大房岬・那古山:雄大な海景色を楽しもう、半袖隊長、房州低名山ハシゴ作戦


- GPS
- 06:03
- 距離
- 22.5km
- 登り
- 515m
- 下り
- 513m
コースタイム
- 山行
- 5:40
- 休憩
- 0:23
- 合計
- 6:03
★EK度数:29.955=22.53+(497÷100)+(491÷100÷2)
→→→判定「●EK24〜32未満 ふつう」
EK度数=合計距離+(累積標高上り÷100)+(累積標高下り÷100÷2)
(標高グラフ機能の「SRTM標高」値を採用)
Thanks to murrenさん⇒
http://www.yamareco.com/modules/yamanote/detail.php?nid=142
【参考文献】千葉県の山(山と渓谷社2015年版)
40大房岬:ビワの里から雄大な海景を楽しむコース
天候 | ![]() ![]() ![]() ![]() |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 【復路】館山駅1809 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
コース状況/ 危険箇所等 |
大半を占める道路歩きは推して知るべしだが、標高が低いとは言え、房州低名山に選出されている堂山・聖山の二山は手強い。 二山とも登山口を示す道標はないので、事前にどこで山中に分け入るのか明確に位置関係を把握しておかなければ、現地で迷う以前に不戦敗が確定的である。 また堂山は、地形図では崖の漢音方面に下る道を示す不安げな破線があるが、実際にはその道にどこから取り付くのかも分からず見つからなかった。 結果として20分ほどかなり厳しい藪漕ぎをした結果、当初予定地とは離れた民家(農家)の裏手に下りて来た。 聖山は山頂がどこにあるのか分かり辛い。 最高地点と思われる付近の尾根筋の灌木やソテツの間を掻き分け歩いたが、三角点は見つからず、小さな祠があったので山頂を示すと思われた。 大房岬の最高地点付近は複数の電波塔などが立っており、三角点がないか周辺を探索してみたが、激しい藪なので早々に断念した。 那古山は展望台及び山頂(但し山頂表示なし)に至る整備された簡易舗装散策路を辿るのみである。 ★水場 ![]() ★渡渉箇所 ![]() ★残雪状況 ![]() ★泥濘状況 ![]() ☆半袖 ![]() ★半袖 ![]() ☆半袖 ![]() ★入山者 ![]() 聖山:ゼロ 大房岬:観光客も含めて散見 堂山:ゼロ 那古山:散歩者2名+観光客4名 館山城山:散歩者がパラパラ |
その他周辺情報 | ★登山ポスト![]() ★トイレ ![]() ★駐車場 ![]() ★コンビニ ![]() ★携帯 ![]() ★温泉 ![]() ★飲食店 ![]() http://tabelog.com/chiba/A1206/A120603/12018204/ アジフライ定食950円 アジフライとたたきがセットになった黄金(こがね)定食1600円が人気のようだ。 ★ ![]() ![]() |
写真
感想
今年に入ってから本格的に取り組んできた房総半島南下作戦と、丹沢から三浦半島と浦賀水道を介しての両岸連結作戦も、そろそろ最終局面入りしてきた。
残るは
1)房総半島:那古船形駅から安房白浜(野島崎)まで
2)三浦半島:鎌倉駅から久里浜港まで
の二地域となった。
何れも山と高原地図の対象外なので、極力、幹線道路歩きを回避するためには、事前に自ら赤線を引くことが極めて重要である。
槍穂高白馬劔のように、前の人の背中を見て付いて行けば山頂に到着!なんてことは有り得ないので、事前によ〜〜くコースを練り上げておかないと、結局は幹線道路歩きだけに終わってしまう可能性が高い。
三浦半島南下作戦は、一旦、二日間コースを設定してみたものの、座学の域を出ず、mamepapaさんのご協力を得ながら修正中である。
房総半島南下作戦も既に赤線を引いてみたものの、地図に道があるからと言って、現実には道がないかもしれない。
激しい藪で行く手を塞がれ脱出・撤退を余儀なくされた経験多数であることから、館山駅から安房白浜までも不安いっぱいである。
そこで、那古船形駅から館山駅の間は事前に歩き終えてしまおうと考え、富浦駅をスタート地点として、近辺の房州低名山を縦走しながら館山駅に向かうことにした。
大房岬もコースに組み入れると総距離は20kmを超え、房州低名山も四つ入ることになる。
しかし当日、目が覚めたら既に6時半頃。
あれ〜!と思ったが、明日は天気がイマイチなのでとにかく行くことに。
そう言えば、遅くなったついでに、途中の竹岡駅近くの「マルゴ」に寄ってアジフライを食べようなどと考えてしまい、余計に出発時刻は遅くなり、富浦駅を歩き始めたらすでに12時を過ぎていた。
●聖山は山頂部でやや藪漕ぎっぽかったが、大過なく終了。
●大房岬は10年近く前に「駅からハイキング」に参加する形で歩いたことはあるが、最高地点(三角点)は踏んでいない。
今回は・・・と思って行ってみたら、三角点を探索しようにも劇藪で手掛かりもない。5分ばかり粘ったが、こりゃ無理禁物とあっさりと断念。
●堂山はsuge-gasaさんのレコのお陰で、登山口で無事に取付き、三角点を踏むまでは順調だったが、下山時に30分ほど迷走してしまった。
地図上で伸びる崖ノ下観音への道が見当たらず、竹藪を掻き分け最後は民家の裏手にひょっこり。
たまたま居合わせたご主人もびっくりで、「スイマセンm(__)m」と言いながら庭を通過させて頂いた。
崖ノ下観音と言うほどだから、崖の下に通じる道があったのだろうか?と疑問だが、機会あれば崖ノ下観音から逆に道を詰めてみたい。
●那古山は整備された道が続き、地図上では分からぬが周回できる。
潮音台からの素晴らしい眺めも堪能できるので一般ハイカーにもお勧めだ。
●館山城山は、途中では時間切れで無理だろうと諦めていた。
しかし館山駅近くまで来ると、なんだか近くに見えて、次の電車までに間に合うような気がして突き進んでしまった。
館山城から館山駅まではず〜っと小走り状態でなんとか間に合ったが冷や冷やもの。
電車間隔は約1時間だから、無理は禁物だなぁ・・・と思いながらも次(=安房白浜に向かう際に館山城山をパスできる)を考えると無理してしまった。
★房州低名山(全47山域)
1)聖山(ひじりやま):18山目
2)大房岬(だいぼうみさき):2回目
3)堂山(どうやま):房州低名山:19山目
4)那古山(なごやま):房州低名山:20山目
お疲れさんどしたm(__)m
隊長
コメント
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房総の低山は怖いですね〜
スゴイ所に三角点ありますね
津辺野山で路がなくなり、ドキドキ
無事に帰ってこれれば楽しい思い出なのですが、あの時はどうなるかと思いました。
おそらく同じ心境だったのではと推測します
夕日の
hamburg
いや、今回は房総で迷走ですよ
今、改めて崖ノ下観音(正式には大福寺あるいは崖観音)のHPを見たら、背後の堂山(船形山とも言う)に登れるような記述は一切ありませんでした。
もしかして、過去に、荒行に励む僧侶向けのバリルートがあったのかもしれませんね。
房総の山の標高は低いので、なんとなく甘く捉えてしまうところがあります。
でも、高峰でも低山でも、絶対標高差は同じで、その30mを下れなかったら、同じことなんですよね。
標高が低い分だけ見晴らしがないので、迷うと余計に分からなくなるかもしれません。
今回は麓の家並みの屋根が見えただけでもマシだったかも。
結論として、山頂からそのまま踏み跡を辿って「下山は反対の北側に向かうべき」でした。
てっきり休養日かと思ってましたが
昼食からのスタート、流石です❗
どうやってこんな計画を立てられるのか、
全く分かりませんが凄いです❗
でも、民家のご主人 ビックリしたでしょうね🎵(笑)
いやいや、過去レコ作業なぞしてたら、ちょいと寝過ごしてしまい、スタートダッシュで出遅れました。
出遅れついでに、気になっていた定食屋に立ち寄ったため、その時点では館山城山(館山城)には行くことを諦めていました。
そして、もともと、最後に足湯に浸ろうと、館山から富浦に向かう(北上)計画だったのを、歩行距離を減らすために、富浦から館山(南下)に変えました。
それでも最後に粘って館山城に行くなんて、「優柔不断」でダメなんですけどね・・・結果オーライなだけで。
民家のご主人には、開口一番、「一人か?」と聞かれました。
夕日すばらしいですね。
天気が悪い予想でしたが、これは超ラッキーだったんでは。
房総半島はなかなかアプローチが大変なので未踏の土地ばかり。
館山城にはいつか行きたいですね。
ではまたまた。
海岸沿いには夕日ウォッチャーがたくさんいましたよ。
夕日が売りなのかと思いますが、比較的大きな宿が二軒並んでしますから。
関東一円の天気予報を見て、房総?三浦?栃木(前日光)?なんて、あれこれ考えたのですが、結果として午後からは基本的に晴れていたので幸運でしたよ
でも、房総はやはり遠いっす。
電車も一時間に一本だけだし・・・
63番の民家の裏、ミンダナオ島のジャングルかと思った。あまり通る人もいないので居合わせたご主人もびっくりしたでしょうね。タイミング悪くご主人がちょうど外出先から戻ってくるところだったら空き巣と間違われたかもですね
地図で見るより距離(22.5km)ありますね。
お疲れ様でした。
上から下を見下ろした時に、63番
あそこまで行けば下界に復帰できる・・・と思い、62番
階段を降りたら、正面にご主人が・・・
拙者、身体を小さくしてお礼を言いながら通り過ぎました。
歩いたコースが直線的ではなく曲線的なので、見た目は10kmぐらいにしか見えないですね。
もっとも平坦地歩きが多く、EK度数は「ふつう」ですから、大したことはありません。
yamabeeryuさん、こんにちは
ヤマレコで砂浜なんて!斬新ですね
山道を歩いて海を歩いて、低山ならではのハードコースですね
山あり海あり……低山しかない房総の特典ですね!
拙者も神社仏閣の池にいる亀はよく見ますが、砂浜に打ち上げれた亀を見たのは初めてのようなきがします。
この亀も大きくなったら、竜宮城に連れて行ってくれるのでしょうか?
半袖隊長
半袖隊長、こんにちは。aideieiです。
結果オーライになってしまうことって結構ありますよね。「ここ行って、ここを通って・・・最終的にはここ」のはずが、何らかの事情で「ここは行けないから、先にこっちに行き、そしてこっちに・・・あれれ、全部行けちゃった?」というようなこと。
コースの方面を変えたこと、そもそも出発が遅くなったこと、何らかのファクターのせいですけどまあ、結果オーライ。
そんな、一つの物語のようにレコを拝見いたしました。
私は三浦半島住民ですので、三浦と房総を繋ぐシリーズ、楽しく拝読させていただいております。今後とも楽しみにさせていただきます。
結果オーライでしたが、辛い30分でした。
あと少し・・・と分かっていたから、焦りはありませんでしたが。
ただ、「低山だから・・・」との甘えが潜んでいたのは確かなので、反省点ですね。
三浦半島をどう歩くか・・・計画段階から真剣勝負です
yamabeeryuさん、いや藪漕ぎ師匠、こん○×は(^o^)/
今回は本領発揮されましたね、といっても濃い藪というよりも迷走が中心だったのも師匠らしい
大房岬も公園内の散歩はしたことあるのですが、いろいろ歩けそうな所なんですね…
三浦半島は低山自体も少ないので、いかに雰囲気を味わって歩くかがポイントになるかと思います。房総に比べたら近いですので、何回かに分割して楽しんでくださいね
mamepapa
いやいや、本領発揮どころかお恥ずかしい限りで・・・。
堂山から崖ノ下観音に下ろうなんて赤線を引っ張ってしまったところから反省ですよ。
こんな怖い名前のお堂に下る道なんてあるのか・・・と疑うべきでした。
大房岬は拙者も2回目なのですが、前回は弁天洞窟に降りた記憶がないのです。
確か途中で引き返してしまったような・・・。
気ばかり焦って一気に南に下ってしまおう!なんて赤線繋ぎ本位の歩き方は、山のない平野部だけで十分ですので、三浦半島縦横無尽歩き
でも縦横無尽してたら、いつまで経っても、久里浜港にトウチャコしないかも
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