくさんのライチョウに会えました。
常念 ↔ 前常念間が踏み抜くかとワカンを背負っていきましたが、それほどでもなく、また既に夏道を歩く区間もあって、結局ツボ足のまま進みました。
前常念からは大岩エリアを降り、アルミ梯子からしばらく雪の林間。こちらもやはり1,900mあたりを境に夏道となり、九十九折を下って三股に戻りました。

ほぼ夏道の稜線、まだまだ雪たっぷりの林間とアイゼンなどの換装に手間はかかりましたが満足度は高い山行でした。

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利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

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