秋の日光・男体山から三本松茶屋



- GPS
- 09:50
- 距離
- 14.8km
- 登り
- 1,215m
- 下り
- 1,091m
コースタイム
二荒山神社中宮(1280m)→0025→三合目→0020→四合目→0044→七合目→0019→八合目(滝尾神社)→0018→9合目→0020→山頂/二荒山神社奥宮(2486m)
・山頂より三本松 3時間50分
山頂/二荒山神社奥宮(2486m)→0100→志津避難小屋→0003→志津乗越→0040→林道分岐→0075→林道分岐2→0012→三本松(1395m)
※休憩含まず
天候 | 晴天 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
深夜帯走行でおおよそ2時間強。 ※紅葉シーズンの日光周辺は渋滞が多いです。 上記ルートだと「いろは坂」を通過するため時間にご注意ください。 駐車場は二荒山神社中宮に「登山者用」に20台前後の第一駐車場と 大きい第二駐車場があります。(ともに無料) 両方とも埋まっていても周辺にも駐車場は多いです。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・登山計画書提出場所は不明。 ただ二荒山神社中宮からにて参拝料(500円)を納める際に 指名・住所等の記載が必要です。 ・宇都宮ICよりコンビニ多数。 食材調達であれば今市市のジャスコがあります(営業0900〜2300) そもそも中禅寺湖周辺は観光地ですので大体何でもあります。 ・トイレは二荒山神社中宮に一箇所。 中宮駐車場の入口鳥居付近に公衆トイレ(こちらの方が立派です) 道中無しで三本松茶屋に公衆トイレがあります。 コース状況: ■二荒山神社中宮から男体山山頂(登りルート) 1〜3合目までは樹林帯、3-4合までは林道(舗装)、 4-8合までは岩場中心、9合〜山頂が木階段+砂礫になります。 全体に傾斜がキツめです。 岩場での浮石に気をつけてもらえれば危険個所は特にありません。 岩場では手を使うこともしばしばあるので 軍手だけでもあると良いかもしれません。 ルートはほぼまっすぐな登山道なので 迷う可能性はまず殆どないと思います。 登山中の眺望も良いですがやはりメインルートらしく人が多いです。 ■男体山山頂→志津乗越(下りルート) 山頂より9合目まで稜線、9合-登山道入口まで樹林帯をひたすら下ります。 北側斜面だからか雨の後は泥濘も残りやすい様でしばしば。 雨天後は滑りやすい箇所が多いです。 コースは結構単調です。 (ハイペースで駆け下りてしまいました) 志津避難小屋まで分岐はなく踏跡もしっかりしていますので 迷う事はないかと思います。 避難小屋に水場(要煮沸とあります)と洗場があります。 志津乗越以降は分岐の度に標識が出ています。 志津乗越に30台強の駐車場有り。 今回は周辺の林道に縦列駐車も多かったです。 ここから登っている人はそんなに多くないです。 すれ違った印象から推定すると 7-8割が二荒山神社側から登頂している感じ。 ■志津乗越登山口〜三本松(バス停) 落葉樹林・カラマツ林・水楢林と 景観は良く気持ちよく「ウォーキング」が出来ます。 若干治水設備が目立ちますが・・。 しかしながら殆どが舗装済の林道の為、 硬めの登山靴だと非常に歩きにくいです。 すぐに靴と路面が合わず足が痛くなってしまいげんなり。 そのためペースも全くあがりません。 切実にスニーカーが欲しい感じでした。 三本松茶屋は大型駐車場及びレストハウスがあります。 軽食可。 トイレがありますが節水の為洗面台は使用不可。 バスの運行状況は写真にて(当然ですが目安としてください) 「三本松」より「二荒山神社」までは40分程要しましたが 渋滞に巻き込まれない時間であれば30分は掛からないと思われます。 料金は550円でした。 ※ルート図(林道区間)がデフォルトの縮尺だとずれてしまいます。 拡大もしくは縮小するとちゃんと表示されるようです。 |
写真
感想
先日の三連休、最初は全く諦めてたんですが。
天気も回復傾向だったのでムズムズしてしまい
急遽(というか予定通り?)行ってきました。
復帰100名山3座目は「男体山」。
相方のレベルアップを図って
今回は長めに歩けるところで選んでみたんですが
コレが正直結構大変でしたw
私までレベルアップしてしまったような・・。
毎度のことながらスパルタ気味でゴメンなさい。
※ルートが長かったので相当長いと思います。
適当に読み飛ばしてください。
10/11AM0230起床でAM0320発。
今回は文字通りの日帰りです。
AM0520頃明智平に到着。
一瞬だけ朝日を眺めて二荒山神社へ。
AM0540第一駐車場に泊めれましたが既に残り3台。
さすが紅葉シーズンは人気です。
咎められなさそうな所で湯を沸かし朝食。
味噌汁が完全寝不足の体に沁み入ります・・。
「あぁ俺は日本人だなぁ・・・。」
片やわらわらと境内に人が寄ってきます。
急ぎ気味で食べ終えて境内にて登山受付を。
500円の参拝料を納めてイザ!!
(御守りと簡略な地図がもらえます)
0630登頂開始!
目標は登頂3時間以内!!
1-3合目は完全樹林帯。
クオリアを見た感じで結構急坂だなーとは
思っていましたがまぁ結構キツイです。
先が思いやられますw
寒かったらアレだなーと思いロングスリープまで
着て行ったので無茶苦茶暑いです。
樹林帯って風弱いもんな〜。
この辺クオリアには1:20って書いてありますがおかしくないか?
20分は飛ばしすぎだと思いますが・・。
3-4合目で一旦林道へ。
日差しが無茶苦茶強い・・。
実はこの時、相方の胃の中では朝食のあおさの味噌汁大暴れ。
相当暴れようだったらしくキツそうでした。
そのくせに「休もうか?」って言えば
「意地でも休まない」
元祖体育会系(元陸部)意地っ張りの為全然止まらず。
正直こういうときは若干厄介ですが
意地を張る位の元気はあるのかなと判断し放置します。
放任主義なのでW
しょうがないので4合目到着時点で長めに休憩。
急に治まったらしいので、
寝不足×食後の運動×軽い高山病の複合技かな?
ここから7合目まで殆ど景観の記憶がありませんw
なんか相方の中の何かが目覚めたらしく
急坂ですが結構なハイペースでどんどん登っていきます。
譲って貰ってる手前ペースを落としにくいのかな?
ゆっくりでいいと言っても黙々登るので放置することに。
こっちは写真を撮りながらの登りなので
ちょっと追いつくのも大変です。
ここでちょっとしたアクシデント。
下ってきた方が転んで
ストックの先端が私の胸に「グサリ」。
当たり方が良かったようで大して痛くありませんでしたが
顔じゃなくて良かったね〜。
岩場でのストックはご注意くださいませ。
一気に8合目、滝尾神社で小休止。
中禅寺湖は遥か下に。
彼方にでも確かに富士山が綺麗に見えます。
この景色にタバコがマジに旨いわ〜。
9合手前にて岩場は終了。
雨が降ると川であろう箇所をせっせと登ります。
なんか人が大分増えてきたな・・。
一気に視界が開けたら赤い砂礫帯。
歩きにくい!!
って相方がぼやいてたら後方がいつの間にか絶景!
こんなに登ってきたんやね〜。
無事0915過ぎに登頂完了!
大幅に予定より速すぎです。
まぁいいけど。
近くには日光白根山。
遠くには富士山。甲斐駒ケ岳、妙義山、筑波山。
関東圏が一望できます。
この眺めは結構素敵。
ご飯にするか迷いましたがここではスル―。
カフェしながら暫し景色を眺めながらゆっくり。
どんどん人が増えます・・・・。
落ち着かなくなってきたので先も長いし出立です。
ここより志津側の登山道です。
少しだけ稜線歩き。
あぁ気持良いわ〜。
と思っていたら視界になんと「ビール瓶」
ほんと白けるなぁ・・・。
拘って瓶持ってくるなら最後まで持って帰れや!!
ということで私がお持ち帰りです。
9合目付近まで稜線でしたが
ここから再度樹林帯。
急坂を黙々と下ります。
ひたすらに、粛々と。
この登山道あまり楽しい感じではないなぁ。
部分、先日の雨のせいで泥濘あり。
すれ違う人が大分少ないので
こっち側から登る人はあまり多くないのかも。
ノンストップで下り100分。
無事志津避難小屋に到着。
結構立派で中も見ましたが小綺麗な感じ。
やはり独特な避難小屋の薫りはしますがW
ここで丁度昼過ぎでしたので昼食を。
本日は豚汁。
根菜は下茹で済。味噌以外の調味料は合わせ済み。
作るのが楽だわW
しかしまぁ空腹は最強の調味料です。
そして卵ケースが初登場。
最後に雑炊にしました。
さてしっかりと一時間程ゆっくりして志津乗越へ。
ここからが長そうなんだよな・・・。
まぁ日暮れまでには着くだろうといい加減な判断ですW
さーここからは完全にターマックです。
「靴と路面が見事に合わない・・・。」
舗装済みの林道がこんなに歩きにくいとは・・。
そして下りがてら相方の目的「キノコ狩り」
コレがまた結構生えてるんですよね。
どーやら採集民族の血が騒ぐ様で。
片っ端からビニール袋に入れていきます。
※素人のキノコ狩り程危険なモノはありません。
詳しい方とする事をオススメします。
今回は収集/品種同定を旨としていますので。
あしからず。
まぁ私も結構楽しく採集しましたが
後半足が痛くなってしまい撃沈です。
歩くのが・・・しんどい。
ええまぁ、見栄っ張りなのでおくびにも出しませんが。
思ったように歩も進まず段々暗くなってきます。
最後の分岐で16時でした。
あーグラベルってなんて歩きやすいんだ。
最後の区間だけ未舗装(車の乗り入れ禁止)なのです。
徐々に車の走行音が大きくなってきたら
三本松駐車場に1620無事到着。
流石に相方はグッタリ気味。
まぁ一日歩いてよく頑張ったよと
少しだけ労をねぎらいます。
本当スパルタでごめんなさいW
総評:
思っていた以上に無骨で急坂な山でした。
特別な技術は要らないが体力は必要です。
まさに男体山。
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