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Yamareco

記録ID: 8238285
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
日光・那須・筑波

皇海山

2025年06月01日(日) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 栃木県 群馬県
 - 拍手
keikou その他1人
体力度
7
1〜2泊以上が適当
GPS
16:15
距離
28.4km
登り
2,172m
下り
2,163m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
14:56
休憩
1:54
合計
16:50
距離 28.4km 登り 2,172m 下り 2,163m
3:07
26
スタート地点
3:33
41
4:14
4:15
16
4:31
4:38
2
4:40
4:41
55
5:36
10
5:46
6:04
30
6:34
6:56
28
7:24
7:32
1
7:33
7:35
13
7:48
23
8:11
7
8:18
26
8:44
8:54
5
8:59
58
9:57
10:09
26
10:35
10:42
47
11:29
11:46
37
12:23
61
13:24
13:25
56
14:21
14:22
11
14:33
14:39
170
17:29
26
17:55
17:56
8
18:04
42
18:46
5
18:51
16
19:07
45
19:52
5
19:57
ゴール地点
天候 曇り、霧雨後晴れ
過去天気図(気象庁) 2025年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
東武鉄道相老駅からわたらせ渓谷鉄道に乗り換え、通洞駅から宿の送迎
コース状況/
危険箇所等
鋸山の梯子、鎖場は有名どころの完璧に整備されたものしか経験がない人には辛いかもしれません。
六林班峠ルートの藪漕ぎは六林班峠を過ぎても続き時々目印を見つけられないこともあったのでヤマレコのGPS機能なしでは通過出来なかったと思います。
長いその後のトラバース道は道幅が狭く、沢側が深く切れ落ちている箇所も多いので集中力が必要で、ここに来るまでに体力、脚力を消耗していると相当の苦行になると思います。
その他周辺情報 庚申温泉源泉ポンプ工事中につき、カジカ荘も宿泊した旅館かめむら別館も温泉には暫く入れない様です。

宿の方の話では庚申山荘の工事は年内に終了の予定だそうです。
宿泊したかめむら別館からは徒歩10分かからない距離でしたが、宿を出て間違って登山口とは反対方向に下り約20分ロスするといういきなり痛恨のミス。1kmも反対方向に進んだのに、何故かヤマレコアプリの道間違え警告は出ませんでした。
気を取り直して出発。
2025年06月01日 03:33撮影 by  iPhone 15, Apple
1
6/1 3:33
宿泊したかめむら別館からは徒歩10分かからない距離でしたが、宿を出て間違って登山口とは反対方向に下り約20分ロスするといういきなり痛恨のミス。1kmも反対方向に進んだのに、何故かヤマレコアプリの道間違え警告は出ませんでした。
気を取り直して出発。
4時過ぎにはヘッドランプが要らない状態になりました。
霧の中一の鳥居通過。
2025年06月01日 04:31撮影 by  iPhone 15, Apple
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6/1 4:31
4時過ぎにはヘッドランプが要らない状態になりました。
霧の中一の鳥居通過。
霧の中ではありますが、新緑の森が美しかったです。
皆さん、黙々と進みます。
最初に頑張りすぎると最後まで体力が続くかわからないので我々はマイペースで進みました。
2025年06月01日 04:42撮影 by  iPhone 15, Apple
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6/1 4:42
霧の中ではありますが、新緑の森が美しかったです。
皆さん、黙々と進みます。
最初に頑張りすぎると最後まで体力が続くかわからないので我々はマイペースで進みました。
いきなり素敵な景色が続き癒されます。
2025年06月01日 04:56撮影 by  iPhone 15, Apple
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6/1 4:56
いきなり素敵な景色が続き癒されます。
ルートの大切な目印。
昼間は黄色と赤の普通のマークですが、夜ライトに照らされると反射して非常に優れた目印になります。
2025年06月01日 05:01撮影 by  iPhone 15, Apple
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6/1 5:01
ルートの大切な目印。
昼間は黄色と赤の普通のマークですが、夜ライトに照らされると反射して非常に優れた目印になります。
黄色と赤の反射板とこちらのピンク色のリボンを常に確認しながら進まないと迷いそうなところが多々あります。
2025年06月01日 05:01撮影 by  iPhone 15, Apple
6/1 5:01
黄色と赤の反射板とこちらのピンク色のリボンを常に確認しながら進まないと迷いそうなところが多々あります。
悲しい伝説があると言う鏡岩
2025年06月01日 05:05撮影 by  iPhone 15, Apple
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6/1 5:05
悲しい伝説があると言う鏡岩
夫婦蛙岩
2025年06月01日 05:15撮影 by  iPhone 15, Apple
6/1 5:15
夫婦蛙岩
最初の森ではこちらのヤマツツジがちょうど満開で綺麗でした。
2025年06月01日 05:17撮影 by  iPhone 15, Apple
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6/1 5:17
最初の森ではこちらのヤマツツジがちょうど満開で綺麗でした。
庚申山の守護神仁王門
2025年06月01日 05:26撮影 by  iPhone 15, Apple
6/1 5:26
庚申山の守護神仁王門
庚申山開山の祖勝道上人と明治政府打倒を企てた大忍坊の碑があるのだとか。
2025年06月01日 05:38撮影 by  iPhone 15, Apple
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6/1 5:38
庚申山開山の祖勝道上人と明治政府打倒を企てた大忍坊の碑があるのだとか。
庚申講本山の猿田彦神社跡。
現在の猿田彦神社は宿泊したかめむら別館の横にありました。
2025年06月01日 05:40撮影 by  iPhone 15, Apple
6/1 5:40
庚申講本山の猿田彦神社跡。
現在の猿田彦神社は宿泊したかめむら別館の横にありました。
現在閉鎖中の庚申山荘。閉鎖中ですが写真右側にあるバイオトイレは使用させていただけるのでたいへんありがたいです。
手洗いの水道もありました。
2025年06月01日 05:47撮影 by  iPhone 15, Apple
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6/1 5:47
現在閉鎖中の庚申山荘。閉鎖中ですが写真右側にあるバイオトイレは使用させていただけるのでたいへんありがたいです。
手洗いの水道もありました。
新緑の森が美しかったです。
2025年06月01日 06:15撮影 by  iPhone 15, Apple
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6/1 6:15
新緑の森が美しかったです。
苔も美しい森でした。
2025年06月01日 06:15撮影 by  iPhone 15, Apple
6/1 6:15
苔も美しい森でした。
この辺りから大きな岩の景色が素晴らしいルートが始まります。
2025年06月01日 06:15撮影 by  iPhone 15, Apple
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6/1 6:15
この辺りから大きな岩の景色が素晴らしいルートが始まります。
かなり大きな岩から清水も
2025年06月01日 06:16撮影 by  iPhone 15, Apple
6/1 6:16
かなり大きな岩から清水も
岩場に咲くお花
2025年06月01日 06:19撮影 by  iPhone 15, Apple
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6/1 6:19
岩場に咲くお花
コウシンコザクラだそうです。
熱心にお花の写真を撮影しておられるご夫婦がいらして教えてもらいました。
2025年06月01日 06:21撮影 by  iPhone 15, Apple
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6/1 6:21
コウシンコザクラだそうです。
熱心にお花の写真を撮影しておられるご夫婦がいらして教えてもらいました。
岩の回廊
2025年06月01日 06:21撮影 by  iPhone 15, Apple
6/1 6:21
岩の回廊
もしかして雲海の上に出たか?と気分があがりました。
2025年06月01日 06:23撮影 by  iPhone 15, Apple
6/1 6:23
もしかして雲海の上に出たか?と気分があがりました。
ミツバツツジもチラホラ。
2025年06月01日 06:30撮影 by  iPhone 15, Apple
6/1 6:30
ミツバツツジもチラホラ。
最初の梯子
2025年06月01日 06:31撮影 by  iPhone 15, Apple
6/1 6:31
最初の梯子
こんな梯子もあり
2025年06月01日 06:32撮影 by  iPhone 15, Apple
6/1 6:32
こんな梯子もあり
道中シロヤシオがちょうど見頃でした。
2025年06月01日 06:33撮影 by  iPhone 15, Apple
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6/1 6:33
道中シロヤシオがちょうど見頃でした。
この辺りは岩が作り出す景観を楽しみながら進みます
2025年06月01日 06:49撮影 by  iPhone 15, Apple
6/1 6:49
この辺りは岩が作り出す景観を楽しみながら進みます
岩の隙間がルートです
2025年06月01日 06:53撮影 by  iPhone 15, Apple
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6/1 6:53
岩の隙間がルートです
スミレ
2025年06月01日 06:59撮影 by  iPhone 15, Apple
6/1 6:59
スミレ
晴れれば富士山方面が見える方向の山並みと青空がチラリ
2025年06月01日 07:04撮影 by  iPhone 15, Apple
6/1 7:04
晴れれば富士山方面が見える方向の山並みと青空がチラリ
道中かなりの範囲で、シャクナゲがいい状態でした。今年はシャクナゲも当たり年っぽいですが、まだ見れていなかったので嬉しいです。
2025年06月01日 07:22撮影 by  iPhone 15, Apple
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6/1 7:22
道中かなりの範囲で、シャクナゲがいい状態でした。今年はシャクナゲも当たり年っぽいですが、まだ見れていなかったので嬉しいです。
庚申山到着
2025年06月01日 07:25撮影 by  iPhone 15, Apple
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6/1 7:25
庚申山到着
残念ながら皇海山方面にはまだ雲がかかっていました。
2025年06月01日 07:34撮影 by  iPhone 15, Apple
1
6/1 7:34
残念ながら皇海山方面にはまだ雲がかかっていました。
綺麗なシャクナゲだらけでついつい写真を撮ってしまいます。
2025年06月01日 07:35撮影 by  iPhone 15, Apple
2
6/1 7:35
綺麗なシャクナゲだらけでついつい写真を撮ってしまいます。
この後小さなアップダウンを繰り返します。
2025年06月01日 07:49撮影 by  iPhone 15, Apple
6/1 7:49
この後小さなアップダウンを繰り返します。
苔が美しい!
2025年06月01日 08:06撮影 by  iPhone 15, Apple
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6/1 8:06
苔が美しい!
2025年06月01日 08:07撮影 by  iPhone 15, Apple
6/1 8:07
2025年06月01日 08:18撮影 by  iPhone 15, Apple
6/1 8:18
2025年06月01日 08:23撮影 by  iPhone 15, Apple
6/1 8:23
標高が少し上がるとシロヤシオもまだ蕾の所もありました。来週も楽しめそうです。
2025年06月01日 08:25撮影 by  iPhone 15, Apple
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6/1 8:25
標高が少し上がるとシロヤシオもまだ蕾の所もありました。来週も楽しめそうです。
シャクナゲは今がピークの所が多いかな。それにしても美しい!
2025年06月01日 08:33撮影 by  iPhone 15, Apple
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6/1 8:33
シャクナゲは今がピークの所が多いかな。それにしても美しい!
またシャクナゲ
2025年06月01日 08:34撮影 by  iPhone 15, Apple
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またシャクナゲ
名前がわからない白い花の木
2025年06月01日 08:35撮影 by  iPhone 15, Apple
6/1 8:35
名前がわからない白い花の木
2025年06月01日 08:45撮影 by  iPhone 15, Apple
6/1 8:45
2025年06月01日 08:59撮影 by  iPhone 15, Apple
6/1 8:59
最初の鎖場難所。だいぶん前に追い越された方も含め5-6人待ちで15-20分程度は待ったと思います。
待っているところからは下降点が見えないほぼ直角に落ちる鎖場です。
2025年06月01日 09:19撮影 by  iPhone 15, Apple
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6/1 9:19
最初の鎖場難所。だいぶん前に追い越された方も含め5-6人待ちで15-20分程度は待ったと思います。
待っているところからは下降点が見えないほぼ直角に落ちる鎖場です。
先程の鎖場を先に下って友が下降するところを撮影。懸垂下降経験がないとかなり怖いかもしれませんね。
2025年06月01日 09:22撮影 by  iPhone 15, Apple
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6/1 9:22
先程の鎖場を先に下って友が下降するところを撮影。懸垂下降経験がないとかなり怖いかもしれませんね。
岩場に咲くコイワカガミ
2025年06月01日 09:35撮影 by  iPhone 15, Apple
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6/1 9:35
岩場に咲くコイワカガミ
こちらの岩場は足場が少なく左右にも降られるので結構怖いかも
2025年06月01日 09:50撮影 by  iPhone 15, Apple
1
6/1 9:50
こちらの岩場は足場が少なく左右にも降られるので結構怖いかも
写真におさめたのはほんの僅かですが、鋸山の鎖場、梯子は結構な難所です。待ち時間も含めここで予想よりも時間を要し、このルートをピストンする方が良いと言われてもこれを逆方向に歩くことへの不安もあり、我々はここで改めて周回ルートで行くことに決定としました。
残念ながらここからの眺望はありませんでした。
2025年06月01日 09:57撮影 by  iPhone 15, Apple
1
6/1 9:57
写真におさめたのはほんの僅かですが、鋸山の鎖場、梯子は結構な難所です。待ち時間も含めここで予想よりも時間を要し、このルートをピストンする方が良いと言われてもこれを逆方向に歩くことへの不安もあり、我々はここで改めて周回ルートで行くことに決定としました。
残念ながらここからの眺望はありませんでした。
不動沢のコルまで下って少しすると霧が晴れて先程歩いた鋸山の稜線が見えて感激しました。
2025年06月01日 10:38撮影 by  iPhone 15, Apple
6/1 10:38
不動沢のコルまで下って少しすると霧が晴れて先程歩いた鋸山の稜線が見えて感激しました。
ここから皇海山頂に向けて最後の登り。
途中で前泊地でご一緒だったこの日百名山完登となった単独女性の方とすれ違い、完登のお祝いの言葉をかけることができました。
2025年06月01日 11:00撮影 by  iPhone 15, Apple
2
6/1 11:00
ここから皇海山頂に向けて最後の登り。
途中で前泊地でご一緒だったこの日百名山完登となった単独女性の方とすれ違い、完登のお祝いの言葉をかけることができました。
ここまで来たら山頂はもうすぐ
2025年06月01日 11:26撮影 by  iPhone 15, Apple
1
6/1 11:26
ここまで来たら山頂はもうすぐ
百名山96座目に無事登頂できました。
このしんどい山に、百名山は目指していないにもかかわらず一緒に登ってくれた友に感謝!
2025年06月01日 11:31撮影 by  iPhone 15, Apple
7
6/1 11:31
百名山96座目に無事登頂できました。
このしんどい山に、百名山は目指していないにもかかわらず一緒に登ってくれた友に感謝!
不動沢のコルへの下山途中、鋸山方面に青空が見え始めました。
2025年06月01日 12:18撮影 by  iPhone 15, Apple
4
6/1 12:18
不動沢のコルへの下山途中、鋸山方面に青空が見え始めました。
鋸山への登り返し時には男体山をはじめ、日光の山並みも見えてきました。
2025年06月01日 12:40撮影 by  iPhone 15, Apple
2
6/1 12:40
鋸山への登り返し時には男体山をはじめ、日光の山並みも見えてきました。
皇海山の全容も漸く見えて感激しました。
2025年06月01日 12:50撮影 by  iPhone 15, Apple
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6/1 12:50
皇海山の全容も漸く見えて感激しました。
鋸山への登り返し。往路下ったところを今度は登ります。
2025年06月01日 12:52撮影 by  iPhone 15, Apple
6/1 12:52
鋸山への登り返し。往路下ったところを今度は登ります。
往路では見えることができなかった新緑が美しい谷。
この日の皇海山登頂者の中では遅い方だったと思いますが、そのおかげでこの景色も見ることができたのでラッキーでした。
2025年06月01日 12:53撮影 by  iPhone 15, Apple
4
6/1 12:53
往路では見えることができなかった新緑が美しい谷。
この日の皇海山登頂者の中では遅い方だったと思いますが、そのおかげでこの景色も見ることができたのでラッキーでした。
シャクナゲと日光の山並
2025年06月01日 12:54撮影 by  iPhone 15, Apple
1
6/1 12:54
シャクナゲと日光の山並
鋸山に着いたらまた霧で皇海山は隠れてしまいました。
2025年06月01日 13:10撮影 by  iPhone 15, Apple
6/1 13:10
鋸山に着いたらまた霧で皇海山は隠れてしまいました。
往路歩いたルートを上から眺めることができました。
2025年06月01日 13:14撮影 by  iPhone 15, Apple
6/1 13:14
往路歩いたルートを上から眺めることができました。
こちらの分岐から皆さんが必ず迷うと言われている六林班方面へ進みます。
2025年06月01日 13:24撮影 by  iPhone 15, Apple
6/1 13:24
こちらの分岐から皆さんが必ず迷うと言われている六林班方面へ進みます。
相変わらずシャクナゲが綺麗
2025年06月01日 13:39撮影 by  iPhone 15, Apple
1
6/1 13:39
相変わらずシャクナゲが綺麗
直近のレコ記録で、この藪漕ぎルートで迷った場合は尾根に出るとルートに戻れる、と記載されているものを見て、道中他の人もそう言っていましたが、尾根上を歩くところでは道に迷うようなところはありませんでした。
この様な周辺と高低差がないところがくせ者でここみたいに道がはっきりわかるところは良いのですが、後半になるに従い皆が迷うせいか、こういう分かりやすい道はどんどん減りました。
2025年06月01日 13:53撮影 by  iPhone 15, Apple
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6/1 13:53
直近のレコ記録で、この藪漕ぎルートで迷った場合は尾根に出るとルートに戻れる、と記載されているものを見て、道中他の人もそう言っていましたが、尾根上を歩くところでは道に迷うようなところはありませんでした。
この様な周辺と高低差がないところがくせ者でここみたいに道がはっきりわかるところは良いのですが、後半になるに従い皆が迷うせいか、こういう分かりやすい道はどんどん減りました。
ピンクリボンと赤白反射板だけが頼りで、とにかくマークを見つけたらそれに向かって進みましたが足元が見えないので、木の切り株に足をぶつけたり、足がひっかかりそうになったり、笹に足を取られて転んだり・・・
2025年06月01日 14:10撮影 by  iPhone 15, Apple
4
6/1 14:10
ピンクリボンと赤白反射板だけが頼りで、とにかくマークを見つけたらそれに向かって進みましたが足元が見えないので、木の切り株に足をぶつけたり、足がひっかかりそうになったり、笹に足を取られて転んだり・・・
途中の女山。一瞬笹が減ったので終わりに近づいたかと思いましたが甘かった。
2025年06月01日 14:20撮影 by  iPhone 15, Apple
2
6/1 14:20
途中の女山。一瞬笹が減ったので終わりに近づいたかと思いましたが甘かった。
マークを目指して進みますが、マークが見つけられず何度か迷いヤマレコのGPSを見てルートが外れていると、正しいルート方向に戻って正しい道を探す、ということを繰り返し、かなり時間がかかりましたがなんとか通過することができました。
2025年06月01日 14:28撮影 by  iPhone 15, Apple
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6/1 14:28
マークを目指して進みますが、マークが見つけられず何度か迷いヤマレコのGPSを見てルートが外れていると、正しいルート方向に戻って正しい道を探す、ということを繰り返し、かなり時間がかかりましたがなんとか通過することができました。
やっと六林班峠に到着!
ここまで来たら安心、と書かれている記録を見ていたので安心したのですがこれも甘かった。この後、目印を探しても見つからず途方に暮れていた時、我々の前方を歩いていたはずの3人組と2人組と思われる人の姿が目に入ったので一瞬安心したのですが、彼らはその後私達が見つけた正しいルートとは全く反対方面の尾根に向かって進んでおり、そちらから複数の声が聞こえました。
彼らがその後無事に下山できたのか気になります。
2025年06月01日 14:35撮影 by  iPhone 15, Apple
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6/1 14:35
やっと六林班峠に到着!
ここまで来たら安心、と書かれている記録を見ていたので安心したのですがこれも甘かった。この後、目印を探しても見つからず途方に暮れていた時、我々の前方を歩いていたはずの3人組と2人組と思われる人の姿が目に入ったので一瞬安心したのですが、彼らはその後私達が見つけた正しいルートとは全く反対方面の尾根に向かって進んでおり、そちらから複数の声が聞こえました。
彼らがその後無事に下山できたのか気になります。
藪漕ぎ迷い道の後は永遠と続くトラバース道でですが、ほぼ同じ1600m前後の標高をずっと歩くのでちょうどシロヤシオの満開の標高と重なりかなり素晴らしいシロヤシオ道でした。
2025年06月01日 15:16撮影 by  iPhone 15, Apple
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6/1 15:16
藪漕ぎ迷い道の後は永遠と続くトラバース道でですが、ほぼ同じ1600m前後の標高をずっと歩くのでちょうどシロヤシオの満開の標高と重なりかなり素晴らしいシロヤシオ道でした。
足元にもお花。バイカオウレンかな?
2025年06月01日 15:21撮影 by  iPhone 15, Apple
6/1 15:21
足元にもお花。バイカオウレンかな?
ずーっとシロヤシオ
2025年06月01日 15:23撮影 by  iPhone 15, Apple
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6/1 15:23
ずーっとシロヤシオ
ただこのトラバース道、長いだけではなく、結構道幅が細い上に写真では分かり辛いですが右側が切れ落ちているので、慎重に歩く必要があります。私は睡魔と闘いながら足を踏み外さない様頑張って歩きました。
2025年06月01日 16:08撮影 by  iPhone 15, Apple
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6/1 16:08
ただこのトラバース道、長いだけではなく、結構道幅が細い上に写真では分かり辛いですが右側が切れ落ちているので、慎重に歩く必要があります。私は睡魔と闘いながら足を踏み外さない様頑張って歩きました。
ちょうど先週西丹沢に満開のシロヤシオを観に行き感激したところで、これまで日本で西丹沢規模でシロヤシオが咲いている場所はないと思っていたのですが、本数や面積の規模はこちらの方が凄いかも。山歩きしながら同じ標高をこんなに長く歩き続けるのは稀なので比較が難しいところもありますが。
当たり年に2週連続でこの規模のシロヤシオを観ることができ幸せな気分でした。
2025年06月01日 16:22撮影 by  iPhone 15, Apple
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6/1 16:22
ちょうど先週西丹沢に満開のシロヤシオを観に行き感激したところで、これまで日本で西丹沢規模でシロヤシオが咲いている場所はないと思っていたのですが、本数や面積の規模はこちらの方が凄いかも。山歩きしながら同じ標高をこんなに長く歩き続けるのは稀なので比較が難しいところもありますが。
当たり年に2週連続でこの規模のシロヤシオを観ることができ幸せな気分でした。
シロヤシオの後ろには青空も!
2025年06月01日 16:23撮影 by  iPhone 15, Apple
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6/1 16:23
シロヤシオの後ろには青空も!
しつこくシロヤシオ
2025年06月01日 16:29撮影 by  iPhone 15, Apple
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6/1 16:29
しつこくシロヤシオ
樺平は白樺の林でした
2025年06月01日 16:53撮影 by  iPhone 15, Apple
6/1 16:53
樺平は白樺の林でした
クワガタ系のお花。名前はわかりません。
2025年06月01日 17:19撮影 by  iPhone 15, Apple
6/1 17:19
クワガタ系のお花。名前はわかりません。
庚申山荘に戻ってきました。小屋は使用できませんがテント泊はできる様で、何組かテントを張っておられました。
2025年06月01日 17:41撮影 by  iPhone 15, Apple
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6/1 17:41
庚申山荘に戻ってきました。小屋は使用できませんがテント泊はできる様で、何組かテントを張っておられました。
小屋からひたすら下り、漸く一の鳥居。
この頃には薄暗くなってきていたので、反射板の威力発揮!
これはかなりわかり易いです。
2025年06月01日 18:48撮影 by  iPhone 15, Apple
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6/1 18:48
小屋からひたすら下り、漸く一の鳥居。
この頃には薄暗くなってきていたので、反射板の威力発揮!
これはかなりわかり易いです。
予想よりは遅くなりましたが無事に宿に到着。
20時にもかかわらず、先に汗を流して、ちゃんと温かいお食事を出してくださりました。感激です。
翌日皇海山を登る予定で前泊の方々が我々の話を聞こうと待っておられたそうですが、帰着が遅く就寝時間に間に合いませんでした。ごめんなさい。
2025年06月01日 19:58撮影 by  iPhone 15, Apple
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6/1 19:58
予想よりは遅くなりましたが無事に宿に到着。
20時にもかかわらず、先に汗を流して、ちゃんと温かいお食事を出してくださりました。感激です。
翌日皇海山を登る予定で前泊の方々が我々の話を聞こうと待っておられたそうですが、帰着が遅く就寝時間に間に合いませんでした。ごめんなさい。
撮影機器:

感想

林道からのルートからは行けなくなったうえに去年からの避難小屋修理により日帰りでしか行けなくなった皇海山。林道は開通見込みなしということで、避難小屋も再開の日が来るのか、と不安に思い歩けるうちに頑張って目指そうと思い日帰りでの皇海山行きを計画し、今年はこの時期には珍しくロングルートでのトレーニングを重ねました。
皇海山は百名山を目指す以外の人はほぼ知らず、知っていても昨今の事情を知っている人が目指そうと思う山でもないにもかかわらず、皇海山に行ったことがある知り合いから「いい山だった」と聞いて行ってみてもいい、と思ったという友達と共に行きました。友達は「行くなら藪漕ぎルートは相当難しくたいへんなのでピストンコースが良い」と勧められたそうですが、記録を見ると殆どの人が周回ルートを利用していること、恐らくこの山の2度目はない、と思ったので余裕があれば自分も噂の藪漕ぎを経験しておきたいという気持ちも大きく、往路は庚申山コース、帰路は六林班コースで行くことにしました。
結果的に、なんとか無事に登頂、下山できルート上の景色も素晴らしかったので後悔はないですが、厳しい鎖、梯子路を往復する方が、ルートロストの恐怖と長いトラバース道を永遠歩くより良いとのアドバイスには頷けるものがありました。

天気予報が安定せず直前まで行くかどうか迷いながら現地入りし、出発前夜の予報では好転していたのに朝起きたら予報が一転し雨も降るとの予報に変わっていて目の前が真っ暗になりましたが、とりあえず出発しました。
前泊の宿、かめむら別館はよく知られているカジカ荘から徒歩10分以内ですが殆ど情報がなく、3月に計画した際にカジカ荘の予約がすでに埋まっていたことから悩んでいたところ地図で宿があることを発見して探し出したお宿です。今回温泉が利用できなかったのだけが非常に残念ではありましたが宿泊費もお安く、登山日の朝食はお弁当に変えてもらえましたし、登山で帰りが遅くなっても温かい夕食をいただくことができ、非常に良いお宿でした。カジカ荘ではお弁当対応はできないと言われました。

当日朝登山口へ向かう方向を間違え1㎞も道路を下ってしまいいきなり2㎞往復約30分のロスで、わざわざ更に自分達に試練を与えてしまいました。
前半は新緑の素晴らしい森、清流に滝、巨岩の造形美、ツツジとシロヤシオ、コウシンコザクラ、アズマシャクナゲの花咲く道、など変化に富んだ美しい道を楽しみながら歩きました。鋸山の鎖場と梯子路は整備されてはいますが、北アルプスなど百名山の整備と比べると十分とは言えず、岩登りの基礎を心得ていない人にはかなりハードルが高いと思いましたが、個人的には変化に富んだルートで楽しかったです。
前半は霧と霧雨、岩場では強風で寒いし周りの景色は殆ど見えませんでしたが、皇海山登頂前くらいから晴れ間が出だし、最終的には日光の山などの遠景も見ることができ、スピードが速くなかったことが幸いしました。
この厳しい山を登る人として皆さん共感するものが多く、ただただすれ違いの挨拶だけでなく、抜きつ抜かれつお話したり、往路復路の再会で言葉を交わしたりする会話が普段の山以上に一体感溢れる感覚がありました。
後半の六林班コースは噂通りの藪漕ぎ&ルートロストの危険の厳しいコースで、ヤマレコのGPS機能で正しいルートを見つけることができなかったら通過できなかったと思います。別の山だったら地図は間違いなく破線ルートだったと思います。前方を歩いていたはずのグループの姿が正しいルートの反対方向に上がっていくのが見え、全然違う方向から声が聞こえていた気がするのでその後どうなったのか心配していますが若い方だったのできっとルート復帰して無事下山されただろうと予想します。
藪漕ぎの後は永遠と続く細いトラバース道でかなり辛かったですが、ちょうどシロヤシオの満開の標高と同じ標高を歩いていたのでかなり良い景色を楽しませてもらいました。
最終的に思っていたよりもかなり時間がかかってしまい、時々小休憩を取りながら約17時間も歩き続けました。全長42kmの六甲山全山縦走でもこんなに時間はかかったことがないので、過去最長記録です。

正直予想を上回るかなり過酷な登山となりましたが、ルートの多様性、森や植物の美しさなど、一つの山でこれだけ楽しませてくれる山も珍しく、百名山に選出されただけある本当に良い山だったと思いました。天気は前半ガスと霧雨でかなり寒い思いもしましたが、全体として涼しい中登れ、私のペースでは後半天気にも恵まれ周囲の景色も楽しむことができ非常に幸運でした。
また行きたいかと聞かれるとYESとは言い難いので、今回これだけの条件に恵まれて本当に良かったです。
これまで登った百名山の中では間違いなく一番の充実した登山となりました。

来年まで待てば庚申山荘が再開されていた様ですが、避難小屋再開で人が増えて渋滞するとたいへんなので今年行って良かったかもしれません。

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コメント

初めまして
お疲れ様でした!

とっても読み応えのあるレコでした。
写真のコメントは自分がそこに居るかのような臨場感を感じました♪

皇海山を「ガッカリ百名山」という人もいますが、お二人にとっては、色んな意味で思い出深い百名山になったようですね✨

それにしても…こんなにハードな山旅に一緒に行ける山友さんがいるってホント素晴らしい🙌皇海山頂上での写真は、疲れを微塵も感じさせない爽やかさ✨単純にスゴイな‼️って思いました。
2025/6/3 7:02
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maroeriさん

初めまして
素敵なコメントありがとうございます。
つい最近まで、皆様のレコを参考にさせていただくばかりだったのですが、自分も少しでも参考にしてもらえる情報をお届けできれば、と思ったので、いただいたコメント非常に嬉しいです😊

私には1人で行く勇気はなく、彼女が居なかったらツアーを選んでいたと思うので、こんな素晴らしい経験を一緒にしてくれた山友には感謝しかありません✨

maroeriさんのレコも少し拝見させていただきました。
お花が素敵で、もう少し近かったら真似して駆けつけたくなりますね✨
また拝見させていただきます!


2025/6/3 20:59
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