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Yamareco

記録ID: 8239844
全員に公開
ハイキング
道東・知床

遅咲きの春とともに 斜里岳を歩く(オンネヌプリ)

2025年05月31日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:22
距離
8.9km
登り
1,093m
下り
1,092m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:24
休憩
0:59
合計
7:23
距離 8.9km 登り 1,093m 下り 1,092m
7:47
2
スタート地点
10:01
10:12
90
11:42
12:26
62
13:28
13:31
99
15:10
ゴール地点
天候 早朝、前日から引き続きの濃霧。
午前中、薄曇り🌤
昼過ぎから晴れ☀
午後は☀
風は基本的に東寄りの風。
過去天気図(気象庁) 2025年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
三井コース。

入る前のゲートと、登山口の繋がりを理解してなかったので少々迷いました。
コース状況/
危険箇所等
エゾマツ帯⇒涸沢状のゴロタ石。
白樺帯から山頂はやや痩せ気味の尾根筋。
手枷を使う部分は殆どなかったです。
このチーム遠征3回目
少しこなれてきました🤭
2025年05月30日 15:04撮影 by  Galaxy S23 Ultra, samsung
5/30 15:04
このチーム遠征3回目
少しこなれてきました🤭
コードシェア便になります
初めてエアドゥさんにお世話になります
2025年05月30日 15:31撮影 by  Galaxy S23 Ultra, samsung
5/30 15:31
コードシェア便になります
初めてエアドゥさんにお世話になります
北の大地はコレですな
👍
2025年05月30日 16:36撮影 by  Galaxy S23 Ultra, samsung
5/30 16:36
北の大地はコレですな
👍
マスコットかわいい
大空に映えてます❣️
2025年05月30日 17:08撮影 by  Galaxy S23 Ultra, samsung
5/30 17:08
マスコットかわいい
大空に映えてます❣️
前泊はのんびりです
※実は外野が濃霧で決行に迷い有りました
前夜祭から盛り上がります♪
2025年05月31日 06:07撮影 by  Galaxy S23 Ultra, samsung
1
5/31 6:07
前泊はのんびりです
※実は外野が濃霧で決行に迷い有りました
前夜祭から盛り上がります♪
元寄宿舎跡を了解したお宿
広くてとても綺麗なキャビンでした🤩
2025年05月31日 06:33撮影 by  Galaxy S23 Ultra, samsung
5/31 6:33
元寄宿舎跡を了解したお宿
広くてとても綺麗なキャビンでした🤩
元学校です
熊の生徒が出る⁉️
2025年05月31日 06:44撮影 by  Galaxy S23 Ultra, samsung
5/31 6:44
元学校です
熊の生徒が出る⁉️
このゲートと登山口の関係がややっこしかった
「お願い」を読むと納得です😊
2025年05月31日 07:20撮影 by  Galaxy S23 Ultra, samsung
5/31 7:20
このゲートと登山口の関係がややっこしかった
「お願い」を読むと納得です😊
ホンの義理程度の看板
気がついてよかったー
2025年05月31日 07:24撮影 by  Galaxy S23 Ultra, samsung
5/31 7:24
ホンの義理程度の看板
気がついてよかったー
歩き出し
ややガス気味
太陽の光が見えてきたー✨
2025年05月31日 07:58撮影 by  Galaxy S23 Ultra, samsung
5/31 7:58
歩き出し
ややガス気味
太陽の光が見えてきたー✨
サクラが満開
香りも満開🌸
2025年05月31日 09:29撮影 by  Galaxy S23 Ultra, samsung
5/31 9:29
サクラが満開
香りも満開🌸
斜里の偉峰
凛々しい姿
2025年05月31日 10:15撮影 by  Galaxy S23 Ultra, samsung
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5/31 10:15
斜里の偉峰
凛々しい姿
エゾシャクナゲ
2025年05月31日 11:01撮影 by  Galaxy S23 Ultra, samsung
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エゾシャクナゲ
ヤセ尾根をサクサク行きます
難所と言われてる所
2025年05月31日 11:18撮影 by  Galaxy S23 Ultra, samsung
5/31 11:18
ヤセ尾根をサクサク行きます
難所と言われてる所
皆さんでPH。と相成りました。
オンネヌプリ🙌
2
皆さんでPH。と相成りました。
オンネヌプリ🙌
山頂の様子
この時間は10人位(プラス🐶🐶)
常連さんいわく「今日は人が多い!」
ん?そうなの??
2025年05月31日 12:13撮影 by  Galaxy S23 Ultra, samsung
5/31 12:13
山頂の様子
この時間は10人位(プラス🐶🐶)
常連さんいわく「今日は人が多い!」
ん?そうなの??
雄大な根張り
2025年05月31日 12:15撮影 by  Galaxy S23 Ultra, samsung
5/31 12:15
雄大な根張り
2等三角点
2025年05月31日 12:16撮影 by  Galaxy S23 Ultra, samsung
5/31 12:16
2等三角点
オンネヌプリと羅臼岳
2025年05月31日 12:21撮影 by  Galaxy S23 Ultra, samsung
1
5/31 12:21
オンネヌプリと羅臼岳
結構良いムード
2025年05月31日 12:27撮影 by  Galaxy S23 Ultra, samsung
5/31 12:27
結構良いムード
すっかり晴れました
2025年05月31日 13:44撮影 by  Galaxy S23 Ultra, samsung
5/31 13:44
すっかり晴れました
見えるは羅臼岳
2025年05月31日 13:44撮影 by  Galaxy S23 Ultra, samsung
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5/31 13:44
見えるは羅臼岳
霊芝は木霊の遣い
2025年05月31日 14:16撮影 by  Galaxy S23 Ultra, samsung
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5/31 14:16
霊芝は木霊の遣い
ゲート迄戻って
2025年05月31日 15:29撮影 by  Galaxy S23 Ultra, samsung
5/31 15:29
ゲート迄戻って
俯瞰すると尚凛々しい
2025年05月31日 15:31撮影 by  Galaxy S23 Ultra, samsung
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5/31 15:31
俯瞰すると尚凛々しい
道産子のお馬たち
ドッシリとしてかわいい😍
2025年05月31日 17:04撮影 by  Galaxy S23 Ultra, samsung
5/31 17:04
道産子のお馬たち
ドッシリとしてかわいい😍
途中立寄った硫黄岳
アサトヌブリ
2025年05月31日 17:10撮影 by  Galaxy S23 Ultra, samsung
5/31 17:10
途中立寄った硫黄岳
アサトヌブリ
すげ~現役
手で触れます
触るな危険⚠️☢️
2025年05月31日 17:16撮影 by  Galaxy S23 Ultra, samsung
5/31 17:16
すげ~現役
手で触れます
触るな危険⚠️☢️
キタキツネ
捕食中?何をくわえてるのかな??
2025年05月31日 17:26撮影 by  Galaxy S23 Ultra, samsung
5/31 17:26
キタキツネ
捕食中?何をくわえてるのかな??
エゾシカ
車が来ても動きません🤭
のんびり平和な北の大地です〜
2025年05月31日 18:10撮影 by  Galaxy S23 Ultra, samsung
5/31 18:10
エゾシカ
車が来ても動きません🤭
のんびり平和な北の大地です〜
撮影機器:

装備

個人装備
ヘッドランプ 保険証 飲料 ティッシュ タオル 携帯電話 防寒着 ストック 非常食 カメラ
共同装備
ガイド地図 医薬品

感想

登山として「初めての北海道」


北海道は過去にスキーやバイクツーリングで味わった経験を思い出す。だが、登山はまた違う――それも北海道の山という未知の展開で、どこか厳しさを予感していた。

最初に決めた山は、斜里岳だった。地元でも有名な山であることは、事前の資料を読んでいて理解はしていた。空港からアクセスもしやすく、難易度もやや月並みであろうとリサーチしていた。しかし、計画を練るうちに、少しばかり時期が「早まった感」が湧いてきたのも事実だ。ツアーでよく採用される沢筋のコースは、雪解けや増水が気になり、予想よりも危険な部分が多かった。そこで、最終的に選んだのは「三井コース」だった。

私自身の過去に経験した数々の山で、雪解け時期の沢筋の厄介さはイヤと言うほど痛感している。奥武蔵・ホラの貝ゴルジュ、中央ア・シオジ峠(越百山への旧道)や上州の不動沢(上州武尊山)での苦い経験がある。特に不動沢では、落盤に巻き込まれ、セルフレスキューでどうにか命拾いしたことを、今でも鮮明に覚えている。

三井コースは地図を見る限り、ピストンのコースで、大きな変化はないだろう。しかし、実際に山に足を踏み入れてみると、予想以上に様々な表情を見せてくれた。

序盤は、自然林が広がり、その雄大さに圧倒される。ゴロー帯の涸沢筋から取付き、最初の登りでは、木々のネッコに迎えられ、ゆっくりと高度を上げていった。心地よい風が吹き抜け、時折その冷たさを感じながら進んでいく。やがて、急坂に差し掛かると、お助けロープが顔を出し始める。

だが、その後に待ち受けるのは、まるで別世界だった。後半の二割は、まるで谷川の大障子の頭〜エビス大黒ノ頭や、南アの熊ノ平〜三峰山、或いは奈良・大峯奥駈道の釈迦岳付近のような、かなり痩せ尾根の連続。
足元はしっかりとした岩場で、まるで切り立った刃物のような精鋭な印象を受ける。

総じて山の雰囲気は、どこかアルペンムード漂うものだった。巨岩とハイマツが絡み合い、その山の根張りはまさに膨大。類似としては秋田の鳥海山や長野・八ヶ岳を思わせるほどだ。それでも、この山は独立峰として際立っていた。降りてから周囲をクルマで走って見返すとその雄姿が目を引く。

山頂に到達すると、視界が広がり、思わず息を呑んだ。目の前に広がるのは、知床の羅臼岳。その奥には、遠く国後択捉の北方領土が見える。反対側には、明日登る予定の阿寒岳も見える。まるで、この地の全てを手に入れたような感覚だ。

この山は、周囲の人々にとっても自慢の山なのだろう。地元の人々が誇りを持って語るその山の姿。私は心から、その気持ちが理解できる気がした。

一歩一歩踏みしめるたびに、山の懐深さを感じ、そしてその大きさに圧倒されながら、私はゆっくりと降りていった。登山の醍醐味は、ただ景色を楽しむだけでなく、この地に深く根ざした自然との対話にあるのだろう。

山を下りながら、ふと一つの思いが胸に浮かんだ。この歳で、新たな展開と挑戦をしてみてよかったと。

北海道の斜里岳が、私に教えてくれたことは多かった。

北海道第一弾は斜里岳からスタートです!
予報は曇り🌥️
明け方は前日の夜から発生した霧に覆われていたため、スタートを1時間ほど遅らせて歩き始めました。
程なく、あたり一面眩しいほどの太陽がお目見えして、下山まで快適に歩き通すことができました!
コースは前日まで悩みましたが、沢沿いは水と雪の様子がわからなかったので三井コースにしました。
涸れ沢が長く感じましたが、その先には岩肌をヘツル所や両端が切れた稜線が待っていました。風の強い日は怖く感じると思います。
山頂はすでに賑わっていて、地元のハイカーさんによると「今日は珍しく人が多い」と話してくださいました。
お天気に恵まれただけでなく、熊と遭遇する確率の多いコースなので、登山者の多い時に登ることができたのはラッキーでした。

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無雪期ピークハント/縦走 道東・知床 [日帰り]
斜里岳 三井(玉石の沢)コース
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
2/5

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