谷川馬蹄形+主脈縦走(万太郎まで)


- GPS
- 23:36
- 距離
- 34.9km
- 登り
- 3,387m
- 下り
- 3,544m
コースタイム
- 山行
- 8:58
- 休憩
- 1:30
- 合計
- 10:28
- 山行
- 10:37
- 休憩
- 2:20
- 合計
- 12:57
天候 | 晴れ☀️ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
写真
感想
読み飛ばして最後の注意点のみ見ると良いでしょう。
大学は学祭期間。といってもやることないので、縦走しようと思い、それなら前から気になってる谷川エリアにしようかなと思って行ってきましたが、
これはこれは土合駅を出て、谷川岳登山指導センターで前泊している時に次々とクライマーが来る様には、羨望の眼差しを向けそっちに行きたくなってしまい、縦走への戦意を喪失し、自分がこれからしようとしている縦走なんて、なんて取るに足らない存在だろうかと思ったものの、
とりあえず白毛門まで登れば、自分の山屋としての本性が目を覚まし、縦走も悪くないなと思い始める。が、しかし、夏の縦走とはこんなにきつかっただろうか。しばらく雪のある山しか登っておらず、地面に足をつけて山に登るということをしていなかったため、きつさのみ感じられ、この先が思いやられる。一ノ倉沢を眺めながら、あれが南陵だろうか、衝立岩だろうかと思いながら、笠ヶ岳を越え、地味なアップダウンを繰り返しながらついに朝日岳に着くと、憧れの上越国境稜線がその先に伸びている。来年の残雪期はここを歩くとすでに決心しているので、巻機までの稜線をしかと目に焼き付け、朝日岳を降るが、誰1人として会わず、静かなるのが極めて良い。降り過ぎだろうというくらい降ると清水峠に着く。ここで泊まるのはちょっと早いかなと思ったので蓬峠まで進むが、途中一箇所雪渓の登りがあり、せっかくアイゼンをもってきたのだからアイゼンをつけると足が重くて、冬の間はこれで歩いていたのかと思うと少々信じられない心持ちがする。七つ小屋山が個人的な好みである。隣に見える大源太山の尖峰が美しい。先月歩いた至仏と平ヶ岳の稜線がずっと見えていて、これまた良い。蓬峠は貸切で、水場は蓬新道を下ること徒歩約10分。だるいので一気に5L汲み、明日に備える。貸切のテン場って最高だな。
静かな夜を過ごし、朝になって3:30に起床するも意外と外明るく、出発したのは5:00。昨日できれば茂倉岳の避難小屋まで進めたら良かったと思っていたが、武能岳、茂倉岳と登るのは大変高低差があり、この縦走の中で最もきついものであった。話によると茂倉岳避難小屋の水場は雪渓に埋まっていたとのことで、まぁ蓬峠でよかったかな。この辺りから人が増え始め、人の多き山が大変苦手な自分としてはモチベーションも下がるばかりで、面白くなく、主脈は完全に諦め、土合に下山しようかと思うも、それではただ、馬蹄をやっただけになってしまい、あまり充実感がないので、万太郎まではいこうと、決心する。きゅうりの塩漬けくれた人、ありがとうございました。ただ、オジカ沢の頭の岩稜は崩壊も相まってなかなかスリルがあって良い。ただ、万太郎まではアップダウンがありすぎてきつい。気合いでなんとか乗り越え、山頂に着いたのは14:30を少し回ったところであった。吾策新道はエスケープとして使うには少々手荒く、なかなかスリルのある岩稜と痩せ尾根とザレが続きそれらが落ち着くまでペースが上がらず、落ち着いたら走り降りてなんとか水上行き最終に間に合い、沼田で温泉を経由して、終電が周り回る東京へ向かった。
▪️注意点
・全体的にアップダウンが激しい
・全体的に登山道が大雪により崩落気味
・万太郎山は肩の小屋からはそれなりに遠く、アップダウンが激しい
・残雪は朝日岳から清水峠への下りと七つ小屋付近、一ノ倉岳付近のみであった
・大障子避難小屋の水場はおそらく雪渓か崩落した土砂の下
・吾策新道の下りは要注意
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