残雪期の大朝日岳!



- GPS
- 13:12
- 距離
- 17.7km
- 登り
- 1,768m
- 下り
- 1,770m
コースタイム
- 山行
- 11:33
- 休憩
- 1:39
- 合計
- 13:12
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
今年は残雪が豊富でアイゼンなしでは絶対に無理です。チェーンスパイクで途中で引き返した方もいたようです。6月、雪はかなり融けるでしょうが特に東側北側斜面は急斜面に雪が残る可能性もあると思います。登山最盛期に軽装備で来て事故に遭う人がいないか心配です。 虫が大量発生しています。刺す虫もいます。虫対策が必要です。 |
写真
感想
およそ13時間。大満足の山旅でした。今年になってから休みと天気の組み合わせに恵まれず、チャンスがなかなか訪れなかったりいい登山にならなかったりでした。ところが今日の大朝日は素晴らしかった。いい天気と絶景、それに楽しくもスリルある雪道。素晴らしかった。
一服清水までの前半は快適な登山道でしたが、そのあと雪が現れると半分起き上がりかけた木枝に通せんぼされた箇所が増えてきて、くぐったり、乗り越えたり、押しのけたりと、通り過ぎるのに苦労して時間がかかりました。
そして最大の難所は一服清水を過ぎてからの横斜面のトラバース。アイゼンを着けましたが、雪は内部が割に締まっていて表面が柔らかく、我々が持って行ったモンベルの10本爪軽アイゼンではちょっと不安で恐る恐る進んでいたところ、ベテランの方から「先行しましょうか」と声をかけていただき、助かりました。
そこを過ぎるとあとは天国のような景色でした。斜面はだんだんと急になり苦労しましたが、絶景の中を登れて苦しさを忘れさせてくれました。
古寺山は山頂が近づくと夏道になりましたが次の小朝日山頂直下までアイゼンのまま進みました。登山道にグサグサとアイゼンが刺さるのに良心が痛みましたが、またすぐに雪道になってしまうのでしょうがない、気をつけながらそのまま歩かせてもらいました。
小朝日山頂から銀玉水まではほとんどなだらかな夏道です。花々とゼブラ模様の朝日連峰を味わいました。
最初は11時になったら帰らなきゃいけないなと思っていましたが、銀玉水まで行ってあの景色を見てしまうと、これは登らずに帰ったら後悔すると思い、山頂を目指すことに決定。再びアイゼンをはいて急斜面を登りました。きつかった。でも大朝日の肩まで到達すると、再び天国の景色が待っていました。
休日は混み合う山頂ですが、今日は平日。登山者も少なくゆっくりご飯を食べながら山頂からの絶景を堪能しました。
下山は山頂を1時に出発して古寺鉱泉で6時。雪道の下山は夏道よりも楽です。ただし歩く方向を間違わないこと。そのためにはルートを確認するスマホは必須ですね。
今日の天気は晴天のち薄曇り。暑くもなく寒くもなく風も心地よく、絶好の登山日和でした。今日のような経験をしてしまうと山登りから離れられなくなってしまいますね。
快晴微風で気持ちいい残雪山歩き日和でしたね
山好きがにじみ出ているお二人の穏やかな笑顔、印象に残ってます
またどこかの山でお会いしましょう!
ken1586さんは健脚ですね。我々がようやく大朝日の肩にたどり着いたときに、涼しい顔で降りていらっしゃいました。山頂付近の雪の様子についても丁寧にお答えくださり、ありがとうございました。
またお会いできることを楽しみにしています。
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