三滝川遡行(御在所岳)


- GPS
- 08:03
- 距離
- 8.8km
- 登り
- 961m
- 下り
- 968m
コースタイム
- 山行
- 6:13
- 休憩
- 1:51
- 合計
- 8:04
過去天気図(気象庁) | 2025年06月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
6月29日(日)「晴れのち曇り」 御在所山三滝川遡行に行く事とした。数年前の菰野豪雨で、藤内小屋も含めて土石流の被害に遭い、渓相が劇的に変わってしまった。その検証と云う事で蒼滝からスキー場源流部まで訪ねる事とした。スタートは、蒼滝公共駐車場からだ。旧登山道は土石流被害により廃止されているが、其れなりに有る痕跡を伝う。砂防ダムの右岸を巻いて、ダム上部に出る。土砂の堆積で平流となる。右手に崩壊した茶屋の建物が見え、その奥に蒼滝が出てくる。左手には滝見展望台が整備されていた。過去にも遡行の経験があるが、滝は何処を巻いたのか覚えもない。ルーファイして、右手(左岸)を巻くことにする。途中で記憶が蘇ってきた。滝右手の縁を上手く上ったような。でも、今回は縁のブッシュの中を登る。上部からは、かもしか大橋方面へ展望が開けていた。暫くで大きな釜が出て来る。蒼いプールも出て来て泳いで遊ぶ。この辺りは、土石流の影響を受けていない感じがする。スカイラインの蒼滝大橋を潜り、うらみちの滝を越えると、砂防ダムが現れ、一旦登山道に逃げる。裏道登山道に入る林道終点に出た。其処から再び水流を歩く。此の辺りから、土石流の痕跡が残る。河床川岸を削り去り、直線的で荒れた景観が続く。日向小屋は立派に再建され、鉄柱の砂防ダムを通過する。露わになった河床には、所々滝が掛かる。それはそれで楽しいが。藤内小屋を過ぎると、沢の傾斜が少し増してくるが、荒れた感じは続く。藤内沢と合流後も、雰囲気は変わらない。国見峠に近づくと、左から大きな崩壊地が目に入る。多分、土石流の発生地点かな。此れより沢は、苔むした状況になり、土石流から免れている。北冷水を過ぎると人工物が現れ、スキー場へと出た。御在所山頂上を踏み、藤内沢を源流部(3ルンゼ)から下山する。積雪期は簡単だが、今回のような無雪期は、少し厄介だった。改めて冬季の良し悪しも分かった。後は、裏道を下山して駐車場に戻った。
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