巻機山 米小沢ギリギリ滑り込み



- GPS
- --:--
- 距離
- 12.2km
- 登り
- 1,452m
- 下り
- 1,452m
コースタイム
- 山行
- 5:56
- 休憩
- 0:39
- 合計
- 6:35
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
井戸の壁は潅木がうるさい。ニセ巻機山をトラバースは米小沢側に雪庇あり不可。 米小沢は所々沢が出ている。大きい滝は一箇所、右岸を滑走。 |
写真
感想
この時期定番の巻機山に向かった。巻機山は2014年の夏に沢登りで一度来たことがある。毎年3月になると井戸の尾根を登って、帰りは米小沢を滑るのが定番のようだが今年は雪が少ないので米小沢を滑った記録がまだ見当たらない。みな往復して今年は諦めムードなのだろうか。我々も安全に往復のつもりで計画をたててみたが、、、
メンバーは私と大学時代の部活の先輩S氏の二人。急遽、5年ぶりに山スキー道具を一新したのでご一緒したいとの連絡が入った。僕も関東に来ていつも一緒に山スキーに同行できる山仲間を探しているのでウェルカムである。
横浜を土曜の午後に出発、登山口には22:30に到着。車一台が駐車されていたのですぐに入山口が分かった。
起床は2:30として床についた。
3:15 出発。例年なら路肩の雪は車の高さまであるらしいが今年はその半分。さすがに人気のスキーエリアだけあって前日までのトレースがたくさんあった。ラッセルは雪も固く皆無。桜坂駐車場にはテントが一張り。井戸の尾根は藪がうるさく厄介だったが、今年の雪の少さにはもう慣れている。なんてことはない。西側にルートをとれば藪が回避ができたようだ。1100mくらいから疎林のブナ林。本来なら癒し風景なのだが、まだ日が昇っていないのでただの暗い森で感動はない。
標高1400くらいで明るくなりニセ巻機山の登りに入る。今日は快晴、ここら辺の山には詳しくないので山座同定はできず。ニセ巻機山は登らず右から巻いて米小沢に合流しようと思ったが雪庇が発達していたので登り上げるハメになった。1600あたりでクトーを装着しサクサク進める。ニセからは源頭から山頂までの素晴らしい景色が広がる。早く山頂から源頭に滑り込みたい。避難小屋も屋根が出ている。
緩やかな尾根を登りきり1年半ぶりに来ました。山頂から年末年始に登った八海山と駒ヶ岳が望めた。
さてお楽しみのスキー、雪の緩みが絶妙で快適に源頭まで。
さてここから安全策をとってニセまで登り返し往路をたどるか、はたまた今シーズン滝が出ている恐れがある米小沢に飛び込むか...。このチャンスを逃せばもうこの先雪が増えることはないかもしれない。雪が減る一方だと考えたら今日しかチャンスはなさそうだ。記録のない方へ進んだ方が面白いだろうし、登り返しも億劫なので。沢を滑ろう。万が一、滝で道が絶たれても時間もまだ早いし登り返せばいいだけである。行くしかない。
上はましだったが、下に行くにつれて沢が割れだした。さらに案の定、1200m付近には大きな滝が現れたが、何とか活路を見出し、右岸を突破した。滑れるじゃないか。来て良かった。最後は林道沢横の林道を使って行きのトレースに合流。山頂からわずか1時間ちょっとで降りてきました。今日は楽勝でした。
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