那須岳 峠の茶屋 周回コース 【50座目/100名山】


- GPS
- 05:51
- 距離
- 11.9km
- 登り
- 964m
- 下り
- 952m
コースタイム
- 山行
- 4:33
- 休憩
- 1:18
- 合計
- 5:51
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
金曜日7:30頃到着時点で4割くらいの埋まり具合。とてもキレイな水洗トイレ有り。視界が開ける方向にベンチがたくさん置いてあるので、下山後にのんびりしたり出来る。 大駐車場以降の道は、夜間通行禁止の標識が有り、進入可能なのは5:00以降となっていた。実際にゲートが掛けられるのか、は分からないが前日入りするのは難しいのかもしれない。この時期だと日の出が早いのでご来光登山は難しいのかな? 那須インターからコンビニ多数、駐車場まで全線二車線確保されている。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
火山なので全体を通してザレ・岩ゴロの道。道幅はとても広い。個人的には苦手な路面なので、ペースが上がらなかった。急登も殆ど無い。登山道も明瞭で岩ゴロにはペンキもたくさんあるので、道迷いの恐れは低いと思います。 ■峠の茶屋〜峰の茶屋跡避難小屋 トイレの裏から階段を登って行く道が有り、そちらが一番最短路。最初MAPを見ながらルートを探したら、駐車場の入り口方向から入ったので回り道をしてしまったw 少し登ると登山ポストが有る。コンパス登録をしているのでスルーした。鳥居をくぐって本格的な登山道が始まる。序盤は樹林帯の階段が続く。ただ既に樹林帯の背丈が登山口の時点で低いので、明るい雰囲気だった。 その樹林帯も1/3くらいで終わり、すぐ視界が開ける。避難小屋や茶臼岳が見えてくる。行先が見えているので、気分的にはかなり楽。避難小屋周辺にはベンチが多数有るのでのんびり出来る。 ■峰の茶屋避難小屋〜朝日岳 5/23時点で避難小屋からすぐに唯一の残雪有り。殆ど登山道が見えているので、雪の上を歩くのはほんの一部だった。殆ど樹々の無い見晴らしが良く、しばらく平坦な道だが、切り立った道になっているので慣れてない人は怖いかもしれない。鎖も有るので、不安なら掴みながら進みましょう。勾配の付いている岩にも、滑り止めの板がボルト打ちされていたり、とても整備されている。 その後の朝日の肩への登りが、全体を通して一番急勾配だと感じた。段差が大きい所も有る。鎖が中央分離帯になっている。こういう時、どっちを通るのが正解なのか?ココには何も書いてなかった。帰り際に左側を通ってたら、対向者に「右側通行ですよ」と注意されてしまった。個人的な経験としては、書いてある所は左右1:2くらいの割合な気がするが、日本は左側通行なんだから、合わせてくれればいいのになって思うw 登り切ったところが朝日の肩でベンチがいくつか置かれている。ココまで来れば朝日岳はすぐそこ。登り切ったところに立派な標識が有り、360°の展望が楽しめる。休止も出来るくらい広い。 ■朝日岳〜清水平〜三本槍岳 朝日の肩から1900m峰まで軽く登る。1900m峰にもベンチ有り。ココ以降は少し樹々が出てくる。また清水平まで80m程度下る。ピストンなので、帰りは登り返しになるなって思ったw 途中で清水平の木道が見える。 清水平は山の中とは思えない平地が広がっている。時期になればお花でも咲くのだろうか。三本槍岳側にベンチが2つ有る。 清水平から先は、道幅が一気に狭くなり笹やハイマツがうるさくなってくる。結構鬱陶しく、展望も開けないので三本槍岳は行く価値無しか?なんて思ったw アップダウンを繰り返し、三本槍岳への最後の登りを登り切ると平坦になり、山頂に着く。山頂で突然開けるので、今まで鬱陶しい道だったから、そのギャップはかなり嬉しかったww 山頂には立派な標識と、三本槍岳の案内板に三角点。遠くに見えてた山々が近くなったのを実感出来る。冠雪した連峰が見渡せたが、会津駒ヶ岳とか新潟辺りが見えているのか?そこそこ広くて大休止にも最適。三本槍岳が那須岳最高峰となる。 ■峰の茶屋跡避難小屋〜茶臼岳 茶臼岳が那須岳の主峰。一切の樹々が無い見晴らしの良い道。直登ではなくグルっと回るので勾配も厳しくない。眺めが良い道をひたすら登って行くとお鉢に着きグルっと一周出来る。あまり大きくはないが火口が見える。お鉢の端に行くと、凄いパノラマを見ながら歩ける。特に、朝日岳方面の荒涼とした火山らしい山肌がダイナミック。 茶臼岳山頂にも立派な標識と祠・鳥居が有り、信仰の山だということを感じさせられる。岩がたくさんあるが平坦な場所も多く大休止には最適。 山頂から少し鳥居方面に下ると三角点の案内があった。通常山頂近くにあることが殆どだが、茶臼岳三角点はこの案内が無いと確実に見落とす箇所に有った。 |
その他周辺情報 | 体力に自信の無い方は、ロープウェイも有り。ロープウェイ使って茶臼岳往復なら2時間程度のサクっと登山。 那須湯本温泉鹿の湯で登山後の汗を流した。500円。ボディソープ・シャンプー類は使用不可。洗い場が無いので温泉で掛け湯をして入るが、掛け湯の時点でかなり熱いw 41,42,43,44,46,48℃の浴槽が有る。草津温泉も同じような感じになっているところが有り、温度の低い順で身体を慣らしていくスタイル。順々に入っていき、48℃に挑戦しようと思ったが、足を入れただけで肩まで浸かれる気がせず諦めたw 46℃に2分入って出たら、かなりクラクラしたので危ないと思ったww 登山・温泉後は群馬に移動し、高崎パスタのお店「シャンゴ」でパスタをいただいた。 |
写真
結局東北道佐野SAに着いて仮眠。2時間しか寝られずまぁ休みなので何とかするかw 山に行くので朝からガッツリと佐野ラーメンチャーハンセットを美味しくいただく。
感想
100名山50座目。2025年3座目。
今週は金曜に休みを取った。どこに行こうか天気予報を見ながら検討したが、また今週末も雨マークが出ている。いい加減土日両方晴れてくれればいいのにw と思わざるをえない。
その中でも金曜は予報が良かった。最初はバイクで、岐阜の位山・川上岳にでも行こうかな、そして平日だから下呂温泉にでも泊まって、雨が降る前に帰ろうかな。とか思っていた。ヤマテンの予報も良かった。
ところが直前で、ヤマテンが霧の予報に変わってしまった。高曇りならとにかくガスっちゃうと行く価値が激減してしまうので、岐阜は無いかなって思った。その代わりじゃないけど、北関東の予報はまだ良かった。それだったら、クルマで車中泊して100名山の那須岳に行こうかと考えた。那須岳は紅葉が素晴らしいらしいので、そこまで取っておきたいな、って思ってた。でも紅葉シーズンは登りたい山がいくらでも有るので、温めておく必要もあまり無いかな?とも思った。なので今回那須岳に行くことにした。
那須岳も、最初は予報が良かったのだが、直前で曇り予報に変わってしまった。位山と違って曇りならまぁ良いと考えて決行したが、着いてみたら青空が広がっていて良い方向に予報が外れてくれたのは嬉しかった。やはり今年も私の晴れ男パワーは継続しているのかなw
相変わらず前置きが長いが、那須岳の感想を。折角遠方まで来たので、那須五峰の内三峰を周回したが、いずれの山もとても良い山だと感じた。100名山なのでとても整備されているし、登山客も多いので安心感は強い。平日にもかかわらず、たくさんの登山客で賑わっていたので人気の山だと感じた。そこを平日に行けたのは良かったと思う。
登山口登ってすぐ森林限界を越えて、火山らしい荒涼な山並みや、見晴らしが良い道をとても楽しく歩ける。最初は下山だけ文明の利器であるロープウェイを使おうかと考えたが、結局使うのを止めた。と言うのも、稼げる標高差は300m程度と大したことはない。かつ、通常その300m分高低差を歩く必要が有る山が殆どだけど、那須岳の場合、峠の茶屋駐車場が更に100m程度高いので、その分はクルマで楽出来る。だったら、歩けばよいやって思い直したw それでも累積標高は三座巡っても1000mに達してなく大したことはないので、体力がそれなりにあれば文明の利器に頼らず登ってみることをオススメする。
これでついに100名山50座目と折り返し地点まで来た。当然高低差が大したことが無い山や、家から行きやすい山から攻めているので、同じペースで進める訳はないのだが、1座目の木曽駒ヶ岳を登った時は、ここまで行けるなんて思ってもなかったな。500m程度でヒザ痛を起こしたりしてたのが嘘の様。今の自分なら、100名山制覇は夢ではなく、実現可能な目標に変わったと思う。
明日は天気が良ければ間違いなく男体山とか行ったと思うが、予報が良くないので止めた。私の中で100名山は晴れで行きたいと思っているので、ピークハント重視にする必要はない。予報はあまり良くないが、北関東なら午前中は高曇り程度で夕方までは持ちそうな予報なので、100名山ではなく別の山に行く予定。でも晴れてくれると嬉しいなw
※とりあえず山行記録アップロード優先で、写真のコメントは後で少しずつ入れようと思います。→5/25入力完了
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