伊奈川ダム〜越百山〜仙涯嶺〜南駒ヶ岳〜伊奈川ダム（コスモサーキット）

2025年06月20日(金) [日帰り]

• GPS: 12:47
• 距離: 26.3km
• 登り: 2,546m
• 下り: 2,312m

コースタイム

日帰り

• 山行: 11:33
• 休憩: 1:14
• 合計: 12:47

距離 26.3km 登り 2,546m 下り 2,312m

4:17 スタート地点
4:19 4:20 ゲート
4:46 伊奈川ダム上駐車場
4:55 4:56 パックン岩
5:23 5:28 福栃平(南駒-越百分岐)
6:01 下のコル(四合目)
6:22 6:27 上のコル
7:29 上の水場
8:15 8:32 越百小屋
9:15 9:21 越百山
10:34 10:37 仙涯嶺
10:42 10:43 今朝沢ルンゼ
10:47 奈落覗
12:15 12:17 ハートブレイクロック
12:25 12:34 南駒ヶ岳
13:52 13:57 北沢尾根三角点
14:21 六合目
14:45 五合目
15:30 15:41 南駒ヶ岳登山口（四合目）
16:01 16:03 福栃平(南駒-越百分岐)
16:29 16:32 パックン岩
16:35 16:36 今朝沢橋分岐（二合目）
17:00 17:02 ゲート
17:04 ゴール地点

天候

晴れ時々曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

　ダム手前で一般車両通行止めになっているため、直前の空きスペースに駐車。午前4時過ぎに到着時には、先客1台のみでした。下山時の午後5時には8台ほど停まっていましたが、日没が近い時間帯にこの台数だと登山客以外の車かもしれません。
　詰めれば15台は停められそうですが、通行を遮る停め方をする人もいるのか、注意喚起の看板が設置されていました。

コース状況／危険箇所等

　仙涯嶺〜南駒ケ岳間に雪渓が4か所ありました。消滅寸前のためシャーベット状でアイゼン着けても滑りまくり。先行者の足跡も溶けて、登山道がよく分からない場所も。
　また、雪渓の縁は厚みがなく、次の足場を探っていると自分の足元も崩れて、危なかったです。結局、雪渓の縁を巻く感じで、道なき斜面を伝って通過しました。
　南駒ケ岳から仙涯嶺に向かう場合、雪渓を下ることになるので、さらに難易度は高いと思います。

その他周辺情報

阿寺温泉あてら荘（600円）
当初、柿其温泉に行こうと現地に到着すると、まさかの定休日、そんなのあるのか。
おまけに、近道の恋路峠が通行止め。早くさっぱりしたいのに。
やっとの思いで、あてら荘に辿り着きました。

写真

6/20 4:28

伊奈川ダム湖
明けてきたので、とりあず1枚

6/20 4:50

パックン岩
樹木が茂って、良いアングルで撮れないが、水の色に驚き

6/20 7:40

駒草と岩爪草が寄り添って咲いています

6/20 8:18

越百小屋
斬新な色使い。まだ営業期間前ですが、左の棟は、避難用に開放しています

6/20 8:18

小屋前のベンチから南駒ケ岳を眺める。定番の構図ですね

6/20 9:09

越百山山頂までもうすぐ

6/20 9:18

越百山山頂　貸切

6/20 9:17

山頂から御嶽山が望めました。眼下には、赤い屋根の越百小屋

6/20 9:45

岩梅かな

6/20 10:03

南駒ケ岳に向けての稜線歩き

6/20 10:38

仙涯嶺から南駒ケ岳を望む。すぐ南側の峰の方が高いが銘板はここに

6/20 10:44

仙涯嶺らしい岩場

6/20 11:03

今朝沢ルンゼ　ここが伊奈川の源流

6/20 11:16

雪渓出現！ここは緩斜面で、滑ってもすぐ下の藪で止まりそう

6/20 11:46

4つ目の雪渓が難関でした。傾斜があり、本来の登山道もわからない。滑ると先が見えないほど落ちる感じ

6/20 12:08

この間を通過できれば近道ですが、ちょっと無理か

6/20 12:11

奇岩だらけだが、ハートブレイクはどこ？　調べて来ればよかった

6/20 12:26

南駒ケ岳山頂から空木岳を望む

6/20 12:30

石楠花にちょこっと駒草

6/20 12:42

下山開始。しばらくは尾根伝いに移動。日陰がなくて暑い

6/20 12:52

振り返りの空木岳　山体がでかい

6/20 13:02

これまで歩いてきた仙涯嶺〜越百山方面　手前は、ハイマツぎっしり

6/20 16:03

福栃平の分岐点　駐車場所には、行きも帰りも林道歩き約1時間

6/20 16:27

深いところは薄いブルー、浅いところは岩が透けて見えるほど、水がきれい

6/20 17:02

やっとこ、名物のゲートまで戻ってきました。最後の林道長かった

6/20 19:57

下山飯は、中津川の名店　裕の満腹プレート
登山中は粗食だったので、ここでがっつり2人分の量を摂取。最後は無理やり押し込んだ

撮影機器：

iPhone 13 mini Apple

感想

nyakkori

　出発地点が電波圏外のときに、地図表示で登山を開始すると、現在地を正確に拾えないようですね。登り高度が200mほど、距離も2kmほど上積みされているので、本来、体力度6のコースが7になってしまっています。
　
　計画段階で、コスモサーキットをどう回るか考えたところ、後半の疲れを想定して、避難小屋や水場を最後に残しておく南駒ケ岳からの時計回りにしようと思ったのですが、ふと雪渓のことが気にかかり、標高の高い南駒ケ岳からだと、雪渓を下る場面が出てくるんではないかと。一方で、さすがに6月後半に差し掛かり、平地では、連日、真夏日に迫る高温で、気にならない程度に縮小するのかと淡い期待をしていました。
　結果、越百山からの反時計回りが正解でした。雪渓は悪い状態で存在していました。写真に載せた4つ目の雪渓が下りで出現したら、私のレベルだと撤退するか迷うほどでした。お陰で、仙涯嶺から南駒ケ岳まで、かなり時間を費やし、体力も消耗したのか、下山中はへろへろでした。

　また、ハイマツを漕ぐところが幾つかあったのですが、6月で枝がまだ細く、しなってくれるので、煩わしいと思えばそうですが、枝が太くなると刺さって危険なので、許容範囲でした。

　あと、意外だったのが、晴れ予報で人気コースと思われる場所を12時間以上歩いたのに、登山者に出会ったのは最後の最後でダム近くで1人見かけただけ、とても静かな山行でした。