あの時以来の大倉尾根へ、、、、@蛭ヶ岳山荘泊


- GPS
- 11:45
- 距離
- 31.1km
- 登り
- 2,936m
- 下り
- 2,930m
コースタイム
- 山行
- 4:57
- 休憩
- 0:47
- 合計
- 5:44
- 山行
- 4:05
- 休憩
- 1:54
- 合計
- 5:59
過去天気図(気象庁) | 2025年05月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
写真
感想
一年前の事故後初の大倉尾根登山となります。
ホームグラウンドである大倉尾根には直ぐにでも行きたかったのですが、やはり前科があるので戻るには執行猶予期間が必要でした。
いつ行くか機会を探っていましたが、たまたま仕事が暇になったので急遽の有休と初の蛭ヶ岳山荘泊をネタに今回大倉尾根へ来た次第です。
当日の記憶がよみがえるか?と淡い期待を持ちつつ登り始めましたが、特にそういう事は起こらずただ単に辛いバカ尾根を再認識しただけとなりました。
しかし塔ノ岳まで3時間かかったのはちょっと衝撃です。
これまでは2時間半が相場だったのですがここまで落ちていたのかと。。。。
後遺症は無いと言われてはいましたが、低山では表面化しなかった確実な劣化を体感する事となりました。どうも呼吸に問題があるようです。
とは言えそんな事はどうでもいい事でしてw、やはりこうして丹沢に戻ってきて蛭ヶ岳山荘に泊まるまでに回復できた事に感謝ですね。
相変わらずの山小屋らしい出会いで会話も弾み楽しい夜を過ごせました。
この一期一会がまさに登山の醍醐味と言うか、我ながら結構な確率で宴会を開催してしまう能力に感心してしまいます。下界ではその能力はゼロなのですがw
翌日はあいにくのガスでしたが、しかし今回の出会いの真骨頂はここからでした。
まずは登りでは出来なかった堀山の家へのお礼を伝える事です。
ここの小屋にAEDがあったおかげで今の私が生存していると言っていいでしょう。
その旨を伝えると流石にこの事は有名だったようでw、店主からあたたかい歓迎を受けて結果ビール3本を呑みつつ1時間以上滞在してしまいました。
そしてその会話から当日AEDを運んでくれたMさんが堀山の家の常連である事を知りました。
毎週の様に来られてるとの事でしたが、たまたま当日は登られていなかった様で再会出来ませんでしたが、これも何かの縁でいつかまたお会い出来るでしょう。
今後堀山の家に毎回顔を出すのは確実となりそうです。
そして究極の偶然はここからになります。
気分良くいい感じで下山していると突然後ろから大声で呼びかけられます。
「私の事覚えていますか?????」
正直私は人の顔を覚えるのが苦手なのですが、私の風貌が印象的なのか相手に覚えられてる事が多くかつ旅をしまくってるのでこの呼びかけパターンはたまにあるのですが、、、、、色々記憶をスキャンした後にすぐ思い出しました。
「あの山岳会の人だ!!!!!」
そう、この方は私を救助してくれた方の1人で、昨年秦野消防からの表彰式でお会いした人だったのです。
しかしまぁ何と言う偶然w
確かに同じ山好きで丹沢と言う超メジャーな場所ではありますが。。。。
その場で即宴会をしたい気分でしたが、お互い登下山中でしたので短い会合で終わってしまいました。
「また会えるでしょう、いつか」
と言う別れセリフが旅人っぽくて良かったですね。
今時であれば直ぐに連絡先を交換するのでしょうが、あえて昔ながらのこの距離感が私には心地良いです。
って感じでやってるから本当の一期一会が多すぎて再現性が無いのかもしれませんがw
と言う感じで色々な事がありました。
普段普通に生活していもこんな変化球無いのにねぇ。。。。
やはり旅や登山は辞められなさそうです。
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