記録ID: 8248476
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ハイキング
四国
【三百名山 三本杭】万年橋〜滑床渓谷〜三本杭〜御祝山〜万年橋
2025年06月05日(木) [日帰り]
愛媛県
高知県
りきまる
- GPS
- 05:10
- 距離
- 11.2km
- 登り
- 985m
- 下り
- 986m
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| 天候 | 快晴＆微風 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年06月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
・ 万年橋駐車場のすぐ近くで道路工事中のため、平日昼間の時間帯は長時間通行止めとなっています。規制は毎正時10分〜翌正時までの50分（例えば11:10〜12:00）で、通行可能時間は残りの10分のみ。私が通行したときは11:50だったので、10分ほどの待ち時間で通過できましたが、あと20分遅ければ、50分待つことになっていたと思われます。 ・ レンタカーを15:15頃に返却したあと、松山空港でお土産を買ったり食事をしたりして出発までの時間を過ごし、16:45発ジェットスターGK624便に搭乗して成田空港には18:20に到着。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
・ 滑床渓谷沿いの遊歩道はよく整備されていて、雪輪橋あたりまでは注意を要する箇所も無く歩きやすいです。しかし、雪輪橋を過ぎるといくつもの滑りやすい箇所が出てくるので要注意です。特に、写真��10のところは少し濡れている程度のフラットな岩の通過なのですが、ものすごく滑りやすく、転んでしたたかに足を岩に打ち付けました。岩の表面に藻が生えているような感じです。 ・ その先、渡渉箇所がいくつも出てきますが、転落や転倒に注意が必要です。お助けロープが設置されているところは、しっかりとロープを握って通過しました。 ・ また、倒木も数多くあって、通過に手間取りました。特に写真��16のところは設置されたロープを掴んで体を引き上げないと乗り越えられませんし、写真��21のところは乗り越えるのは困難なので、ザックを下ろして倒木の下を通過しました。 ・ 奥千畳敷を過ぎれば、その先はいたって普通の登山道となり、ひと安心。美しい新緑のブナ林を楽しみながらのハイキングでした。 ・ 熊ノコルは尾根の鞍部となっていて、休憩に良いポイント。その先の急登に備え、ここで給水休憩をとりました。 ・ 熊ノコルからタルミ分岐まではブナ林の中の急登となりますが、標高差は146mほどなので、それほど時間はかかりませんでした。私の足で20分ほど。タルミから先は植生が馬酔木の密生地に変わり、3カ所の鹿除けゲートを通過して登っていくと広々とした三本杭の山頂部に到着。南側の展望が開け、遠くには昨日登った篠山も見えていました。ここで食事や証拠写真撮影のため20分ほど休憩しましたが、快晴の下、爽やかな風に吹かれ、とても気持ちよかったです。 ・ タルミ分岐に戻り、万年橋登山口へと向かう尾根歩きは、最初は馬酔木の密生地のトンネルが長く続き、驚きました。その先、シャクナゲやブナに植生が変わりしばらく歩くと、御祝山の山頂に到着。その先は樹林帯の中の急降下となって、1時間ほどで登山口に戻りました。 |
| その他周辺情報 | 下山後の入浴は、登山口から16kmほど離れたJR予土線松丸駅に併設された「森の国ぽっぽ温泉」。大人550円。とても新しくてきれいな入浴施設で、サウナや露天風呂もあります。 |
写真
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万年橋近くに設置されていた滑床渓谷の案内図。赤い線で表示された遊歩道を、奥千畳まで進みます。
登山口。左手に登っていくと、御祝山を経由して三本杭へと至りますが、本日は直進して滑床渓谷沿いに進み、熊ノコルから三本杭へと周回するルートで歩きます。
6/5 6:24
登山口。左手に登っていくと、御祝山を経由して三本杭へと至りますが、本日は直進して滑床渓谷沿いに進み、熊ノコルから三本杭へと周回するルートで歩きます。
濡れたこの岩の上を歩こうとして転倒！ものすごく滑りやすい場所でした。要注意です。
白崖ルートの標識。悪路をあえて登るつもりはないので、スルーです。
またも倒木。ここは乗り越えるのは困難なので、ザックを下ろして倒木の下を通過しました。
山頂から南側の斜面を望む。正面右奥のピークは、昨日登った篠山です。
しばらく下ると林道のようなところに出ますが、ここは指導標に従って右へ。
すぐ先に登山道を示す標識がありました。ここから登山道に入ります。
駐車場を出発して、すぐに通行止め。道路の工事のため通行できるのは1時間に10分だけです。最悪50分待ちとなりますが、このときは幸いなことに10分待ちで通行できました。
6/5 11:50
駐車場を出発して、すぐに通行止め。道路の工事のため通行できるのは1時間に10分だけです。最悪50分待ちとなりますが、このときは幸いなことに10分待ちで通行できました。
感想
・ 四国の三百名山巡り2日目は、三本杭に登りました。ルートは万年橋〜滑床渓谷〜熊ノコル〜三本杭山頂〜御祝山〜万年橋の周回コース。滑床渓谷は、滑滝の連続する美しい渓谷で有名なので、まずは新緑の渓谷の眺めを楽しみながら標高を稼ぎ、晴れた山頂でゆっくり休憩するつもりで歩きましたが、まさしく狙いどおり、美しい渓谷美を堪能しながらの楽しい登山となりました。惜しむらくは、シャクナゲの花が咲く5月に歩いていたら、さらに満足度は高かったかもしれません。
・ ただし、雪輪橋から奥千畳敷までの区間は、滑りやすい渡渉箇所や倒木の通過が多く、想定以上に手間取りました。特に渡渉の通過では転倒・転落に注意が必要でした。
・ それでも、奥千畳敷を過ぎれば一般的な登山道が続き、快適なハイキングが楽しめました。特に三本杭の山頂部は広々とした草原地帯で、爽やかな風に吹かれながら良い展望を満喫できました。
・ これで、四国の百名山・二百名山・三百名山は完登しました。残る二百名山は14座、三百名山は30座、合計44座となりましたが、北海道や九州、中国、近畿、北陸など自宅から遠いエリアばかりが残っているので、なかなか行きづらいです。まもなく梅雨の時期に入りますので、天気予報を仔細にチェックしながら、臨機応変に登山計画を立てていきたいと思います。
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