小松原湿原（大場ルート）

2025年06月28日(土) [日帰り]

• GPS: 08:56
• 距離: 19.0km
• 登り: 728m
• 下り: 715m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:21
• 休憩: 1:00
• 合計: 9:21

距離 19.0km 登り 728m 下り 715m

7:08 大場ゲート
9:17 小松原湿原入口
9:30 9:31 下ノ代分岐
11:21 11:49 上ノ代
12:02 12:08 小松原避難小屋
12:22 12:42 上ノ代
13:56 下ノ代分岐
14:08 小松原湿原入口
16:23 16:28 大場ゲート
16:29 ゴール地点

天候

晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

ヤマレコに『大場ゲート』として登山口が登録されています。
https://www.yamareco.com/modules/yamainfo/ptinfo.php?ptid=28570
ナビで行くのが無難です。

釜川の沢登りでの駐車場としても利用されています。
沢側にも駐車スペースがありますが、刈払いされていないと利用し難いと思います。

沢側も含めれば20台くらいは停められると思いますが、ゲート前だと数台程度、この日は先着1台でした。

コース状況／危険箇所等

林道歩き6km弱、ほとんど舗装路の緩やかな登りを延々と歩きます。進行方向左側に比較的きれいなWC小屋があり、その向かい側に湿原入口があります。
少しわかり難いですが、ピンクテープが下がっていますのでよく見ればだいじょうぶ。
湿原と樹林帯が交互に現れる飽きのこないルート。
湿原内は木道ですが、大部分老朽化でシーソー化したものや腐って抜け落ちている部分も多く、速く歩こうとすればけっこう危険。
メインの広い湿原の周囲は令和5年に木道が改修され、快適に歩けます。

林道歩きの長さのためか人気があるとは言えず、そのため人が少ないのが最大のメリット。静かで爽快な湿原歩きが楽しめます。

写真

6/28 6:56

(ka)今日はここから！

どうも！カスティーナです！

(S)かつての体力を取り戻す一環と、見たい花を同時に楽しみたい。

(ka)距離はまあまああるけど、登り標高は800くらい。
しかも半分くらいは林道歩きだもの、のんびり歩けばなんとかなるっしょ！

6/28 7:04

(ka)歩き出しはまだまだ低山の趣き。ホウチャクソウがお出迎えの中、スタート。

(S)背丈が高いし花も大きいねー。

6/28 7:06

(ka)しばらく（しばらく？）は舗装された林道歩き。

今朝、家を出た頃は雨もパラついてこの辺りはまだガスに包まれてた。

(S)5年前に来た時は大雨だった。さすがに今回は晴れてほしいよ！

6/28 7:07

(ka)でっかいヤグルマソウ。

(S)おそろしいくらいの大きさ。

6/28 7:17

(ka)雪が残ってたのはここだけ。

(S)土砂を巻き込んで崩れてきたんでしょう。毎年繰り返されるから、道として維持出来ているのは本当にすごい。

6/28 7:19

(ka)ミスダビラコは湿っぽいところで群生。

(S)まだまだ里のお花がいっぱい。

6/28 7:21

(ka)岩がゴロゴロの沢は水が枯れてる。
釜川もボルダームーヴを駆使するゴロゴロの沢だったよねー。

(S)おもしろがってムーヴを繰り出していると身体がもたない沢。
ここは以前来た時、けっこうな滝になっていた。

6/28 7:24

(ka)ヤマアジサイは咲き始めでつぼみがたくさんあった。

(S)最盛期には割と見所になりそうなくらいの株数あるよね。

6/28 7:24

(ka)イワカガミはまだ現役！
イワウチワも死ぬほどあるけど、ここで満開のころ見ることができる人はいるのだろうか。

(S)来ようと思ったことがないけど、いろんな意味でアブナイ状況になっていると思う。

6/28 7:28

(ka)ナルコユリでいいのかな？けっこうデカい！

(S)オオナルコユリなんでしょうね。

6/28 7:30

(ka)スミレはこのタイプ。ミヤマスミレかなあ。

(S)この時期でもまだまだスミレの仲間はたくさん咲いている。

6/28 7:49

(ka)だんだんガスが晴れて青空がチラ見え！

(S)よーし！前回の二の舞は避けられそうだ（＾ω＾）

6/28 7:55

(ka)青空が見えてくると撮っちゃうよね、タニウツギ♡

(S)ピンクに青空、大正義。

6/28 8:11

(ka)またもやキレイな虫さん。

(S)花に寄る甲虫だったと思う。ゴミムシダマシの仲間だったっけ。

6/28 8:24

(ka)湿原入口まで車で行けたら楽なのにって思うけど、落石や崩落もあって整備するには苦労も多そう。

(S)ものすごく維持管理費が掛かりそうだし、経済的メリットもあまりない気がするので、いずれ廃道になりそうな。
でも車で行けないからこそ、ほとんど人が来ない静かな場所が保たれる。

6/28 8:34

(ka)ヤマガラシでいいのかな。華やか。

(S)華やかな黄色で遠くから目立っていた。

6/28 8:49

(ka)気が付けば標高も1300くらいまで上げてきて、台地状の地形に乗り上げる。

(S)涼風が吹き、実に気持ちがいい！

6/28 8:55

(ka)ニョイスミレ（ツボスミレ）と思うスミレがここにも。

雨飾山にもたくさんあった。
ミヤマツボスミレなのかな。

(S)大きさもニョョイスミレより小さいよね。

6/28 9:05

(ka)かわいいシオデ。気付かなかっただけかもだけど、ここにしかなかった。

(S)アスパラに似るという味、ぜひいつか賞味してみたいもの。

6/28 9:09

(ka)ズダヤクシュは至るところで群生。

(S)低山ではほぼ見ないってことは、亜高山性なのかな。

6/28 9:09

(ka)ユキザサ！
ピンク混じりじゃん！すごくきれい！

(S)緑も少し。
ユキザサとはいい命名だと思う。

6/28 9:10

(ka)ツクバネソウはSMセンセイの流行りの撮り方で。

(S)毎回書くけど、こう撮るのがまいとれんど。

6/28 9:27

(ka)神がかってるマイヅルソウ。きれい。

(S)以降、延々と咲いていた。

6/28 9:30

(S)大盛りご飯、ナナカマド。

(ka)でも山後のご飯はもっと大盛りでお願いします(ノ≧ڡ≦)☆

6/28 9:12

(S)はー、やっと湿原入口に着いたー！

(ka)こんなところにまでトイレを用意してくれているとは驚きなのです(*´▽`人)♡

6/28 9:17

(S)このピンテが目印。
ワクワク！咲いてるといいなぁ！

(ka)いや、これ、始めてきたら見逃すヤツじゃん( ;゜³゜)

6/28 9:18

(S)みんな大好きコバイケイソウ。ほとんどがまだこんな状態だった。

(ka)ヤングコーンに見えるじゃん？
これ毒だから。

6/28 9:31

(S)少し歩くと一発目の湿原に出る。
ワタスゲは今回特に目的じゃなかったけど、こうなるとうれしい誤算！

(ka)写真だと分かりにくいけど白いのぜんぶワタスゲ！

6/28 9:31

(S)ツマトリソウは湿原入口付近に狂ったように群生中。湿原内にも少し。

(ka)おしべがかわいいんだなー。

6/28 9:31

(S)朝露なのか昨夜の雨だったのか。ドライヤーが必要かな。

(ka)ぬれねずみ状態。

6/28 9:34

(S)新潟にしては青空！

(ka)さわやかー！

6/28 9:34

(S)ここはミツバオウレンが多いね。

(ka)もう少し早い時期ならものすごい数、咲いてたかもね。

6/28 9:35

(S)カエデの花も咲いていた。

(ka)紅葉の頃も実に興味深い。

6/28 9:40

(S)湿原と樹林帯を繰り返す、変化があっておもしろい。大型動物の藪を掻き分ける音が響き、若干警戒体制。

(ka)普段はめったに音の鳴るものを持たない我々も熊鈴装着＆休憩時はiPhoneで音楽を鳴らした。

ただしクマさんの落し物は皆無でした。

6/28 9:46

(S)ワタスゲ天国だー！

(ka)むしろワタスゲしかないー！

6/28 9:52

(S)そしてまた樹林帯。今回はかなり登るみたい。

(ka)さっきの湿原が下ノ代っていうんだね。

6/28 10:09

(S)そこら中にギンリョウソウ。少しピンクがかってきれい。

(ka)シャクジョウソウかと一瞬、見紛うピンク。

6/28 10:14

(S)木段となっていはいるものの、腐って半落ちしていたり、動いたりすること多数。

(ka)湿原散歩と油断するとまあまあ疲れるว( ； ▽；)ง

6/28 10:32

(S)湿原に出るとワタスゲ、コバイケイソウ。

(ka)ひゃっほーい٩(๑'ڡ'๑)۶

6/28 10:36

(S)案内図がある。隅っこがぶっ壊れていたけど、雪の影響なのか、クマさんが八つ当たりしたのか。

(ka)えー、こんなにたくさんルートがあるんだね。ここが分岐になってるのか。

全線網羅してみたいなあ♪

6/28 10:38

(S)木道は大部分いたんでいるので歩くのに足元をよく見ないとバランスを崩しますよ。

(ka)しかもすれ違いはかなりきわどいよね。

6/28 10:48

(S)ここでは数少ないゴゼンタチバナ。これから次々咲くのかなぁ。

(ka)もしかしてエンレイソウの葉っぱと思ってたのはこれ？

6/28 10:49

(S)逆さ青空！

(ka)たまらーん！

6/28 10:51

(S)ベニサラサドウダンが青空にバエる！

(ka)いいね！

6/28 10:52

(S)つぼみもたくさんあって、これからしばらくは楽しめそう。

(ka)そういえはわたし、この花って見たことあったかな？

6/28 10:52

(S)池塘の形もおもしろい。

(ka)けっこう深そうなんだよね。

6/28 10:54

(S)どこまでも続くワタスゲ街道。

(ka)こんなの始めて«٩(*´ ꒳ `*)۶»

6/28 10:58

(S)ここで本日のお目当て、ヒメシャクナゲ。
この色とかたちが激カワ！

(ka)かわゆーーーーーーーーーい☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

6/28 10:59

(S)帰りたくない。あまりにも良過ぎる。

(ka)下界は今日も暑かろう。

6/28 11:00

(S)くーーーっ（´ω｀）

(ka)山に登っても良かったんだけど、これが見たくてここにきたようなものだから、しあわせね(*˘︶˘*).。.:*♡

6/28 11:06

(S)モウセンゴケは赤味が強いね。

(ka)そしてちょっと失礼して触れてみたらちゃんと粘ってたꉂ🤭

6/28 11:07

(S)なぜかここだけ、チングルマ。

(ka)ね、なぜかここだけね。

6/28 11:07

(S)ワタスゲ街道からコバイケイソウの藪へ。

(ka)なんでコバイケイソウって道沿いにばっかりあるの？

6/28 11:09

(S)けっこう広大な湿原もある。

(ka)さっきの分岐の辺りからこの辺が中ノ代なのか。

6/28 11:09

(S)しばしば現れるベニサラサドウダン。青空だと実にすばらしい。

(ka)朝のガスがウソみたいに晴れたねー。

6/28 11:10

(S)直接陽が当たるとさらにきれい。

(ka)なんでこんなにかわいいの！

6/28 11:10

(S)そしてまた樹林帯。

(ka)そっか台地に乗りあげるとこは樹林帯なんだね。

6/28 11:14

(S)圧巻のワタスゲ湿原。

(ka)いや、もう、ヘンな声が出ちゃうのよ。

6/28 11:15

(S)みんな大好きなフレーズ『天空の何某』
言いたくなる気持ちがよくわかる。

(ka)苗場山とかこんな感じなのかと思うと行ってみたい気持ちにもなるなあ。

6/28 11:18

(S)ここで不意に木道が新しくなる。

(ka)令和5年ってプレートがあったね。ちゃんと整備してくれてるんだ。

6/28 11:19

(S)ムラサキヤシオツツジでいいのかな。

(ka)ツツジもあんまりちゃんと同定しない我々。

6/28 11:20

(S)お、あそこにお昼寝にちょうどよさそうなベンチがあるよ！

(ka)なんという天空のベンチ！

6/28 11:20

(S)あまりにも快適なのでここで休憩とする（´ω｀）！

(ka)ちょうどお昼だしね、貸切だしね。

6/28 11:23

(S)休憩後にさらに進撃。イワイチョウがしばしば咲いている。株数は膨大なので、これからどれだけ咲くのか想像も出来ない。

(ka)ぴかぴかの葉っぱは死ぬほどあるね。

6/28 11:30

(S)ヒメシャクナゲは上から見てもものすごくカワイイ（´ω｀）

(ka)色といい形といい葉っぱといい、パーフェクト(∩´∀`∩)💕

6/28 11:45

(S)非現実的空間がたまらない。

(ka)ここは天国か.°ʚ(*´˘`*)ɞ°.

6/28 11:54

(S)ヒメシャクナゲは咲いている湿原とそうでない湿原があって、法則性がわからない。

(ka)そうそう、咲いてるとことないとこがあるんだよね。

6/28 12:03

(S)おー着いた着いた！今回の目標地点。
でも時間も気になるし、長居しないで戻りましょう。

(ka)霧ノ塔まで行ける体力が欲しい(´；ω；｀)

6/28 12:04

(S)ワタスゲ、池塘、ヒメシャクナゲ。ひっくり返らないとこういう写真にはならないのがたいへん。

(ka)貸切ならではの撮影スタイル(*-ω-)

6/28 12:05

(S)オオカメノキがまーだ咲いている。

(ka)春が凝縮。

6/28 12:08

(S)これが一番開いていたコバイケイソウ。ちょっと遠くなのが苦しいところ。

(ka)来週なら満開かな？

6/28 12:23

(S)ミツバオウレン。
たくさん咲いていたけど、きれいなものは意外に少なかった。

(ka)結実したのもたくさん。

6/28 12:28

(S)イワイチョウはつぼみのものから満開、既に終わっているもの、様々。

(ka)花期がいまいち分かんないな。

6/28 12:30

(S)昔みみかきの反対側は絶対これ使っていたよね？

(ka)ミミカキグサでほじくって、ワタスゲで仕上げるってわけか(* ᐕ)？

6/28 12:31

(S)見頃は大部分終了していたけど、たまにきれいな花も残っていた。

(ka)こっちは先週なら満開？

6/28 12:33

(S)何枚もこういう写真を量産するのであった。

(ka)撮らずにはいられないでしょ、こんな天国！

6/28 12:35

(S)ワタスゲのメルヘン感がすごい。

(ka)ここに住みたい。切実に。

6/28 12:38

(S)おそらくサワランだと思われるつぼみ。ちょっと早かったようです。

(ka)見たい花を一度にぜんぶってわけに行かないのが山。

だが、それがいい。

6/28 12:47

(S)どうしてこんなかわいい色になった？

(ka)ヒトに愛でられるためではないんだろうなあ。

6/28 12:51

(S)池塘にいたアメンボ。たまにケンカしていたけど、こんだけ広いんだから何も縄張り設定しなくてもいいと思うんだけど。

(ka)いろんなトンボさんも乱舞。

6/28 12:58

(S)ツルシキミも咲いている。

(ka)目立たないけど意外と好き。

6/28 13:00

(S)ゴゼンタチバナってものすごく群生するところ多いけど、ここでは少数派。

(ka)これはとてもフォトジェニック。

6/28 13:10

(S)このコバイケイソウ咲いているとよかったねぇ。

(ka)惜しかったね。

6/28 13:15

(S)マスタケでいいと思うんだけど、もしそうなら食菌みたい。この見た目で食べるのはけっこう勇気が要るなぁ。

(ka)こわい:( ;´꒳`;):

6/28 13:20

(S)撮って撮って撮りまくり。
あまりにかわいいのでたくさん撮った。

(ka)なにしろ今日のおめあてだもの。

6/28 13:42

(S)だが悲しいことに帰らねばならない。

(ka)それが現実。

6/28 13:43

(S)古く美しい森、足元の悪さが惜しまれる。

(ka)ここを開拓した人、凄すぎる。

6/28 13:45

(S)種類問わず巨木が多い。

(ka)自由に歩き回れたらなあ。

6/28 13:54

(S)もう間もなく湿原とはおわかれ。

(ka)ここは必ず、再訪しよう(๑•̀ㅂ•́)و✧

6/28 14:09

(S)ウワミズザクラはまだ満開状態。

(ka)青空見上げたら発見できた！

6/28 14:15

(S)林道に出てしまった。名残惜しいなぁ。

(ka)しかもここから舗装路歩きかあ(´-ω-｀)

6/28 14:48

(S)遠くにどこかの市街地が見えていた。

(ka)あの街に住む人のどれだけがこの天国を知っているんだろう。

6/28 15:06

(S)ワタワタになったなんとかヤナギ。

(ka)けっこうあちこちにあった。

そしてアサギマダラがふわふわしててて舗装路でさえ天国。

6/28 15:20

(S)ミズキの花かな？
ハナミズキなんかの仲間みたいだけど、あまり似てないなー。

(ka)えー、そうなんだ！？

6/28 15:24

(S)アカモノは思い出したように林道脇に咲いていた。

(ka)忘れた頃に現れる。

6/28 15:30

(S)ヘビイチゴ？

(ka)みたい。白い花と黄色い花が一緒に咲いてるの。

6/28 15:39

(S)ヘビつながりで林道ど真ん中にてのんびりしていたシマヘビくんがいらっしゃった。嫌がる本人には申し訳ないが撮影に協力してもらったけど、しっぽ振って威嚇はするわ咬みつかれるわで断固拒否の意志は貫いた。

(ka)いきなり俊敏になり捕獲にかかるSMセンセイ。

その謎の体力が羨ましかった瞬間であった。

6/28 15:42

(S)ニガナとたんぽぽを足して2で割ったようなジシバリ。

(ka)往路ではつぼみだった。

6/28 15:43

(S)これはニガナだよね。

(ka)そうそう、よく似てるよね、ジシバリと。

6/28 15:58

(S)なんだこれ！と驚いたけど、アオダモの翼果みたい。

(ka)初めて見たー！

6/28 16:21

(S)往路で見逃したコケイラン。

(ka)ピストンも悪くないと思うのがこういう瞬間だよね💕︎

6/28 16:22

(S)実に悪いところに咲いていた。でも満開できれい。

(ka)くたびれ果てた脚で踏ん張るのはたいへん、たいへんなのである。

こんなの撮るの、たいへんへんたいなのである。

6/28 16:28

(S)体力を戻すために意図的に少し長い距離を歩いてみたけど、ものすごく疲れた(笑)

(ka)山のいいところはトレーニングと称しても楽しめることだと思うの。

(S)今回飛び入りのホームランはこの花、ノビネチドリ。超満開じゃないか！

(ka)でかしたぞ！SMセンセイ！

ランランラーン(((o(*゜▽゜*)o)))♡

(S)初めて見た、と思う！

(ka)少なくともわたしははじめましてだよ⸜(*ˊᗜˋ*)⸝

(S)周辺に10株もあっておおよろこび（´ω｀）

(ka)まさにサプライズ♪( 'ω' و(و

(S)復路で陽が当たっていたのでもう一度撮影。

(ka)撮って撮って撮りまくる！

(S)いやーきれいだぁ（´ω｀）

(ka)ワンシーズンでハクサン、ノビネ、テガタの三種のチドリを見ることができちゃった٩(>ω<*)و

撮影機器：

Canon EOS 6D Canon

TG-4 OLYMPUS CORPORATION

iPhone XS Apple

感想

SM100C

ここは5年前にまだ見ぬサワランを見に行った。
途中から大雨になり、木道水没。濡れネズミで下山を開始したら青空。
まぁ仕方ない、こういうこともあるのが登山だ。

ところが車に行き着いてみるとエンジンが掛からない。
絶望の中だが、携帯電波も入らない。
少し歩いて場所を変えれば途切れ途切れで何とか通話可能な感じだった。

残された選択肢はJAFしかないので、何とか連絡し、結局家に着いたのは21:00くらいだったか。

そんな苦い思い出の小松原湿原だが、今回は真逆のしあわせな湿原巡りとなった。

青空の中、果てしない数のワタスゲが微風に揺れ、ヒメシャクナゲのピンクグラデーションが信じられないくらいの鮮やかさで咲いていた。ベニサラサドウダンやノビネチドリは競って自慢げに咲き誇る。

山は本当にすばらしい。
かつて大雨でも楽々歩いたルートは、快晴でも車に戻った時には疲労困憊、もう一歩も歩きたくないと思った。
まだ何も体力改善が見られないが、それを知ってか知らずか、山はとても優しく迎えてくれた。

またここに来よう。
ボクが登った山は、そう思える山ばかりだ。

kastin52

卓球部に所属していた女子中学生時代。

部員が120名以上いるマンモス部で、体育館だけでは練習にならず、校内で空いている教室にはもれなく卓球台が運び込まれていた。

それでも部員は溢れ出すから、廊下で壁打ちやサーブの練習をする部員でいっぱいだ。

台があったって、経験もない1年生はとうぜん壁打ちから始まり、半分に割った卓球台を壁際に並べて、一斉にサーブの練習。

雨が降れば校内清掃という名目で廊下を端から雑巾がけして階段を駆け上がり、端まで再び雑巾がけをしては階段を掛け下る。

他の運動部の練習の合間、校庭に出てブラジル体操をしてから、ランニングに明け暮れて、へとへとになったころようやく顧問の先生からラケットの振り方の指導を受けられた。

そうやってふるいにかけられて、それでも食らいついた部員だけが体育館の中に配置されたぴかぴかのニッタクの卓球台の前に立てるのだ。

大会に出られるのは男女各6名。120名の中から、だ。

我ながらよくやったと思う。

何がおもしろかったのかなんて思い出せないけどとにかく夢中になって、のめり込んだ。

試合で負ければ人目も気にすることなく泣きわめき、勝てば吠えて吠えて吠えまくった。

山は、いい。

誰もわたしを評価しないし、誰もわたしを追い立てない。

勝ちも負けも、ない。

やろうと決めたら、とことんやればいい。
今日はもういいや、と思えばそこで踵を返すものだ。

ただ自分の思うまま。
気の向くまま、歩けるところまで歩き続ければいい。

進んだ分だけ風景が流れ、歩いた分だけ発見がある。

振り返ったときに見えた景色。
それが自分の強さの証。

コメント

Pulsar1971

SM100Cさま。
kastin52さま。

コメント失礼します。

ユキザサ。新芽は山菜。
南アルプスでは、シカの口が届かないハイマツの下に僅かに生えているだけです。

SM100C

Pulsar1971さんこんにちは！
むしろユキザサが南アルプスにあるというのが不思議な感じがしていて、日本海側の多雪地域に多いイメージでした。
ユキザサの名前から多雪の印象、調べるとそうじゃなくて花が雪のように白いので、ということみたいですね。
ハイマツの下にわずかに、というのはなかなか見る機会はなさそうですね。
こちらはシカが少ないのか、ユキザサに限らず下草は豊富で、そのおかげで藪漕ぎは実に過酷です（笑）

kastin52

Pulsar1971さん、コメントありがとうございます。

ユキザサ、越後国ではあんがい人気の山菜だと思われますが、ヤマレコ的には禁忌でしょうね笑。
カタクリだとかも食べますが他の山域ではちょっとありえない話でしょう。

こちらはおそらくシカが少ないので食害も目立たないのかなあ。