農鳥岳〜安倍荒倉岳〜新蛇抜山〜北荒川岳（奈良田からピストン）

2025年06月20日(金) 〜 2025年06月21日(土)

• GPS: 25:11
• 距離: 40.5km
• 登り: 4,023m
• 下り: 4,028m

コースタイム

1日目

• 山行: 13:35
• 休憩: 0:27
• 合計: 14:02

距離 25.2km 登り 3,156m 下り 1,462m

3:14 大門沢ゲート
3:40 3:41 森山橋
3:50 早川水系発電所取水口
4:26 4:28 大古森沢出合
6:09 6:10 大門沢小屋
8:58 大門沢下降点
9:48 10:00 農鳥岳
10:28 10:29 西農鳥岳
11:05 農鳥小屋
12:48 12:49 三国平
13:37 13:39 熊の平小屋
14:03 14:04 安倍荒倉岳
14:30 14:31 竜尾見晴
14:47 14:49 新蛇抜山
15:31 15:32 北荒川岳
16:09 16:10 新蛇抜山
16:22 竜尾見晴
16:52 16:53 安倍荒倉岳
17:16 熊の平小屋

2日目

• 山行: 10:32
• 休憩: 0:35
• 合計: 11:07

距離 15.3km 登り 868m 下り 2,566m

3:52 熊の平小屋
3:52 熊の平小屋
5:02 三国平
7:09 7:10 農鳥小屋
8:13 8:35 西農鳥岳
9:07 9:08 農鳥岳
9:50 9:56 大門沢下降点
12:16 12:19 大門沢小屋
13:35 13:36 大古森沢出合
14:06 早川水系発電所取水口
14:28 14:29 森山橋
14:58 大門沢ゲート
14:59 ゴール地点

天候

1日目：晴れのち曇り　2日目：晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

大門沢ゲート手前の駐車スペース（5台くらい/無料/トイレ無し）

コース状況／危険箇所等

1日目のスタートから大門沢下降点の間はジオグラフィカのログが大暴れしたため、手書きで修正してあります。

■残雪状況（6/21時点）
大門沢下降地点から農鳥岳間で2ヶ所、詳細は写真にて

その他周辺情報

■下山後温泉
奈良田温泉　女帝の湯　https://www.hayakawa-zaidan.net/
入場が券売機 → QRコードをかざしてゲートを通過するシステムに変わっていました。

写真

6/20 4:01

【1日目】
この吊橋は何回渡っても怖い。下山直前に一緒になった渓流釣りの男性も同じ印象を言っていた。

6/20 5:24

脇から聞こえてくる水の音、若葉と水流が美しい

6/20 5:52

大門沢小屋はまだ営業しておらず。

6/20 6:38

水が豊かで植物たちが生き生き（常念・一の沢とか北岳・大樺沢を思い出す）

6/20 6:55

林の途中から乗り上げる稜線が見えた（この辺りから先がキツい）

6/20 7:02

どうどうと音を立てて流れてる。

6/20 7:09

東南の方向には富士山

6/20 8:22

ウラジロナナカマド

6/20 8:49

大唐松山

6/20 9:02

大門沢下降点。4年前は4時間半で登ったのに、今回は6時間もかかってしまった。

6/20 9:04

ミヤマキンバイ

6/20 9:11

この字を見ると何だかほっとする。オヤジさん（深沢さん）は昨年で山を降りられたと聞きました。長い間お疲れさまでした。

6/20 9:24

残雪その1，ここは下方で問題なく通過

6/20 9:41

その2，ここがちょっといやらしい。往きは上部の岩稜部を、復路は下部（雪の縁）を大回りして歩きました。

6/20 9:52

1年ぶりの農鳥岳。この直前にソロ女性さんとスライド、話をしたら肩の小屋のスタッフさんで、今日は休みをもらえたので歩いてきたと言っていた。

6/20 9:53

塩見につながる仙塩尾根、このあと歩く。

6/20 10:08

西農鳥へと進みます。

6/20 10:11

足元はお花畑

6/20 10:44

ハクサンイチゲ

6/20 10:45

キジムシロとオヤマノエンドウ

6/20 11:11

農鳥小屋

6/20 11:19

昨年白峰南嶺から三山つなげて歩いたときに、ここに気付いた。三国平へ向かって折れてみます。

6/20 11:27

いきなり現れるガレの急下り

6/20 11:30

そして急登り

6/20 11:38

イワツメクサ

6/20 12:09

トラバースが大きく回り込む、ちょうど中間あたりに水場。うれしい。

6/20 12:28

振り返ると歩いてきたトラバース路（山肌の中央あたり）

6/20 12:55

三国平（仙塩尾根に乗った！）

6/20 13:43

熊の平小屋、2階スペースが冬期避難小屋として開放されています。

6/20 13:45

とてもきれいな空間、この日は私のほかにお二人いらっしゃいました。

6/20 13:51

百高山2巡目へ、3山ピストンしてきます。

6/20 14:08

まずは安倍荒倉岳

6/20 14:49

新蛇抜山は案内に沿って丘を上がっていった先に・・・

6/20 14:52

山頂。日本百高山の百番目（2,667m）

6/20 15:07

南アルプスらしくて好きな風景

6/20 15:21

北荒川岳はこうして見ると「山」ですが・・・

6/20 15:35

ハイマツのトンネルを進んだ先で・・・

6/20 15:36

突然ピークに出る。

6/20 15:37

私的に「百高山の中でもっとも山頂感のない山頂」。稜線がそのまま延びて塩見に繋がっているから、どうしても「塩見の裾野」にしか見えないんだよなあ。

6/21 5:06

【2日目】
前日の疲れからか熊の平小屋からここまで1時間もかかってしまった。計画では「三峰岳から間ノ岳」を回って農鳥にと考えていましたが、素直に来た道ピストンします。

6/21 5:16

昨日はガスに包まれてしまった農鳥（西農鳥）がその姿を。

6/21 6:30

稜線から繋がる山容が美しい

6/21 6:46

イワウメ

6/21 7:02

農鳥小屋の手前で本日初めての方とスライド。北岳まで行って、復路はロードを歩くのだと言っていた。

6/21 7:03

今日も美しい富士山

6/21 7:55

クモマナズナ

6/21 7:59

昨日歩いた仙塩尾根。やっぱり北荒川岳は塩見の裾なんだよなあ。

6/21 8:15

西農鳥、引き続きペース上がらず小屋から1時間以上もかかってしまった。下界は猛暑だ、酷暑だと騒いでいるなか、標高3,000mは涼しくて快適（おそらく10℃くらい）

6/21 8:16

間ノ岳と奥に北岳、スライドする方はみな「北岳まで行く」という強者ぞろい

6/21 8:16

北岳と八ヶ岳

6/21 8:16

鳳凰三山と先週歩いた高嶺

6/21 8:17

北アルプスがきれいに見えています。槍・穂高連峰

6/21 8:17

乗鞍岳

6/21 8:17

中央アルプス

6/21 8:17

塩見は存在感ある

6/21 8:17

3日間天気がよければ「伝付峠から荒川〜赤石周回」をやるつもりでしたが日曜日の天気が怪しかったので1泊2日のこの計画に変更

6/21 9:39

農鳥から大門沢下降点へ降りていく途中でライチョウ登場（ソロ男性さんに教えていただきました）

6/21 13:08

大門沢の復路は意外に登り返しが多く、これがじわじわと脚にくる。

6/21 14:08

吊橋まで戻ってきた。

6/21 15:21

下山後温泉は「女帝の湯」。ぬるぬる＆ぬるいお湯に癒されました。

撮影機器：

TG-6 OLYMPUS CORPORATION

感想

yoisa

百高山2巡目「安倍荒倉岳」「新蛇抜山」「北荒川岳」

【回想】
2019年8月に6泊7日で南アルプス縦走したときの3日目
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1963760.html
当時は百高山を意識しておらず、仙塩尾根を歩いていく途中でたまたま案内板に沿って寄った。3座は地味な印象で、特に安倍荒倉岳と新蛇抜山は登山道から少し脇に登った感じ（あまり「登った」感はなかった記憶）
余談だが熊の平小屋は食事提供をしなくなってしまったらしい。6年前にいただいたミネストローネや翌日の弁当がとても美味しくて感激したのを覚えているのだが、残念。


仙塩尾根はその名のとおり仙丈側からか塩見側からしか行かれないと考えていたところ、昨年農鳥の先から三国平へ繋がるトラバース路に気付く。
農鳥小屋を越えて間ノ岳へ向かっていくとすぐに分岐、「三国平」の案内に沿って折れます。いきなりグングンと落とし、その後ガレの急登をグングン登ります（ガレのルンゼを渡る）。その後はほぼ平坦なトラバース、大岩など歩きにくい箇所はあるもののアップダウンはほとんどなく、山肌を巻いていきます。農鳥小屋から2時間弱で三国平へ、仙塩尾根に乗りました。
熊の平小屋にザックをデポして、北荒川岳までピストン。安倍荒倉岳と新蛇抜山は6年前と印象変わらず登山道から「脇に立ち寄った」感。北荒川岳も「山頂感のない山頂」そのままでした（笑）。
2日目は農鳥小屋の手前で最初のソロさんに出会うとその後続々とスライド、みな北岳まで行かれるとのこと（林道バスは来週からなのに！）キタダケソウを楽しみにされている方も多い。「広河原に降りて、17kmのロードを歩く（走る）」という方や、「肩の小屋に泊まって、明日は同じ道（三山縦走）で戻ってくる」というパーティーさんなど強者ぞろいです。
農鳥岳から下降点まで戻ると、長い長〜い大門沢を下って、奈良田に戻りました。


今回の山行にてヤマレコのステージがレッドからブラックになった（結構うれしい）。なんだかんだと5,000km歩いてきたということみたいだ。
これからも安全第一で、よい山行を重ねていきたいと思う。

コメント

Nerisaru

ブラックステージ㊗️
Saruも追い付ける様に頑張りますよ♪

yoisa

Nerisaruさん、こんにちは(^^)
ヤマレコで繋がっていたり、「いい山行されているなあ」と尊敬する方にブラックの方が多く、憧れていました（私はまだまだひよっこですが）。
Nerisaruさんは意欲的な山行＆遠出を重ねていらっしゃいますね！ブラックまであと350km、楽しみですね

xyzJIN

百高山2巡目、お疲れさまでした。
南は北部のメジャーな山しか歩いたことないので、興味津々で拝見しました！
2019年の山行も改めて見させてもらいました。
しばらく南へ足向いてませんが、今夏計画してみます。

ブラックステージおめでとうございます！

yoisa

xyzJINさん、こんにちは(^^)
北海道での山行レコ、楽しく拝読させていただいています。
南アルプスはアプローチが大変だったり、山が大きくて時間がかかったりしますが、でもその分印象深い山行になりますよね。「今夏計画」さてさて、どのあたりを歩かれるのでしょうか？レコ楽しみにしてます

メッセージ、ありがとうございました。

サトケン🐾

ブラックSTおめでとうございます🎊
実は阿部荒倉岳の山頂標をスルーしているので、宿題として残っています
次回の参考にさせていただきますね♪
それにしてもいつもパワフルですよね〜
おつかれ様でした♪

yoisa

サトケン🐾さん、こんにちは(^^)
ブラックの大先輩はもはやブロンズも射程圏内ですね、すごい！！
安倍荒倉岳の山頂は登山道から土手を15mくらい登ったところ・・・スルーは（後で気付かれて）さぞかしがっかりされたことでしょう。いつか宿題回収に足を運んでみてください

＞それにしてもいつもパワフルですよね〜
いえいえ、今日は家でぐったりの一日なのです(笑)