まだまだ雪山です 甘く見てた【鳳凰山】(薬師岳まで）

2016年03月12日(土) [日帰り]

• GPS: 12:27
• 距離: 20.2km
• 登り: 1,789m
• 下り: 1,789m

コースタイム

日帰り

• 山行: 10:45
• 休憩: 1:41
• 合計: 12:26

5:46 夜叉神峠登山口
6:41 6:42 夜叉神峠
6:45 6:58 夜叉神峠小屋
8:06 8:07 杖立峠
8:54 9:05 火事場跡
10:04 10:05 苺平
10:51 11:09 南御室小屋
12:51 12:58 砂払岳
13:01 13:13 薬師岳小屋
13:40 13:40 薬師岳
13:47 13:54 薬師岳小屋
14:03 14:06 砂払岳
14:53 15:05 南御室小屋
15:50 15:55 苺平
16:18 16:19 火事場跡
16:52 16:52 杖立峠
17:31 17:40 夜叉神峠小屋
17:42 17:42 夜叉神峠
18:12 18:12 夜叉神峠登山口
18:12 ゴール地点

天候

曇一時晴ときどき小雪

アクセス

利用交通機関：

自家用車

【夜叉神の森】までは除雪済み
早朝は駐車スペースにも雪が3cmほど積もってました

コース状況／危険箇所等

登山口から雪有り
山火事跡からは『スノーシュー』又は『ワカン』があると楽です

写真

3/12 5:43

登山口

3/12 5:47

登山口からすぐでも5cm以上の積雪

3/12 6:12

今週降った雪はそれなりの量か

3/12 6:46

【夜叉神峠】
先週は地面が普通に見えてたようですが

3/12 7:54

誰とも会わない

3/12 8:53

【山火事跡】到着

3/12 8:53

ここで膝の深さ、コレはマズいな

3/12 8:54

天気は良くなって来た
雲が抜けて【白峰三山】が見えた

3/12 8:54

【間ノ岳】のアップ

3/12 8:57

【北岳】アップ

3/12 9:08

【農鳥岳】は比較的良く見えた

3/12 9:06

先行者はここからワカンを履いたようだ

3/12 10:04

【苺平】

3/12 10:07

ここのトラバースは深い所で股辺り
途中ですれ違った先行の方とここですれ違う

3/12 10:53

【南御室小屋】に到着
一面真っ白な中一筋の足跡が・・・

3/12 11:12

先ほどの方は小屋裏のここで引き返したようだ

3/12 11:14

ここからは単独ラッセルです

3/12 11:38

徐々に深さが増していく

3/12 11:28

スノーシュー持って来ればよかったなぁ

3/12 12:38

ようやく森林限界に来た
大分時間が掛かった

3/12 12:57

【砂払岳】から
【薬師岳小屋】と山頂を望む

3/12 13:01

【薬師岳小屋】は雪に覆われていた

3/12 13:20

さて何処を通って山頂へ行くかな

3/12 13:27

そしてやっと【薬師岳】山頂です

3/12 13:33

一瞬、ほんと一瞬だけ現れた

3/12 13:33

今日はここまで・・・
次回こそ会いに行きます

3/12 13:49

さて下山しましょうか

3/12 15:02

下山してると小屋にはテントが5張

3/12 18:11

遅めの下山になりました

撮影機器：

PowerShot SX710 HS CANON

感想

zenith

今回は毎年恒例の登山
【鳳凰山】

この時期例年ならそこそこの積雪もありますが、今年はやや違います。
雪が少ないようで、先週の情報でも大分雪が無いことを知りました。
まだ雪があるうちに来たかったので、今回の登山となりました。

ところが今週途中で天気が崩れ、このエリアでも積雪になったようです。
【夜叉神の森】駐車場に来ると駐車場所にも薄っすらと雪が乗ってます。
曇り空の中【夜叉神峠】へ向けてスタートすると、どうやら先行者が一人いるようです。
一本のトレースが先まで続いてました。

【山火事跡】辺りで空が青空に。
向かいの【白峰三山】が雲の中に時々姿を覗かせます。
さて、この辺りから問題が一つ。
トレースを追ってここまで来ましたが、踏み抜くことが多くなって来た。
さらに先行者はここでワカンを装着したようだ。
zenithはアイゼンしか持ってきていない。
行けるとこまで行ってみます。

何とか【苺平】まで来ましたが、その先のトラバース道は先ほどよりも深く沈みました。スノーシューを持ってこなかった事を悔やむ。

少し進んだ所で先行者していた方とすれ違った。
話を聞くと、日帰りの為【南御室小屋】の先で戻ってきたそうだ。
分かれて小屋に到着。降雪が降った直後なので、先行者のトレースが面白いようによく分かる。トイレや水場へは行かずそのまま小屋裏の方へ続いていた。
zenithも小屋裏で休憩後再スタート。
一分ほど登った所でトレースが無くなっていた。
ここからは急斜面。
どうやらこの斜面を見て引き返したのだろう。

しかし、どうしても山頂へ行きたい。
急斜面を進む。

ラッセルの登山は久しぶり。大変だがしかしまた楽しいものだ。
樹林帯では雪がかなり深くすぐに股まで沈んでしまう。
スノーシューが無い以上はこれで進むしかない。

なんとか森林限界に到達した時点で12：30を回っていた。
リミットを13:30と決めていた。さてあと一時間で山頂に立てるのか？
もともとの計画は【観音岳】
今思えば無理な話だ。ただでさえ【薬師岳】さえも無理かもしれないのに。
【砂払岳】に着き【薬師岳小屋】と【薬師岳】を望む。
すぐそこなのに雪が深くなかなか前へ進めない。
【薬師岳小屋】手前も深い雪が立ちふさがり荒波を越えるように無理やり乗り越えて進んだ。
【薬師岳小屋】は雪に埋もれてほとんどが見えていない。
山頂へ向かうが、さて何処から取り付こうか？
何処も雪深そうで前進を妨げようとして見える。
時間もないし、効率的にルートを見極めながら進む。

13:27
3分前の登頂だった。
周囲には踏み跡もない。どうやら本日は唯一の登頂者のようだ。
そんな時、周囲は濃いガスで覆われていたが一瞬、ほんと一瞬だけ【白峰三山】が目の前に。
キレイには見えなかったが、それでも姿が見れて良かった。
かなり風が強く長居は出来ない。
写真を撮って下山に入る。
【南御室小屋】まで降ってくるとテン泊のパーティ数組がテントを張っているところだった。

大分疲れがでているようだが、ゆっくりと降っていく。
途中2組の登山者とすれ違って、夕闇の中【夜叉神の森】に降りた。

コメント

hmd3180

お疲れさまでした
初めまして。
貴重な写真、データ参考になります。
２０日日曜日に日帰りでの計画をしています。
何分レコが少ない山域で、このレコは参考になります。ありがとうございました。
雪の状態を見て、行けるとこまで楽しむ予定です。スノーシューは持って行こうと考えています。
一つお聞きしたいのです。ピッケルは使用されましたか？

zenith

Re: お疲れさまでした
hmd3180さん
はじめまして
コメントありがとうございます

＞一つお聞きしたいのです。ピッケルは使用されましたか？
いえ、今回はダブルストックのみでした。

降雪後だったのもあり、アイスバーンなどで危険を感じる場所も無かったように思います。
今までに何度かこの時期にも登っているため、必要ないと思い持っていきませんでした。

今回のレコがお役に立てれれば嬉しい限りです
来週、晴れると良いですね

hmd3180

おはようございます
早速のお返事ありがとうございます。
ピッケルなしだっのですね、
参考にさせていただきます(*^^*)

今週後半から気温が上がりそうなので、状況は変わってるでしょうね。

晴れを祈って、週末のお山楽しみにしています。

ありがとうございました。