爺ヶ岳東尾根 長かった〜

2016年03月26日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 11.5km
• 登り: 1,716m
• 下り: 1,699m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:46
• 休憩: 0:15
• 合計: 10:01

5:07 鹿島山荘
5:55 5:55 1474P
7:30 7:30 JP
8:30 8:30 P3
9:25 9:25 P2
10:17 10:17 P1（矢沢ノ頭）
11:30 11:37 爺ヶ岳中峰
12:07 12:15 P1（矢沢ノ頭）
13:42 13:42 JP
15:08 鹿島山荘

天候

晴れ→ガス→晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

鹿島山荘前の県道325号線沿いに10台程度駐車可能

コース状況／危険箇所等

登山ポストは鹿島山荘にあった様だが、県警の登山登録フォームから直接メールした。

鹿島山荘〜1475P
鹿島山荘から少し中に入ると、石碑があり、近くに冬山探索路の看板がある。
積雪は無し。いきなり、かなりの急登で土と木の根が多く岩はほとんど無い落ち葉が体積している道。落ち葉と土で滑りやすい。迷わない程度に目印がある。
下山時は懸垂で下ろうか少し迷ったほどの斜度。

1475P〜JP
ここからは積雪がある。少し斜度は緩くなるものの急登。
ここからは、尾根ルートなので、迷いようが無い。
土と雪のミックスルート。今回は、雪質が良く意外に歩きやすかった。
この登りの途中でアイゼンを装着したが、JPまではアイゼン無しでも十分に行ける。

JP〜P3
積雪量も増えて、所々雪庇も出てくる。
特に危険な場所はない。

P3〜P2
P3から少し下り気味に歩き、P2手前から急斜面になる。
P2手前の急斜面は雪がクラストしていて、アイゼンの前詰めしか入らなかった。
下山時には、少し柔らかくなっていたものの、十分につま先が入る程ではなく、慎重にダガーポジションでクライムダウンした。

P2〜P1
急に尾根が痩せる。
アップダウンのあるリッジ状のルートになり、最後は急登になる。P1手前は雪が深く、ファーストラッセルではなかったが（2番手）、少し苦労した。

P1〜爺ヶ岳中峰
ここへ来ると、一段と景色が開けるはずなんだが、残念ながらこの日はガス。
ここからは、ビクトリーロードと思ったが、ハイマツ帯に雪が積もっている為、踏み抜きが多く景色もイマイチだった。ここを歩いてるときは、疲労と踏み抜きで200回くらい引き返そうかと思ったが、山頂がガスで見えなかった為、あと20〜30分程度で山頂だから勿体ないと思い歩いた。実際はここから山頂まで1時間くらいあった。
しばらくは緩い登りで、途中から少し傾斜がきつくなる。
傾斜がきつくなってからは、踏み抜きはなくなるが、今度は逆に風で磨かれてカリカリになってる部分があった。

その他周辺情報

大町温泉の薬師の湯で風呂。JAF会員は600円。通常は700円

写真

3/26 5:07

まだ暗い5時過ぎ。
鹿島山荘を出発。
気が付かなかったが、他の人のレコで、ここにポストがあると書いてあった。

3/26 5:08

楽しみですな〜。

3/26 5:42

いきなり大変な急登。
この斜面を登るのに1時間近く掛かってしまった。

3/26 5:54

1474Pに到着。
結構暑い。

3/26 5:58

後から日が昇る。

3/26 5:58

木々が赤く染まって綺麗だ。

3/26 6:22

グッド・モーニング

3/26 6:34

なんか見えた。
あれは、たぶん山頂の手前だ。

3/26 7:05

新雪の上を歩く。残念ながら2番手。
先に行った人は、すぐに追いつくかと思っていたが、結局会うことはなかった。

3/26 7:06

快適な尾根ルート

3/26 7:09

昨日降った雪のお陰で、樹氷も綺麗だ。

3/26 7:18

樹氷

3/26 7:24

樹氷と頚城の山。
この写真では分かり難いけど、焼山はかなり煙が出てた。

3/26 7:28

樹氷と向こう側の尾根が綺麗だ。

3/26 7:32

JPに到着。
とうとう山頂が完全に見えた。

3/26 7:34

一泊して鹿島槍まで行きたかったけど、今日は残念ながら日帰りなのだ。

3/26 7:35

それにしても、この角度から見る爺は格好いいな。

3/26 7:36

JPから少し下る。

3/26 7:44

気持ちのいい尾根ルートに先行者のトレースと動物の足跡。

3/26 7:52

いい場所だな〜。

3/26 8:03

新雪が積もったお陰で、凄く綺麗だ。
いいタイミングで来れた。

3/26 8:05

それにしても、遠いな〜。

3/26 8:05

時々ズボるので、注意。

3/26 8:08

人も動物も雪庇の近くを歩くのね。

3/26 8:10

来た尾根を振り返る。
素晴らしい。

3/26 8:13

上のほうまで行って、もう一回振り返る。
やっぱ素晴らしい。

3/26 8:20

ちょっと急になる。

3/26 8:20

樹氷と鹿島槍

3/26 8:20

樹氷、ホント綺麗。朝早く来て良かった。

3/26 8:30

P3に到着
天気最高。

3/26 8:30

やっぱり、他に比べて後立山は雪の量が多いな〜。

3/26 8:52

振り返るとこんな感じ。

3/26 8:57

ちょっと雲が出てきた。

3/26 9:15

急登を行く。
この付近から更に急になる。
クラストしてて、アイゼンの前詰めくらいしか刺さらなかった。

3/26 9:15

あ〜。雲が〜。

3/26 9:17

急登を登りきって、P2へ。

3/26 9:25

P2に到着。ここから尾根が痩せる。

3/26 9:31

だめだ。雲の方が早い。

3/26 9:36

雪庇の際を歩き、

3/26 9:38

ナイフリッジ。

3/26 9:55

あそこのピークがP1だ。

3/26 10:01

後を振り返る。
とんでもない距離を歩いたもんだ。
写真の右端がスタート地点。

3/26 10:17

P1に到着。

3/26 10:17

ガス酷い。

3/26 10:18

看板の字は霞んでてほとんど見えない。右爺ヶ岳、手前鹿島部落かな？

3/26 10:18

引き返そうか？
でも、もうすぐ山頂だよな〜。

3/26 10:34

踏み抜きが多い。
踏み抜く度、やっぱここら辺で引き返そうか？
でも、もうすぐ山頂だよな〜。って考えてました。

3/26 10:54

5歩くらい歩いては止まり、やっぱ引き返そうかな〜。って頭をよぎった。

3/26 11:14

ちょこっと晴れた。
まだ結構あるっぽいじゃね〜か。

3/26 11:20

ちらっと南峰が見えた。

3/26 11:21

進行方向も少し見えた。
あれ山頂だよな？

3/26 11:30

着いた。

3/26 11:33

いきなり、すげ〜晴れた。
剱様〜！！最高です。

3/26 11:33

鹿島槍も綺麗に見えた。

3/26 11:33

もう一発剱。

3/26 11:33

もう一発鹿島槍アップ
今年は雪が少ない、とは言っても後立山は別物ですね。

3/26 11:34

徐々に晴れてくる。

3/26 11:34

剱と左に種池山荘。

3/26 11:35

鹿島槍に見とれてる俺。

3/26 11:36

もう一回、山頂標識

3/26 11:39

さて、下山します。
ちょっとカリカリした部分もあったので、慎重に下ります。

3/26 11:43

グレートな雪庇。手ブレしてるのが残念。

3/26 11:52

さらば爺ヶ岳。
この辺りで後から登ってきていたソロの登山者とすれ違った。

3/26 11:52

いい山だった〜。

3/26 11:52

爺ヶ岳南尾根。
こっちから下山しようか迷ったけど、長くなるからやめた。

3/26 12:01

何度も振り返ってしまう。

3/26 12:07

来た時とは、全然違う景色だ。

3/26 12:09

さらば爺ヶ岳。

3/26 12:27

さて、長いなが〜い尾根を下りましょうか。

3/26 12:27

まだ少し雲がある。
この後ずっと晴れてた。

3/26 12:32

さて、ナイフリッジの下りは慎重に。

3/26 12:34

下りの雪稜は快適だ。

3/26 13:18

お！？
今まで気がつかなかったが、槍見えてた。

3/26 13:35

鹿島槍、少し雲が掛かっちゃった。

3/26 13:42

グッバイ！

3/26 13:51

ゴール地点が見えた。
（ここから1時間以上掛かります。）

3/26 15:08

到着。
いい山行だった。

撮影機器：

COOLPIX S32 ニコン

装備

個人装備

一般冬山装備一式 ヘルメット ピッケル×2本 ８ｍｍ×30ｍロープ 120cmスリング×2本 捨て縄５ｍ ビーコン ツェルト 管ビナ1枚 水１．２L 地形図

感想

gluttony

激烈に疲れた。
長かった。
でも、最高に景色は良かった。
ルート自体は、最高にいいルートだけど、爺ヶ岳だけで終わらせるのは、少し勿体ないですね。
1日で冷池山荘の冬季小屋まで足を延ばして、鹿島槍まで行きたいルートです。
今回は、翌日の天気が崩れるという予報だったので、日帰りにしたのですが、結果的に翌日も最高の天気でした。・・・・テント持って行けば良かった。
まあ、仕方が無いか。
それでも、充実した登山で満足できました。

コメント

ちゃりんこ

トレースに感謝
こんばんは！すれ違ったbicycleです。

本当に長いルートで、疲れましたね^^;
しかし、山頂到着と同時に劔と逢えるのは秀逸なラストが用意されている
素晴らしい山でしたね！

たしかにテント泊で鹿島槍まで行きたいですね。
爺ヶ岳だけではもったいないです

ガスが稜線を覆ってきていて心細かったときに、勇気を頂きました^^
ありがとうございました！

gluttony

Re: トレースに感謝
この日、僕と前を行く人の2人しか入山していないものだと思っていたので、下からbicycleさんが登ってきたのが見え、つかの間とはいえ会話が出来た事は、凄く安心に繋がりました。
また、どっかの山で会えたらいいですね〜。
本当にありがとうございました。

airdiver

お疲れ様でした。
当日、後から山頂を目指したairdiver、以下2名でございます。
先行してくださったおかげで、トレースばっちりで快適に登頂することができました。ありがとうございました。
gluttonyさんも良い景色が見れたみたいでなによりです。鹿島槍は次回のお楽しみですね。

gluttony

Re: お疲れ様でした。
コメントありがとうございます。
皆さんとすれ違った時には、疲れはてて子鹿の様に足をプルプルさせながら下ってきた者です。
登頂したときにはガスだったんですけど、山頂にいるうちに晴れてくれました。いい山でしたよね。
次回は鹿島槍まで行ってみたいです。
お疲れ様でした。

izshun

今回も
たくさん笑わせていただきました*\(^o^)/**/

gluttony

Re: 今回も
お笑い要素がまったく見当たらないんだけど？
乞うご期待