栗駒山「暴風に耐えるヒナザクラに感動！」

2025年06月04日(水) [日帰り]

• GPS: 03:07
• 距離: 7.0km
• 登り: 518m
• 下り: 517m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:53
• 休憩: 0:12
• 合計: 3:05

距離 7.0km 登り 518m 下り 517m

10:17 いわかがみ平
11:23 東栗駒山
11:45 東栗駒分岐
12:07 12:08 中央・東栗駒コース合流地点
12:20 12:32 栗駒山
12:35 中央・東栗駒コース合流地点
12:52 栗駒山中央コース展望台
13:24 いわかがみ平
13:24 ゴール地点

天候

いわかがみ平～東栗駒コース～山頂 :
　　曇り後霧(最低視界20m)
15m/s～20m/s以上の暴風
山頂～中央コース～いわかがみ平 :
　　晴れ(雲量8→5→8)
　　低樹木の陰になって風の影響受けず

アクセス

利用交通機関：

自家用車

いわかがみ平

コース状況／危険箇所等

東栗駒コースは大規模な雪田がまだ多い。
昨日登った森吉山も大規模な雪田だったが、栗駒山東栗駒コースの雪田は森吉山のそれよりももっと大規模で急斜面。
昨日の森吉山のレコで霧だったら迷子になること必至と書いたが、今日は霧で視界20m、正にトレースも何も見えないので登山道を見つけるのに苦労した。
チェーンスパイクで登ったが、長い急斜面なので12本爪アイゼンを持ってくればよかったと後悔した。
山頂直下の下山時に距離は短いが急斜面のトラバースがあり、チェーンスパイクだとグリップが効かないので一歩間違えば谷底まで大滑落しそうで怖かった。

写真

6/4 10:17

今日1日は暴風が続くが、昼から天気だけは良くなるという予報なのでホテルの部屋であんぱん見て、まったりして出発を遅らせた。
10:17 デッパツ。

6/4 10:28

登山口を過ぎると残雪のスノーブリッジ、その後方に階段という微妙な状況。

6/4 10:34

イワカガミ

6/4 10:50

ムラサキヤシオ

6/4 10:55

ここから最初の大規模雪渓。
素直にチェーンスパイク付けたけど、山頂近くの雪渓はこんなもんじゃなかった。

6/4 11:04

6/4 11:10

花弁６枚のミヤマキンバイ？

6/4 11:41

稜線に出たら爆風！
爆風吹き荒れる中、頑張って耐えているこの娘は…
ヒナザクラ。

6/4 11:41

見た目は華奢なのにとっても逞しい！

6/4 11:42

なんて愛おしい。

6/4 11:42

写真じゃ分かんないですけど、この娘たち暴風で首振りまくりですから。

6/4 12:20

12:20 栗駒山登頂。

6/4 12:20

この時、この下で昼飯食ってる若者がいたので上しか写真撮れなかった。
写真撮りたいのにどかないんだよな－。

6/4 12:27

雲が急速に流れて青空が顔を出す。

6/4 12:28

6/4 12:29

三角点にタッチ

6/4 12:30

さっきまで真っ白だったのに景色が見え始めた。

6/4 12:34

6/4 12:39

東栗駒コースの稜線。
登ってる時は暴風、視界数十メートルで真ん中にポツンと見える岩の写真も撮れないくらいの風。

6/4 12:43

栗駒山山頂部

6/4 12:46

下界も見える〜。

6/4 12:48

栗駒山の稜線。

6/4 12:50

ミネザクラと栗駒山

6/4 13:00

タムシバ

6/4 13:11

タムシバ

6/4 13:23

駐車場の車は自分のジムニー1台だけになってた。

6/4 13:24

無事下山。

撮影機器：

iPhone 12 Pro Apple

装備

個人装備

熊撃退スプレー(安全装置解除せず)、ホイッスル、チェーンスパイク

感想

くろゆり

下手な日本百名山より全国に名を轟かせている栗駒山。
どんな山か？登ってみないと分からないので、お花目当てに登山計画したけど、昨日の時点でテンクラ登山指数Cの暴風予報。

焼石岳とどっちを先に登るか、テンクラの予報を見比べながら考えたけど、大して変わらんか？

どっちかというと焼石岳の方が素人目に難関だと思っているのでちょっとでも天気の良さそうな木曜日に焼石岳に登ることにして、水曜日は栗駒山登山に決定。

東栗駒コース、雪田部に至った時点で霧で視界20mにまで悪くなっていたこともあり、見事登山道を喪失し迷子に…。
でもなんとか直登し直して暫くして霧が晴れたら、登山道の直ぐ横を並走していることが分かって一安心。

今回の登山で感動したのは東栗駒コースを選択したおかげで霧と暴風で周囲の状況が見えない中、必死に耐えているヒナザクラに出逢えたことだ。

日が射していれば、太陽に向かって可憐な花を咲かせていただろうに、暴風に耐えている姿がより愛おしかった。