笠取山（バリ）

2016年03月05日(土) [日帰り]

• GPS: 07:42
• 距離: 10.1km
• 登り: 821m
• 下り: 798m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:35
• 休憩: 1:07
• 合計: 7:42

距離 10.1km 登り 821m 下り 815m

8:21 作場平橋駐車場
8:53 8:54 一休坂分岐
11:10 11:40 笠取小屋
11:58 11:59 雁峠分岐
12:10 12:11 小さな分水嶺
12:14 12:17 笠取山西
12:46 12:48 笠取山西峰
13:36 13:56 水干(多摩川源頭部)
14:50 14:58 笠取小屋
15:11 15:12 ヤブ沢峠
15:44 一休坂分岐
16:03 作場平橋駐車場

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

作場平口Pに駐車。少し離れた場所にバイオトイレあり。冬季でも使える。
路面雪なしにつき、ノーマルタイヤでもOK。

コース状況／危険箇所等

※道のない尾根でヤブコギをしたり、沢下降もしているため、ログは参考にしないでください。

登山道は一部凍結しており、不安な方はストックとチェーンアイゼンなどがあるといいかも。

その他周辺情報

のめこい湯（６００円＠最終受付時間１８時）。道の駅の売店はこの時期は１７時まで。ギリギリ間に合った。

写真

3/5 8:59

この山は登山道沿いにこういう勉強パネルが設置されているので、本当に勉強になる。中間水φ(..)メモメモ

3/5 9:11

一休坂の分岐。ここからバリへ。

3/5 9:46

地形図上はわかりやすい尾根なのだが、この笹藪は想像していなかった。鹿の作る獣道にだいぶ助けられた。

3/5 9:59

熊の糞場？！

3/5 10:40

とてもきれい。いつの間にか、ドピーカンになっており、とても暑いが、脱ぐとケガする（笹が刺さる。ササだけに(;・∀・)）ので、ハードシェルは着たまんま。

3/5 10:40

ヤブは、取りつきと、最後の急登部分が一番大変だった。斜度と笹の傾きの角度が関係してる気がする。雪の重みのせいか？

3/5 10:57

最後のほうは笹ヤブが刈ってあったのでラクチン。

3/5 11:03

やっと登山道に出ました♪　激闘2時間！(^^)

3/5 11:08

笠取小屋に着きました。

3/5 11:08

小屋前にこんなすてきな空間が広がっていて感激！のんびり休憩。しかも貸し切りなんてウソみたい♡

3/5 11:09

小屋は冬季閉鎖中。バイオトイレは稼働してます。

3/5 11:50

さて、休憩終わって笠取山に向かう。

3/5 11:53

すてきな風景♡

3/5 12:00

小さな分水嶺へ。

3/5 12:03

もうこれ読んで大感激でした。( ;∀;)　ここは太平洋側の3つの大きな川の分水嶺。3つの川の分水嶺自体、見たの初めてで興奮しました。

3/5 12:03

こっちは多摩川！

3/5 12:04

こっちは富士川！

3/5 12:04

こっちは荒川！

3/5 12:12

興奮さめやらぬままその先に進むと、何やらとてつもないやつが見えてきた。Σ(゜Д゜)

3/5 12:14

コル部に降りたら、何かの機械があった。Tバーリフトの機械みたいにも見える（ワイヤー巻き取り系？）が、なんだろう？とても知りたい！

3/5 12:14

ここはいい雪だった。真冬に来たらここで結構滑って遊べそう。

3/5 12:20

この急激な上り。真冬に来たら、間違いなく滑れそう。しかも結構いい斜度なのでかなり気持ち良さそう。

3/5 12:35

その急坂を、ヒィヒィいいながら登ってるところ。

3/5 12:35

もはや写真がインセプション状態。上下が逆にみえる(;・∀・)　（上から下にむかって俯瞰して撮ったのですが。）

3/5 12:37

つ、着いた。。。ゼェハァ。。。

3/5 12:38

実はこの横に本峰があるのが見えてたが、ここに山頂標識あるし、もういいや、と、この西峰だけにしてしまいました。本当は、三角点あるのは本峰らしい。

3/5 12:39

振りかえるとこんなん。

3/5 13:00

頂上は風が冷たく寒かったのでさっさと降りてきた。

3/5 13:29

昔は霧ヶ峰みたいに草原だったらしい。Σ(゜Д゜)

3/5 13:39

そして水干へ。感激しました。( ;∀;)

3/5 13:38

沢屋の聖地ではないだろうか。多摩川の最初の1滴。涸れてたけど(;・∀・)

3/5 13:44

ちゃんと上のほうに石作りの祠がある。そして水神社の石板。

3/5 13:53

そこから60m下って、「多摩川の最初の流れ」を見にきました。写真だとわかりにくい。伏流水から始まるので、最初は水たまりで、そこからチョロチョロと流れ出す。

3/5 14:03

さて、そこから登り返すのが面倒で、地形図を見ると、70m位降りたら登山道に出るようなので、そのまま沢下降開始w　

3/5 14:07

岩質は全般的にナメらしく、ナメ滝も現れる。幸い、ロープを出すほどではない。

3/5 14:15

やっぱり沢の中には入ると俄然テンションが上がり、足が速くなる。

3/5 14:12

2人とも、超楽しい！の連発。

3/5 14:15

こんな滝もあった。

3/5 14:13

そしてあっけなく登山道に合流。靴さえ沢靴ならこのまま沢下降を続けたかったなぁ。(>_<)

3/5 14:23

登山道に戻る。北斜面なのか意外に雪が残っている。

3/5 14:41

鹿が居た。

3/5 15:11

帰りは小屋→ヤブ沢→作場平へ。下りたいバリ尾根があったのだが、また次回にすることに。次回は厳冬期に来てみたい。

撮影機器：

DSC-TX30 SONY

SO-01F Sony

感想

Lynn_Kato

近場でユルフワ雪ハイク。雪がなかったので、ちょっと道を外してヤブコギを楽しみました。この山は地形が複雑なので全行程バリというわけには行かなかったけど、2時間、背丈を超える笹ヤブと戦って満足しましたw
下りで多摩川の最初の流れを見にいった帰り、登り返すのが面倒だったのでそのまま沢下降。靴さえ沢靴ならそのまま駐車場まで沢下降で降りたかったです。超楽しかった。やっぱり沢はいいな♪（違

水干や、富士川/荒川/多摩川の分水嶺には、沢屋として大変感激。この水域が大好きで本当によくお世話になっているだけに、水干には大変感銘を受けました。いつか丹波川本流から最初の1滴までをすべて繋げてみたい。都水道局の説明パネルや登山道整備もなかなか行き届いているし、水への愛情をとても感じる仕上がりになっているので、お子さん連れで歩くのも良さそうな山です。とても満足できました。(^^)