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Yamareco

記録ID: 824833
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ハイキング
奥多摩・高尾

曲ヶ谷沢左岸尾根〜川苔山:ちびカモシカに出会う

2016年03月08日(火) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:50
距離
14.8km
登り
1,292m
下り
1,296m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:21
休憩
0:30
合計
7:51
9:44
42
スタート地点
10:26
10:27
100
登山口
12:07
12:30
61
47号鉄塔
13:31
13:31
11
13:42
13:42
24
14:06
14:06
16
14:22
14:22
23
14:45
14:46
24
15:10
15:15
140
17:35
ゴール地点
天候 はれ〜くもり
過去天気図(気象庁) 2016年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
奥茶屋先の道路脇に駐車。もっと上にも駐車可能なスペースはあるが、林道を歩きたかったので下の方に停めた。
コース状況/
危険箇所等
曲ヶ谷沢左岸尾根
取付きからしばらくは急傾斜で危険。踏み跡も薄い。47号鉄塔を過ぎると歩きやすい明瞭な道になる。下降する場合はロープを持参するか、鉄塔の巡視路を利用するほうがよいと思う。

踊平〜獅子口ルート
踊平から獅子口小屋跡までは、大丹波川源頭部右岸を巻きながら下る道。北斜面のせいであちこち雪が残っているが、赤テープが多いので注意すれば道を失うことはないだろう。一か所だけ崩壊地に雪が乗っている箇所があり、踏み抜いて転倒しかけた。なお、この区間は現在通行止め。横ヶ谷平からの尾根ルートは特に注意表示がなかったので通れる模様。獅子口小屋から下は通行可だが、湿った木橋が多くて怖い。
今季初!
2016年03月08日 10:14撮影 by  DSC-RX100, SONY
3
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今季初!
ここから山道
2016年03月08日 10:33撮影 by  DSC-RX100, SONY
3/8 10:33
ここから山道
通行注意とあるが通行止とは書いてない
2016年03月08日 10:33撮影 by  DSC-RX100, SONY
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通行注意とあるが通行止とは書いてない
2016年03月08日 10:42撮影 by  DSC-RX100, SONY
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曲ヶ谷沢ルート分岐。道標は折られている
2016年03月08日 10:55撮影 by  DSC-RX100, SONY
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曲ヶ谷沢ルート分岐。道標は折られている
左岸尾根末端。登れるかどうか微妙な傾斜。本流側はゴルジュの絶壁。とりあえず曲ヶ谷沢の道に入る
2016年03月08日 11:00撮影 by  DSC-RX100, SONY
3/8 11:00
左岸尾根末端。登れるかどうか微妙な傾斜。本流側はゴルジュの絶壁。とりあえず曲ヶ谷沢の道に入る
(参考)尾根の本流側はこんな感じ
2016年03月08日 16:39撮影 by  DSC-RX100, SONY
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(参考)尾根の本流側はこんな感じ
目の前を何かが横切り沢へ下って対岸へ。なんと小さなカモシカ。親離れしていない時期と思うが周囲に親は見当たらない
2016年03月08日 11:01撮影 by  DSC-RX100, SONY
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目の前を何かが横切り沢へ下って対岸へ。なんと小さなカモシカ。親離れしていない時期と思うが周囲に親は見当たらない
アップ。成獣は何を考えているのか分からない感じで怖いが、幼獣は何とかわいいこと!
2016年03月08日 11:01撮影 by  DSC-RX100, SONY
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アップ。成獣は何を考えているのか分からない感じで怖いが、幼獣は何とかわいいこと!
あらよ、
2016年03月08日 11:01撮影 by  DSC-RX100, SONY
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あらよ、
あらよっと、急斜面を駆け上がり、
2016年03月08日 11:01撮影 by  DSC-RX100, SONY
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あらよっと、急斜面を駆け上がり、
いったん岩の上でこっちを窺い、森の中に消えてゆきました
2016年03月08日 11:02撮影 by  DSC-RX100, SONY
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いったん岩の上でこっちを窺い、森の中に消えてゆきました
この斜面から取付くことに決定。カモシカが現れたあたり。しかし上部がかなりの傾斜で、木の根や蔓が頼りの懸垂登高。やはり尾根末端から取付くべきだったか?
2016年03月08日 11:09撮影 by  DSC-RX100, SONY
3/8 11:09
この斜面から取付くことに決定。カモシカが現れたあたり。しかし上部がかなりの傾斜で、木の根や蔓が頼りの懸垂登高。やはり尾根末端から取付くべきだったか?
尾根筋に乗ってからも急傾斜が続くが、杉の植林帯なので気は楽
2016年03月08日 11:27撮影 by  DSC-RX100, SONY
3/8 11:27
尾根筋に乗ってからも急傾斜が続くが、杉の植林帯なので気は楽
踏み跡は獣道レベル
2016年03月08日 11:38撮影 by  DSC-RX100, SONY
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踏み跡は獣道レベル
このあたりは明るい自然林
2016年03月08日 11:56撮影 by  DSC-RX100, SONY
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このあたりは明るい自然林
47号鉄塔
2016年03月08日 12:13撮影 by  DSC-RX100, SONY
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47号鉄塔
奥に有間山稜が覗く
2016年03月08日 12:14撮影 by  DSC-RX100, SONY
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奥に有間山稜が覗く
左から明瞭な踏み跡が合流
2016年03月08日 12:47撮影 by  DSC-RX100, SONY
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左から明瞭な踏み跡が合流
このあたりは歩きやすい尾根道で、
2016年03月08日 12:50撮影 by  DSC-RX100, SONY
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このあたりは歩きやすい尾根道で、
自然林がいい感じ
2016年03月08日 13:04撮影 by  DSC-RX100, SONY
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自然林がいい感じ
最後のピーク
2016年03月08日 13:13撮影 by  DSC-RX100, SONY
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最後のピーク
あまり展望は良くないが、日向沢ノ峰が大きく望める
2016年03月08日 13:13撮影 by  DSC-RX100, SONY
3/8 13:13
あまり展望は良くないが、日向沢ノ峰が大きく望める
開けた縦走路に出る。目前の曲ヶ谷北峰を目指す
2016年03月08日 13:20撮影 by  DSC-RX100, SONY
3/8 13:20
開けた縦走路に出る。目前の曲ヶ谷北峰を目指す
北峰から見た蕎麦粒山
2016年03月08日 13:31撮影 by  DSC-RX100, SONY
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北峰から見た蕎麦粒山
マンサク。何本も生えていて並木になっている
2016年03月08日 13:37撮影 by  DSC-RX100, SONY
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マンサク。何本も生えていて並木になっている
2016年03月08日 13:36撮影 by  DSC-RX100, SONY
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川苔山着。今日は無人
2016年03月08日 13:46撮影 by  DSC-RX100, SONY
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川苔山着。今日は無人
石尾根から雲取、長沢背稜が望めるが靄っていて残念
2016年03月08日 13:47撮影 by  DSC-RX100, SONY
3/8 13:47
石尾根から雲取、長沢背稜が望めるが靄っていて残念
ティータイム。磯辺巻は近年のヒット作
2016年03月08日 13:53撮影 by  DSC-RX100, SONY
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ティータイム。磯辺巻は近年のヒット作
往路を戻る
2016年03月08日 14:08撮影 by  DSC-RX100, SONY
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往路を戻る
明るく快適な尾根道。この有難さは藪尾根を登ってこそ判ろうというもの
2016年03月08日 14:30撮影 by  DSC-RX100, SONY
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明るく快適な尾根道。この有難さは藪尾根を登ってこそ判ろうというもの
川苔山北面。谷筋に雪が残る
2016年03月08日 14:32撮影 by  DSC-RX100, SONY
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川苔山北面。谷筋に雪が残る
2016年03月08日 14:33撮影 by  DSC-RX100, SONY
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2016年03月08日 14:35撮影 by  DSC-RX100, SONY
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2016年03月08日 14:40撮影 by  DSC-RX100, SONY
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三ツドッケを望む
2016年03月08日 14:41撮影 by  DSC-RX100, SONY
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三ツドッケを望む
ヒオドシチョウ。稜線のあちこちで舞っている。成虫で越冬するので飛び始めるのが早いそうだ
2016年03月08日 14:48撮影 by  DSC-RX100, SONY
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ヒオドシチョウ。稜線のあちこちで舞っている。成虫で越冬するので飛び始めるのが早いそうだ
踊平の下山口。何と通行止め。登山口には書いてなかったのに。
尾根ルートを下ろうとも思ったが、タイムロスによる日没が心配なのでそのまま下る
2016年03月08日 14:52撮影 by  DSC-RX100, SONY
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踊平の下山口。何と通行止め。登山口には書いてなかったのに。
尾根ルートを下ろうとも思ったが、タイムロスによる日没が心配なのでそのまま下る
こうした残雪が次々に現れる
2016年03月08日 15:00撮影 by  DSC-RX100, SONY
3/8 15:00
こうした残雪が次々に現れる
崩壊地。通行止めの原因はここのようだが傾斜は緩いので通れそう
2016年03月08日 15:02撮影 by  DSC-RX100, SONY
3/8 15:02
崩壊地。通行止めの原因はここのようだが傾斜は緩いので通れそう
踏み抜いた。股まで沈んで脱出が大変
2016年03月08日 15:04撮影 by  DSC-RX100, SONY
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踏み抜いた。股まで沈んで脱出が大変
獅子口小屋跡
2016年03月08日 15:20撮影 by  DSC-RX100, SONY
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獅子口小屋跡
なるほど、この区間が通行止めだったか。登山口にも明記してほしいところ
2016年03月08日 15:20撮影 by  DSC-RX100, SONY
3/8 15:20
なるほど、この区間が通行止めだったか。登山口にも明記してほしいところ
往時を偲ぶ
2016年03月08日 15:23撮影 by  DSC-RX100, SONY
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往時を偲ぶ
山葵田の跡
2016年03月08日 15:33撮影 by  DSC-RX100, SONY
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山葵田の跡
小雪渓
2016年03月08日 15:38撮影 by  DSC-RX100, SONY
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小雪渓
こわ〜
2016年03月08日 15:40撮影 by  DSC-RX100, SONY
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こわ〜
また雪渓。こいつは大きめ
2016年03月08日 15:46撮影 by  DSC-RX100, SONY
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また雪渓。こいつは大きめ
道標が埋まる
2016年03月08日 15:47撮影 by  DSC-RX100, SONY
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道標が埋まる
山葵田。獅子口屋さん?
2016年03月08日 15:53撮影 by  DSC-RX100, SONY
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山葵田。獅子口屋さん?
巨樹1
2016年03月08日 15:58撮影 by  DSC-RX100, SONY
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巨樹1
2016年03月08日 16:01撮影 by  DSC-RX100, SONY
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巨樹2
2016年03月08日 16:11撮影 by  DSC-RX100, SONY
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巨樹2
高度感があり怖い木橋
2016年03月08日 16:27撮影 by  DSC-RX100, SONY
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高度感があり怖い木橋

装備

個人装備
GPS 軽アイゼン(使用せず) ロープ(使用せず)

感想

今冬、大丹波川〜川苔山ルートを辿った記録を見かけないので、久しぶりに歩いてみることにした。また、曲ヶ谷沢の北側(左岸)に伸びている尾根の記録がヤマレコになく以前から気になっていたので、ついでに偵察してみて、登れそうなら一気に登ってしまうつもり。

曲ヶ谷沢出会いで観察してみると、尾根の末端から直登できなくはなさそうだが、岩場が少しあり躊躇する。本流を獅子口方面に少し歩いてみたが、いきなりゴルジュの絶壁でお手上げ。

引き返して、今度は曲ヶ谷沢の道に入り少し登ったら、突然目の前を何かが横切って行った。沢をのぞき込むと小さなカモシカだった。成獣は何度か見かけたことがあるが、はっきり言って出くわすと怖い。しかしこんな可愛らしい奴は初めてだ。

カモシカが現れたあたりの斜面は何とかなりそうだったので取付いたが、あまり賢い選択とは言えなかった。尾根筋に出る手前が急で、ずり落ちそう(というか落ちかけて腕に擦り傷を作った)。落ちても死にはしないだろうがお勧めしません。尾根筋を少しゆくと左右に杉林があるので、どこかに仕事道があるのではないかと思う。あるいは47号鉄塔の巡視路を辿るのが賢明。

その後は特に危険個所もなく一般道に出た。川苔山を往復した後は踊平へ。ここでびっくり、獅子口小屋への道は通行止めだという。下調べが足りなかったと反省。しかし登山口には通れないとは書いてなかったので、何とかなる程度だろうと思い下ってみることにした。ある程度装備もある。

下り始めると残雪が出てくる。小沢に吹き溜まったものだろうが道を失いさえしなければ問題ない。一か所、右手の沢筋が荒れて岩や倒木が散在するところがあり、そこに雪が積もっている場所だけは要注意。雪に乗らないルート取りをしたほうがよい。

獅子口小屋跡に着いて初めて、通行止め区間が「獅子口〜踊平」であることが判明。しかし個人的には、むしろ獅子口小屋以降の木橋のほうが怖かった。下山には予想以上に時間を要した。

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