月山(志津口コース周回)


- GPS
- 03:55
- 距離
- 9.8km
- 登り
- 903m
- 下り
- 895m
コースタイム
- 山行
- 3:43
- 休憩
- 0:12
- 合計
- 3:55
天候 | 曇り(牛首付近から下は霧の中)・ところどころ風あり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
山形駅-姥沢駐車場:レンタカー 姥沢駐車場は1日1,000円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
全体:踏み抜きは無く、ワカンを使うことは無かった。一方で、牛首より下部では霧に加えてトラバースが多く、それなりに緊張感があった。 <往路:姥沢小屋裏コース> 姥沢駐車場-牛首:リフトへ向かう道を逸れ、樹林帯を抜けていく。トラバース区間が長いため尾根の直登も考えたが、踏み跡があったためトラバースを選択した。 道は単調だが途中から霧の中となってしまったため、こまめにアプリを確認する必要があった。 ※霧の中ではあったが、雪が汚れていたおかげで地形は把握しやすかった。 牛首-弥陀ヶ原:急な坂を上ってすぐにガレ気味の夏道となるが、しばらく上がると雪渓が少しだけ残った道を挟む。 再び夏道を進み山頂部に出ると広い平原となる。 ※ちょうど霧が晴れたため、道迷いの心配は無くなった。 弥陀ヶ原-山頂:広々とした平原を歩く。神社脇の雪の道を進むと山頂へ辿り着く。 <復路:リフト沿いコース> 山頂-牛首:往路と重複 牛首-リフト上:霧の中となったため視界不良だった。概ね尾根沿いを進むとみられるが、少し道を逸れてしまうと笹藪で復帰が難しくなった。 足跡機能(雪山登山)で通行履歴が確認できたため、姥ヶ岳山頂は通らずにトラバース気味にスキー場コースまで進むことにした。 リフト上-リフト下:スキー場コースの脇を歩き、そのまま駐車場まで歩いた。 |
その他周辺情報 | マックスバリュ山形駅西口:24時間営業のため、飲み物や行動食を調達しやすい。 佐平治食堂:優しい味わいの醤油ラーメン。麺がツルツルしている。テーブルが小さく、大人数グループだと同時に食べるのは難しい。 道の駅にしかわ:日帰り入浴できるらしい。 寒河江花咲か温泉 ゆ〜チェリー:入浴料350円で3種類の源泉かけ流し風呂に入浴できる。露店・サウナ、シャンプー・ボディソープあり。 そば処庄屋司:山形駅東口から歩いていける距離にある。板そばが名物。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
グローブ
防寒着
ゲイター
ヘッドバンド
ヤケーヌ
着替え
靴
ザック
アイゼン
輪カンジキ
ストック
スノーバスケット
ピッケル
行動食
飲料
ヘッドランプ
予備電池
GPS
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
セームタオル
|
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備考 | ワカン,ピッケルは使わなかった。 |
感想
この週末も天気予報には本当に悩みました。
当初は泊まりでの北アルプスも考えていたのですが、とても安全に行って帰って来られる気がしません。
新しいレインウェアも買ったことだし、近場で雨の日の登山の練習をするのも手ですが、ギリギリどうにかなりそうなのが土曜の東北でした。
この時期ちょうど日帰りで無理なく雪山を楽しめそうな場所ということで、目的地は月山に決定です。
高速バスに乗って、山形駅で車を借り、姥沢駐車場へ向かいます。
ところが駐車場から見える山頂方面は既に雲が重なり見えません。
2月の八甲田山では視界不良で苦い経験をしているので、登る前から撤退が視野に入ります。
とりあえず行けるところまで行くとして、状況次第では引き返すことにします。
支度を済ませて進んでみると序盤から滑ったらそれなりに下まで落ちてしまいそうなトラバースです。しかもこの区間が長く、そこそこ緊張感があります。
そして案の定、少し標高を上げていくと視界不良です。
どこからか他の登山者の声がするも、まったく姿は見えません。
ただ、幸いにも雪が汚れていただおかげで地形については把握しやすく、真っ白な新雪とは大きな違いです。
雪が汚れていて嬉しいことはあまりないのですが、こればかりは有難いと思いました。
同時に、GPSアプリ無しで自分の位置を把握するのはかなり難しい気がしました。
牛首あたりまで辿り着くと霧も晴れてくれて、ようやくどのようなところを歩いているのかわかってきます。
景色が広々として、すっきり青空ならさぞかし気持ちよさそうです。
このまま山頂までは視界良好です。
村山地方や最上地方方面を眺めると雲海が広がっています。
弥陀ヶ原と呼ばれる平原の開放感もいいし、雲上に浮かぶ平原と神社の景色は古代遺跡のようでもあります。
下りは再び牛首辺りから霧の中を進むことになり、予定ルートからは外れることになりました。
ルートに復帰しようにも笹藪で進めず、リフト上までトラバース気味にショートカットです。
晴れていたらそこまで難易度も高くなさそうな気がしますが、霧の中はやはり慣れません。雨が降る前に無事に下山できたので、とりあえず当初の目的は果たせました。
できれば出羽三山も全て訪問したみたいのですが、それはまた今度です。
ラーメンと板そばを食べて帰ります。
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