県境2015(岩手・秋田、八幡平〜源太ヶ岳〜秋田駒ケ岳)


- GPS
- 32:51
- 距離
- 96.4km
- 登り
- 5,391m
- 下り
- 5,639m
コースタイム
- 山行
- 4:01
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 4:11
- 山行
- 12:57
- 休憩
- 2:30
- 合計
- 15:27
- 山行
- 10:10
- 休憩
- 1:41
- 合計
- 11:51
天候 | 1日目(7/10金):快晴(猛暑) 2日目(7/11土):快晴(猛暑) 3日目(7/12日):快晴(猛暑) |
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過去天気図(気象庁) | 2015年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
東京駅2330-高速バスドリーム盛岡3号\6310-0655盛岡駅910-バス\1300-1055八幡平 【帰り】7/12日〜7/13月 駒ケ岳8合目バス停1625-路線バス\1000-1724田沢湖1755-田沢湖線-1856盛岡2230-高速バスドリーム盛岡102号\7950-525東京駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
台風による影響で快晴に恵まれたため、日中は酷い暑さだった。空梅雨のため水場は涸れ気味。 八幡平〜岩手山分岐:登山道は非常によく整備されている。 岩手山分岐〜大白森:倒木が多い。朝露がすごいので合羽ズボン必須。 大白森〜秋田駒ヶ岳:危険個所なし。 |
その他周辺情報 | 帰りの温泉「善盛の湯」http://www.kimorinoyu.com/ (盛岡駅周辺に入浴施設ないため、一駅隣まで移動) 盛岡1903-JR-1906仙北-タクシー-1915善盛の湯(\680)2120-タクシー-仙北2152--2158盛岡 遠いが深夜バス(2230盛岡発)の時間つぶしには、なかなかよかった。 |
写真
感想
【県境】
岩手・秋田の県境踏破の2泊3日避難小屋泊単独行。今回のルートは、八幡平〜源太ヶ岳〜田代平〜秋田駒ケ岳。県境終点は、秋田駒から南の横長根を通って御坪分岐というところ。八幡平〜源太ヶ岳は裏岩手縦走路と呼ばれているようです。このルートの県境の標識は全く見つけられなかった。ただ、八幡平の標柱と御坪分岐の標柱は確認できた。
【天気】
2つの台風が日本に接近。その影響により3日間、快晴が続き25℃を超える猛暑となった。ただ、夜になると普通に寒かった(寝袋必須)。
【宿】
1泊目は、大深山荘。2階建の綺麗で立派な小屋。15人は余裕で泊まれる。小屋の裏3分のところに水場有り。水量は豊富。
2泊目は、田代平山荘。2階建の綺麗で立派な小屋。水場はない。正面にある沼の水を煮沸して使う強者もいるようだ。自分はやらなかった。
【水場】
全体的に岩手県側は水量が豊富だったが、秋田県側は枯れ気味であった。八瀬森山荘の近くの水場は確認しなかった。大白森山荘の前の沢はかろうじて石清水を汲む程度。阿弥陀池小屋の近くの水場はそこそこの量があった。焼山の雪渓から水を確保できたのは良かった。
大白森山荘であった地元ハイカーと情報交換したとき、今年は空梅雨だから山の水場は当てにできないということで4Lの水を持っていた。大深山荘ではしっかり水が取れるということで、その方の1Lを分けてもらい本当に助かった。その節はありがとうございました。
【源太ヶ岳】
以前、松川温泉から岩手山に登った時、地元の方からしきりに「源太、行くの?]と聞かれ、源太を知らない私はそこが気になっていた。本山行ではルートから少し外れたところに源太ヶ岳があるのでコースに組み込んだ。御来光に期待して計画したところ、見事的中! 少しの霧の中の何とも幻想的な御来光でした。
【所感】
一斉に開花したという感じの花街道でした。勉強不足で花の名前が分かりませんでした・・・。
今回の山行は、水の大事さを身をもって知りました。秋田駒周辺を空身(水500mLのみ)で周回中、予想外の暑さで水を飲みきってしまった。ハイカーの少ないルートだったため、水を分けてもらえなかったが、男岳で少年にめぐり合い、水を分けてもらって難をしのいだ。あの時は本当に助かりました。少年、ありがとう。縦走時は常に2L以上持ってないと駄目ですね。
大深山荘で一緒だった同年代と思われる男性は、右足を引きずっていた(70Lの大型ザック装備)ので、捻挫したのかと訪ねたところ、脳卒中による半身麻痺(当然右手も)で今は一人で山登りできるほど回復したと言っていた。歩く速さは普通の人の半分くらいだが、山登りが好きでここに毎年来ると言っていた。正直、凄い人がいるもんだと思った。楽しい会話ができて良かった。この人の事を時々思い出す。
秋田駒で落石を受け止めた御年輩が身動きが取れなくなり、何も手伝うことができなかったがレスキューによる救助活動を目の当たりにした。救助ヘリが来て、草原の小高いところでホバリングしながらレスキュー2人が降りた。何で着陸しなかったのだろう。その後、数名のレスキューが8合目の小屋から上がってきたところをすれ違った。体でかくて、歩くの早い!
朝露が酷かったため、ズボンが吸った水が靴の中に溜まり酷い思いをした。今は朝の時間帯は何も考えずに合羽ズボンとスパッツ装備をしている。
いろいろあったが、とても充実した山行だった。
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