曲ヶ谷沢左岸尾根〜川苔山:ちびカモシカに出会う
- GPS
- 07:50
- 距離
- 14.8km
- 登り
- 1,292m
- 下り
- 1,296m
コースタイム
天候 | はれ〜くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
曲ヶ谷沢左岸尾根 取付きからしばらくは急傾斜で危険。踏み跡も薄い。47号鉄塔を過ぎると歩きやすい明瞭な道になる。下降する場合はロープを持参するか、鉄塔の巡視路を利用するほうがよいと思う。 踊平〜獅子口ルート 踊平から獅子口小屋跡までは、大丹波川源頭部右岸を巻きながら下る道。北斜面のせいであちこち雪が残っているが、赤テープが多いので注意すれば道を失うことはないだろう。一か所だけ崩壊地に雪が乗っている箇所があり、踏み抜いて転倒しかけた。なお、この区間は現在通行止め。横ヶ谷平からの尾根ルートは特に注意表示がなかったので通れる模様。獅子口小屋から下は通行可だが、湿った木橋が多くて怖い。 |
写真
装備
個人装備 |
GPS
軽アイゼン(使用せず)
ロープ(使用せず)
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感想
今冬、大丹波川〜川苔山ルートを辿った記録を見かけないので、久しぶりに歩いてみることにした。また、曲ヶ谷沢の北側(左岸)に伸びている尾根の記録がヤマレコになく以前から気になっていたので、ついでに偵察してみて、登れそうなら一気に登ってしまうつもり。
曲ヶ谷沢出会いで観察してみると、尾根の末端から直登できなくはなさそうだが、岩場が少しあり躊躇する。本流を獅子口方面に少し歩いてみたが、いきなりゴルジュの絶壁でお手上げ。
引き返して、今度は曲ヶ谷沢の道に入り少し登ったら、突然目の前を何かが横切って行った。沢をのぞき込むと小さなカモシカだった。成獣は何度か見かけたことがあるが、はっきり言って出くわすと怖い。しかしこんな可愛らしい奴は初めてだ。
カモシカが現れたあたりの斜面は何とかなりそうだったので取付いたが、あまり賢い選択とは言えなかった。尾根筋に出る手前が急で、ずり落ちそう(というか落ちかけて腕に擦り傷を作った)。落ちても死にはしないだろうがお勧めしません。尾根筋を少しゆくと左右に杉林があるので、どこかに仕事道があるのではないかと思う。あるいは47号鉄塔の巡視路を辿るのが賢明。
その後は特に危険個所もなく一般道に出た。川苔山を往復した後は踊平へ。ここでびっくり、獅子口小屋への道は通行止めだという。下調べが足りなかったと反省。しかし登山口には通れないとは書いてなかったので、何とかなる程度だろうと思い下ってみることにした。ある程度装備もある。
下り始めると残雪が出てくる。小沢に吹き溜まったものだろうが道を失いさえしなければ問題ない。一か所、右手の沢筋が荒れて岩や倒木が散在するところがあり、そこに雪が積もっている場所だけは要注意。雪に乗らないルート取りをしたほうがよい。
獅子口小屋跡に着いて初めて、通行止め区間が「獅子口〜踊平」であることが判明。しかし個人的には、むしろ獅子口小屋以降の木橋のほうが怖かった。下山には予想以上に時間を要した。
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