入笠山



- GPS
- 06:39
- 距離
- 11.3km
- 登り
- 655m
- 下り
- 656m
コースタイム
- 山行
- 4:15
- 休憩
- 2:23
- 合計
- 6:38
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
沢入登山口から湿原までの登山道は、よく整備されており、またなだらかな坂で、歩きやすくなっています。湿原から山頂まではハイキングコースとなっており、お昼ごろになると山頂は多くの人で賑わいます。 |
ファイル |
ミソサザイ
(更新時刻:2025/06/06 10:34) |
写真
装備
個人装備 |
速乾性長袖シャツ
速乾性ズボン
靴下
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
レジャーシート
GPS
日焼け止め
携帯
時計
サングラス
手ぬぐい
ツェルト
雨具
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感想
すずらんが見頃になったという知らせを聞き、妻とふたりで信州の「入笠山」へ出かけてきました。季節の移ろいを感じながらの山歩きは、私たち夫婦にとって何よりの楽しみです。
朝の7時頃には、沢入登山口の駐車場に到着したのですが、すでにほぼ満車状態。平日とは思えないほどの人出で、この時期の入笠山の人気ぶりには改めて感心しました。
登り始めの気温は13℃ほど。少し肌寒さを感じるものの、登るにはちょうど良く、体が温まってくるにつれて快適な気候となり、夫婦そろって気持ちよく歩を進めることができました。
途中、野鳥のさえずりに耳を傾けようと立ち止まってみたものの、どこからともなく響く蝉の声が気になってしまい…。おそらくこの時期に鳴いているのはハルゼミでしょうか。カッコーやホトトギスの鳴き声が、蝉の声にかき消されるようで、少し残念でした。特に帰り道、沢入登山口近くでは、そのハルゼミの鳴き声があまりにすごくて、思わず顔を見合わせてしまったほどです。
山頂に着くと、日差しはしっかりと感じられたものの、吹く風には少し冷たさがありました。しかしその分、空気が澄んでいて、目の前には八ヶ岳をはじめとする名だたる山々がくっきりと見え、息を呑むような景色が広がっていました。
下山後は湿原を散策し、咲き誇る花々をゆっくりと楽しみました。中でも、ゲレンデに咲くドイツスズラン越しに眺める八ヶ岳の姿は、この時期だけの特別な風景で、思わず立ち止まって見入ってしまいました。ただ、お昼近くになると湿原には多くの人の姿が見られ、平日でありながらこれほどまでに賑わうのは、やはり入笠山の花と景色が人々を惹きつけるからなのでしょう。
季節の花と山の空気に癒された、素晴らしい一日でした。また来年も、この時期に訪れたいと思います。
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