ブナの新緑が眩しいマイナールート(石棚沢・ヤビキ沢 中間尾根)で登る シロヤシオ満開の檜洞丸

2025年05月23日(金) [日帰り]

• GPS: 05:49
• 距離: 12.8km
• 登り: 1,319m
• 下り: 1,321m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:43
• 休憩: 0:02
• 合計: 5:45

距離 12.8km 登り 1,319m 下り 1,321m

8:46 西丹沢ビジターセンター
10:59 11:00 白ザレノ頭
11:13 テシロノ頭
11:18 石棚・同角分岐点
11:29 ツツジ新道・石棚山稜分岐
11:41 11:42 檜洞丸
12:06 熊笹ノ峰
12:12 大笄
12:44 小笄
13:20 13:23 犬越路
14:17 用木沢出合
14:30 ツツジ新道入口
14:35 14:36 西丹沢ビジターセンター
14:36 ゴール地点

天候

晴れ時々曇り

アクセス

西丹沢VC行きの7:15分の始発バスは
平日でも激混みでした。
臨時便なしで、VC着は20分遅れ。
ほとんどがシロヤシオ目当てのようです。
帰りの14時40分VC発は空いていて
全員座れました。新松田着も時間通りでした。

コース状況／危険箇所等

全コース危険箇所はありません。
マイナールートを除けば、歩く人も多く、
とても良く整備されています。
道標完備で道迷いもありません。

①石棚沢・ヤビキ沢 中間尾根
山と高原地図、新版西丹沢詳細図、
松浦本にも記載がありません。
ヤマレコ山行記録とみんなの足跡を
参考にしました。
取り付き～同角分岐まで
歩行距離5.4km、標高差1101m、
登り標準4時間16分です。

実感としては、登山道C級、体力度2.5でした。
少し取り付きがわかりにくいですが、
GPSで確認してください。
尾根筋は明確です。大半は直登になります。
踏み跡が不明瞭なところもありますが、
尾根を外さなければ大丈夫です。
道標、鎖、ロープ、木段などはありません。
上部は道型がはっきりしてきます。
土の道よりも岩のなかを歩く感じです。
下りでは分岐が複数箇所あるので要注意です。


②犬越路・犬越路南コース
変化に富んだとても楽しめるコースです。
鎖場や鉄ハシゴもありますが、
難しくはありません。
このコースは特に景色が雄大です。
晴れていれば丹沢で有数の富士山を
見ることができます。
丹沢主脈や大室山なども間近です。
道迷い箇所もありません。

用木沢出合へ下る南コースは
沢沿いなので岩がゴロゴロしており、
浮き石もあるので要注意です。
急な箇所は木段で整備されています。


③石棚山陵
歩きやすい一般登山道です。
ツツジ新道にくらべると
歩く人は1～2割なので、
静かな山歩きが楽しめます。

写真

5/23 8:58

今日は西丹沢に来ています。
これからマイナールートで
檜洞丸に登り、シロヤシオと
トウゴクミツバツツジを
探照します。

登りは石棚沢・ヤビキ沢 中間尾根、
西丹沢VCから最初の橋を渡り
すぐに沢沿いを右にいきます。
取り付きまで3回渡渉があります。

5/23 9:04

ここは2回目の渡渉です。
飛び石で簡単に渡れます。

5/23 9:09

ここは3回目の渡渉です。
少し間違えて大回りになりました。

5/23 9:10

ここから取り付きました。
不明瞭ですが、良く見ると
踏み跡あります。
とくに目印はありません。

5/23 9:15

こんな感じの根っこだらけの
急登をしばらく歩きます。

5/23 9:37

尾根は歩く人が稀なので
ほとんど自然のままです。
時折り、道型や踏み跡が
出てきます。
こんな感じで石がゴロゴロ
しています。
浮き石は少ないようです。

5/23 9:37

傾斜は緩いところで
この程度です。
手はつかずに登れます。

5/23 9:38

途中で1箇所この大岩があります。
左から巻いて、途中から中央を
越えていきます。
危険はありません。

5/23 9:58

写真ではわかりませんが、
かなりの急登が続いています。
落ち葉や枯れ枝でフカフカの
道です。滑ることはないです。

5/23 10:05

1065mピークに着きました。
特に何もありません😕
少しだけ平らになります。

5/23 10:05

ほとんど判りませんが、
樹々の間から桧洞丸が見えます。

5/23 10:06

ピークにあったブナの大木です。
とても神聖な感じです。
このあたりから石棚山稜に
合流するまでは
見事なブナ林が続きます。

5/23 10:38

今日はじめてのミツバツツジです。

5/23 10:43

大崩壊箇所がありました。
今も少しずつえぐれている
ようです。
この頂部を慎重に歩きます。

5/23 10:45

稜線に繋がるマイナールートが
良く見えました。

5/23 10:46

紫色の濃いトウゴクミツバツツジ
でしょうか？

5/23 10:52

鹿柵が出てきました。
もうすぐ稜線へ合流です。

5/23 10:57

この標識のあるところに
出てきました。
ここで石棚山陵の稜線に
合流しました。
VCから2時間10分でした。

5/23 10:57

ベンチもあります。
3分だけ休憩しました。

5/23 10:57

ここから登ってきましたか、
ロープが張ってありました。
マイナールートのせいか
ここまで誰にも会いませんでした。

5/23 11:02

今日初めてのシロヤシオです。
生まれて初めて見ました！
これからたくさん出てきます♪

5/23 11:04

1400mあたりから上は
満開のようでした。
それより下は散り始めています。

5/23 11:04

きれいですね。

5/23 11:07

頂上に近いほど
花が密生しています。

5/23 11:07

5/23 11:07

いい感じです

5/23 11:08

今日はシロヤシオと自撮りです。

5/23 11:18

同角山陵への分岐です。
昨年ユーシンから登りました。
丹沢でもお気に入りのコースです。

5/23 11:18

分岐にはベンチもあります。

5/23 11:22

檜洞丸の山頂を目指します。
木段が出てきました。
昨日の雨は乾いていました。

5/23 11:24

空までシロヤシオ

5/23 11:24

いい感じ

5/23 11:26

シロヤシオとミツバツツジの合奏

5/23 11:30

波打っています。

5/23 11:30

たくさん

5/23 11:30

短い命、
懸命に咲いています。

5/23 11:30

もりもりです

5/23 11:31

いっぱいだあ！

5/23 11:33

檜洞名物、木道です。
山頂まであと少し

5/23 11:42

ようやく山頂に着きました。
ここまでVCから約3時間でした。
バスが満員で15分遅れでしたが、
なんとか挽回できました。

5/23 11:42

山名標識も風格があります。
山頂には20人くらい休憩中でした。
今日は休まず通過します。

5/23 11:44

下山は犬越路経由です。
注意書きがありました。

5/23 11:45

残念ながら今日はここから見る
定番の富士山は見えませんでした。

5/23 11:50

犬越路もシロヤシオの群生でした。
石棚山陵に比べ、さらに白さが
際立っていました。

5/23 11:50

いいですね。

5/23 11:53

トウゴクミツバツツジ
密生しています。

5/23 11:57

白い綿のようです。

5/23 11:57

一本だけ離れて咲いていました。

5/23 11:57

近くから

5/23 11:57

これも

5/23 11:57

これも
アップで

5/23 11:58

トウゴクミツバツツジ
見事な色、自然の演出

5/23 12:20

用木沢方面です

5/23 12:28

犬越路を歩くのは2年ぶりですが、
思いの外、アスレチックで、
とても楽しかったです。
檜洞丸にあった注意書きの意味が
判りました。

5/23 12:39

鎖場もたくさん出てきます。
だいたいは使わないで済みます。

5/23 12:47

ここが一番急でした。

5/23 13:22

犬越路の避難小屋に着きました。
檜洞丸から90分くらいでした。
ここから用木沢出合へ降りて
いきます。
ここで3分だけ休憩しました。

5/23 13:22

避難小屋です。
とてもきれいに
使われています。

5/23 14:04

下山道は沢沿いを歩きます。
岩がゴロゴロしていて
歩きにくいですが、
道は明瞭、木段もあります。
よく整備されていますが、
この橋は斜めっていましたが、
問題なく渡れます。

5/23 14:08

木橋も丈夫です。

5/23 14:10

唯一の渡渉です。
飛び石で簡単に渡れます。

5/23 14:17

用木沢出合に着きました。
ここからは車道をVCまで
20分くらいで歩いてゴールです。

今日も無事下山できました。
ありがとうございます😊

撮影機器：

iPhone 16 Apple

感想

パセリ

念願のシロヤシオを十分堪能できました。
思っていた以上にたくさんの木があり、
標高の高いところでは満開か少し過ぎた
状況でした。
トウゴクミツバツツジの鮮やかな紫色も
印象に残るものでした。

マイナールートの石棚沢・ヤビキ沢
中間尾根は典型的なバリルートでしたが、
ブナの新緑の清々しさが癒しになりました。
ツツジやミツマタももちろん良いですが、
丹沢で残り少なくなったブナの生命力を
感じることができるルートと思います。