薬師岳(鳳凰)今年の夏山トライアル 夏の扉を開けよう🤣


- GPS
- 09:24
- 距離
- 20.0km
- 登り
- 1,836m
- 下り
- 1,836m
コースタイム
- 山行
- 7:45
- 休憩
- 1:39
- 合計
- 9:24
天候 | 晴れのち曇り 前夜はかなりの雨でしたが、朝一番は綺麗に晴れました。 しかし、すぐに雲が出始めて全体を覆ってしまい、ガスが時々切れて展望が開ける程度といったような感じでした。 |
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過去天気図(気象庁) | 2025年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
朝の出発の時点で5台ほどでした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
よく整備された、伝統的な登山道です。 【登山口〜夜叉神小屋】 歩きやすい傾斜で、よく整備されたスーパー登山道です。スタートから傾斜が立ちあがるので、慣れるまで大変かも。小石が多いので疲れた下りには普通に歩きづらいところがありました(笑)。 【夜叉神小屋〜杖立峠】 少し下ったあと、尾根道の急登が立ち上がります。つづら折りの長い急登ですが、この夜叉神から薬師までの尾根には急登個所が少なく、ここが唯一連続する急登個所ではないでしょうか。しばらくは順調に高度を稼ぎ、だんだんと傾斜が緩んで杖立峠へと進んでいきます。 【杖立峠〜苺平】 緩やかな下りの後、「らくルートの杖立峠」から、緩やかな登りに変わります。ケルンのある火事場跡では明るい雰囲気の森に変わり、緩やかながらも傾斜が少しきつくなってきて、苺平へと登り上げていきますが、小岩や小石がゴロゴロした登りです。苺平が近づくと傾斜が再び緩みます。 【苺平〜辻山〜南御室小屋】 苺平のケルンの前から辻山への道に入ります。踏み跡は細いですが、しっかりしています。それほど強い傾斜にわならず、緩やかに登って行きます。下りへの分岐を過ぎて少し登って辻山山頂。さらに少し進んだところに展望台があります。 下りは分岐まで戻り、苺平から少し先の登山道に直接下ります。その先南御室小屋までは、岩のゴロゴロが目立ちますが、傾斜は緩やかで、小屋が近づくと道が広くなってきました。 【南御室小屋〜薬師岳】 南御室小屋から花崗岩の道に変わります。最初は掘れた深い溝の急坂を登り、しばらく急登を続けると、傾斜が緩んでほとんど平坦な部分はしばらく続きます。再び傾斜が出て登っていくと花崗岩の岩も見えてくるようになり、ついにあたりが開けます。 花崗岩の岩の間やザレた斜面を登って砂払岳山頂。岩の間を再び下って薬師岳小屋に着きます。再び花崗岩のザレた斜面が主体の斜面を登って薬師岳山頂です。 到着した山頂は標識のある一般的な山頂で、最高点は中道を青木鉱泉側に少し下って登り返した場所にありました。 すでに雪はほとんどなく、時折深く掘れた登山道の底に見られるのと、薬師岳小屋から上で、数メートルの区間に雪がある程度で、滑り止め無しで問題なく通過できました。 |
その他周辺情報 | 南アルプス市営温泉 樹園 に寄りました。750円でした。 https://ykbus.jp/juen/ |
写真
http://www.cc.rim.or.jp/~kaz/salps/houou.html
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
防寒着
ズボン
着替え一式
靴下
グローブ
雨具
ゲイター
帽子
靴
ザック
チェーンスパイク
行動食
非常食
飲料
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
保険証
携帯(GPS/時計/カメラ/地図/コンパスを兼ねる)
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
熊鈴
|
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感想
そろそろ気分が夏山に移行しつつあります。それで、少しトライアルしてみようと、鳳凰の薬師岳に行ってみました。夏山は長い距離と連続する長い標高差の登りが醍醐味なのですが、現時点でどれだけ行けるかと、確認の意味も込めてです。鳳凰なので、観音岳まで行きたいところですが、ここはトライアル。そこまで行くとガチ夏山になるので行きません…というか、薬師岳から1時間はかからず往復できるのだと思いますが、この+1時間が、現状はちょっとつらい😅。
薬師岳は、以前、ほぼ30年前に鳳凰に登った時、青木鉱泉から中道で登り上げてきたピーク。樹林帯から抜け出してたどり着いた白砂のピークがとても印象に残っていました。そして、今日はあの感動をもう一度ということで、再び薬師岳に登りたかったということもあります。今回の夜叉神からのルートは初めてで、古典的なルートですね。
梅雨間近の心配した天気もまずまずで、快適にトライアルすることができました。杖立峠まできて2000mを越えてくると、ちょっと寒さを感じるくらいでした。雪はもうほとんど無くなっていました。そして、流石に長く登って行くと、久しぶりなのでだんだん疲れも感じてきました。頑張れるのは2ピッチ(2H)まで。3ピッチ目くらいからペースが落ちてきます。これには高度も多少は影響しているかもしれません。
下りの長いのは嫌ですね…。どうしても膝に気を遣いながら下っていくので、疲れます。それに、これだけアップダウンすると腰にも痛みが出てきます。寄る年波ということではありますが、なんとかならんかな…というところでした。
どうも、一日に長い距離を歩く日帰りスタイルよりは、山中一泊スタイルの方が、多少荷物を持っても、体へのダメージは少なそうです。…と、思いました🤣🤣。
No.582,2025-39
辻山:甲斐百山(58/100)
辻山は「日本2500m峰」でもありますね。裏ミッションにしようかな…
お疲れ様でした!!
私達は初めての鳳凰三山で、あの日は朝のうちの晴れ間を頼りに、朝イチはなんとか甲斐駒ヶ岳や北アルプスや、白峰三山などの山々を見られて良かったです。
観音岳あたりでだいぶガスが出て来て、少し見えていた北岳も、薬師岳で休憩中に真っ白になってしまいましたね。
30年前にも鳳凰三山登られているんですね。
鳳凰三山、私にとっては結構ガッツリ登山になりますが、素敵な稜線歩きのできる山ですね!
またゆっくり歩きに行きたい山でした!!
フォローもありがとうございます✨!
その節は、お声掛けありがとうございました😊。
登山口からずっと歩いて来て、初めてお会いした方々でした。寡黙な世界から、突如別世界のような明るい世界に飛び込んだみたいでした😆。お話しできて良かったです。
朝のうちの展望良かったですよね。私が薬師岳に着く直前くらいが、展望も最後というタイミングでした。30年前は、中道↑ドンドコ沢↓で歩きました。皆さんと逆回りですね。中道の下りは、長かったでしょう!
私も、鳳凰三山はアクセスがしやすいのでまた行きたいと思います。
今度は甲斐駒と繋げたい😆。
おかげで筋肉痛がかなりひどく出ましたね〜 (笑)
ちょうどお会いする前くらいから真っ白になってきましたよね。
鳳凰三山はアクセスしやすいんですね。羨ましいです!
でも、もっと晴れて富士山まで見える時に、また歩いてみたい稜線ですよね〜!
またひとつ、忘れられない素敵な山の景色の思い出が増えました♪
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