白山まで見えた!雪と青空と霧氷の 武奈ヶ岳
- GPS
- 07:32
- 距離
- 14.7km
- 登り
- 1,366m
- 下り
- 1,349m
コースタイム
- 山行
- 6:20
- 休憩
- 1:13
- 合計
- 7:33
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険な箇所はないように思います。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
ネックウォーマー
毛帽子
ザック
輪カンジキ
アイゼン
昼ご飯
行動食
飲料
水筒(保温性)
コンパス
ヘッドランプ
筆記用具
ガイド地図(ブック)
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
|
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感想
雪が降らないなぁ・・・と、福井の取立山にでも遠征しようかと思ってた矢先の事。
前日、近江八幡の湖畔のカフェから、琵琶湖対岸の比良を眺めていました。
その時、比良だけが雲に覆われていましたが、帰る頃にうっすらと晴れてきた。
そして姿を現した比良は何とうっすら雪景色ではありませんか♪
京都へ帰る前に比良まで雪の状況を確認に行きました。(暇か!)
決して大雪ではないけど、雪山ハイクは楽しめそう。
夕方3時半過ぎてたので、明日まで持つだろう。
天気予報は晴れ。
14時くらいまではなかなかのいい天気のようです。
7時過ぎにイン谷口へ到着しましたが、予定通り駐車場には雪はなし。
準備をし、早速登山口へ向かいます。
大山口を左に正面谷から青ガレを登ります。
やはり雪は少ないです。
金糞峠以降の予測も出来てしまうくらい雪は少な目。
でも深いところでは足首より雪が多い。
ま、好天の雪山ハイクにはちょうどいいか。
青ガレも先々週と比べると、雪はほとんどないに等しく、足場やや不安定。
しかし今日は青空と日差しが眩しい好天の登山日和。
青ガレ琵琶湖を背に登ります。
振り返るとキラキラと美しい琵琶湖。
思わず何度も足が止まってしまう。
しかし正面谷〜青ガレの距離は短い。
最後の急斜面を登り切り、あっという間に金糞峠に到着です。
先週、先々週はここから先はかなり雪深く、ワカン推奨でした。
確かにここまででは最も雪が多いのは事実。
しかしツボ足で余裕の積雪量、テクテク歩くことにしました。
しかもノートレース!
一番乗りかぁ!
まずはコヤマノ岳を目指します。
ヨキトウゲ谷に差し掛かったところで右にコヤマノ岳を駆け上がる道に。
天気が良いので西南稜も通りたいところ。
このまま中峠〜ワサビ峠経由で行こうかな?
しかし沢の水量が少しばかり多めで、渡渉も意外に面倒だったしな・・・
そのままコヤマノ岳を目指します。
コヤマノ岳の登り道をグイグイ上がります。
冬に登ってコヤマノ岳の魅力に目覚めたんです(笑)
霧氷があまりにも綺麗で。
しかも冬のコヤマノ岳、葉がないために琵琶湖を木の隙間に見ながらの明るい山に変わります。
樹林帯なのに何と開放的!
標高が上がったところで振り返ると雪を被った蓬莱山。
左に目をやると御殿山。
少し進むと同じく左手に雪で真っ白な西南稜。
そして山頂付近に差し掛かると、青空をバックに、霧氷と雪の世界♪
しばらくここに居たい、そんな気になるこの景色!
冬のコヤマノ岳は最高ですね!
琵琶湖と比良スキー場跡を見下ろす場所から琵琶湖に目をやると、今日は何と遠くまで綺麗に見えてることか。
伊吹山からゆっくり目線を北に移動すると、白い壁のような山々が見える。
何と・・・白山ではないか?!
・・・本当に見えるんやな!
よっしゃ、武奈ヶ岳山頂から見たる!
逸る気持ちを抑え、急いで武奈ヶ岳山頂を目指します。
コヤマノ岳を下った所で武奈ヶ岳の山頂が見えるが、今のところ人影なし。
夏道を横目にし、いよいよ直登!
ま、全般的にそんなにキツいルートでもないのですが、この直登ルートの雪はなかなかです。
山頂が見えた所で休憩。
山頂横の雪庇もまだまだ元気!
そして・・・
ここもノートレースやん!!!!!
テンション上がりますね!
坂と青空を見上げながらグイグイ登ります♪
山頂の稜線が見えた〜!
雪庇もまだついとる!
そして・・・ノートレース!!!
やっぱ一番乗りやん♪
人が来る前に山頂に到着〜!
今日は何と美しい景色なんだ!
360度のパノラマ、
琵琶湖はもちろんの事、随分遠くまで見える。
そや、白山、白山♪
高い山は凄いですね。まるで壁の様です。
それにしても、ここまでの眺望はそう何度もないぞ!
いやぁ寒いけど、可能な限りここに居たいよね!
しばらくすると年配の単独の方が登って来られました。
少しお話をした所で先に下山されました。
もう少しゆっくり景色を楽しませて頂きますね。
周りの山には霧氷が当たり前の様についています。
武奈ヶ岳の山頂直下の斜面は、一面霧氷♪
そしてこの晴天、迷わずこのまま西南稜へ!
すると西南稜で数人の登山者さんと出会いました。
皆さん、ほんといい日に来ましたよね♪
西南稜では何度も立ち止まり、その美しいフォルムを眺めました。
終盤辺りでこの先のスケジュール確認。
中峠経由でコヤマノ岳に戻るのも何かと面倒。
特に登り返しがね。
西南稜ルート、ケルンから山に向かうところ、
この辺りからのアプローチがたまらない!
そして山頂手前の高度感も。
そうこうしてる間に再び山頂へ到着。
数人の方がランチタイム
そういや腹減った!私も参戦致します。
またまた白山を望む絶景を見ながらランチタイム♪
いやぁ、何と贅沢な時間だろ・・・
素直に今日の武奈ヶ岳は感動ものですね。
何度も登ってるが、先週の経験から感動が倍増♪
十分堪能したところでそろそろ下山ルートへ。
帰りはまたまた八雲ヶ原から北比良峠ルートで。
コヤマノ岳から比良スキー場跡へ下る際、またまた目の前に飛び込んで来た景色。
今日はこれに尽きるな。
雪をまとい、壁の様に立ち並ぶ山々。
いつまでも見てたいがそうもいかなくなってきた。
名残惜しい心を抑え、再び下山。
スキー場跡の斜面で単独のおじさまハイカーさんと遭遇。
少しお話しし、急斜面を下ります。
先週は猛吹雪の中で、この斜面を登ったなぁ。
やはり天候次第で良くも悪くもなる。
八雲ヶ原に到着。
池は今日も凍ってる、やはり雪と氷の世界ですね。
ここは比良の中でも指折りの美しい場所。
雪景色を堪能したところで次へ!
北比良峠を目指してまた歩きます。
先週は踏み抜きが多く、ワカンデビューした所です。
今日はそこまで雪深くありませんが、心地よい積雪です。
しばらくすると北比良峠に到着♪
先週は暴風と吹雪きでかなり大変でしたが、今週は春の風。
琵琶湖もキラキラと眩しい。
やっぱり北比良峠は美しいですね。
さあ、十分堪能しましたよ〜〜〜!
ダケ道からコツコツ歩いて下ります。
神爾谷との分岐は道が細くて少し危険。
雪もベチャベチャなので滑りやすいです。
登山道より雪が少なくなった所で早々とストックを片付け、
下山に集中します。
大山口まではあっという間でした。
そして大山口には雪はなし。
そして同じく雪のないイン谷口の駐車場まで戻りました。
いやぁ〜、しかし
最高の登山日和、
最高の雪山日和。
青い空と雪と氷の世界。
白山が見えるという迫力♪
遠巻きにはうっすらと北アルプスも・・・
今週はしっかり見る側として楽しませて頂きました♪
3週連続の武奈ヶ岳でしたが、毎週コンディションが違った。
先々週は雪も多く、曇り時々晴れ。そして終始ツボ足。
先週はワカンありで快適な山歩きも、道中最初から最後まで猛吹雪に。
今週は雪は見た目よりは少なかったが、景色も天気もすべて文句なしでした。
当初、福井県の取立山を予定してたけど、比良に雪があるなら厳冬期に福井に行くのはなぁ・・・と思ってたらこうなってしまいました(笑)
本日もホームの武奈ヶ岳で最高の山行でした。
そして安全無事な山行でした。
本日もお付き合い頂き、ありがとうございました♪
kyotojoe さん、初めまして!
お早うございます。
今回の武奈からの山頂は絶景ですね。。。2月の休日では11日が素晴らしくヤマレコレポ拝見しても多くの方が登っておられました。
経験では2月が一番空気が綺麗で遠くまで見えるようです。
今冬は雪が少なく雪庇も薄かったですが来年期待しましょう!
では3月から雪解け後は山野草の季節で〜す♪✿♪✿
483264さん、
こちらこそ、初めまして!
コメントありがとうございます♪
本当に今回の武奈ヶ岳最高でした。
なるほど、やはり空気が綺麗な時期ならではということですね。
また次の冬、比良に雪が積もるのを楽しみにしています。
これからは新緑の山歩きを楽しみに♪
暖かくなれば今度は南北縦走ですね!
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