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Yamareco

記録ID: 8695494
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

白峰三山(北岳・間ノ岳・農鳥岳)縦走

2025年09月16日(火) 〜 2025年09月17日(水)
情報量の目安: A
都道府県 山梨県 静岡県
 - 拍手
体力度
7
1〜2泊以上が適当
GPS
17:56
距離
27.2km
登り
2,552m
下り
3,253m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
6:25
休憩
1:31
合計
7:56
距離 7.3km 登り 1,696m 下り 339m
6:49
2
スタート地点
6:51
7:01
16
7:17
7:22
26
7:48
7:53
27
8:20
8:26
46
9:12
9:21
99
11:00
11:15
3
11:18
11:41
49
12:30
22
12:52
34
13:26
13:44
24
14:08
18
14:45
2日目
山行
9:05
休憩
0:40
合計
9:45
距離 19.9km 登り 856m 下り 2,914m
6:47
32
7:19
7:20
48
8:08
8:09
56
9:05
9:07
46
9:53
28
10:21
10:31
33
11:04
11:09
117
13:06
13:23
63
14:26
14:29
34
15:32
15:33
25
15:58
20
16:18
10
16:28
4
16:32
ゴール地点
天候 晴れ、曇り、霧
過去天気図(気象庁) 2025年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
奈良田駐車、バスで広河原へ
コース状況/
危険箇所等
急坂、ガレ場、稜線遮るものなし(直射日光、暴風)
大樺沢コースは通行不可のため、白根御池コースで登山開始。
せっかく前泊していたのにチンタラ朝飯を食ったりしていたせいで朝一バス組とカチ合ってしまい、静かな山歩きとは程遠い残念すぎる山行となってしまった。
己の計画性の無さ、己の愚かさに怒りしか湧きません。
2025年09月16日 07:32撮影 by  YAL-L21, HUAWEI
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9/16 7:32
大樺沢コースは通行不可のため、白根御池コースで登山開始。
せっかく前泊していたのにチンタラ朝飯を食ったりしていたせいで朝一バス組とカチ合ってしまい、静かな山歩きとは程遠い残念すぎる山行となってしまった。
己の計画性の無さ、己の愚かさに怒りしか湧きません。
白根御池から北岳を望む。
小屋で飲んだ水が本当に美味かった…。
2025年09月16日 09:17撮影 by  YAL-L21, HUAWEI
9/16 9:17
白根御池から北岳を望む。
小屋で飲んだ水が本当に美味かった…。
地獄の草すべり急登。この辺りまではまだ天気も良く、直射日光がキツい。
鳳凰三山が見事。
2025年09月16日 11:03撮影 by  YAL-L21, HUAWEI
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9/16 11:03
地獄の草すべり急登。この辺りまではまだ天気も良く、直射日光がキツい。
鳳凰三山が見事。
北岳はまだまだ遠い。
2025年09月16日 11:33撮影 by  YAL-L21, HUAWEI
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9/16 11:33
北岳はまだまだ遠い。
左から仙丈ヶ岳・甲斐駒ヶ岳・鳳凰三山。
他にも富士山、八ヶ岳、中央アルプスなども遠望できるなど、さすがは3,000m峰といったところ。
2025年09月16日 12:09撮影 by  YAL-L21, HUAWEI
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9/16 12:09
左から仙丈ヶ岳・甲斐駒ヶ岳・鳳凰三山。
他にも富士山、八ヶ岳、中央アルプスなども遠望できるなど、さすがは3,000m峰といったところ。
甲斐駒ヶ岳にしろ仙丈ヶ岳にしろ、先日登った時よりも全然綺麗に見えてて何故か笑ってしまいました。
2025年09月16日 12:00撮影 by  YAL-L21, HUAWEI
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9/16 12:00
甲斐駒ヶ岳にしろ仙丈ヶ岳にしろ、先日登った時よりも全然綺麗に見えてて何故か笑ってしまいました。
北岳肩の小屋を過ぎたあたりですごいガスが湧いてきました。
2025年09月16日 12:45撮影 by  YAL-L21, HUAWEI
9/16 12:45
北岳肩の小屋を過ぎたあたりですごいガスが湧いてきました。
もう少しなんですが、一歩一歩が本当に重い。あまりにも重い。
2025年09月16日 13:06撮影 by  YAL-L21, HUAWEI
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9/16 13:06
もう少しなんですが、一歩一歩が本当に重い。あまりにも重い。
本日のキャンプ地である北岳山荘が見える。
2025年09月16日 13:19撮影 by  YAL-L21, HUAWEI
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9/16 13:19
本日のキャンプ地である北岳山荘が見える。
北岳、登頂成功。
2025年09月16日 13:28撮影 by  YAL-L21, HUAWEI
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9/16 13:28
北岳、登頂成功。
3,193mからの景色。
残念ながらこの画角から右は、とんでもない勢いで湧き出してきたガスで何も見えません。
2025年09月16日 13:27撮影 by  YAL-L21, HUAWEI
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9/16 13:27
3,193mからの景色。
残念ながらこの画角から右は、とんでもない勢いで湧き出してきたガスで何も見えません。
北岳山荘に向けてガレた岩場を下っていく。
2025年09月16日 14:01撮影 by  YAL-L21, HUAWEI
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9/16 14:01
北岳山荘に向けてガレた岩場を下っていく。
疲労で脚がガクガクになりかけている中でのこの下りは、なかなか効きました。
2025年09月16日 14:19撮影 by  YAL-L21, HUAWEI
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9/16 14:19
疲労で脚がガクガクになりかけている中でのこの下りは、なかなか効きました。
北岳山荘テン場到着。
景色は素晴らしいですが、傾斜がキツくて幕営に適した場所は多くはありません。
2025年09月16日 16:07撮影 by  YAL-L21, HUAWEI
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9/16 16:07
北岳山荘テン場到着。
景色は素晴らしいですが、傾斜がキツくて幕営に適した場所は多くはありません。
富士山。
2025年09月16日 17:12撮影 by  YAL-L21, HUAWEI
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9/16 17:12
富士山。
着いてからもほとんどガスまみれでしたが、日没直後くらいに晴れて北岳が綺麗に見えました。
この時は「天気予報を見る限り、明日は間ノ岳とかもこんな感じで見えるだろうから楽しみだな」なんて思いながら就寝。
2025年09月16日 18:15撮影 by  YAL-L21, HUAWEI
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9/16 18:15
着いてからもほとんどガスまみれでしたが、日没直後くらいに晴れて北岳が綺麗に見えました。
この時は「天気予報を見る限り、明日は間ノ岳とかもこんな感じで見えるだろうから楽しみだな」なんて思いながら就寝。
翌朝。はい、終了です。
前夜遅くから暴風が吹き始め、朝見たらペグが何本か吹っ飛んでいました。
Tuckerは激怒した。必ず、今日下山せねばならぬと決意した。
2025年09月17日 07:03撮影 by  YAL-L21, HUAWEI
9/17 7:03
翌朝。はい、終了です。
前夜遅くから暴風が吹き始め、朝見たらペグが何本か吹っ飛んでいました。
Tuckerは激怒した。必ず、今日下山せねばならぬと決意した。
間ノ岳、登頂成功。ほんの数m先の地面以外、一切何も見えません。
本当に台風みたいなとんでもない暴風で、完璧な吹きっ晒しの稜線上では本気で命の危険を感じました。
踏ん張っていないと飛ばされそうになったのは多分、人生で初めてかもしれません。
2025年09月17日 08:07撮影 by  YAL-L21, HUAWEI
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9/17 8:07
間ノ岳、登頂成功。ほんの数m先の地面以外、一切何も見えません。
本当に台風みたいなとんでもない暴風で、完璧な吹きっ晒しの稜線上では本気で命の危険を感じました。
踏ん張っていないと飛ばされそうになったのは多分、人生で初めてかもしれません。
農鳥岳、登頂成功。
「必ず今日中に下山してやる」という強い決意の元、霧の先に現れる他の登山者達をブチ抜きながらひたすら前進。
結局、朝出発してから農鳥岳まで、完璧に霧?雲?の中でした。
まさに五里霧中。
2025年09月17日 10:19撮影 by  YAL-L21, HUAWEI
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9/17 10:19
農鳥岳、登頂成功。
「必ず今日中に下山してやる」という強い決意の元、霧の先に現れる他の登山者達をブチ抜きながらひたすら前進。
結局、朝出発してから農鳥岳まで、完璧に霧?雲?の中でした。
まさに五里霧中。
農鳥岳から下山し始めたら雲が取れ始めました。
もう遅いよ…。
2025年09月17日 11:07撮影 by  YAL-L21, HUAWEI
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9/17 11:07
農鳥岳から下山し始めたら雲が取れ始めました。
もう遅いよ…。
写真だとわかりにくいですが、まあすごい急坂です。
下りで滑落する人が結構いるらしいですが、まあわかります。
2025年09月17日 11:43撮影 by  YAL-L21, HUAWEI
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9/17 11:43
写真だとわかりにくいですが、まあすごい急坂です。
下りで滑落する人が結構いるらしいですが、まあわかります。
滝…?
標高が下がり暑くなってきた中で、爽快な景色でした。
2025年09月17日 12:23撮影 by  YAL-L21, HUAWEI
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9/17 12:23
滝…?
標高が下がり暑くなってきた中で、爽快な景色でした。
本来はテン泊する予定だった大門沢小屋で給水休憩し、歩き続ける。
道が川に?川が道に?なっている箇所があり、面白かったです。
2025年09月17日 13:43撮影 by  YAL-L21, HUAWEI
9/17 13:43
本来はテン泊する予定だった大門沢小屋で給水休憩し、歩き続ける。
道が川に?川が道に?なっている箇所があり、面白かったです。
この吊り橋、めちゃくちゃ怖かった…。
2025年09月17日 15:01撮影 by  YAL-L21, HUAWEI
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9/17 15:01
この吊り橋、めちゃくちゃ怖かった…。
生還。
本当によく頑張りました。
2025年09月17日 16:27撮影 by  YAL-L21, HUAWEI
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9/17 16:27
生還。
本当によく頑張りました。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖長ズボン<br />ハット<br />手袋<br />フェイスマスク<br />テント<br />シュラフ<br />エアマット<br />調理器具

感想

【白峰三山(北岳・間ノ岳・農鳥岳)縦走(怒りの一泊二日強行下山)】
まあ…色々言いたいことはありますが…ちゃんと行って帰ってこれたので良しとします。とりあえず天気予報は二度と信用しません…とはいえ使わざるを得ないですが…。

全行程をフル装備(テント・調理器具等)で歩くのは今回が初めてだった(これまではキャンプ地までのせいぜい4,5時間程度)ので、「こんな重い荷物を背負ったままで一日中歩き続けるなんて、果たして大丈夫なんだろうか?しかも北岳だぞ…?」ととても不安でした。
結果、まあ当然過去最凶にめちゃくちゃ辛かったです笑
ただ無事に生還できたことで、「俺も成長したな」と素直に今は喜べています。

しかしまあ、登山を始めた頃にはまさか自分が北岳に登る日が来るなんて、それもテン泊しながら一泊二日で白峰三山(北岳・間ノ岳・農鳥岳)を縦走するなんて、夢にも思っていませんでした。
…いや一泊二日は当初から予定していたわけではなく当日決めたことですし、笑えないほど辛かったですが…。

二日目は、一面の濃霧と命の危険を感じるレベルの大暴風に晒されながら「もう二度とこんなとこ登らんわ」なんて悪態を付きながら歩いていましたが、いつか日本百名山を全山登頂したら、好天の時にでももう一度縦走してみたいなと思います。

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