甲斐駒ヶ岳黒戸尾根(新雪に足を取られ7合目で撤退)
- GPS
- 13:42
- 距離
- 14.9km
- 登り
- 1,883m
- 下り
- 1,886m
コースタイム
- 山行
- 10:54
- 休憩
- 2:47
- 合計
- 13:41
天候 | 小雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー
|
予約できる山小屋 |
七丈小屋
|
写真
感想
先週権現岳の山頂でお話した方に、「2月28日に甲斐駒ヶ岳黒戸尾根を日帰りピストンした。今年は雪が少ないから夏のコースタイムくらいで歩ける。」と教えてもらい自分もトライしてみることに(ここ数日雪が降ったのは知っていたが、そんなに影響はないだろうと甘くみていた)。
終電で長坂駅に行き、タクシーで尾白川渓谷駐車場へ(車の免許が無いため)。タクシーの運転手の方に甲斐駒を登ることをとても驚かれ、そんなに珍しいことなのか(歩かれていないのか)と不安になる。
1:15 登山開始。動物の足跡はかろうじてあるが、人の足跡は全く無し。ここ数日雪が降った後誰も歩いていないらしい。
3:08 笹ノ平分岐。雪は増えてはいるがまだそれほど多くなく、コースタイムの7割くらいのペース。チェーンスパイクを付ける。
4:55 真っ暗な中、刃渡りを通過。
5:25 刃利天狗を越えた辺りから雪が増え始める。新雪は柔らかく、足が沈んでしまい、ペースが落ち、体力を著しく消耗してしまう。
6:48-7:34 5合目小屋跡付近で休憩。12本爪アイゼンを付ける(もっと早くつければ良かった)。この先もトレース無し。
7:38 屏風小屋跡。新雪に埋もれているはしご、くさり、岩を掘り出しながら登る。降りられるか若干不安になる。雪が、くるぶし→膝→腰→胸と徐々に高くなり、一歩進むのにものすごく体力を消耗する。
9:31-10:36 七丈小屋。七丈小屋を越えた後もやはりトレースは全く無し。傾斜はより急になる。雪に沈まないように登るが、体力だけ消耗してほとんど進まず。山頂まで雪が無ければ2時間で行けるが、このペースだと相当難しく、また、体力を消耗した状態であわてて下山すると滑落する不安があった。下山予定時刻も迫っていたので、余力のあるうちに撤退することに。撤退を決めて少し降りると、今日初めて登山者とすれ違う。自分は登山口を1時頃出発したが、この方は5時に出発したらしい。先頭を交代しながら山頂まで一緒に行こうと何度も誘われ、しばらく迷ったが、帰りのバスの時間が迫っていたので、やはり撤退することに。下山しながら、スノーシューかワカンが必要だな、ラッセルを上手くできるようになりたいなと反省。
13:25-13:50 笹の平分岐。アイゼンを外していると、ありがたいことに、自分と同様7合目で撤退をした2名の方に、「車で駅まで送りましょうか?」と言っていただき、お願いすることに。その方は自分がヤマレコですごいなーと思って前から知っていた方で、世界は狭いなと驚いた。
14:56 尾白川渓谷駐車場。
15:40 韮崎駅 送っていただき、大変助かりました!
頑張られましたね。
いきなり降りましたからね。
やはり、わかんはこの時期、いつも携行していた方がよいですね。
自分は、わかんを持って行って使わないのが7割です。
また、レコを期待しています。どうか、お気をつけて。
コメント、ありがとうございます!
ここ数日雪が降ったのは知っていましたが、最初から最後までトレース無しとは思いませんでした。わかんを早急に購入し、常に携帯するようにしたいと思います。
ありがとうございます。くれぐれも気をつけて楽しみたいと思います。
初めまして。
私も日曜日に黒戸登りました。
黒戸の巻き道辺りから雪多く、森林限界超えてからは何度も股下まで踏み抜きました。
結局、八合目で撤退しましたが、そこまで行けたのもyukiotasさんをはじめ、土曜日登られた方のおかげです。
八合目以降、核心部はノートレースみたいですね。
私も残雪期に、もう少し雪が少なくなってからなんとか日帰りピストンしてみたいものです。
tomhigさん、初めまして。ねぎらい、ありがとうございます!
黒戸の巻き道辺りから雪が多くて大変でした。自分は森林限界の手前で撤退しましたが、越えてからも雪が多いのですね。
八合目以降の核心部もおそらく鎖が雪に埋まっていて大変でしょうね。。
最近また雪が降ったと思うので、さらに難易度が上がっているかもしれません。
自分も天候や雪の条件が良い時にまたトライしたいと思います。お互い黒戸を楽しみましょう!
帰りにご一緒させて頂いた片割れです(笑)
夜中からの長時間労働?本当にお疲れ様でした。
七丈小屋の先でちょうど引き返される時にお会いしたので、一瞬だけまさかの先行者になってしまいましたよ^^;
本当は私もその先のトレースのない真っ白な雪景色を見てすぐ帰ろうと思ったのですが、もう一人の男性の方が山頂まで行く気満々だったので少しだけラッセル練習のつもりで挑んだのですがかなり厳しかったですT_T
他の方も仰っている通り、わかんは必要ですね。
でもあそこまで行けたのはyukiotasさんのおかげです。
ありがとうございました。
totoriさん、お疲れ様でした!
いやー長時間労働、本当に疲れました。夜間勤務手当は出ますかね(笑)
トレースを期待しながら歩いていましたが、どこまで行っても真っ白な雪景色でした T_T
七丈小屋の先のラッセルは厳しかったですね。。自分ももちろん山頂まで行きたかったですが、今回は撤退で良かったと思います。
わかん、早急に購入して常に携帯するようにしたいと思います。
自分はいつも一人で歩いていますが、今回はtotoriさん、kurosukeさんとご一緒させていただき楽しい時間を過ごすことができました。韮崎駅まで送っていただき、本当にありがとうございました。
yukiotasさん、こんばんは。
雪山で深夜からとは、驚きです。
お話したら共通点がいろいろあって、horikoさんもご存知でまたびっくり。
今回は久々の冬靴で靴擦れがひどく五合目の岩小屋でゆったりしてました。
丹沢24でお会いしましょう!
kurosukeさん、こんばんは。甲斐駒〜韮崎駅では大変お世話になり、ありがとうございました。
kurosukeの記録を改めて拝見させていただきましたが、やはりすごいですね!
以前からヤマレコですごいなーと思っていた方とこのようにお会いするというのは不思議な感じがします。僕も歩中(アル中)なので、類は友を・・というやつですかね(笑)
丹沢24、お誘いいただきありがとうございます。本当に興味深いのですが、皆さんの記録(24時間、80km、累積標高4−6000m)を見ると、病み上がりの自分には無理だなと思いますT_T 参加させていただくか検討させてください!
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