一ノ倉岳〜芝倉沢滑走



- GPS
- --:--
- 距離
- 12.6km
- 登り
- 776m
- 下り
- 1,590m
コースタイム
天候 | 曇り後雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
天神峠リフトも利用(\350) |
コース状況/ 危険箇所等 |
天神尾根登行時アイゼン必要 谷川岳オキノ耳〜一ノ倉岳間の稜線にヒドンホールがあり、ゆっくり落ちないように気をつけながら歩く必要有り。アイゼン必須。 幽ノ沢はスノーブリッジあり、一ノ倉沢・マチガ沢は石跳び、西黒沢は渡渉の必要有り(3/20) このコースの賞味期限は、今シーズン3月中でぎりぎりであろう。 |
写真
感想
Wさんと2週間ぶりの谷川岳。谷川岳ロープウェイの始発が8:30と遅く、天神峠リフトも営業が遅かったため、出発も遅くなった。
天神尾根を歩行中、天気が思わしくなく視界もわずかで風も強かったので、正直のところ一ノ倉岳までの稜線は厳しいのでは、と思っていた。肩ノ小屋で休み、トマノ耳まで歩いたところ風が弱くなってきたので、オキから前進することを決断し、ノートレースの登山道を奥の院へ、さらに一ノ倉岳へと歩を進める。小ヒドンホールに落ちたり、CampのTLT対応アイゼンが何度も外れその度に直さなければならなかったり、という労はあったものの、どうにかホワイトアウトの一ノ倉岳に到着。あとは楽しいはずの滑走だけであるが、いきなりGPS頼りのコース選択、ガリガリのハードバーン、視界が得られるまで慎重な下降を続けなければならなかった。笹を頼りに少し降りていくと、うっすらではあったが視界が得られてきた。ノドだ!パウダーとアイスのミックスだったが、ガリガリだけのバーンからすれば天国、パウダーの部分を狙って落ちていく。未知の世界を滑っているような不思議な感覚になった。S字通過時もブロックやデブリは少なかった。安全地帯に出て、芝倉沢右岸台地に乗り上げ、うまくコース取りして虹芝寮へ。湯桧曽川河原まで達し、あとは緩傾斜の右岸をヒールフリーにして歩いたり、滑ったりして進む。幽ノ沢はスノーブリッジの上を通過、一ノ倉沢は石跳び、マチガ沢は石跳び&軽い渡渉、最後の西黒沢が意外にも水量が多く、右足を濡らしてしまった。
天気は思わしくなかったが、充実した山行ができたと思う。ついて来てくれたWさんにこの場をお借りして感謝いたします。
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