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Yamareco

記録ID: 833568
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山滑走
槍・穂高・乗鞍

乗鞍岳 休暇村から朝日岳まで

2016年03月24日(木) [日帰り]
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体力度
3
日帰りが可能
GPS
--:--
距離
12.7km
登り
1,387m
下り
1,387m

コースタイム

日帰り
山行
6:00
休憩
0:40
合計
6:40
天候 曇り時々晴れ 気温-1℃〜-9℃
過去天気図(気象庁) 2016年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
休暇村からシール登高スタート。
休暇村からシール登高スタート。
うっすらガスっていますが、山頂方面は晴れてきている!
うっすらガスっていますが、山頂方面は晴れてきている!
左に行ってしまったが、右のユートピアコースに行った方が良かったよう。
左に行ってしまったが、右のユートピアコースに行った方が良かったよう。
急斜面を登り切ると少々下ってしまう。
急斜面を登り切ると少々下ってしまう。
いい感じになってきたー!
いい感じになってきたー!
完全に晴れた!
かもしかリフト。うっすらと乗った新雪がよくグリップしてくれるので直登可能。最後だけコブ側にジグを切った。
かもしかリフト。うっすらと乗った新雪がよくグリップしてくれるので直登可能。最後だけコブ側にジグを切った。
急斜面登り切って、自分のトレースを振り返る。
急斜面登り切って、自分のトレースを振り返る。
ゲレンデトップに到着。
ゲレンデトップに到着。
あそこからツアーコースのようだ。
あそこからツアーコースのようだ。
注意書き。
ツアーコースは出だしだけ急斜面だが、あとは難しい箇所なし。
ツアーコースは出だしだけ急斜面だが、あとは難しい箇所なし。
晴れてます。が、徐々に風が出てきて防寒対策。
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晴れてます。が、徐々に風が出てきて防寒対策。
位ヶ原山荘との分岐。看板通り、この先の急斜面を登り切ると環境激変。
位ヶ原山荘との分岐。看板通り、この先の急斜面を登り切ると環境激変。
急斜面を登り切ると、斜度はほとんどなくなるが、終始向かい風とガスのダブルパンチで歩みが一気に遅くなる。
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急斜面を登り切ると、斜度はほとんどなくなるが、終始向かい風とガスのダブルパンチで歩みが一気に遅くなる。
ホワイトアウトすることも多くなる。ホワイトアウト時はピントが合わず写真がとれない。木が見えるとなんとか撮れる。
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ホワイトアウトすることも多くなる。ホワイトアウト時はピントが合わず写真がとれない。木が見えるとなんとか撮れる。
時折、山肌が見えるようになってきた。気温ー9℃。サングラスでは限界、ゴーグルへ変える。
時折、山肌が見えるようになってきた。気温ー9℃。サングラスでは限界、ゴーグルへ変える。
おっ!青空が!とりあえず肩ノ小屋までと思っていたが、晴れるなら…
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おっ!青空が!とりあえず肩ノ小屋までと思っていたが、晴れるなら…
右のピークが朝日岳だろうか。あそこをゴールにしよう。
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右のピークが朝日岳だろうか。あそこをゴールにしよう。
柔らかいシュカブラ帯を行く。
柔らかいシュカブラ帯を行く。
この先で完全にカリカリになる。スキーでも行けなくはなさそうだが、無理をせずアイゼンに履き替える。足はオモオモ…。
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この先で完全にカリカリになる。スキーでも行けなくはなさそうだが、無理をせずアイゼンに履き替える。足はオモオモ…。
ようやく山頂!
山頂に着くとガスるジンクス発動。
山頂に着くとガスるジンクス発動。
準備をしながらしばらく待つ。山頂手前では完全に晴れる時間もあったが、この先は難しそう。
準備をしながらしばらく待つ。山頂手前では完全に晴れる時間もあったが、この先は難しそう。
一瞬の晴間をついて剣ヶ峰との鞍部から滑走。
一瞬の晴間をついて剣ヶ峰との鞍部から滑走。
単独のスキーヤーが肩ノ小屋へ向けて登ってきた。
単独のスキーヤーが肩ノ小屋へ向けて登ってきた。
山頂方向を振り返る。
山頂方向を振り返る。
ツアーコース終了。山頂とは打って変わって、のどか!
ツアーコース終了。山頂とは打って変わって、のどか!
まさに春スキー!!あとはゲレンデ滑って終了。山頂から駐車場までわずか20分…登りはあんなに大変だったのに。
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まさに春スキー!!あとはゲレンデ滑って終了。山頂から駐車場までわずか20分…登りはあんなに大変だったのに。

感想

 弱い冬型のこの日、乗鞍なら晴れ間も望めそう。前々から機会をうかがっていたこともあり、初の乗鞍岳に挑戦。
 予報だと朝のうちは青空広がり…とあったので、リフト始動を待たずに駐車場から登ってみた。

 ベースでは数センチの新雪があり、ゲレンデ内はすでに整備が終わっている。きれいな圧雪斜面と新雪でシールがよくグリップする。急斜面もほぼ直登できる。営業前の斜面でジグを切ったら申し訳ないので、ゲレンデのはじっこを直登していく。
 ガスは徐々に取れていき、山頂がはっきりと見えるように。ゲレンデトップまで自分にしては、まずまずの時間で到着。ツアーコースから先も先行者はないようで、ノートレース。標高が上がるにつれて、新雪が増えて、ラッセルというほどではないが、新雪歩きを楽しむ。
 ベースの気温は-1℃でゲレンデは暑いくらいだったが、ツアーコース途中から風が出てきて、寒くなる。気づけば気温は-7℃くらい。
 
 位ヶ原の急斜面を登ると一気に風が強くなる。向かい風と疲労でペースが落ちる。ガスも出てきて、山頂方向は見渡せない。どこまで行くかは、見てから決めようと思っていたので困った。とりあえずは肩ノ小屋を目標にする。
 時々、ホワイトアウト、平衡感覚がおかしくなる。撤退の文字がよぎる。ここまで、誰とも会っていない。迷いと不安で後続来ないかなとたびたび振り返るが誰もこない。いるのは自分ひとり。ツアーコースに二つトレースが見えた気がしたが、ほかに向かったのだろうか。
 2500mあたりからはペースが全くあがらない。気温-9℃で完全防備。1月、2月でもハイク中にここまで寒かったことはなかった。乗鞍岳さすがです。
 2700m越えたところから、晴れ間がでるようになった。肩ノ小屋を目指していたが、せっかくなので、どこかピークを踏もう。朝日岳に目標を変える。視界が開けたときに振り返ると、ゴマ粒ほどの人影が見える。一組は摩利支天か富士見岳へ向かっているようだ。
 
 稜線にでたら爆風かと思ったが、風は弱まってきた。シュカブラ帯をスキーで登り詰める。山頂手前は全面クラスト、スキーでも行けなくはなさそうだが、安全策でアイゼンに履き替える。
 3000mはやっぱりつらい。足は激重。朝日岳登頂。いざ登頂すると、再び、ガスがでて視界不良。初めての場所で視界不良はつらい。わずかなタイミングを見計らって、剣ヶ峰のコルからドロップ。しばらくはガリガリと新雪のミックス。中間からは吹きだまっていてクリーミーな新雪。
 ツアーコースからは雪が重くなってきたが、まだ滑りやすかった。ゲレンデは完全に春の雪。何時間もかけて登ったが、滑ればわずか20分。樹林帯等がないので、滑走はとても楽。
 今シーズン、もう一回来たいとおもうが、次は素直にリフト使おう。

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