記録ID: 8202584
全員に公開
ハイキング
甲斐駒・北岳
鋸岳(釜無川G-鹿窓 往復)
2025年05月23日(金) 〜
2025年05月24日(土)


体力度
6
1〜2泊以上が適当
- GPS
- 11:42
- 距離
- 25.7km
- 登り
- 2,129m
- 下り
- 2,184m
コースタイム
1日目
- 山行
- 2:30
- 休憩
- 0:04
- 合計
- 2:34
距離 8.3km
登り 648m
下り 64m
2日目
- 山行
- 8:09
- 休憩
- 1:14
- 合計
- 9:23
距離 17.3km
登り 1,481m
下り 2,119m
4:33
4:40
41分
富士川水源の下1675m地点
11:03
11:14
19分
「富士川の水源」標識1700m地点
13:27
ゴール地点
天候 | 曇り 気温5〜6℃(鋸岳、登山天気から判断) 梅雨入り目前、ヤマテン、登山天気、てんくら予報を参考に入山 5/24(土)午前中は降らないと想定して決行、見事的中、まったく降らず、絶景も堪能 ヤマテンの「弱いながらも日本の東海上の高気圧に覆われ、‥」のとおり、谷間のガスが上昇してこなかった 日の出:4:36、日の入:18:53(5/24鋸岳) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
沼津==三島(合流)==新東名・R52・中部・中央(小淵沢IC)==釜無川ゲート手前(所要3:00休憩込み) 初日:沼津===釜無川ゲート手前(道路端)---<登山>---ログハウス(旧造林小屋)(床下泊) 2日目:ログハウス(荷物デポ)---<登山>---ログハウス(デポ回収)---釜無川ゲート手前===新富士駅→Hrsg==<列車>==福山、24jimat==<車>==沼津 |
コース状況/ 危険箇所等 |
○林道〜ログハウス:距離で言うと全体の8割以上は普通の林道、最後の2割弱がたいへん荒れている、林道から4ヶ所で河原に下りた、下り口・登り口は踏み跡、ピンクテープに注意、踏み跡が薄かったり、砂・砂利が滑りやすい箇所に注意、渡渉は1回1m跳んだだけ、特に最初の下降点(コンクリートの下が崩落した所)は下る箇所はわかったが、帰りの登る箇所を誤り際どいバランスを強いられた(24jimatさんはうまく登ったらしい)、4回目の下降はログハウス(旧造林小屋)直前だが林道通しでログハウスに行ける(帰りに気付く) ○ログハウス〜富士川源流部の上部:沢に大小の岩が堆積し、ピンテ、(わずかの)ケルンがあるが、踏み跡が残りにくく暗いと正確に辿るのが困難、ヤマレコが頼り ○横岳峠〜第一高点:一般道の印象、横岳峠〜三角点ピークは全く問題なし、三角点ピーク〜第一高点は藪の中の道が多く、時折現れるガレ・ザレ場のスリップ、切れ落ちた南面に注意、岩はあるがさほど問題はない、これらを含めていわゆる「難路」ではない、帰りに角兵衛沢ノ頭の直下から西北西に下降する誤った踏み跡に引き込まれた(誤った古い指導標あり)、注意が必要(ログを見てください) ○第一高点〜鹿窓:第一高点→大きく下り(ここが最も危険、二連の鎖が設置、下側の鎖場はわずかながら垂直(ハング)部分あり[垂直部分は鎖を持って岩の出っ張りを戸台川寄りに巻くと鎖にぶら下がらずフットホールド主体で行けるが、その直後に結局ほぼぶら下がることになる])、降りきってコル →大きく登り(傾斜は垂直ではないが鎖が長い) →小さくトラバース気味に下り(鎖がないので岩のホールドを確かめて) →鹿窓 〇個々の地点の難易度は著しく困難なわけではないが、全体を通じると負荷の大きなルートという印象 ※累積標高の登り、下りに55mの差がありますが、これは駐車位置から出発後1.6kmヤマレコ記録開始を失念したためであり、ログもスタート、ゴール地点が異なりますが、ゴール地点が正しい終始位置です、累積標高差も初日は登り67m、下り24m増えると思われます(24jimatさんの記録との比較)。 |
写真
ゲート数百m手前の幅広い道路端に停める(土埃で車も靴もすごいことになります)
歩き始めて2km弱ヤマレコ登山開始ボタン押し忘れ、この写真の駐車位置はログのゴール地点です
工事用ダンプが行き交うが警備員配置はなし、止められることはなかったが、それでもしおらしく交差の都度会釈
歩き始めて2km弱ヤマレコ登山開始ボタン押し忘れ、この写真の駐車位置はログのゴール地点です
工事用ダンプが行き交うが警備員配置はなし、止められることはなかったが、それでもしおらしく交差の都度会釈
林道崩壊で最初に河原に下りる地点(林道全体の8割以上歩いてここに至る)、ネットでよく見かけるコンクリートが浮いた地点(写真は下流方向です)、いずれ崩落するでしょうね
この林道は今回全部で4ヶ所河原に下りました
この林道は今回全部で4ヶ所河原に下りました
その最初の下降地点は26番看板の脇、踏み跡はかすかでずり落ちないように注意が要る(写真は下流方向)
ここは帰りに河原からの登り口がよく分からず斜面の途中で踏み跡が消えて際どいバランスで登った、24jimatさんは別ルートで登りました
ここは帰りに河原からの登り口がよく分からず斜面の途中で踏み跡が消えて際どいバランスで登った、24jimatさんは別ルートで登りました
ログハウス(旧造林小屋)に着いた、床下が開放されており、ストックシェルターで泊まった(2人とも)、この日は我々のみ
24じま)床下には石や木材がストックされていたので、使わせていただきました
24じま)床下には石や木材がストックされていたので、使わせていただきました
2日目朝、富士川源流付近で水取り(源流標識の20mほど下と後になって判明)
ログハウス4時発、暗くてルートの踏み跡、ピンクテープが見つけづらく時間がかかった、ヤマレコの助けを借りました
ログハウス4時発、暗くてルートの踏み跡、ピンクテープが見つけづらく時間がかかった、ヤマレコの助けを借りました
第一高点の下り、二連の鎖場のうち下の鎖場を見下ろす、垂直部分(ハング気味)があり、鎖にぶら下がる必要あり(フットホールドで加重を分散する)、これを下りたらコル
ここはザイルがあれば懸垂下降してもいい所、念のため持参した自作ランヤード(鎖の輪にクリップ可能なノーズの細いカラビナ使用)は使う場面なし
24じま)ここでビビりました、上から見て出っぱった岩はハングしているのでその右側(写真だと上側)を降りることを推奨
ここはザイルがあれば懸垂下降してもいい所、念のため持参した自作ランヤード(鎖の輪にクリップ可能なノーズの細いカラビナ使用)は使う場面なし
24じま)ここでビビりました、上から見て出っぱった岩はハングしているのでその右側(写真だと上側)を降りることを推奨
さっきの長い鎖を登ったら、鎖のない岩場をホールドを確かめながら数m下り、10mほどか慎重にトラバースすると鹿窓
まとめ:第一高点→下り(最後に2連鎖)→登り(長い鎖)→ちょい下り(鎖なし)→トラバース→鹿窓
まとめ:第一高点→下り(最後に2連鎖)→登り(長い鎖)→ちょい下り(鎖なし)→トラバース→鹿窓
撮影機器:
装備
個人装備 |
Hrsg装備:
ザック(distance22黒)
キャップ
半袖シャツ
アームカバー
長袖シャツ
トレッキングパンツ
下着
手袋(予備2)
ヘッドバンド
タオル
靴下
トレランシューズ
ポール(対)
ヘッドランプ(予備電池)
雨具上下
ミドルスパッツ
ストレッチショートスパッツ
EXライトウインドジャケット
U.L.ストレッチウィンドパンツ
水
行動食(1500kcal以上)
ピンチ食(蜂蜜)
終了食(魚肉ソーセージ・チーズ・アミノバイタル)
計画書
地形図
コンパス
時計(coros apex2)
ヤマレコ(iphone15pro)
モバイルバッテリー(5000mAh×2)
接続ケーブル
お金
トイレットペーパー
細引き
エマージェンシーbivi
X/Vテープ
ファーストエイドキット
虫除け等
ヘルメット
ランヤード
(以下ログハウスにデポ)
大型ザック
シュラフ・シュラフカバー
エアマット
ストックシェルター(ペグ類)
|
---|
感想
Hrsg:昨年から練ってきた山行、条件は雪が消え梅雨入り前(又は合間)、数日前まで雨の降りだしを心配したが幸い金~土曜AMは降らず、弱風、見通し良好の好条件、鹿窓にも行けて南・中央・北ア・八ヶ岳も絶景,荒れた林道も含めすべてを堪能、個々の地点が著しく難しいわけではないが、それらを合わせて総合的に難しいルートと感じた
今回は新幹線便の都合で前泊で計画してもらい無理なく登れた、荷物は24jimatさんからザック、シュラフ、マット、ヘルメット、ストックなど多数借用、小荷物で福山往復可能となった、いつもお世話になり大感謝
帰りの林道で枯れ枝が脚にからまり転倒、ヘルメットが頭部の負傷を防いでくれた、いつか事故ると自戒を込めて
水:0.6/1.5L +0.3L(富士川源流)
以前から気になっていた鋸岳にHrsgさんと行ってきました
今回は買ってから一度も使っていないシェルターのテストを兼ねて1泊の山行です
噂の林道崩落個所はどう通ればよいか事前学習しておいたので問題なく通過、登山道は思ってたよりもピンテがたくさんあり助かりました
今回怖かったのは鹿窓に向かう途中の鎖場、鎖にほぼ全体重を預ける瞬間があり、手袋してたのでちょっと手が滑りそうになったこと、久しぶりにビビりました
※今年の記録が見つからず山の状態が心配だったけど、直前に記録があがり安心して登ることができた(YAMAP/うさぎ座さんに感謝)
※0.809=721/891、ドリンク1.0+水1.0+水場0.4/1.0
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