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Yamareco

記録ID: 8314312
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
八幡平・岩手山・秋田駒

秋田焼山

2025年06月21日(土) [日帰り]
 - 拍手
peak_hunter その他4人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:34
距離
9.0km
登り
764m
下り
522m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:54
休憩
0:40
合計
5:34
距離 9.0km 登り 764m 下り 522m
7:57
4
玉川温泉の玄関
8:01
9
玉川温泉自然研究路入口
8:10
39
焼山登山口
8:49
8:53
77
958m地点
10:10
10:13
2
10:15
10:18
2
10:20
13
10:33
10:34
17
10:51
5
10:56
10:59
31
焼山避難小屋
11:30
25
11:55
12:21
59
13:20
11
焼山ベコ谷地コース登山口
13:31
後生掛温泉の玄関
 秋田焼山登山の前日(6/20)に秘湯の玉川温泉に泊まりました。その日には、玉川温泉自然研究路を歩きました。
 6月21日に秋田焼山登山をしました。玉川温泉自然研究路の途中にある焼山登山口から登り始め、秋田焼山に登頂しました。
 後生掛温泉に下山し、チェックインの前にウェルカムドリンクをいただいてから、後生掛自然研究路を散策しました。
 翌22日に帰路に就き、盛岡駅で途中下車してランチで冷麺を食べました。
天候 晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2025年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
前日泊まった玉川温泉の玄関です。
2025年06月20日 13:45撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
6/20 13:45
前日泊まった玉川温泉の玄関です。
玉川温泉自然研究路に入ったところです。
2025年06月20日 14:28撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
6/20 14:28
玉川温泉自然研究路に入ったところです。
玉川温泉の源泉です。お湯はきれいな黄緑色です。
2025年06月20日 14:29撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
6/20 14:29
玉川温泉の源泉です。お湯はきれいな黄緑色です。
北投温泉との提携記念碑です。世界でも北投石があるのは台湾の北投温泉と玉川温泉の2箇所だけです。
2025年06月20日 14:30撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
6/20 14:30
北投温泉との提携記念碑です。世界でも北投石があるのは台湾の北投温泉と玉川温泉の2箇所だけです。
北投石です。組成は放射性のラジウムを大量に含む温泉沈殿物重晶石(硫酸バリウム)だそうです。
2025年06月20日 14:31撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
6/20 14:31
北投石です。組成は放射性のラジウムを大量に含む温泉沈殿物重晶石(硫酸バリウム)だそうです。
温度98度でpH1.2の日本一強酸性のお湯が毎分8,400リットル噴き出しているそうです。
2025年06月20日 14:34撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
6/20 14:34
温度98度でpH1.2の日本一強酸性のお湯が毎分8,400リットル噴き出しているそうです。
屋外岩盤浴をする人のためのテントエリアです。
2025年06月20日 14:35撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
6/20 14:35
屋外岩盤浴をする人のためのテントエリアです。
水蒸気、硫化水素、二酸化硫黄などを含む有毒の火山性ガスが噴き出している噴気孔です。温度は100度を超えるそうです。
2025年06月20日 14:38撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
6/20 14:38
水蒸気、硫化水素、二酸化硫黄などを含む有毒の火山性ガスが噴き出している噴気孔です。温度は100度を超えるそうです。
噴気孔です。黄色い硫黄分の結晶が見られます。
2025年06月20日 14:38撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
6/20 14:38
噴気孔です。黄色い硫黄分の結晶が見られます。
お湯の流れです。
2025年06月20日 14:40撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
6/20 14:40
お湯の流れです。
イソツツジが咲いています。硫化水素ガスに強いのでしょう。
2025年06月20日 14:42撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
6/20 14:42
イソツツジが咲いています。硫化水素ガスに強いのでしょう。
ウラジロヨウラクが咲いています。
2025年06月20日 14:43撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
6/20 14:43
ウラジロヨウラクが咲いています。
自然研究路の脇にある玉川薬師神社です。
2025年06月20日 14:47撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
6/20 14:47
自然研究路の脇にある玉川薬師神社です。
玉川温泉を出発し、自然研究路を途中まで歩いて登山口に向かいます。
2025年06月21日 08:03撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
6/21 8:03
玉川温泉を出発し、自然研究路を途中まで歩いて登山口に向かいます。
お湯の流れを渡って登山口に向かいます。
2025年06月21日 08:10撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
6/21 8:10
お湯の流れを渡って登山口に向かいます。
焼山登山口です。クマ出没注意と火山性ガス発生中なので登山道以外立入禁止と書かれています。
2025年06月21日 08:10撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
6/21 8:10
焼山登山口です。クマ出没注意と火山性ガス発生中なので登山道以外立入禁止と書かれています。
登り初めはしばらくの間は階段状の道が続きます。
2025年06月21日 08:12撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
6/21 8:12
登り初めはしばらくの間は階段状の道が続きます。
色の薄いイワカガミが咲いています。火山性ガスの影響なのでしょうか。
2025年06月21日 08:30撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
6/21 8:30
色の薄いイワカガミが咲いています。火山性ガスの影響なのでしょうか。
マイヅルソウです。
2025年06月21日 08:32撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
6/21 8:32
マイヅルソウです。
木道の道になります。
2025年06月21日 08:34撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
6/21 8:34
木道の道になります。
色の濃いイワカガミが咲いています。
2025年06月21日 08:35撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
6/21 8:35
色の濃いイワカガミが咲いています。
ヤブデマリです。
2025年06月21日 08:43撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
6/21 8:43
ヤブデマリです。
アマドコロです。
2025年06月21日 08:44撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
6/21 8:44
アマドコロです。
標高958m地点です。ここで休憩を取りました。
2025年06月21日 08:52撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
6/21 8:52
標高958m地点です。ここで休憩を取りました。
エンレイソウです。
2025年06月21日 09:06撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
6/21 9:06
エンレイソウです。
樹林の中を歩くメンバーです。傾斜が緩やかになってきます。
2025年06月21日 09:08撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
6/21 9:08
樹林の中を歩くメンバーです。傾斜が緩やかになってきます。
タムシバです。
2025年06月21日 09:12撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
6/21 9:12
タムシバです。
ツマトリソウです。
2025年06月21日 09:47撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
6/21 9:47
ツマトリソウです。
アカモノです。少しピンボケです。
2025年06月21日 09:47撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
6/21 9:47
アカモノです。少しピンボケです。
火山性ガスの出ている叫沢です。
2025年06月21日 09:49撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
6/21 9:49
火山性ガスの出ている叫沢です。
ゴゼンタチバナです。
2025年06月21日 09:51撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
6/21 9:51
ゴゼンタチバナです。
叫沢の上部です。
2025年06月21日 09:52撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
6/21 9:52
叫沢の上部です。
焼山方面です。ここに向かって登ります。
2025年06月21日 09:52撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
6/21 9:52
焼山方面です。ここに向かって登ります。
焼山頂上に向かうメンバーです。
2025年06月21日 09:52撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
6/21 9:52
焼山頂上に向かうメンバーです。
焼山頂上での記念写真と思ったら、ここは分岐でした。標識に小さい左向きの矢印が書かれこの先がMt.Yakeyamaとなっています。
2025年06月21日 10:11撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
6/21 10:11
焼山頂上での記念写真と思ったら、ここは分岐でした。標識に小さい左向きの矢印が書かれこの先がMt.Yakeyamaとなっています。
噴火口を見下ろします。
2025年06月21日 10:11撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
6/21 10:11
噴火口を見下ろします。
叫沢上部と名残峠(ベンチがある所)です。
2025年06月21日 10:11撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
6/21 10:11
叫沢上部と名残峠(ベンチがある所)です。
叫沢上部を見下ろします。
2025年06月21日 10:12撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
6/21 10:12
叫沢上部を見下ろします。
秋田駒ヶ岳が見えます。
2025年06月21日 10:12撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
6/21 10:12
秋田駒ヶ岳が見えます。
焼山頂上での記念写真です。
2025年06月21日 10:17撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
6/21 10:17
焼山頂上での記念写真です。
名残峠に下るメンバーです。
2025年06月21日 10:22撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
6/21 10:22
名残峠に下るメンバーです。
付近に雪渓が残っています。
2025年06月21日 10:22撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
6/21 10:22
付近に雪渓が残っています。
イワカガミの大群落です。
2025年06月21日 10:28撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
6/21 10:28
イワカガミの大群落です。
火口湖です。
2025年06月21日 10:28撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
6/21 10:28
火口湖です。
イワカガミの群落と火口湖です。
2025年06月21日 10:35撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
6/21 10:35
イワカガミの群落と火口湖です。
イワカガミの群落と火口湖です。
2025年06月21日 10:35撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
6/21 10:35
イワカガミの群落と火口湖です。
火口湖の脇を歩くメンバーです。
2025年06月21日 10:35撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
6/21 10:35
火口湖の脇を歩くメンバーです。
きれいなイワカガミです。
2025年06月21日 10:37撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
6/21 10:37
きれいなイワカガミです。
焼山避難小屋です。
2025年06月21日 10:56撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
6/21 10:56
焼山避難小屋です。
焼山避難小屋の内部です。2階もありきれいな小屋です。
2025年06月21日 10:57撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
6/21 10:57
焼山避難小屋の内部です。2階もありきれいな小屋です。
ストーブもあり、薪も置いてあります。鍋釜も置いてあります。
2025年06月21日 10:57撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
6/21 10:57
ストーブもあり、薪も置いてあります。鍋釜も置いてあります。
焼山避難小屋です。
2025年06月21日 10:59撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
6/21 10:59
焼山避難小屋です。
名残峠と避難小屋を振り返ります。
2025年06月21日 11:08撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
6/21 11:08
名残峠と避難小屋を振り返ります。
大きな岩のある所が叫沢の上部で、その左が名残峠です。
2025年06月21日 11:15撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
6/21 11:15
大きな岩のある所が叫沢の上部で、その左が名残峠です。
玉川温泉と後生掛温泉の中間地点の表示です。
2025年06月21日 11:15撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
6/21 11:15
玉川温泉と後生掛温泉の中間地点の表示です。
名残峠と避難小屋を振り返ります。
2025年06月21日 11:21撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
6/21 11:21
名残峠と避難小屋を振り返ります。
栂森です。山頂は後ろ側にあり標高1,359mです。
2025年06月21日 11:30撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
6/21 11:30
栂森です。山頂は後ろ側にあり標高1,359mです。
ムラサキヤシオツツジです。
2025年06月21日 11:41撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
6/21 11:41
ムラサキヤシオツツジです。
キバナスミレです。
2025年06月21日 11:42撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
6/21 11:42
キバナスミレです。
ミズバショウです。
2025年06月21日 11:48撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
6/21 11:48
ミズバショウです。
この辺りにはたくさんのミズバショウが咲いています。
2025年06月21日 11:52撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
6/21 11:52
この辺りにはたくさんのミズバショウが咲いています。
国見台です。ここで昼食をとりました。山頂は後ろ側にあり標高1,322mです。
2025年06月21日 11:54撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
6/21 11:54
国見台です。ここで昼食をとりました。山頂は後ろ側にあり標高1,322mです。
ムラサキヤシオツツジです。濃い色のきれいな花です。
2025年06月21日 12:12撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
6/21 12:12
ムラサキヤシオツツジです。濃い色のきれいな花です。
ツバメオモトです。
2025年06月21日 12:25撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
6/21 12:25
ツバメオモトです。
タムシバです。木に咲く大きな花です。
2025年06月21日 12:28撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
6/21 12:28
タムシバです。木に咲く大きな花です。
フキの花のようです。
2025年06月21日 12:49撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
6/21 12:49
フキの花のようです。
雪の重さで曲がった木が枝から上に伸びています。おもしろい木です。この下を潜ります。
2025年06月21日 13:01撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
6/21 13:01
雪の重さで曲がった木が枝から上に伸びています。おもしろい木です。この下を潜ります。
後生掛温泉の建物が見えてきますが、間に川と温泉の流れがあり、もっと下ってから対岸に渡ります。
2025年06月21日 13:15撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
6/21 13:15
後生掛温泉の建物が見えてきますが、間に川と温泉の流れがあり、もっと下ってから対岸に渡ります。
後生掛温泉の建物と温泉の源泉です。
2025年06月21日 13:15撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
6/21 13:15
後生掛温泉の建物と温泉の源泉です。
ウツギです。
2025年06月21日 13:24撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
6/21 13:24
ウツギです。
後生掛温泉の建物に向かって歩くメンバーです。
2025年06月21日 13:28撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
6/21 13:28
後生掛温泉の建物に向かって歩くメンバーです。
後生掛温泉の玄関です。
2025年06月21日 13:31撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
6/21 13:31
後生掛温泉の玄関です。
後生掛自然研究路の説明板です。
2025年06月21日 14:11撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
6/21 14:11
後生掛自然研究路の説明板です。
黄色の花ですが、名前が分かりません。
2025年06月21日 14:13撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
6/21 14:13
黄色の花ですが、名前が分かりません。
バイケイソウです。
2025年06月21日 14:14撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
6/21 14:14
バイケイソウです。
湯釜です。ここのお湯は灰色です。
2025年06月21日 14:16撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
6/21 14:16
湯釜です。ここのお湯は灰色です。
オナメ・モトメの説明板です。後生掛温泉の名前の由来になったお話が書いてあります。
2025年06月21日 14:20撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
6/21 14:20
オナメ・モトメの説明板です。後生掛温泉の名前の由来になったお話が書いてあります。
噴気孔の説明板です。ここのお湯はpH1.6〜2.2だそうです。
2025年06月21日 14:29撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
6/21 14:29
噴気孔の説明板です。ここのお湯はpH1.6〜2.2だそうです。
噴気孔です。
2025年06月21日 14:29撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
6/21 14:29
噴気孔です。
大泥火山の説明板です。
2025年06月21日 14:33撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
6/21 14:33
大泥火山の説明板です。
小坊主地獄の説明板です。
2025年06月21日 14:46撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
6/21 14:46
小坊主地獄の説明板です。
大湯沼の説明板です。
2025年06月21日 14:49撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
6/21 14:49
大湯沼の説明板です。
広い大湯沼です。
2025年06月21日 14:49撮影 by  DMC-LX9, Panasonic
6/21 14:49
広い大湯沼です。
撮影機器:

感想

 前日は玉川温泉に泊まったが、その際に玉川温泉自然研究路を散策した。源泉のお湯は黄緑色できれいだ。北投石という放射性のラジウムを大量に含む温泉沈殿物思晶石(硫酸バリウム)があるが、これは世界中で台湾の北投温泉と玉川温泉にしかないそうだ。
 玉川温泉のお湯は温度98度・pH1.2の日本一強酸性で、大噴(おおぶけ)の所で毎分8,400リットルも湧き出すそうだ。噴気孔では、水蒸気、硫化水素、二酸化硫黄などを含む有毒の火山性ガスが噴き出している。温度は100度を超えるそうだ。
 21日の朝、自然研究路の途中にある焼山登山口から登り始める。
登山口には「クマ出没注意」と「火山ガス発生中のため登山道以外立入禁止」と書かれている。2名がクマ除け鈴を持って来ているので付けていただく。
 歩き始めるとしばらくの間は階段状の道だ。少し上がると玉川温泉の源泉付近を見下ろす。この辺りに咲いているイワカガミは色が薄い。火山ガスの影響だろうかと思う。
 20分以上歩くと木道になる。この辺りのイワカガミは色が濃くなる。
 958m地点で小休止を取る。ここには細い水が流れているが飲む気はしないものの、「これより上水場はありません」と書かれている。
 この辺りから登山道の傾斜が緩やかになってくる。これまでも登山道脇に高山植物が咲いているので癒される。
 1時間ほど登ると左手に火山ガスが出ているような砂地の沢が見えるようになる。叫沢(さけびさわ)というそうだ。すごい名前だが、たくさんの窪地から硫化水素ガスが出ていて、迷い込んだキツネや鳥の悲痛な死に顔から名付けられたという説が有力だそうだ。この辺りは本当に危険な場所だそうだ。確かに少し臭い匂いがしている。
 次第に傾斜が急になり、秋田焼山に登って行く。20分ほどで焼山と書かれた標識の所に着く。ここが焼山の頂上かと思うが、地図では焼山分岐と書かれているのでおかしいなと思っていると、左側から登山者2名がやって来る。尋ねるとそちらに山頂があるとのこと。標識をよく見ると小さい左向きの矢印が書かれこの先がMt.Yakeyamaとなっている。
 少し歩くと焼山頂上に着くが、周りが笹に囲まれていて全く展望がない。記念写真を撮って引き返す。そして、叫沢上部の横にある名残峠に下り始める。
 名残峠の少し東側の火口湖斜面にはイワカガミの大群落がある。こんなにたくさん咲いているのは見たことがない。上の焼山側にも群落がある。
 名残峠から下って行くと鬼ヶ城というピークの脇を通り、焼山避難小屋に着く。中に入ってみるとかなりきれいで立派な小屋だ。2階もあり、ストーブもあり、薪も置いてある。鍋釜も置いてある。ここに泊って野湯に入った人もいるようだ。
 少し歩くと玉川温泉と後生掛温泉の中間地点の表示があり、振り返ると名残峠と避難小屋が見える。栂森を通過し、毛せん峠で昼食休憩を取ろうと言っていると通過してしまう。この辺りにはミズバショウがたくさん咲いていると思っていると国見台に着く。ここで昼食とする。昼食は前日に玉川温泉の売店で買っておいたもので、小生はバナナとあんパンだ。
 ここから先は後生掛温泉まで下る一方だ。後生掛温泉の建物が見える所にでるが、間に川と源泉のお湯の流れがあり、対岸には直ぐには渡れない。焼山ベコ谷地コース登山口まで下ってから川を渡り、後生掛温泉の玄関まで行く。
 この宿ではウェルカムドリンクがあり、荷物をフロントに預けてから、Cafeに行く。4名は生ビール(小)をいただく。
 その後、後生掛自然研究路を散策する。
 玉川温泉と違い、ここの源泉のお湯の色は灰色だ。オナメ・モトメの説明板には、後生掛という名前の由来のお話が書いてある。
 小坊主地獄の噴気孔を見ると、ボコボコとお湯を含む泥が湧いて出ている。玉川温泉とは雰囲気が違う。大湯沼に行くとかなり広い。
 この宿に泊まった翌日、バスで田沢湖駅まで行き、秋田新幹線で盛岡駅まで行く。昼食に美味しい冷麺をいただく。甘いスイカの切り身があるのが嬉しい。
 今回は秘湯巡りと登山で大変楽しく興味深い経験をすることができた。

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ハイキング 八幡平・岩手山・秋田駒 [日帰り]
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